ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

伊藤博之

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

凡人がこの世界で生き抜くには

堀江貴文さんのことは、凄く好きから凄く嫌いまで、いろんな人がいるだろう。
まあ、今では、興味がないとか、全く知らないという人も多いかもしれないが。
私は、少し前までは嫌いだったが、最近、少し好きになってきた感じだ。

堀江さんの『あり金は全部使え』(2019)という本があり、彼の思想はだいたいこれで分かる。
タイトルの通り、持っている金は全部使い切れと言う。
言い換えれば、貯金なんかするなということだ。
ついでに言えば、会社勤めなんかもするなと言い、保険にも入るなと言う。
お金を使って、いろんな経験をすれば、能力も可能性も高まり、大きな優れた人間になるから・・・ということと思う。

給料を全部使う駄目人間はいくらでもいるが、要は、自分が本当にやりたいことをやれということだろう。
やりたいことをやるには会社に勤めていては出来ないから、会社勤めは良くないのだろう。

堀江さんは、家は買うなと言う。
家を買うと、長期の(あるいは一生の)ローンに縛られ、行動も制限されるからだ。
堀江さんは、持ち物を、持ち運べるだけの量にし、ホテル暮らしをしていると言うが、安いホテルに泊まっているという話もしていたと思う。

普通の人が堀江さんの真似をしたら、すぐにホームレスの浮浪者だろう。
普通の人にとって大問題なのは、安くてもホテルに泊まるお金と食べるお金、着るものを買うお金をどうやって手に入れるかだ。
堀江さんは、あくまで天才である。
だが、堀江さんは、自分も生活保護でもいいと言う。
それ以前に、食えなくなったら、友達の家に転がり込むと言う。
人に迷惑をかけていいと言う。
だが、堀江さんは、生活保護になってないし、ホテルに泊まれている。
つまり、やっぱり、堀江さんは天才でしかないのだ。
普通の人にとって、まず、何より「生きる」ことが難しいのだ。

そこで、別の意味で天才である橘玲(たちばなあきら)さんの『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』(2015)という本がある。
堀江さんの『あり金は全部使え』の対局の本と言えるかもしれない。
この世界は残酷で、堀江さんの真似をしたら、あっという間にホームレスになってしまうような凡人が生きるには、この世は厳しいという、当たり前のことが前提なのだろう。
そんな凡人が生きる方法が書かれている。
YouTubeで、岡田斗司夫さんがこの本の解説をしているのを見た。岡田さんの解釈はあまり信用していないが(笑)、シンプルな内容なので、それほど歪んだ解釈はしていないと思う。
実は私は、2016年にこの本を買っていることが分かったが、読んだ記憶がない(笑)。
橘さんの本って、地味にしか役に立たず、普通は全く役に立たない。
だけど、橘さんは誠実なのだろう。
多くの作家が「こうやれば大成功しますよ」みたいなことを、いかにも出来そうに、面白く、夢を持たせるような上手い文章で書くが、実際は、そんなにうまくいくはずがない。
そこへいくと、橘さんは、地味で面白くなく、しかも、5パーセントの可能性かもしれないが、出来るかもしれないことを真面目に書いているのだ。

岡田さんの解説では、橘さんの言う方法は「得意なことをインターネットで発信しろ」だ。
YouTube、インスタグラム、X、Facebook、ブログ等、発信の方法はいくらでもある。
ただ、発信することが、メジャーなもの・・・サッカーやお笑いやボカロや政治といったものは、他に発信者がいくらでもおり、その中で見てもらえるのは、一握りの天才だ。
よって、ニッチ(隙間)を狙うしかない。
ほとんど誰も見向きもしないようなことだ。
よって、見る人は少ないが、全体で言えば、同好の士も結構な数がいるはずなのだ。

クリプトン・フューチャー・メディアという会社は、初音ミク以前にも、音源ビジネスというニッチ産業で結構成功していた。
この会社を創った伊藤博之さんが、まさに、「インターネットがあれば営業しなくていい」と思ったらしい。
伊藤社長は、若い頃はバンドを組んでいたが、ミュージシャンで成功するのは無理と諦めたのだと思う。
それで、公務員になったが、あり金をはたいて電子音楽の機材を買い込み、四畳半の部屋で地道に音楽を作り、それがクリプトン・フューチャー・メディアにつながったのである。
堀江さんと橘さんの手法をドッキングさせたような成功例と思う。

よって、凡人は、以下の3冊を、まとめて読むと良いと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)創作のミライ 「初音ミク」が北海道から生まれたわけ(伊藤博之)
(2)残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法(橘玲)
(3)あり金は全部使え(堀江貴文)

使われない机
AIアート2363
「使われない机」
Kay

タイムリープしても駄目な者達

教師で教育学者だったウィリアム・スミス・クラーク(1826~1886)が帰国時に、自分が開校した札幌農学校(今の北海道大学)の学生に言ったとされる「ボーイズ、ビー・アンビシャス(Boys, be ambitious like this old man)」は「少年よ、大志を抱け(この老人のごとく)」と訳され、日本人なら知らない者はいないほど有名だ。
ただ、この「ボーイズ、ビー・アンビシャス」は、クラーク博士が実際に言ったのではないとか、意味はせいぜい「元気でな」程度だったとかいろいろ言われているが、大半の日本人にとっては、
「若者よ、大志を抱け(若者よ、大きな夢を持て)」
という意味だし、また、これは金言(きんげん)と捉えられているだろう。

だが、偶然にも同じ札幌の初音ミクの会社であるクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長が、何かのインタビューに答えてだと思うが、日本的「ボーイズ、ビー・アンビシャス」と真逆の意味とも思える、
「夢に人生を賭けるな」
と言われたのが本当の金言だ。
伊藤社長は、ミュージシャンを目指す若者達が北海道から上京し、30歳くらいで諦めて帰って来たのを見て、その歳からやり直すのは厳しく、人生を棒に振ったようなものだと思って、そう言われたようである。
まさに、夢に人生を賭けて不幸になった人達だ。
一方、伊藤社長が、ボーカロイドで世界的な大革命を起こしたのは、意図したことではなく、たまたまとか、なりゆきだったと言えなくもないと思う。

ピュア・ガール
AIアート135
「ピュア・ガール」
Kay


『トワイライトゾーン』という、アメリカの古いミステリードラマ(テレビ番組)の中の1つに、自分そっくりのアンドロイドを作った男の話がある。
自分と見分けがつかないばかりか、そのアンドロイドは自分は人間だと思い込んでいた。
男は、自分そっくりのアンドロイドに言う。
「皆、子供の時は、偉くなる、博士になると言う。だが、やがて言わなくなる。だが私は違った。夢を捨てなかったんだ」
結局、この男は、その自分そっくりのアンドロイドに殺される。
まあ、そもそも、あれから半世紀以上経つ今でも、そんなアンドロイドを作るなど、夢のまた夢だ。
このドラマを見て、「うん、夢を捨てないことは素晴らしい」と思う者は(絶対にいる)阿呆だろう。
そんな阿呆は、夢に人生を賭け、その夢に殺される。

私がタイムリーパーでなくても、サッカー選手になるとか、作家になるなんて本気で言う者が周囲にいたら、「やめとけ」とは言えないが、可哀そうだなとは思うだろう。
私の知り合いに、教育事業で成功した人がいる。
その人は、教育に対する情熱を持っている人ということになっているが、彼が塾を始めたきっかけを知っている者は少ない。
彼は、大学生の時(そこそこの大学の学生だった)、無料で子供達を集めて勉強を教えていた。
その時、子供達の親にお菓子をもらったのだが、それですごく得をした気持ちになって、その勉強会を続け、その延長で大学生のまま塾を開いたら、成功してしまったのだ。
要は単に、教え好きのお兄ちゃんだったわけだ。
上の伊藤社長も、公務員兼夜間大学生の時に、電子音楽にハマってしまったなりゆきで会社を起こし、そのなりゆきで初音ミクを作ることになったようである。

まあ、成功するかどうかは分からないが、好きなことをすべきということだろう。
好きなことだから、周囲からは大変な努力をしているように見えても、本人は楽しいだけである。
そして、その好きなことは、自分の力でやることが必要だ。
私の知り合いのその事業家も、塾を経営しながら大学は卒業したし、伊藤社長も公務員も大学も続けながらやっていた。

タイムリープしても、サッカー選手や作家やミュージシャンみたいなものになろうと思い込まないことだ。
そして、タイムリーパーに限らないが、思考を消すことだ。
思考すると全て悪い方に行く。
思考しなければ、どんな展開になるかは分からないが、不幸にはならないだろう。
思考して無駄なことをやる者を馬鹿と言うのである。
まあ、そんな馬鹿は、そもそもがタイムリープはしないものである。
要は、いかなる場合でも、思考を消すことが最重要である。
そのためには、いつも言う通り、「私は誰か?」と自分に問うか、世界コマンドを唱えることである。

馬鹿が多いので、今回のような話も有益と思う。
馬鹿はタイムリープしたってやっぱり駄目だし、そもそもがタイムリープ出来ないだろう。








好きなことをやる

生き方など人それぞれで、どんな生き方が良いかなどは分からないが、羨ましいと思うのは、野球選手だったテッド・ウィリアムズの生涯だ。
テッド・ウィリアムズの名を知らない人も、特に日本人では多いだろうが、彼の全盛期の数年が戦争中でなかったら、多くのメジャー記録を書き換えていた可能性が高い。
通算出塁率はメジャー史上1位で、三冠王を2度獲ったのも、彼の他には1人しかいないが、何より彼はメジャー最後の4割バッターとして知られている。
首位打者6回、本塁打王4回、打点王4回といえば、やはり化け物みたいな選手だったのだろう。
また、彼は引退後は監督としても抜群の実績を残した。
彼は、子供の時から野球のために生きていて、起きている時間の全てでバッティングの練習をやりたがり、実際、不可抗力な力で阻止されない限りそうした。不可抗力な力の中には、夜、寝ずにバッティングをやりたがる彼を、両親が無理矢理ベッドに押し込んで寝させるというものもあったらしい。
ちょっと昔、チームラボ社長の猪子寿之氏が、今のKADOKAWAとドワンゴの社長の夏野剛氏と対談した時、自身も天才と呼ばれる彼は「人間の生まれつきの能力に差はない。問題はかけた時間だけ」と言われていたのを思い出す。
また、作家の村上龍氏も、坂本龍一氏との対談で似たようなことを言われ、「今の坂本があるのも、才能ということもあるだろうが、3歳からピアノをみっちりやったからだ」と述べていた。
まあ、無理矢理ピアノをやらされても坂本龍一にはなれないだろうから、坂本龍一氏は、ピアノが好きだったとか、向いていたとか、あるいは、ピアを弾くことのモチベーションを持っていたのだろう。

忘我
AIアート115
「忘我」
Kay


ところが、ハンス・クリスチャン・アンデルセンは、学生時代までは、ずっと嫌なことをやり、苦しい人生だった。
そして彼は、作家・詩人として成功してからは、ずっと旅行をしていた。
作品は、旅行のついでに書いたようなもので、実際、彼の作品自体は多くはない。
彼は複雑な人物で、本当は何をやりたかったのかはっきりしない。
だが、芸術家はそんなものかもしれない。
岡本太郎だって、若い頃は描けなかった時期もあったと言い、作品は決して少なくはないが、非常に多いというわけでもない。
そして、自分では「私の最高傑作は岡本太郎だ」と言っていたので、生きていること全部が芸術だったのだろうが、同じようなことを言う高名な芸術家がいたように思う。
ピカソやゴッホのように、ひたすら作品を作り続けた画家もいたが、レオナルド・ダ・ヴィンチのように、他のことで忙しくて、作品が少ない画家もいた。
印象深いのは、75歳から作品を作り始めながら100歳を過ぎるまでひたすら制作し、最も多作な画家と言われたグランマ・モーゼスだ。
とはいえ、作品を作る行為かどうかはともなく、彼らは皆、好きなことをやっていたことは間違いない。

2015年だったか、初音ミクさんの会社のクリプトン・フューチャー・メディア社長の伊藤博之氏の講演会に行ったが、伊藤社長はとても控えめな方で、あまり「ああしろこうしろ」といった話はされないないのだが、「好きなことをしろ」「好きなことでないと続かない」「好きなことをするシステムは自分で作れ」「好きなことをしていればセレンディピティ(幸運な偶然)が起こる」と言われていたのをよく憶えている。

昔、有名なプロゴルファーだったセベ・バレステロスがテレビCMの中でだったが、「私が子供の時、父親が私に言った。『何でもいいから好きになれ。好きになったら強くなれ』」と言っていたが、「好きになれ」というよりは「好きなものを見つけろ」だろうし、強くなるかどうかは、あまり気にすることでもないだろう。
それよりも、好きなものを見つけたら、それをやることが大事だ。
あえていえば、ただの面白いと好きを混同してはならない。
ゲームは面白いが、ほとんどの場合、本当の好きではない。
エロいことは誰でも好きだが、池田満寿夫のように本格的に好きで、起きている時間ずっと「エロティシズム」に取り組まないと芸術家にはなれないのだろう。そこまでエロい人はなかなかいまい。








大志は抱くものではなく起こるもの

初音ミクさん誕生の地、北海道の札幌で現在の北海道大学である札幌農学校を開校したウィリアム・スミス・クラーク・・・通称クラーク博士が、9ヵ月日本に滞在した後、札幌農学校の一期生との別れの際に発した、
「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」
という言葉がよく知られている。
確かに、この言葉には、いろんな説があり、クラーク博士が実際はどう言ったのか、どんな意味で言ったのかは様々な説があるが、このような言葉で学生達を激励したことは間違いがないようだ。

「少年よ大志を抱け」
普通には、「野心的であれ」という意味と考えられているが、何が「大志」で何が「野心」かは、人それぞれの考え方だ。
そして、大志、あるいは、野心を抱くことが、良いか悪いかは、一般的に良いとされていると思うが、これもまた、人それぞれの考え方だ。
だが、実際は、誰も大志(あるいは野心)を抱くことは出来ない。
大志を抱いたかのように見えても、実際は抱かされたのである。

大志と思えるものが起こったとしたら、それはエゴの大志か、潜在意識の大志かだ。
エゴの大志には、プロサッカー選手になりたいとか、女優になりたい、金持ちになりたいなどといったものが多いと思う。
つまり、エゴの大志は、単に、優越感や安心感を目的とした偽物だ。
本物の大志は潜在意識から出てくるが、それは、思考やエゴ(この2つは同じだが)とは何の関係もなく、現れる時は自動的に勝手に現れる。
エゴの大志を消したら、本物の大志が出てくるか、出てこないかは分からないが、エゴの大志が消えない限り、本物の大志は出てこない。
しかし、やはり、本物の大志が出てくるかどうかは、エゴである自分が決めることではない。
そういえば、初音ミクさんの会社のクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長が、何かのインタビューだったかで「夢に人生を賭けるな」みたいなことを言われていたが、この「夢」はエゴの大志みたいなもののことだろう。

別に、エゴの大志も捨てる必要はなく、それはそれで、それに向かって楽しくやれば良い。
言い換えれば、楽しくないなら止めれば良い。
伊藤博之社長も、このことを、「好きでないと続かない」と講演で言われるのを聞いたが、つくづく、エゴの大志というのは厄介であると思う。

矢追純一さんが「僕は頭が悪いから考えることを諦めた」と言ったのが良い生き方であると思う。
矢追さんは、目標自体は、その都度持ったらしい。
例えば、高校生の時に妹2人を自分で養うとか、大学進学とかだが、それらも、矢追さんが考えて立てた目標ではなく、潜在意識からの目標で、だから、勝手にうまくいったのだろう。
その後、矢追さんが、日本テレビに入って、UFO番組みたいなものを作ったのも、潜在意識からの指令のようなもので、矢追さん本人からすれば、なりゆき以外の何物でもないだろう。
自分のちっぽけな頭で考えることを止めれば、大志かどうかはともかく、潜在意識が目標を出してくるのだと思う。
ただ、心配しなくても、楽しいことはやって来る。
政木和三さんのようにな真面目で堅物な人物でも「お金も女も、来るものは仕方がない」と思えば来る。そんな世界なのだと思えば良いのであると思う。








セレンディピティを呼ぶ生き方

成功した人というのは、たまたま成功したのであることは間違いない。
言い換えれば、幸運であったのだ。
ある野球選手は、彼が草野球をしていたところを、たまたまプロ野球のコーチが見たことで運命が変わり、ある男性芸能スターは、彼が交差点で立っているのを、たまたま大手芸能プロダクションの社長が自動車を運転しながら見かけてスカウトした。
この2人は、そのたまたまがなくても、才能があったから、結局は別の方法で成功したかどうかは分からないが、肝心なことは、才能があっても、そんなたまたまがなかったために、生涯を凡人で過ごす人が沢山いるに違いないことだ。
そして、そんな超成功者だけでなく、普通の人の中で、上手くいっている人も、聞けば、上手くいくきっかけとなる幸運なたまたまがあったのである。

だが、幸運なたまたまを呼ぶのも、それを生かすのも、本人次第である。
最初に挙げた2人の超成功者達の内、野球選手の方は、確かに野球の才能があり、それがプロのコーチの目に留まったのだが、普段の生き方、心構えが、他の人とは違っていたのだ。
芸能スターの方も、生まれつきの美少年ということもあったのだろうが、スターの才能を感じさせる、立ち居振る舞いや目つきなどが、普通の少年とは違っていたのであり、それもやはり、普段の生き方や心構えが、普通の少年とは違っていたから、そうなったのである。

幸運なたまたまを呼び、それは生かすのは、普段の生き方や心構えであり、それは、目つきに、そして、立ち居振る舞いに現れる。
アインシュタインのように、論文(ブラウン運動の論文だったが)で成功のきっかけを掴んだというケースもあるが、彼だって、普段の生き方や心構えが違っていたのであり、目つきや心構えも、他の人と違っていたはずである。
スティーブ・ジョブズは、「どんな形かは分からないが、今やっていることと、未来の何かという、2つの点が結び付くのだ」と言ったのだが、これもつまり、今、どんなことを、どんなふうにやっているかが重要であることを示している。
スティーブ・ジョブズの場合、退学したリード大学で、カリグラフィーの講義を受けたことが(違法だが)、将来、マッキントッシュパソコンを開発することに結び付いたのだという。ただし、それが分かるのは後の話で、カリグラフィーの講義を受けている時は、そんなことは全く分からず、単に興味があったから勉強していたのだ。

最初の、あの野球選手も、好きだったから草野球をやり、芸能スターになった少年も、スポーツ選手やアクションスターに憧れて、スポーツをやり、身体を鍛えていたのである。
初音ミクさんの会社クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長が2015年の神戸での講演会で、「自主的に好きなことを続けていればセレンディピティ(幸運な偶然)が起こる」と言われていたが、彼だって、昼は公務員(大学の事務員)、夜は大学の夜間部に通いながら、長期ローンを組んでまで電子音楽にのめり込んでいたのである。

スティーブ・ジョブズは、こんな言い方をしている。
「今やっていることが、将来の点とどう結びつくかは分からないが、結びつくと信じるしかないんだ」
だから、何か面白いことを自主的にやり、それが、いつか何かと結びつくと・・・信じよう(笑)。
エロとグルメばっかりでは駄目である(SF『BEATLESS』で15歳のオリガが「人類はエロとグルメで進歩した」と言ったのを思い出した)。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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