天才発明家で、能力開発指導者だった中山正和さん(1913~2002)は、引き寄せ的なことに関しても、脳科学や量子物理学と、さらに、深い仏教研究から、現代の引き寄せ理論に優るとも劣らない(私の主観では「はるかに超えた」)知見を述べていた。
科学技術を志していた彼が仏教を研究し始めたきっかけは、旧制中学(今の高校2年まで)卒業の時に、教師に「お前は『正法眼蔵』の『現成公案』だけを一生読め」と言われたことだった。
それで中山さんは、しばらくの間は、意味が分からないまま、それを音読したらしい。
偉い教師だ。
私が知る、もう1人の偉い教師は、アダルト作家の団鬼六(1931~2011)で、大昔のことだが、彼は、彼の家に野菜などを持ってきた生徒の成績を上げてやったらしい。呆れた彼の妻が怒ると、「馬鹿野郎!世の中はそんなものだって生徒に教えてやってるんだ」と言ったらしい。
ちなみに、私は、団は、偉いとは思うが、尊敬はしていない(笑)。
中山正和さんが、何かの本に、こんなことを書いていたのを印象的に憶えている。
これもまた、引き寄せの極意だろう。
こんなものだ。
「知恵を出したかったら、給料を給料袋ごと誰かにあげなさい。それで困るかというと、知恵が出るので全く困らない」
当時は、給料は(銀行振込ではなく)現金手渡しが一般的だったのだろう。スポーツのスター選手の月給袋は「縦に立つ」なんて話もあったらしい。
知恵を出すことと、引き寄せを行うことは近く、中山さんは、知恵が出る状態であれば、幸運に恵まれ、未来も予言出来ると述べていた。
中山さんは、知恵が出る状態、引き寄せ状態、幸運状態になるための、易しい方法を沢山教えてくれたが、根本は「クヨクヨしないこと」である。言い換えれば、「考えても仕方がないことは考えない」ことだ。
中山さんの知見は、もっと注目されて良いと思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)現代訳 正法眼蔵(禅文化学院)
(2)[新訳]正法眼蔵(ひろさちや訳)
(3)運のいい人、悪い人(中山正和)
(4)考えて仕方があること・仕方がないこと(中山正和)
(5)悟りの構造 ~正法眼蔵の解明~(中山正和)
(6)瞑想と潜在能力 ~“直観瞑想”は眠れる才能を呼び醒ます~(中山正和)※超お薦め
(7)死んでたまるか ~団鬼六自伝エッセイ~(団鬼六)
AIアート1349
「温室空間」
Kay
科学技術を志していた彼が仏教を研究し始めたきっかけは、旧制中学(今の高校2年まで)卒業の時に、教師に「お前は『正法眼蔵』の『現成公案』だけを一生読め」と言われたことだった。
それで中山さんは、しばらくの間は、意味が分からないまま、それを音読したらしい。
偉い教師だ。
私が知る、もう1人の偉い教師は、アダルト作家の団鬼六(1931~2011)で、大昔のことだが、彼は、彼の家に野菜などを持ってきた生徒の成績を上げてやったらしい。呆れた彼の妻が怒ると、「馬鹿野郎!世の中はそんなものだって生徒に教えてやってるんだ」と言ったらしい。
ちなみに、私は、団は、偉いとは思うが、尊敬はしていない(笑)。
中山正和さんが、何かの本に、こんなことを書いていたのを印象的に憶えている。
これもまた、引き寄せの極意だろう。
こんなものだ。
「知恵を出したかったら、給料を給料袋ごと誰かにあげなさい。それで困るかというと、知恵が出るので全く困らない」
当時は、給料は(銀行振込ではなく)現金手渡しが一般的だったのだろう。スポーツのスター選手の月給袋は「縦に立つ」なんて話もあったらしい。
知恵を出すことと、引き寄せを行うことは近く、中山さんは、知恵が出る状態であれば、幸運に恵まれ、未来も予言出来ると述べていた。
中山さんは、知恵が出る状態、引き寄せ状態、幸運状態になるための、易しい方法を沢山教えてくれたが、根本は「クヨクヨしないこと」である。言い換えれば、「考えても仕方がないことは考えない」ことだ。
中山さんの知見は、もっと注目されて良いと思う。
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(3)運のいい人、悪い人(中山正和)
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(5)悟りの構造 ~正法眼蔵の解明~(中山正和)
(6)瞑想と潜在能力 ~“直観瞑想”は眠れる才能を呼び醒ます~(中山正和)※超お薦め
(7)死んでたまるか ~団鬼六自伝エッセイ~(団鬼六)
AIアート1349
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