昔読んだ『七仙人の物語』という本は、著者が神霊界で、いろいろな仙人に会った体験を書いたもので、実話かどうかは分からないが、良い本でとても面白かった。
この本に登場する、神秘の力を持つ仙人達が、口元で常に呪文を唱えていたことが印象的でよく憶えている。
つまり、とても小さな声でいつも呪文を唱えていたということだろう。
そして、それこそが仙人の証のようなものであると共に、仙人になる方法なのだろうと思った。
それで、それがどんな呪文なのか知りたかったが、残念ながらそれは書かれていなかった。
ただ、著者の村田正雄氏は、有名な宗教家の五井昌久氏の弟子なので、仙人と対峙した時、仙人が呪文を唱えるのに対抗(?)し、世界平和の祈りを唱えた。
そして、今は、その呪文は何でも良いのだと確信するようになった。
私は、長い間、仙人や導師、あるいは、菩薩のような人達について調べたが、おそらく全員が何らかの呪文を唱えていた。
それは、仏や菩薩の真言であったり、神道に伝統的に伝わる神呪であったりした。
日本の山伏のような修験者の場合は、般若心経である場合が多かった。
有名な呪術者である役小角(えんのおづぬ)は不動明王の呪文などを唱えていたという記録がある。
そして、最近よく書いているように、呪文の言葉に霊験があるのではなく、それを淡々とリズミカルに繰り返すことで、それが深呼吸になるのであり、結局、一番肝心なことは、深呼吸を長時間行うことである。
でなければ、仙人、導師らが、異なる呪文を唱える合理性がない。
呪文自体は何でもよく、あえて言えば、本人が気に入っていれば良いのである。
誰でも、同じように呪文を唱え続ければ仙人(のようなもの)になれるだろう。
ただ、唱え方に注意が必要である。
呪文は、唱える回数が重要で、1日に数千、数万と唱えることが望ましい。
それなら、一息で、息が続く限り、繰り返し唱えなければならない。
1回唱えるごとに息を吸うようでは数を稼げない。
数が全てである。
ただし、声の大きさは小さくて良く、神道家の山蔭基央氏のように、神呪である「アジマリカン」を唱える際、隣の人にも気づかれぬような小さな声で唱えよと本に書いていた。また、念仏に関しても、同じように教えている僧もいる。
そのように小さな(微かなと言うべきかもしれない)声で唱えた方が良い深呼吸になるのである。
とはいえ、吸う時は、一気に吸わないといけない。
大きく力強く息を吸うと人間は気持ちよく感じる。
そのように気持ちよく感じることは、何をやっても良いのである。これは、医師で整体師として名高い橋本敬三氏の教えで、私も座右の銘としている。
AIアート489
「青いバラ」
Kay
呪文、真言、あるいは、念仏によって行う深呼吸は続き易いメリットがある。
何かの呪文、真言などを気に入り、それを使うことをお勧めする。
仙人というのでなくても、不思議な力(引き寄せ等)を持った者として地上を闊歩すれば良いと思う。
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(1)七仙人の物語
(2)神道の神秘
(3)神通力の秘密
(4)密教の聖なる呪文: 諸尊・真言・印・種字
この本に登場する、神秘の力を持つ仙人達が、口元で常に呪文を唱えていたことが印象的でよく憶えている。
つまり、とても小さな声でいつも呪文を唱えていたということだろう。
そして、それこそが仙人の証のようなものであると共に、仙人になる方法なのだろうと思った。
それで、それがどんな呪文なのか知りたかったが、残念ながらそれは書かれていなかった。
ただ、著者の村田正雄氏は、有名な宗教家の五井昌久氏の弟子なので、仙人と対峙した時、仙人が呪文を唱えるのに対抗(?)し、世界平和の祈りを唱えた。
そして、今は、その呪文は何でも良いのだと確信するようになった。
私は、長い間、仙人や導師、あるいは、菩薩のような人達について調べたが、おそらく全員が何らかの呪文を唱えていた。
それは、仏や菩薩の真言であったり、神道に伝統的に伝わる神呪であったりした。
日本の山伏のような修験者の場合は、般若心経である場合が多かった。
有名な呪術者である役小角(えんのおづぬ)は不動明王の呪文などを唱えていたという記録がある。
そして、最近よく書いているように、呪文の言葉に霊験があるのではなく、それを淡々とリズミカルに繰り返すことで、それが深呼吸になるのであり、結局、一番肝心なことは、深呼吸を長時間行うことである。
でなければ、仙人、導師らが、異なる呪文を唱える合理性がない。
呪文自体は何でもよく、あえて言えば、本人が気に入っていれば良いのである。
誰でも、同じように呪文を唱え続ければ仙人(のようなもの)になれるだろう。
ただ、唱え方に注意が必要である。
呪文は、唱える回数が重要で、1日に数千、数万と唱えることが望ましい。
それなら、一息で、息が続く限り、繰り返し唱えなければならない。
1回唱えるごとに息を吸うようでは数を稼げない。
数が全てである。
ただし、声の大きさは小さくて良く、神道家の山蔭基央氏のように、神呪である「アジマリカン」を唱える際、隣の人にも気づかれぬような小さな声で唱えよと本に書いていた。また、念仏に関しても、同じように教えている僧もいる。
そのように小さな(微かなと言うべきかもしれない)声で唱えた方が良い深呼吸になるのである。
とはいえ、吸う時は、一気に吸わないといけない。
大きく力強く息を吸うと人間は気持ちよく感じる。
そのように気持ちよく感じることは、何をやっても良いのである。これは、医師で整体師として名高い橋本敬三氏の教えで、私も座右の銘としている。
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呪文、真言、あるいは、念仏によって行う深呼吸は続き易いメリットがある。
何かの呪文、真言などを気に入り、それを使うことをお勧めする。
仙人というのでなくても、不思議な力(引き寄せ等)を持った者として地上を闊歩すれば良いと思う。
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(2)神道の神秘
(3)神通力の秘密
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