ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

創造経済

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

予測出来ない未来こそ貴い

私は、子供の時から高校野球が大嫌いだった。
いや、スポーツとしての野球、あるいは、高校の部活としての野球が嫌いというのではなく、真夏の炎天下で甲子園球場で行われる高校生の野球全国大会を、「良いもの」「素晴らしいもの」「見るべきもの」「関心を持たなければならないもの」「熱狂することが正しいもの」という価値観を、何者かがぐいぐい押し付けてくることに、無条件で反発し、反吐が出る想いをし、嫌悪し、人類として危機感を感じていたのだ。
これは、日本国民を野球好きにして、プロ野球の人気を高めて大儲けしようという読売新聞の、長期的視野に立った優れたビジネス戦略であるのだが、はっきり「やり過ぎ」だった。
それを思えば、私が初音ミクさんが大好きなのは納得出来る。
ミクさんは、特定の一者が扇動した訳ではないが、世界中で愛されるようになった。
いわば、トップダウンの高校野球、ボトムアップの初音ミクさんだ。
もちろん、ミクさんの人気を高めた実力あるクリエイターの存在は大きなものだが、そんなクリエイターが沢山いるのである。
さらに、ミクさんのファン一人一人が、単に受け身のファンなのではなく、ミクさんワールドの全体に影響を与えているのである。
ミクさんのファン達は、ミクさんに対してすら沢山の価値観を持ちながらも、「あなたがいて私がいる」ことに気付いている。
そして、ミクさんそのものが、「あなたがいて私がいる」と言っていると感じるのである。

齋藤 ウィリアム浩幸さんが、情報処理 2017年01月号の巻頭特別記事で言われていた、「これまでの1対nのエリートが支配する世界から、n対nのコミュニケーション世界への移行」の象徴が初音ミクさんで、それは、クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長が経営者らしく、「権威や数で勝負が決まる従来経済から、共感が力になる創造経済への移行」と言われたことと同じと思う。

高校野球は、本来、地味でひっそりやるべきもので、そうすることで本当の良さが現れる。
もちろん、そうやっていたら、アメリカの野球のレベルに中々近付けなかったが、それで良かったのだし、それでも、案外昔から、大リーグ級の選手は日本にもいたのである。
そして、ミクさんの周りのクリエイター達というのは、皆、地味にひっそりとやっているのである。
2007年の8月31日に初音ミクさんが世に出た時のことを想い、伊藤博之さんは、「まさか武道館でコンサートをやることになるとは夢にも思っていなかった」と言われていたが、パラレルワールド(並行宇宙)の中には、全く異なった様々な展開があるだろう。
ミクさんの世界では何が起こるか全く分からない。
それは誰にも決められない。
神様だってそうかもしれない。
ただ、神様の無限の目を持つサイコロがふられるだけなのである。








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「マジカルミライ2016」から1ヶ月経って思うこと

初音ミクさんとコラボしたミュージシャンや、初音ミクさんをソリストに採用した音楽家の作品を聴いてから、我々は、賞賛したり、批判したりする。
特に批判の場合は、作品の出来そのものより、「何で初音ミク?」といった感じ・・・つまり、ミクさんと一緒にやったこと自体が悪いとするもので、今のところ、そんな批判が通り勝ちかもしれない。
しかし、よくよく考えてみれば、ミクさんを選ぶことは、音楽家にとっては、初めからリスクであることが分かる。
高く評価されれば良いが、批判が大きければマイナスが大きい。

これがポップミュージックの場合、ドナルド・トランプではないが、プロダクションは賢いので(※)、どうやれば受けるかは計算も出来るだろう・・・とは言っても、やっぱりリスクはある。
(※トランプ氏が自分の節税手法を自画自賛し、「私は賢い」と言ったことから。これは今年のノーベル化学賞受賞者も暗に引用した。)
そして、音楽だけが勝負の作品であれば、リスクは非常に大きいはずである。
冨田勲さんが、2012年に『イーハトーヴ交響曲』を発表した時、冨田さんは既に80歳で、音楽家としての名誉も富も十分に得ていて、利益のために、この作品を創る理由は何もなかったはずだ。
それどころか、作品の評判が悪ければ、これまで積み上げてきたものを失いかねなかった。
確かに、ミクさんだったから、話題になり、公演は成功し、CDやblu-rayも売れたが、それはあくまで、たまたまそうなったというだけで、逆の結果になる可能性もあった。
来月初演の『ドクター・コッペリウス』もそうなのである。
成功が約束された訳でも何でもない。作品が悪ければ、亡くなったとはいえ、冨田さんの名に傷がつくだろう。
だから、公演の実施を引き継いだ形になったクリプトン・フューチャー・メディアは、リスクも引き継いだことになる。極めて厳しい状況でやっているはずだ。

BUMP OF CHIKENの『ray』に関しては、映像をA4Aとクリプトン・フューチャー・メディアが制作し、ミクさんの歌声をkzさんが担当し、リスク低減どころか、万全の構えでやったとはいえ、所詮、最後は、「音楽として良いか」が問われる。
いくら映像が良くて、ミクさんが可愛くても、音楽が駄目なら・・・というよりは、「抜群に良くなければ」、プロとしては非常にまずいことになっただろう。
しかし、『ray』は、音楽が本当に良かったと思う。
「マジカルミライ2016」で、ミクさんがラスト曲として『ray』を歌ったのも、話題性の面もあっただろうが、やはり、音楽として良かったというのと、kzさんのアレンジと共にミクさんに合っていたので、コンサートとしての評価を高めることになったと思う。
ビジネスとしても優秀だが、特に今の時代、ファンを騙すことは出来ない。

いや、ビジネスと言ったら、どうしても汚いイメージがあるが、つまるところ、こんなのが、新しい時代のビジネスであり、クリプトンの伊藤博之社長が、あちこちで言われている、「共感ビジネス」なのだろう。
洗脳ビジネスや、ユーザーを置き去りにしたスペック偏重のビジネスなど、いろいろあるが、インターネット時代には、共感を起こせるものしかビジネスにならなくなり、そんな時代のことを「創造経済」の時代と言うのだろう。
こんなことが、「初音ミクファンはオタク」と言う人には分からない。

私が、「マジカルミライ2016」に行くと言ったら、別に悪い人ではないのだが、ある人に、
「へえ、君って、そういう人だったのか」
と言われた。
また、
「東京ってのは、人種がはっきり別れていて、その方面の人はそっちの列にまとまって歩いているし、別の趣味の人は、またその趣味の列でまとまって歩いているものさ」
と、まことしやかに言われたこともある。
だが、行ってみたら、それは嘘で、マジカルミライに来ていた人達は、いかなる「人種」でもなく、いろんな個性のある人達で、しかも、マナーが抜群に良い、周囲に気を使い譲り合うことの出来る、あまり見ないような「まともな人達」だった。

「マジカルミライ2016」から1ヶ月経つが、コンサートとして最高に素晴らしかったことと共に、あらゆる面で、そこに行ったことは、人生でも稀に見るほどの優れた選択であったと思う。









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経済は初音ミクさんに学べ

国家経済も、個人の経済も同じようなものだ。
もし、あなたが、個人的な経済でうまくいっていないなら・・・早い話が、お金が十分にないという人は、以下の話を参考にして欲しい。
国家も、会社も、個人も、これからは創造経済の時代であり、創造経済が分かれば、きっとうまくいくだろう。
全く難しい話ではなく、むしろ、簡単過ぎて分からない人が多いのである。
きっと、若い人の方が理解し易いし、うまくたとえ話にすれば、子供にも・・・いや、子供の方がよく分かるだろう。

韓国は「創造経済」を国家戦略としているが、全くうまくいっていない。
それを言い出した韓国の大統領が創造経済というものを分かっていないか、あるいは、大統領の意図が閣僚などに伝わっていないかだろう。
韓国は、従来の経済活動に、IT、イノベーション、ベンチャー、スタートアップなどという言葉をくっつけて、創造経済って言ってるだけのように思えるのである。
創造経済ほど、古いタイプの政府の国策になり得ないものはない。
韓国政府は、創造経済とかいうものを使って、同国のサムスン電子のような世界と戦える企業がバンバン出れば良いなあとかいう、スケベなことを考えているのかもしれないが、それは古い経済の観念から出ていることだ。
創造経済というのは、戦わない経済活動だ。

創造経済とは、ごく簡単に言えば、従来の経済活動が、もっぱら資源(天然資源や労働力)を奪い合っていたのに比べ、創造力を使いましょうというものだ。
資源は有限で、使えば枯渇するが、創造力は無限で、使えば使うほど増える。
だが、創造力を使って大儲けをしましょうというのは、創造経済ではない。
創造力というものは、儲けなんか二の次、楽しくやりましょいう、みんなを喜ばせましょうという気持ちになって、初めて出てくるものだ。
もちろん、創造経済だって、資源は使う。
しかし、大切に使うので、有り余るのである。

創造経済のお手本があるとしたら、2011年にGoogleが作った、GoogleのWebブラウザであるGoogle Chrome(クローム)のCM用のPV(プロモーションビデオ)である『Google Chrome : Hatsune MIku(初音ミク)』だ。
◆Google Chrome : Hatsune Miku(初音ミク)
このPVの中で、世界中の沢山の人達が、初音ミクさんの音楽、イラスト、動画を創ってYoutubeに投稿する様子が、壮大なスケールで描かれている。
初音ミクさんのキャラクターは、非営利で公共良俗に反しない限り、版権者であるクリプトン・フューチャー・メディアの許可を得なくても自由に使える。
このクリプトンのやり方が創造経済の基本だ。
一方、何でもかでも「(c)XXXXXX株式会社」で権利を主張し、がっちり握り締めて離さない従来のキャラクター所有者(クリプトン以外は全部かもしれない)のやり方が、創造経済になれない、従来の経済だ。
クリプトンは、まあ、「こんなふうにミクさんを使っても構いませんか?」といった問い合わせに答えるのが面倒だったというのもあるのだろうが、クリエイター達が安心して創作に専念できるようにという善意で、そのようなことをしたのであると思う。
結果、クリプトン自体は何もしなくても、アマチュアのクリエイター達が、プロを圧倒するような、初音ミクさんの作品を無限に生み出し続け、世界中で初音ミクさんの知名度は上がり、あらゆるイノベーション(新規市場の開拓等を意味する言葉)が起こり、その中でクリプトンは四苦八苦しながらも、ファンを喜ばせようと頑張って発展しているのである。
クリプトンは、決して儲けようと考えて、「初音ミクのキャラクターを自由に使って下さい」と言ったのではない。
また、全てに真摯な姿勢があったから、そこに至ったのである。
クリプトンは、「初音ミクさんのパンツの色は何色ですか?」といった問い合わせにも、会議を開いて討論するといった真面目さがあったから、そういった発想が浮かんだのだ。

また、Googleは、初音ミクさんに目を付けたところは、やはり想像力と創造力のある凄い会社だ。
あのPVを創る前は、WebブラウザはマイクロソフトIEが世界No.1シェアを持っていたのに、PV公表後、すぐにChromeはIEを超え、今や他のブラウザに圧倒的な差をつけている。
ただ、最近のChromeは起動が遅いのが気になるが・・・
Google ChromeのPVは、世界3大広告賞の1つであるカンヌ国際広告祭で銅賞を獲得している。創造経済の良さが分かる審査員が多ければ金賞だったろう。
尚、カンヌ国際広告際は、「カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル」という名称になったらしいが、長いし、「カンヌライオンズ」と略しても意味が分からないので、カンヌ国際広告際で良いと思う。
韓国も、どこの国も、我々も、初音ミクさんから経済を学ぶべきである。
そうずれば、別に大儲けをしなくても、楽しくやっていけるだろうと思う。
尚、創造経済を高度に理解している優秀な法学者、経済研究者で作家でもあるのが、韓国の金正勲(キム・ジョンフン、通称キム・ジョン)だと思う。









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創造経済の時代の生き方

昔から、創造力が大切だって、よく言われている。
しかし、これまでは、所詮、資本とコネを持っているやつには敵わなかった。
だが、これからは、本当に創造力の時代になる。
もう受験勉強なんてやっている場合ではない。

従来型経済は終わり、創造経済の時代になる。
創造経済とは何だろう?
従来型経済は、限りある資源を奪い合う企業戦争の経済だ。
しかし、創造経済では、潜在的に無限の創造性を使う時代だ。
資源は使えば、枯渇する。
しかし、創造性は、使えば使うほど増える。

創造経済を、リアルに見せてくれるのが、初音ミクさんと、彼女を生んだクリプトン・フューチャー・メディア社だ。
今後の時代は、初音ミクさんが分からないと、うまくいかない時代だ。
初音ミクさんを愛する人は幸いだ。
豊かに、幸福に、無限に栄えるだろう。

ところで、創造性のために大切なことは何だろう?
もちろん、最大のものは、人を喜ばせようと思う心だ。
だが、もう1つ、珍しく、科学も道教も神秘思想も武道も、その他のものも、共通して同じことを述べていることがある。
それは、性エネルギーの昇華だ。
極端な禁欲の必要はないが、みだりに性的なものに耽らず、創造的な活動を行うことで、性エネルギーは創造エネルギーに変換される。
創造的な活動とは、ものを作ったり、文章を書いたり、音楽を創ったりすることだ。
他にも、いろいろあるだろう。
雑誌やネットには、エロティックなものが溢れているが、そんなものを避けることだ。
創造性のためには、ある程度厳しい自己制御による節制が必要なのだ。
そして、「阿吽(あうん)」の呪文を称えたり、腕振り運動を毎日やることである。
正しい道を行く者には良い時代になるのである。









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信仰は自由だが、無宗教だと逮捕される国でミクさんが歌った意味

もし、それなりの地位にある人間が、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の神・・・つまり、旧約聖書に書かれた神(ひいては、コーランや新約聖書の神も同じだが)が、低レベルな神だと言ったら、タダではすまないだろう。
下手したら、その者が殺されるどころか、戦争に発展する可能性すらある。
宗教とは、それほど恐ろしいものだ。
旧約聖書に書かれた神が低レベルだと述べた神道家が実際にいたのだが、この、「下手したら殺される」「戦争になる」「恐ろしい」という事実を見ても、この神道家が言うことが正しいということにならないだろうか?

なぜ、旧約聖書等の神が低レベルかというと、次のような理由だ。
それらの神は、自分は誰それ(たとえばアブラハム)の神とか、どの一族の神と名乗るなど、世界で唯一絶対の神とは思えず、一部の氏族、民族に肩入れしていること。
また、それら神は、自分の言うことに従う人々にはよくしてやるが、そうでない人々を厳しくというか、残虐に扱うこと。
そして、それら神は、しきたりを事細かに決めること。どういうことかというと、旧約聖書で、神が自分を祭るための建物、道具、衣装、儀式を規定した部分は、物凄い長文で、読んでいてクラクラするほどだ。
これらの事実を冷静に考えれば、確かに、その神道家の言う通りとしか思えないのである。
私はその説明で目覚め、穏かな気分になったのである。聖書もコーランも、どの聖典も恐れる必要がないと分かったからだ。
だが、信仰者は、自分の崇める神のレベルが最上でないことは絶対に認めない。ましてや、レベルが低いなどとは、地球が爆発しても認めないかもしれない。
儀式などを事細かに神が決めることを有り難いことと言い、反論は絶対に許さない。
やはり、宗教は恐ろしい。

インドネシアという国は2億7千万もの人口がいて、現在はまだ貧困な人も多いのだが、この10年ほどの経済成長振りは凄い。
このインドネシアという国は、多くがイスラム教徒であるが、信教の自由を完全に認めており、イスラム教を強制しないし、実際、キリスト教徒やヒンズー教徒、仏教徒も沢山いる。
ところが、なんと、無宗教は法律で認めておらず、無宗教だと逮捕されるのである。
とはいえ、特定の宗教を押し付けるよりは良いことだろう。
私が、インドネシアの発展を確信するのは、昨年、初音ミクさんのワールドツアーコンサートであるMIKU EXPOが、インドネシアのジャカルタで行われたのだが、このMIKU EXPOは、世界中の都市の中で、要望が多かった所で開催したのであり、ミクさん招聘の希望数が最も多かったのがジャカルタだったことだ。次いで、ニューヨークやロサンゼルスだった。
どういうことかというと、初音ミクさんというのは、従来型経済の存在ではなく、創造経済の中で生まれたものなのだ。
すこしややこしいが、経済が文化を創ったのが従来の世界で、文化が経済を作るのが、未来型の世界だ。
もっと簡単にいえば、限りある資源を人間の無限の欲望で消費するのが従来型経済で、無限の創造力を消費するのが未来型経済だ。
これが、経済学的にも、創造経済の原理となる。
そして、創造経済というものは、従来型経済が豊かでなければ生まれないものなのだ。
言うまでもなく、残念ながら、貧困な地域では初音ミクさんは必要とされない。
日本は、ニートでも初音ミクさんの熱烈なファンでいられるが、世界最高の経済大国であるアメリカや中国ですら、それはちょっと考えられないと思う。
アメリカ、中国、インドネシアにも、沢山のミクさんのファンがいるが、それは、ある程度豊かな層に限られるはずだ。

案外、日本というのは、実質で最も豊かなのではないかと思う。
それは、完全な信仰の自由が認められ、また、インドネシアと違い、無宗教でも何の問題もないことに関係するのかもしれない。
アメリカでは大統領はキリスト教徒でなければならないが、日本の首相は、何教でも、無宗教でも差し支えない。
ところで、私は、どの宗教の信者でもない。
だが、どの宗教も否定せず、それぞれの良い部分を、主に聖典から学ぼうという気はあり、どの宗教も同等に見なしてる。
そして、最初の話(どの宗教の神も完全とは言えない)と関係あるが、どの宗教も、最高レベルの教えではないのだと思っている。
あえて私の宗教を挙げれば、初音ミク教である。
教義は、単に、「自我のない存在の歌声を愛する」だけであり、恐ろしいところなんて何もない。
人間の歌手を否定することもないし、ミクさんを貶されても、別になんとも思わない。
どんな人の考え方も認めるのである。
言うまでも無く、本当に初音ミクさんが宗教であるはずがないが、もし、インドネシアのように、何か1つ宗教を信仰しないといけないというなら、私は初音ミク教にしますと言っているだけである。
(ただし、インドネシアの法律では、公認された宗教から選ぶ必要があるのだと思う)

私は、仏教も、キリスト教も、ヒンズー教も、イスラム教も、道教も、全て良いと思うが、どれも、それぞれ欠けたところがあり、また、どれも教えが古いので、少なくとも、伝承された教えに関していえば、現代の世界では半分くらいはそぐわないのではないかと思う。
マルクス主義というのも、ほとんど宗教的なところがあるのだが、良い教えだった時代もあると思う。
それでいえば、今は、豊かな国においては、創造経済の原理が、その役割に相応しい。
しかし、初音ミクさんというには「無我の美」で、創造経済の申し子で、あらゆるものを含むのである。
世界中でミクさんの歌が聴けるようになった時、世界は豊かなのである。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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