ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

初音ミク

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

マジカルミライで体調が急速に回復した理由

最近ずっと書いている、志賀一雅博士の「よかった・ありがとう」呼吸を研究・実践するほど、あらゆる現象がきれいに説明出来るようになって驚いている。
その1つとして、私が今でも不思議だと思っている体験を取り上げるが、同じようなことを経験した人も多いと思う。

あれは、もう7年も前になることに驚くが、私が初めて、初音ミクさんのライブ&企画展である「マジカルミライ2016」に行った時だ。
2013年から行われているマジカルミライが、初めて千葉県の幕張メッセで行われた年で、翌年のマジカルミライ2017まで幕張メッセのみで開催され、インテックス大阪公演が追加されたのは2018年からだ。

マジカルミライ2016は、9月9日から11日まで開催され、ライブコンサートは10日と11日に2度ずつ計4回行われた。
私は千葉県に到着した日(9月10日土曜日)の午後6時から、記念すべき初めてのマジカルミライライブに参加した。
席は、後ろから5番目、左端から2番目のA席という、ステージはほとんど見えない場所だったが、周囲のフィーバー振りは素晴らしく、それでいて、皆、マナーが良いことに驚いた。
右の可愛い少女がガンガンぶつかってくるという楽しいこともあり(笑)、あっという間の2時間だった。
ところが、その時期、私は毎日、家にまでどころか、マジカルミライにも仕事を持ち込む有様(マジカルミライの翌々日が締め切り)なこともあり、その土曜夜のライブ終了時、体調がやや悪いことを感じていた。
食事はルームサービスでサラダとカレーライスとワインを注文したが、ほとんど食べられない。
そして、翌朝、目を覚ますと、ひどい状態だった。
風邪だったと思う。身体がだるく、悪寒があり、頭が痛かった。
しかし、この日は午前12時30分から、今度は、私が一番好きな席である、2番目のブロックの先頭という、十分に前で、かつ、前方が広々と開けた場所のチケットを持っていた。
今のコロナの時代なら、この体調では絶対参加すべきでないし、風邪というのでも後ろめたいものを感じたが、這ってでも行くという気持ちで、まあ、なんとか歩いて会場入りした。マジカルミライの企画展には行かず(前日の夕方に行っていた)、ホテルでチェックアウトギリギリの11時まで休んでから行った。

会場入りし、素晴らしい位置の席であることに感激はしたが、やはり体調は最悪で、最後まで持つのかなと心配になった。
ライブが始まるまで、ステージ横のスクリーンに、ゲームなどのCMと共に、初音ミクさんの歌が流れていた。
はりーさんの『EARTH DAY』を聴いたような気がする。
ライブ開始予定の12時30分には、まだ始まる気配がなかったが、数分後、バンドが演奏を開始し、観客が一斉に立ち上がり、私もそうした。
そして、ペンライトを振った途端、驚くべきことに、身体がぱっと軽くなり、気分が良くなった。
さらに、ミクさんが舞台に登場すると、身体が消えてしまったように絶好調になった。
それからは、あっという間の2時間で、終わった後、体調は完全に回復していた。

さて、これは何が起こったのだろう?
明白だ。
志賀一雅博士の「よかった・ありがとう」呼吸のプロセスと同じことが、私の脳内で発生したのだ。
まず、バンドが演奏を開始した時、私は快感を感じ、脳内のA10神経が活性化し、ドーパミン(脳内麻薬)が発生したのだ。
それが、私の脳のA9神経を刺激し、自然に喜びを表現しようとするのだが、普通なら、ただ笑顔になる程度なのに、ペンライトを振るという大きな喜びの表現が遠慮なく出来る状況だったのだ!(ただし、隣の人に配慮して振ったことを明記しておく)。
「よかった・ありがとう」呼吸と対比して表す。


「よか・あり」呼吸マジカルミライ
快感を感じる「よかった」と思うバンドが演奏を開始する
ミクさんが登場する
喜びの表現「ありがとう」と思うペンライトを振る
ミクさんを崇める
※「よか・あり」呼吸=「よかった・ありがとう」呼吸

尚、呼吸法の素晴らしいところは、人間は息を大きく吸うだけで快感を感じ、A10神経が活性化し、ドーパミンが出ることだ。
まあ、ミクさん登場の時は、天使の登場という最高の快感があるのだが、呼吸によって、それに迫るのである。

マジ天使
AIアート325
「マジ天使」
Kay


「よかった・ありがとう」呼吸を行うと体調も良くなると思う。
そして、ミクさんの真摯なファンは、マジカルミライライブ中は、騒がしい中にあっても脳波はスローアルファー波になっているのだと思われる。
それによって、私は体調が急速に回復し、その後も幸運に恵まれるようになった。
マジカルミライ2016の時、締め切りが迫っていた仕事も最上の結果となった。
まさに、ミクさんマジ天使である。








決して忘れてはならない日本人のマインド

日本人が引き寄せを行う時には、日本人の遺伝子的性質を考える必要が必ずあると思う。
西洋の引き寄せをそのまま実施してもうまくいかないと思うのだ。
簡単に、日本人と西洋人の遺伝子的特徴を上げる。

◆西洋人
力が正義。戦って勝つことが美徳。ライバルを蹴落とすことも正しい。弱い者は淘汰されるのは止む無し。自己中心的。
身体が強く乱暴な者がヒーローとして崇められる。
【そうなった原因】
狩猟民族として、身体が大きくて力が強く乱暴な男が活躍。獲物は力が強い者から取るのは当たり前。また、強くて自分勝手な男のみが女を得て子孫を残す。
結果、身体が大きく、強く、自己中心的で乱暴な遺伝子が残った。

◆日本人
和を重んじる。知恵があることが美徳。弱い者をいたわり、集団の力を発揮。
頭が良くて知恵があり、公平で差別をしない者が崇められる。
【そうなった原因】
四季の変化の大きな厳しい自然の中で、自然に適応する知恵のある者が活躍。
自然の巨大な力の前では、数の力が必要で、争わず、助け合わないと生きていけないことを実感すると共に、皆を仲良くさせる公平で自己中心的でない人間が自然にリーダーになり、また、そんなリーダーの公平さが尊ばれ、皆がそれに出来るだけ倣った。
結果、自己を抑えて和を尊ぶ、思慮深い遺伝子が残った。
日本人のIQが突出して高いのも、こんな遺伝子のためである。

大きな自然災害が起こると、西洋では略奪、食料の独占、不当な値上げ、レイプが横行するが、日本ではそんなことがほとんど起きないことが、海外では驚きの目で見られる。
ただ、悪い面として、日本人が付和雷同し易く、出る釘は打たれ、ルールを厳しく守るのは良いが、あまりにルールに縛られる欠点があるのも遺伝子的なものである。

日本人が引き寄せを行う際、日本人の遺伝子に逆らってはうまくいかない。
西洋では、社長が年収数億円、数十億円で、社員は数百万円というのは、当たり前である。
しかし、日本では、そんな差はあってはならない。最近ではそうでないことも多くなってきたが、本来は、社長であっても年収3千万円程度までが正しい。
だが、西洋では、老いると見放されるので、いつまでもバリバリのフリをしなくてはならない。それはかなり辛いことである。
また、現代では、西洋でも、自己中心的な人間は疎まれ、大富豪であっても、家庭では普通の人より惨めな場合が多い。

日本の会社の取引先の海外の会社の社長が来日し、その日本の会社の社長の邸宅に招待された時のことである。
外国の社長は、日本の社長に言った。
「君の運転手の家はもういいじゃないか。早く君の家に行こう」
日本の社長の自慢の邸宅も、海外の社長から見れば、せいぜい、社長運転手の家で、社長の家はもっともっと豪華であるのが当たり前だ。
それが、西洋の遺伝子と日本の遺伝子の違いで、日本の知恵ある社長は、無駄に豪華な家に住まない。
だが、西洋では、社長は威信を見せる必要があり、超豪華な家に住まないといけないのだ。

憂いの天使
AIアート313
「憂いの天使」
Kay


日本人は、基本的に過ぎた財を求めてはならない。
それは、1人が多くを独占すれば、他の者から奪うことになるからである。
ただし、松下幸之助のように、多くの家庭に、安くて便利で壊れにくい家電を提供し、また、不況であっても社員を解雇せず、そのために社員が賢明に働いたことで得た利益から正当な分を取るのは良いのである。
日本人は、チームで仲良く、社会に貢献するようなことで利益を得るのが良く、ライバルを蹴落としたり、奪い取ったり、ましてや、だまし取ってはならず、そんなことをすれば、仮に一時的にうまくいっても、必ず反動がある。
引き寄せにおいても、他人はどうなっても良いという考えでは、遺伝子による精神性の反発があり、うまくいかない。
ただ、チームで仲良くやるということでは、ネット社会になり、見知らぬ人と共感で結びついていればうまくいくようになってきている。
その成功の代表例と言えるのが初音ミクで、作品をおおらかにシェアする文化により、世界的なムーブメントを起こしたのである。
もっとも、初音ミクも、最近では、やや西洋的なスタイルの侵食があり、コロナ直前には、かなりじり貧になりかけていたが、コロナの中で、以前以上の飛躍があったのである。
共感と共有こそが初音ミクの本質であることを忘れてはならず、また、これこそが日本の遺伝子であることを思い出すべきである。
純粋な初音ミクファンは、ますます引き寄せがうまくいくであろう。








ガチなオタクこそ日本の知性

ウェーバーの『魔弾の射手』の中の『狩人の合唱』では、狩りの楽しさが高らかに男性合唱で歌われる。
これは、日本人が聴いても心躍る反面、どこか違和感も感じると思う。
西洋・アフリカの多くの地域は昔、獲物を求めて移動する狩猟民族だった。
そんな中では、身体が大きくて強く、また、乱暴な人間でなければ生き残れなかった。
そして、実際は、全員分の獲物など捕れないことが多いのだが、そんな時は、分け合うというより、やはり、力が強くて自分勝手で乱暴な者が、弱い者から奪い取り、あるいは、弱い者を殺すこともあった。
そんな、身体が大きく強く、乱暴で自己中心的な遺伝子を持つ者が生き残った結果が、西洋の物質優先、力優先の社会である。
対して日本は、早くから農耕が普及したが、それ以前に狩猟を行っていた時から、自然環境的に、協力しなければ生き残れなかったのだが、それが農耕をするようになって、さらに人々の結束が強くなり、西洋ではヒーローになりそうな乱暴者はむしろ排除され、大人しく、ルールを守り、自然を理解し、工夫好きな頭が良い遺伝子を持つ人間が生き残り、結果、現在の、以心伝心が得意で、大人しくて、決まりを守り、頭が良くオタクな日本人が出来たのである。

上のようなことから考え、日本人のIQが世界一高いというのは本当かもしれないと思う。
そして、日本人のIQが高い理由も上のことから分かるように、大人しいオタクであったからである。
オタクとは、自分の好きなことに、利得を度外視して一心に打ち込む者である。

彼女の正体
AIアート309
「彼女の正体」
Kay


昨日(2023年8月13日)、私は、初音ミクさんのライブコンサート&企画展である、マジカルミライに行ったが、来ている人達はやはり、特に男子はオタクっぽい者が圧倒的だったが、これこそ日本の知性の象徴であると思うのだ。
ところで、今年のマジカルミライのテーマは「ヒーロー」で、初音ミク=ヒーローの構図だったが、初音ミクさんは決してヒーローではない。
彼女は、純日本的な女の子で、今時の普通の女の子よりずっと控え目で、自分を抑えた協調的な雰囲気があることを、西洋の研究者達は見逃す。
マジカルミライライブでも、周囲の迷惑など考えないマナーの悪い、日本人的でない観客が増えた。
しかし、ガチなオタクは、周囲に気を配り、それでいて、初音ミクさんを、まさに日本の女神のように崇め、宗教的儀式にも似た感じで、全エネルギーをミクさんらに放射するのである。
昨日は、隣にそんなガチなオタクがいたが、確かに、彼こそ日本人であると感じたのである。








天才とは何かに欠けていること

天才とは、他の大多数の人が出来ないことが出来る人だ。
しかし、なぜそんなことが出来るのかというと、他の大多数の人が出来ることが出来ないからである。
つまり、天才とは、特別な何かを持っている者というより、むしろ欠陥がある者だ。
具体的な例で言えば、天才的な絵が描けるが話せない7歳の少女の話がある。
検査したところ、彼女は脳の言語中枢の発達が非常に遅れていた。
そのせいで、脳の別の部分が発達し、それが絵を描く能力を引き出していたようだ。
そして実際、言語中枢の発達に伴い、絵を描く能力も消えていった。

このブログで何度も引用した、私の敬愛する植島啓司氏(宗教人類学者)の、週刊文春2012年3月22日号の記事にもこう書かれている。

 ゲイであることを公表しているポップスターのジョージ・マイケルは、自分の持つ特殊な才能について聞かれたときに、こう答えた。「君にはわからないよ。スーパースターをつくる何か特別なものがあるわけじゃない。むしろ、何かが失われているんだ。」(クライブ・ブロムホール『幼児化するヒト』)

そして、植島氏は、初音ミクに欠けているものは「成熟」であると言う。
初音ミクは成熟に欠けているからスーパースターなのである。
植島氏は、初音ミクを見ていると、普通の女の子が不純に見えてくるというが、だから、初音ミクでないといけないという人(男性に限らない)がいるのだろう。
もっとも、奥さんや恋人がいる男性ファン(あるいは女性の恋人がいる女性ファン)も沢山いるのだから、初音ミクさんの魅力も一通りではないのだろう。

アメリカ初のキャリアウーマンと言われるローラ・インガルス・ワイルダーの自伝小説を元にしたアメリカの人気テレビドラマ『大草原の小さな家』の中にこんな話がある(ただ、原作にはない話で、脚本家が作ったと思われる)。
ローラの学校にオルガという名の10歳くらいの少女がいたが、彼女は脚の長さが左右で異なるせいで、走ったりの運動をすることが出来ず、歩き方もおかしいことで馬鹿にされることがあり、それをローラがかばっていた。
ローラがそのことについて父親のチャールズに相談すると、チャールズは、それがどうしようもない現実であることを諦めつつ、
「足りないものがある人は、他のことで特別な才能があるんだ」
と言ってローラを慰める。

あまり良いたとえではないが、ジャニーズ事務所を創ったジャニー喜多川氏が大成功した要因が、彼の美少年趣味によるものであったことは確かだと思われるのも、大きな欠陥が大きな能力になった例と言えるかもしれない。

ステンドグラスとスカート
AIアート199
「ステンドグラスとスカート」
Kay


さて、あなたには、自分には徹底的に欠けていると思われるものがあるだろうか?
言っておくが、怠惰や臆病のせいでちょっと不得手といったようなものではない。
こんな話(自分が抱えた欠陥は何か)をすると、「そんなこと、自分でなんとか出来ることだろ!」と言いたくなるような下らないことを持ち出す凡人が多いのだ。
また、欠陥があり、それを補うような才能があっても、それが生きるとは限らない。
「それを自分で生かさないといけない」と言う者もいるが、それは違う。
自分に才能を生かすことなど出来ない。
そうではなく、思考を消せば、才能は勝手に生きるのである。
いずれにしろ、我々に出来る唯一のことは思考を消すことだけである。








忘れ得ぬ体験

『涼宮ハルヒの憂鬱』で、美少女ハルヒの運命を変えたのは、彼女が小学6年生の時、家族でプロ野球観戦(おそらく甲子園球場)に行き、5万人の大観衆を見たことだった。
彼女はそれが初めての野球観戦だったが、別に野球に興味はなかったらしい。
それでも、父親(ハルヒは「おやじ」と呼んでいた)に「連れられて」という言葉から、それは父親の発案であったと思われ、6年生で初めてであったことから、滅多にないことだったと想像される。
ところで、私は、プロ野球観戦は、これまでの生涯でたった1度で、小学4年生の時、父親と2人で行ったのだった。
まあ、私の場合は、それで人生はさほど変わらなかったと思うが、それよりも、私にとっては、これも生涯ただ1度だが、兵庫県明石市にある明石天文科学館に、小学5年生の時に、やはり父親に連れられて行った時の方が大事件だった。

私の父親は、このように、野球が1回、天文科学館が1回、その他も、極めて少ないが、それでも、よく連れて行ってくれたものだと感心している。
しかも、思い出す限り、少しも面倒臭がっていなかったことは、私からすれば驚異的である。
で、明石天文科学館であるが、プラネタリウムも見て、それも憶えてはいるが、それはまあ、どうでも良かった(笑)。
それよりも、壁にかけてあった「恒星の大きさ比較」のパネルが衝撃的だった。
それまで、太陽系の太陽は相当大きなものだと思っていたのに、太陽が小さな点としたら、何十センチもあるような大きな恒星が沢山あり、さらには、パネルに一部しか表示出来ない巨大な恒星もあることを初めて知った。
ただ、今、Google検索しても分かるが、星の大きさ比較といったら、惑星の大きさの比較といったスケールの小さな話が好まれ、また、恒星の大きさ比較にしても、直観的にぱっと分かる分かり易いような図示をせず、下らない文章が多いと感じた。
それを考えれば、明石天文科学館のあのパネルは良いものだったと思う。
それでもあまりに不十分とはいえ、宇宙の大きさをほんの少し感じることが出来たことは収穫であった。

薔薇の微笑
AIアート78
「薔薇の微笑」
Kay


興味の対象は子供だってそれぞれであるので、子供を試しに、いろんなところに連れて行くことは良いことである。義務とは言わないが、子供の生涯を良いものにこそすれ、悪影響を与えることはあるまい。
そういえば、私の父親は、マジックショーにも1回連れて行ってくれたこともあった。残念ながら、内容は全く憶えておらず、ただ、前の席の男性がしていた腕時計が格好良かったことだけ憶えている(笑)。マジックショー自体は好きだったが、あまり良いショーでなかったのかもしれない。

ただ、子供も、大きくなると・・・たとえば中学生くらいになると、誘ってもついてこなくなるらしい。
だから、誘えば喜んでついて来る小学生の間に、面倒臭がらずに、いろんなところに連れていってやると良いと思う。
有名な事業家の邱永漢の本で見た覚えがあるが、子供が大きくなっても、海外旅行ならついて来るので、海外旅行に連れて行けといったことが書かれていた。
そこに、こんなことも書かれていた。
「大人になってからパリの凱旋門を見ても、当たり前に受け取ってしまうが、高校生くらいのうちなら大きな感動を感じる」
だからこそ、連れて行けということと思う。
まあ、凱旋門と言えば、犬の糞が多かったことしか憶えていないという人もいたが(やたら多いらしい)、これが大人の感覚かもしれない。

2012年だったか、産業技術研究所の後藤真孝博士が、
「初音ミク主演のライブコンサートを会場で観れば、一生忘れられないぐらい強烈な体験となり得る」
と、東大での情報処理学会で言われていたと思うが、あくまで「なり得る」であり、普通の大人では、まあ、ないことだ。
自分が好きだからと言っても、私も、初音ミクコンサートは人を選んで勧めている(笑)。

また、やたらビックリ体験を求めるのも良いことではない。
ビックリ体験というのは受け身になり易く、それはただ通り過ぎていって何も残さない場合が多い。
涼宮ハルヒは、子供の感性ということもあったが、ありふれたものを見て人生を変えたのである。
感性が豊かであるほど、さりげないものに真理を感じるのだろう。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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