本来、タイムリープ(意識だけが過去や未来に移動し、移動した先の自分と一体化すること)はIQが高くないと起こらない。
ところが、明晰夢を利用したり、事故にあった時に偶然に条件が整ったり、あるいは、外部のスピリチュアルな干渉で、起こるべきでないタイムリープが起こることもある(ネット掲示板にそんな書き込みがよくあるらしい)。
そんな時は、タイムリープしても、あまり良い人生にはならない。
まあ、大人の知恵がある分、多少はマシな人生になる可能性は高いが、芦田愛菜さんや成田悠輔さんのようには、とてもなれない(私の推測だが、彼らはタイムリーパーだ)。

だから、難しいことではないので、ある程度IQを高めてからタイムリープを行うべきだし、それに、IQが高くなれば、今の時間軸でも、それなりに良い思いが出来る。

ところで、IQが高くなくても、何でもうまくいき、楽しく成功体験を得られ、結果、IQも高くなる、有難い秘訣を述べる。
IQが高くても、これと真逆のことをやっている者も多い。
ものごと、うまくいく秘訣は、単に時間を注ぐことだ。
チームラボ社長の猪子寿之氏が、現、KADOKAWA、ドワンゴ社長の夏野剛氏と対談した際、
「天才はいない。成果を決めるのは注ぎ込んだ時間だけ。イチローが成功したのは誰よりも長時間練習したから。それだけだ」
と言い、それは正しいのだが、これを聞いたら、普通の人は、それは物凄く厳しいことだと勘違いしてしまう。
普通の人は、昔のスポコンもののように、全力の訓練を長時間やると思ってしまうのだ。
だが、イチローは筋トレのようなきついことはしなかったし、練習全部、かなりスローペースだった。
天下一の武道家だった、大東流合気柔術の佐川幸義は、毎日数千回の四股を踏んだというが、佐川流四股は足踏みのようなもので、私だって1日2千回くらい何でもない。
つまり、楽なゆるいことを長時間やれば良いのであり、好きなことをやれば良いのだから、それは楽しいことなのだ(嫌なことはしてはならない)。

田舎に行こう
AIアート147
「田舎に行こう」
Kay


小学生の子供に勉強を教える時、馬鹿な親は短時間で詰め込もうとする。
それで、「何度言ったら分かるの馬鹿!」「違うわよ!なんでそんなとこ間違うの!」と癇癪を起し続け、子供はすっかりやる気を失くすだけでなく、頭が良くなる道を完全に閉ざされ、IQが低い人間になる。
私がまさにそうだった。
そうではなく、子供に何度も間違わせ、とにかく、長い時間、続けられる工夫をしなければならないが、それには、リズムというものが必要だ。
こう言うと、オンライン教育世界一のカーン・アカデミーのビデオ授業は全部10分以下であることに矛盾するようであるが、全くそうではない。
10分以下だからこそ、何度も見る気になるし、しかも、何度も見やすい工夫が沢山なされているのだ。
カーン・アカデミーのビデオを見る回数が多いほど、成績が良く、賢くなるのだ。
カーン・アカデミーを真似たスタンフォード大教授だったピーター・ノーヴィグは、自分が作ったビデオ授業は1講義6分以下とし、2分以下もあった。彼のビデオ授業も、何度も見やすい工夫がある(ペンで紙に書くのを上から撮っているだけだが)。

私はプログラミングを習得する際、がんばって勉強したので、かえってマスターに期間を要した。
だが、無理せず、プログラムをそのまま気楽にタイプした連中は、短期間で習得してしまう。ただし、「今から10ページ分打ち込むぞ」などと、シンドイことはしないことだ。コンピューターから離れない粘り強さみたいなものはないといけないが、間違って同じ行を何度も打ち込んでも良いから、とにかく、長時間やるのである。

そして、何より、「私は誰か?」と自分に問うことや、「私は何も考えない」あるいは「われ思わず」という世界コマンドを唱えることを、気楽でいいから、とにかく長時間やることが肝心で、それで超人、神人になるのである。
これらも、何か日常の営み(好きな勉強や訓練)と共にやれば、相乗効果がある。
そして、これにより、IQは高くなり、タイムリープ後、全てうまくやるコツも身についているのであり、その気になれば、芦田愛菜さんや成田悠輔さんのようにもなれるだろう。