数息観(すうそくかん)という「自動思考停止」「集中力養成」に有効な禅の素晴らしい修行法がある。
これは単に、ゆっくりした腹式呼吸を行いながら「ひとーつ」「ふたーつ」と呼吸を数えていくというもので、「とおー」と十まで数えたら一に戻るというふうに繰り返す。
私が昔見た数息観の本に、「最初は十まで数えて一に戻れる人はまずいない。知らないうちに17、18まで数えたり、下手したら百まで数えてしまうこともある」と書かれていた。
やってみたら、確かに十を超えて数えてしまうことはよくあったが、それほど多くはなかった。
十を超えて数えるのは、頭が勝手に思考を起こしてしまい(自動思考が起こるということ)、「十まで数える」という意図が消えてしまうからだ。
つまり、自動思考を起こさせなければ十まで数えて一に戻ることが容易に出来る。
十まで数えて一に戻ることがなかなか出来ないということは、自動思考が起こり易いということで、自動思考が起こり易いということは、集中力がなく、結果、頭が悪いと言うか、頭をちゃんと使えないということだ。
私が読んだ本のように、「十まで数えて一に戻ることがまず出来ない」という人はIQが低いと思う。
しかし、修行を重ね、楽々と出来るようになったら、確実にIQも上がっていると思う。
数息観だけでも悟りを開けると言われているし、私もそうだと思う。
私は、昨夜から、夕食後、腕振り運動千回、佐川幸義流四股千回、深呼吸十回を行うことにした。
腕振り運動千回、佐川流四股千回を、自分で数を数えて行うのはかなり難しいかもしれない。
1から百まで数えることを繰り返すのだが、今、何百回までやっているのか、すぐに分からなくなる。
よそ事を考えてしまう・・・つまり、自動思考が起こるからだ。
それで、自分で数を数えることを嫌がり、何らかの方法で10分とか20分とかが分かるようにして、その時間やったり、指を折って数を数えながらやる人も多い。
頭が悪い人(自動思考が起こり易い人)は、そんなふうにやりたがる。自分で数を数えながらやろうとしない。
腕振り運動や佐川流四股は運動としても優れているので、それでも成果は得られるが、最も優れた成果を得ようと思ったら、自分で数を数えながらやるのが良い。
腕振り運動千回、佐川流四股千回を、自分で数を数えてやれるようになったら、かなり頭が良くなっている(IQが高くなっている)と思う。おそらく、下手なIQテストよりよほど頭の良さを示すと思う。
関英男博士は、毎朝、腕振り運動を二千回行っていたらしいが、おそらく、楽々と自分で数を数えていたと思う。
仙道研究家の高藤総一郎さんも、数百回、あるいは、それ以上繰り返す運動を沢山行っていたようだが、高藤さんは「頭の中のおしゃべり(自動思考)が消えたら高い速読能力が得られた」といったことも書いていたように、そういった運動で根本的な能力を高めていたのだと思うし、それが仙道の神髄ではないかと思う。
尚、私が行う佐川流四股はかなりテンポが速く、千回を十分以内で終える。
両足を肩幅より少し広いくらいに足を平行にして開き、手は太ももにつけて踵の上下運動(つま先もやや床を離れるが、つま先を床につけたまま行うやり方もある)を軽快に行う。
ただし、相撲の四股のコンパクト版のように行う人もいる。
やり方は各自、自由で良いと思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)佐川幸義 神業の合気(「月刊秘伝」編集部)※佐川流四股解説あり
(2)月刊 秘伝 2022年 03月号 [雑誌] ※佐川流四股解説あり
(3)四股鍛錬で作る達人 ※佐川流四股解説あり
(4)超訳甩手功(スワイショウ、うで振り)
(5)超能力(関英男)
(6)心霊力(関英男)
(7)心は宇宙の鏡(関英男)
(8)弓と禅(オイゲン・ヘリゲル)
(9)左脳さん、右脳さん。(ネドじゅん)
AIアート1001
「仙女」
Kay
これは単に、ゆっくりした腹式呼吸を行いながら「ひとーつ」「ふたーつ」と呼吸を数えていくというもので、「とおー」と十まで数えたら一に戻るというふうに繰り返す。
私が昔見た数息観の本に、「最初は十まで数えて一に戻れる人はまずいない。知らないうちに17、18まで数えたり、下手したら百まで数えてしまうこともある」と書かれていた。
やってみたら、確かに十を超えて数えてしまうことはよくあったが、それほど多くはなかった。
十を超えて数えるのは、頭が勝手に思考を起こしてしまい(自動思考が起こるということ)、「十まで数える」という意図が消えてしまうからだ。
つまり、自動思考を起こさせなければ十まで数えて一に戻ることが容易に出来る。
十まで数えて一に戻ることがなかなか出来ないということは、自動思考が起こり易いということで、自動思考が起こり易いということは、集中力がなく、結果、頭が悪いと言うか、頭をちゃんと使えないということだ。
私が読んだ本のように、「十まで数えて一に戻ることがまず出来ない」という人はIQが低いと思う。
しかし、修行を重ね、楽々と出来るようになったら、確実にIQも上がっていると思う。
数息観だけでも悟りを開けると言われているし、私もそうだと思う。
私は、昨夜から、夕食後、腕振り運動千回、佐川幸義流四股千回、深呼吸十回を行うことにした。
腕振り運動千回、佐川流四股千回を、自分で数を数えて行うのはかなり難しいかもしれない。
1から百まで数えることを繰り返すのだが、今、何百回までやっているのか、すぐに分からなくなる。
よそ事を考えてしまう・・・つまり、自動思考が起こるからだ。
それで、自分で数を数えることを嫌がり、何らかの方法で10分とか20分とかが分かるようにして、その時間やったり、指を折って数を数えながらやる人も多い。
頭が悪い人(自動思考が起こり易い人)は、そんなふうにやりたがる。自分で数を数えながらやろうとしない。
腕振り運動や佐川流四股は運動としても優れているので、それでも成果は得られるが、最も優れた成果を得ようと思ったら、自分で数を数えながらやるのが良い。
腕振り運動千回、佐川流四股千回を、自分で数を数えてやれるようになったら、かなり頭が良くなっている(IQが高くなっている)と思う。おそらく、下手なIQテストよりよほど頭の良さを示すと思う。
関英男博士は、毎朝、腕振り運動を二千回行っていたらしいが、おそらく、楽々と自分で数を数えていたと思う。
仙道研究家の高藤総一郎さんも、数百回、あるいは、それ以上繰り返す運動を沢山行っていたようだが、高藤さんは「頭の中のおしゃべり(自動思考)が消えたら高い速読能力が得られた」といったことも書いていたように、そういった運動で根本的な能力を高めていたのだと思うし、それが仙道の神髄ではないかと思う。
尚、私が行う佐川流四股はかなりテンポが速く、千回を十分以内で終える。
両足を肩幅より少し広いくらいに足を平行にして開き、手は太ももにつけて踵の上下運動(つま先もやや床を離れるが、つま先を床につけたまま行うやり方もある)を軽快に行う。
ただし、相撲の四股のコンパクト版のように行う人もいる。
やり方は各自、自由で良いと思う。
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(1)佐川幸義 神業の合気(「月刊秘伝」編集部)※佐川流四股解説あり
(2)月刊 秘伝 2022年 03月号 [雑誌] ※佐川流四股解説あり
(3)四股鍛錬で作る達人 ※佐川流四股解説あり
(4)超訳甩手功(スワイショウ、うで振り)
(5)超能力(関英男)
(6)心霊力(関英男)
(7)心は宇宙の鏡(関英男)
(8)弓と禅(オイゲン・ヘリゲル)
(9)左脳さん、右脳さん。(ネドじゅん)
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「仙女」
Kay