ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

中村義一

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

お金は空から降ってくる

「お金は空から降ってくるものだ」と言ったら、古い気質の真面目な人に怒られそうだが、私は、そんなことを言ったお金持ちを2人知っている。
ご本人が付けたタイトルかどうかは知らないが、『お金は宇宙から降ってくる』という本があるが、本人が付けた訳ではなくても、これほど変わったタイトルが、中身と何ら関係なく付けられたということもないだろう。
この本は、光学機器メーカーの三鷹光機の創業者、中村義一氏の著書だ。
中村氏は小学校も出ていないが、彼が開発した光学機器は、NASA、ライカ、医療機器メーカーなどに採用された。
これはつまり、彼の小さな会社が、大手光学機器メーカーとの競争に勝ったということである。
もう、随分前に読んだ本だし、当時の私は今よりずっと馬鹿だったので、内容はあまり分からなかったが、要は、中村氏は小学校も出ていないおかげで、学校で頭が破壊されなかったのである。
そんな彼が、「お金は宇宙から降ってくる」と言ったとしたら、それは自然なことと感じる。
学校で教育された頭は、お金は、苦労して、自分や家族を犠牲にして手に入れるものだと思っているだろう。
そして、お金を稼ごうとしたら、「どうやって稼ぐか」を、自分のたかが知れた頭で考え、結果、ロクでもない方法しか思いつかず、結局、お金に困るのである。

もう1人の「お金は降ってくる」と言ったのは、こちらは中学校までは出ているが、高校には行かず、健康革命を起こした人だ。
言うこと、書いていることに、偏見かもしれないが、怪しいと思えることも沢山あり、本人も、いろいろ問題があったことは本にも買いているが、医療では全くお手上げの病気を実際に数多く治していることも確かと思う。
私は、本で読んだだけでなく、その人について、優れた医者から話を聞いたことも何度かあるのである。
彼は、中学校までは行ったと書いたが、本人は、義務教育だから仕方なく行った感じで、多分、小学校の授業も聞いていなかったと思う。
ところで、彼は、「お金は降ってくる」と言ったのではなく、「お金が空から降ってくるようでないと駄目だ」といったことを言ったのだと思う。
尚、彼の資産が凄いことを、私は偶然知る機会が実際にあったことを付け加えておく。

貯金が、百万円とか一千万円とかの区切りを、なかなか超えられない人がよくいると思う。
そんな人は、やはり、お金の稼ぎ方についての固定観念を持っていて、苦労しないとお金は得られないと思っているのだろう。
私もそうだったが、ある時、まさに、「濡れ手に粟」(何の苦労もせずに利益を得ること)という感じでお金を得て、「超えられない壁」を超えると、何もしないのに、なぜか、お金が貯まる一方になった(貯金の趣味はないので、あまり多くは貯めていないが)。
つまりね、やはり、「お金は空から降ってくる」と思った方が良いのである。
あの時、予期せぬお金が入って気分が良かったので、他にも、良いことが次々起こった。
いつも言うが、この宇宙は「気分が良ければ良いことが、気分が悪ければ悪いことが起こる」仕組みになっているのである。
ならば、無理にでも笑顔になり、ガッツポーズを連発して気分を良くすれば、それに伴って良いことが起こり、さらに、気分が良くなるだろう。
そして、「お金は空から降ってくる」と思って(あるいは呪文として唱えて)気楽でいれば良いと私は思う。








改善するよりも全部壊してやり直す~その優れたやり方~

重要な話なので、最初はちょっとややこしいことも書くが、よければ読んで欲しい。
あなたの力を数百倍化するのだからだ。

リストラと言ったら、解雇、つまり、クビのことだと思われているが、本来の意味は、再構築を意味するリストラクチャリングの略語だ。
確かに、企業の再構築という意味のリストラでは、不採算部門を閉鎖、または、縮小することが多く、その際、従業員を解雇することが多い。しかし、日本ではそのことだけに注目して、リストラ=解雇になってしまった。
日本の会社では、実際には今だって終身雇用が多いので、事業縮小のために整理解雇するというのがショッキングだったのかもしれない。
ところで、リストラクチャリングと共によく使われる経営用語に、リエンジニアリングというものがある。
リエンジニアリングは、再設計という意味だが、やはり企業経営においては、リストラクチャリングと同じく、再構築を意味する。
では、リストラクチャリングとリエンジニアリングの違いは何かというと、リストラクチャリングはあくまで改善なのだが、リエンジニアリングは、「全部ぶっ壊して最初からやり直す」ことである。
圧倒的効果が高いのは、リエンジニアリングである。

あなたも、行き詰った時は、全部壊してやり直すリエンジニアリングを考えると良い。
このことを忘れなければ、あなたは他人の数百倍の人物になれる。
以下に、もう少し説明する。

実は、最近、デカルトの『方法序説』をよくご紹介していたので、自分でも読み直してみたのだが、案外忘れていることに愕然とした。
いや、きっと、しっかりと読み込んでいなかったのだ。
私は、社会人を始めて、セールスやサラ金の回収といった仕事をやった後で総務課の社員になったのだが、その頃、『方法序説』を常に手元において読み返していた。
180円で買った角川文庫のもので、今はもう絶版になっているものだ。
厚みがとても薄い本だ(126ページ。ただし、文字が小さい)。
しかし、おそらく4回くらいしか読んでいない。
せめて20回は読むべきだったかもしれない。

この『方法序説』の中で、デカルトは、家は、改修するよりも、一度壊して建て直した方が良い家になり、街も整備するよりはいったん全部潰して造り直した方がはるかに良い街になると書かれていた。
まさに、リストラクチャリングに対するリエンジニアリングの優位を説いたものだ。
そして、家の建て直しの際、元の家に使われていた材料を再利用するのは良いことだという。
これは、忘れ勝ちではあるが、素晴らしい注意点だ。
我々も、自己を新しくやり直す際は、全部壊すとしても、以前の自分を構築していた材料は使っても良いのである。
言い換えれば、材料まで捨てる必要はない。
無論、良い材料と悪い材料を選別する必要はあるだろう。

三鷹光器を創業した中村義一さんは、小学校も出てない超一流エンジニアだが、中村さんの著作『お金は宇宙から降ってくる』の中に、こんな話がある。
三鷹光器では、入社試験でデッサンを描かせるが、消しゴムで消しながら描く人より、最初から描き直す人の方が優秀であるという。
また、社員に設計図を描かせる時も、消しゴムで何度も消すようなことをさせず、一から描き直させるという。
中村さんは、昔の作家というのは、しっちゅう、原稿用紙を丸めて全部捨てたものだという。
これらの話の意味は、上の、リエンジニアリングとリストラクチャリングから考えれば明らかと思う。
今の作家は、ワープロで修正しながら書くのが容易なので、超傑作が生まれないのかもしれない。

「新しい自分を始めるために、今までの自分を終らせる!」
テレビアニメ『魔法少女リリカルなのは』、およびその劇場版映画、『魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st』の、感動的な場面での、フェイト・テスタロッサ(9歳の魔導師の少女)の言葉である。
これまでの自分の全存在が否定されて、精神的にも崩壊寸前だった9歳の金髪の美少女フェイトは、新しい自分を始めることを決意して生まれ変わる。
だが、これまでに身につけた魔法の力、そして、本当は美しい情愛という美点は持ち越したのである。









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文豪は原稿を豪快に破り捨てる姿が似合う

小学校も出ていないという、エジソン並の学歴ながら、NASAが宇宙船に搭載するカメラや、世界大手のメーカーに負けない医療光学機器を開発してきた中村義一さんが著書に書かれていたことだ。自身が設立した三鷹光器の入社試験で、ある時から、デッサンを描かせることを始めたという。そして、デッサンを描く際、何度も消しゴムで消すような人は駄目なのだと言う。優れた素質のある人は、最初から描き直すということなのだろう。
小説家も、文豪というのは、駄目だと思ったら書き直すようなことをせず、原稿を丸めて捨ててしまう(今ならファイルをデリートか)のだそうだ。
そうえいば、ある文豪が、何年も書けて書いた原稿が火事で燃えてしまい、彼は一から書き直したのだが、それが大傑作だった。もしかしたら、それは、元の作品より数段優れたものになっていたのかもしれない。

私のようなソフト開発の仕事でも、やはりそうなのだ。
今流のソフト開発の手法の1つに、「スパイラル型開発」というものがある。
これは、ソフトウェアの概要を考え、設計し、プログラミングし、テストして完成ということを、何度か繰り返して完成させるというものだ。
決して、1回1回をいい加減にやる訳ではないのだが、どんなものも、「作ってみなければ分からない」ということはある。
そこで、失敗を恐れずに、とにかく作ってみるということをやる。すると、一度作ることで、問題点が分かり、改善案が浮かび、2度目はもっと良いものが出来る。それを、数回繰り返せば、良いものが、案外に早く出来ることもある。少なくとも、失敗の可能性は低くなる。
そして、このやり方の大切な点は、一度完成したら、出来たものはすっぱりと捨て、新たに作るということだ。
私の経験では、2度目は1度目より40%から100%良いものが出来、3度目でも20%から60%は良いものになる。
だが、納入期限というものもあるので、通常は3度の繰り返しが終ったあたりで完成とする。
だが、誰がやっても、繰り返せば良くなる訳ではない。
いや、スパイラル型開発が向いている人は、むしろ少ないと思う。
現在でも、特に国内では、ほとんどのソフトウェアはスパイラル型ではない、1回で完成させる方法(ウォーターフォール型という)で行われる。

世界的版画家として知られる池田満寿夫さんは、東京芸大の入試のデッサンで、何度も消して紙が真っ黒になってしまい、結局、3回連続で落ちて諦めたそうだ。
だが、彼は、描くより消すのが好きなのだと、何かの本に書かれていたと思う。
入試のデッサンは作品ではないのだろう。彼は入試向きではなかったに違いない。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、あのモナ・リザに一生手を加えたそうだ。特に左手を修正したと聞いて、私はちょっとはっとしたことがある。あの絵の左手が駄目だと思ったことがあるからだ。
少なくとも、ダ・ヴィンチは、あの絵の左手だけは絵の具を全部削り取って描き直した方が良かったかもしれない。
いや、もしかしたら、全体を描き直していれば、もっと凄い作品になったかもしれない。

ニュートンは、難しい本を読む時、分からなくなったらいったん読むのをやめ、しばらく経ってから、頭からもう一度読むということを、何度も繰り返したのだそうだ。「ここまでは分かるから、ここから読もう」といったことはしなかった。
ここらが、彼が天才である所以(理由)であるのだと思う。
分からなくても先に進まないといけない学校では、とてもそんなことは出来ない。
だから学校では天才は決して生まれず、仮に成績が良くても凡人しか出来ない。普通は馬鹿ばかりが出来る。
自分で勉強をする時は、ニュートン式でやると良い。いや、学校の勉強はどうでもいいから、ニュートンのようにやるべきと私は思う。









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最悪のスランプを粉砕する

芸術家だろうが、スポーツ選手だろうが、技術者だろうが、科学者だろうが、セールスマンだろうが、懸命に励んでいてある時期が来ると、にっちもさっちもいかなくなる状態になる。それは、大抵は、ある程度うまくいっていて、自信がついたような頃に不意に訪れる。
ビル・ゲイツが、どんな文脈で言ったのかは憶えていないが、自分は何でもできると思っているコンピュータ・プログラマが、必ずそうなるということを言っていたが、彼自身がそうだったのだろうし、まだマイクロソフト社が小さかった頃に、若いプログラマ達のそんな様子を見たのだろう。
それは、神秘についても同じらしい。ラマナ・マハルシが、やはり、若い修行者が、心身や周囲の世界を支配し、神秘力をも獲得して自信を持った時に、修行の本筋から外れてしまうのだと言っていたようだ。
では、これらの、膠着状態に陥り、多くは自信を失い、身動きできない求道者は、どうやれば輝きを取り戻し、自由に活動できるようになるのかというと、真の目標に立ち返ることである。
芸術家であれば、真のエクスタシ(忘我)を求めていたはずだし、スポーツ選手なら肉体と精神の一致の神秘を求めていたはずだ。技術者であれば、大自然の法則を目に見える形にしたかったのだろうし、科学者であれば内なる英知の声を聞きたかったのだ。セールスマンは、自他の区別が消失する神秘を求めているのだ。
そして、人間は、いかなることをしていても、真の目標は1つで、どれも同じなのである。

本来は、信仰というものは、人間の真の目標を最も純粋に目指すものであったはずだが、宗教を作って宗派同士、果ては、同じ宗派内での利権争いばかりにうつつをぬかし、現在においては、人間のあらゆる活動の中で、最も道から遠いものになっているのである。
また、信仰の下僕として始まった芸術もそうであったのだが、芸術もまた権威主義や、日本では、流派といった閉鎖的な家門主義がはびこり、道どころではない醜いものに堕落している。
だが、幸い、信仰も芸術も、自然を師とすれば、1人で道を探求することができるのであり、真に志があれば、牢獄のような流派宗派に背を向け、顔を上げて高いところを目指すことができるのである。
それは、信仰や芸術だけではない。イツァク・ベントフという哲学者は、学歴は幼稚園中退であるが、自然を深く観察することで、卓越した医療エンジニアになったし、三鷹光器の中村義一さんは学歴は小学校中退であるが、やはり自然に学び、NASAの宇宙船に搭載されるカメラや大手メーカーを上回る医療光学機器を開発したという。
およそ、優れた発明というものは自然の模倣なのであり、あらゆる技術改革はそうやって生まれたのだ。コンピュータソフトウェアも例外ではなく、自然から外れた、人間の思考だけで生み出したものは決して長続きしていない。

我々は、何をするにしてももっと自然に接しないといけない。そして、最初に述べたような、にっちもさっちもいかなくなったら、大自然の中に身を置くことだ。すると、問題は嘘のように解決するのである。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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