人間の身体の中で、腹は、普通に認識されるよりもずっと重要であるという話が、古今の賢者、哲学者、思想家、科学者、芸術家、精神的指導者らによって語られている。
日本では、腹を割って話す、腹を決める、腹を読むなどと普通に言うし、腹を切って責任を取る切腹というものがあったことを今でも誰でも知っている。
ドイツの哲学者、心理学者のカールフリート・デュルクハイムは戦時中に日本に来て日本文化を深く学び、特に岡田式静坐法によって腹の重要性を理解し、名著『肚』を著した。
『チャタレイ夫人の恋人』などで知られるD.H.ロレンスは、凡人は読むなと警告した異端の書『無意識の幻想』で、腹が宇宙と通じていることを示した。
ところで、日本では、岡田虎二郎、中村天風、松木草垣といった、偉人とか神人と呼ばれる人達は、腹について高度な話もしたが、凡人にも役立つような方法も示した。
結局、それにより、万能の魂の力が解放されると考えて良いだろう。
それは、腹に力を入れるという単純な言い方が出来るが、その力を入れる部分が異なる。
岡田虎二郎は下腹、中村天風は肛門を引き締めることで腹に力を入れるのだと思う。松木草垣は、力を込めるべき場所は臍と断定した。
他にも、臍下丹田であるとか、仙骨と言う者もいる。
それで、どれが正しいかというと、全て正しい。
こう言っては不遜と言われるだろうが、どれでも同じなのである。
言ってみれば、自分がやり易いものでやれば良いのである。
黒住宗忠は、常に下腹に力を入れ、座っている時は手で下腹を押さえていることも多かったようだ。
岡田虎二郎は、人々にも、常に下腹に力を込めておれと言い、中村天風も片時も弛まず肛門を引き締めよと言った。
これは、最近ここでよく述べている、呪文、真言、念仏、アファーメーションと同じで、ただ、口や心で言うか、腹に力を込めるかの違いだけで、効果は同じである。
よって、自分は言葉を唱えるのが向いているか、腹に力を込めるのが向いているかで、修行のやり方が決まり、また、両方取り入れてバリエーションを増やすことも出来る。
他にも、腕振り運動や四股、呼吸法といったものもあり、やはり、効果に関しては同じである。
とにかく、何でも良いから、長時間、こういった行により思考を消すことで、全知全能の魂の力を解放すべきと思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)肚 ~人間の重心~(カールフリート・デュルクハイム)
(2)肚 ~老子と私~(加島祥造)
(3)岡田式静坐のすすめ(柳田誠二郎)
(4)無意識の幻想(D・H・ロレンス)
(5)幸福なる人生(中村天風)
(6)秘法ヨガ入門(藤本憲幸)

AIアート1969
「お昼寝に良い場所」
Kay
日本では、腹を割って話す、腹を決める、腹を読むなどと普通に言うし、腹を切って責任を取る切腹というものがあったことを今でも誰でも知っている。
ドイツの哲学者、心理学者のカールフリート・デュルクハイムは戦時中に日本に来て日本文化を深く学び、特に岡田式静坐法によって腹の重要性を理解し、名著『肚』を著した。
『チャタレイ夫人の恋人』などで知られるD.H.ロレンスは、凡人は読むなと警告した異端の書『無意識の幻想』で、腹が宇宙と通じていることを示した。
ところで、日本では、岡田虎二郎、中村天風、松木草垣といった、偉人とか神人と呼ばれる人達は、腹について高度な話もしたが、凡人にも役立つような方法も示した。
結局、それにより、万能の魂の力が解放されると考えて良いだろう。
それは、腹に力を入れるという単純な言い方が出来るが、その力を入れる部分が異なる。
岡田虎二郎は下腹、中村天風は肛門を引き締めることで腹に力を入れるのだと思う。松木草垣は、力を込めるべき場所は臍と断定した。
他にも、臍下丹田であるとか、仙骨と言う者もいる。
それで、どれが正しいかというと、全て正しい。
こう言っては不遜と言われるだろうが、どれでも同じなのである。
言ってみれば、自分がやり易いものでやれば良いのである。
黒住宗忠は、常に下腹に力を入れ、座っている時は手で下腹を押さえていることも多かったようだ。
岡田虎二郎は、人々にも、常に下腹に力を込めておれと言い、中村天風も片時も弛まず肛門を引き締めよと言った。
これは、最近ここでよく述べている、呪文、真言、念仏、アファーメーションと同じで、ただ、口や心で言うか、腹に力を込めるかの違いだけで、効果は同じである。
よって、自分は言葉を唱えるのが向いているか、腹に力を込めるのが向いているかで、修行のやり方が決まり、また、両方取り入れてバリエーションを増やすことも出来る。
他にも、腕振り運動や四股、呼吸法といったものもあり、やはり、効果に関しては同じである。
とにかく、何でも良いから、長時間、こういった行により思考を消すことで、全知全能の魂の力を解放すべきと思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)肚 ~人間の重心~(カールフリート・デュルクハイム)
(2)肚 ~老子と私~(加島祥造)
(3)岡田式静坐のすすめ(柳田誠二郎)
(4)無意識の幻想(D・H・ロレンス)
(5)幸福なる人生(中村天風)
(6)秘法ヨガ入門(藤本憲幸)

AIアート1969
「お昼寝に良い場所」
Kay



