ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

ロマン

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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大人が自分の才能を発見する鍵

誰しも、何らかの才能はある。
才能は、遅くとも十代で片鱗を見せるが、それに気付き、育てなければならない。
しかし、才能の発見や育成に関して、ほとんどの親や教師は役に立たず、貴重な才能の大半は埋もれるものだ。

問題になるのは、才能のないことに時間やエネルギーを費やすことだ。
しかし、多くの親や教師が、子供にそんなことをさせる。
親しみを感じないなら、親や教師とは、出来る限り距離を置くことだ。

二十歳までやって、手応えを感じないなら、才能がないと見限って、別のことに取り組んだ方が良い。
その時には、もっと自分に向いたことは何かの見当がつくはずだと思う。
25歳までやって芽が出なければ、もう未練なんて感じている場合ではない。残り時間は少ない。
本来、人間は、自分の才能を、「好きなこと」として認識するが、テレビやネットの影響で、純粋に好きなのではなく、単に、ちやほやされたり、プライドを満足させられそうという理由で、それを好きと感じてしまい、間違った道を選ぶことが多くなった。

ある世界的ミュージシャンが、「ミュージシャンってのは、街角でハーモニカを吹いていれば満足出来るようなやつでないと務まらない」と言ったが、才能があることに関しては、どんなことも同じなのである。
画家の才能があれば、何の報酬がなくても1日中絵を描いていられる。
確かに、練習嫌いなプロスポーツ選手もいるが、そんな者は、実は才能がないか、あるいは、コーチに指示される練習のやり方が合わないだけである。
世界的芸術家の横尾忠則さんが、著書で「10代の時に好きだったものを大切にしろ」といったことを書かれていたが、本来は、それが自分の才能を発見する鍵である。

もちろん、もう、いい歳になっているなら、今から、世に出られるほど才能を伸ばすのは難しいが、適度に伸ばし、うまく活用すれば、恵みを得られることもある。
だが、いずれにしても、才能のないこと、あるいは、もう手遅れなことにエネルギーを費やしてはならない。
才能は1つとは限らず、複数のそこそこの才能も、やはり誰にもある。
その中で、取り組み甲斐のある才能を磨くのである。
いくら野球が好きで才能があっても、厳しい練習をやったことがない者が、30歳を過ぎて取り組んでも、ただの趣味にしかならない。
ただの趣味でも、楽しければ良いという考え方はあるが、そのために、役に立つ貴重な才能を伸ばすための時間やお金を無駄にしてはならない。

才能があることは、大人になれば、単なる好きというよりは、ロマンと感じるのではないかと思う。
子供の時は、まだ、ロマンを感じるのに必要な、理想とか冒険の厳しさを知らないが、それが分かる大人がロマンを感じるなら、それは才能があるということだ。
ロマンとは、理想と憧れなのである。
理想と憧れのためなら、冒険も出来るはずだ。
子供の時に好きだったことも、才能を発見する重要な要素ではあるが、もう手遅れな場合も多い。
しかし、今、それにロマンを感じるなら、まだ間に合う。
そして、ロマンを感じるには、頭がクリアでないといけない。
頭の中が、世間(学校や会社やテレビ等)から押し付けられ、ため込んだガラクタだらけでは、ロマンが分からない。
ロマン・・・理想と憧れ・・・これほど良いものはない。
ロマンを掴むための具体的手段を直観的に捉え、それを自分の力で継続すれば、セレンディピティ(幸運な偶然)が起こる可能性が高い。








燃えるロマンを得る方法

清原和博さんが現役時代、スランプに苦しんでいた時、グレイシー柔術を代表する格闘家ヒクソン・グレイシーが清原さんにアドバイスを送るといったものがテレビ番組の中であった。
10年以上前のことでもあり、ディテール(細かいこと)は忘れたが、ヒクソンのアドバイスは暗記している。
それは、「野球を楽しめ、野球に打ち込め」だった。
あまりに根本的なアドバイスで、それが出来れば誰も悩まないのだが、真理であることも確かだ。
つまり、グルメとエロス以外に打ち込めるものがある人は幸いである。

グルメとエロス以外に打ち込めるものを持つには、ロマンが必要である。
ロマンとは、早い話が、心を高揚させるものである。
ただし、恋愛賛美としてのロマンは、一応、外して考えた方が良い。恋は盲目だからね。

意外なことかもしれないが、ロマンというのは、民族主義と結び付いている。
自分が日本人であるとか、ゲルマン民族であるとかね。
それで、日本人でロマンを持っている人というのは、『古事記』をよく知っているのである。
「いや、私は日本人であることに、それほどのアイデンティティはない」という人もいるかと思うが、その場合は、ユダヤ民族の方を探ってみると良い。
日本人のルーツがユダヤであるというのは、おそらく本当だからだ。

民族意識の次には、やはり意外・・・かどうかは分からないが、懐古主義もロマンの大きな一部である。
懐古主義と言うと、いまいちロマンを感じなくても、古代への憧憬(しょうけい。どうけい。あこがれ)と言えば分かり易いと思う。
これも、民族主義と結び付くことが多いが、自分と直接関わりのない民族の古代を含むのである。
時代をさかのぼればさかのぼるほど、他の民族と通じているからだ。それこそ、他惑星にまでたどり着くかもしれない。
だが、順を追った方が良いだろう。
まずは、『古事記』を読み、そして、ユダヤについて知ると良い。ただ、ユダヤ商法だけがユダヤではない。
また、怪しげなユダヤの本もある。だが、怪しいものには怪しいなりの真理があるものだ。
最近ちょっと、初音ミクさんがユダヤ人に見えてきたが、不思議なことでもないと思う。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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