「笑えばいいと思うよ」
という言葉でアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(1995)の1シーンを連想するのは、マニアというよりは、日本のサブカルチャー(下位文化)に少し詳しいといった感じではないかと思う。
どんなシーンかというと、綾波レイ(14歳)の生存を確認した碇シンジ(14歳)が安堵と嬉しさのあまり泣き出して止まらなくなった時、レイが困って、
「ごめんなさい。こんな時、どんな顔すればいいか分からないの」
と言い、それに対し、シンジが「笑えばいいと思うよ」と言うものだ。
そして、普段、ほとんど無表情のレイが笑顔を見せる。
まあ、いいシーンなのだろうが、正直、この時のレイの笑顔の作画が駄目だった(主観だが)。
私にとって、このレイの笑顔でシンクロニシティー(共時性。意味のある偶然の一致)を感じたのは、アニメ『殺戮の天使』(2018)で、殺人狂ザック(アイザック)がレイチェル(13歳)に笑うよう強要し、普段、やはりほとんど無表情で、特に笑顔とは縁がないレイチェルが困りながらも笑って見せるシーンだ。
普段、ザックはレイチェルをレイと呼ぶので、こちらもレイである。
レイチェルの笑顔に対し、ザックは「目が死んでる」と貶すが、ザックは案外に気に入ったようだった。
ちなみに、この2人に恋愛感情なんてものは全くない(ザックは本人言うところ「俺は健全な成人男子」)。
ただし、真の愛はあったと思う。だから、愛というものを知りたければ視聴をお奨めする・・・と言ったら大袈裟だが。
ところで、『ザ・チケット』という高度な引き寄せ書がある。
おそらく、読み手を選ぶ書で、文章自体は平易だが、理解は難しいと思う。ただし、理解は出来なくても、あるいは、理解する気がなくても、メソッド編のメソッドをやれば良いというものだ。
そのメソッドの8番が「笑う」で、「笑うことは幸せを予約すること」とし、笑うといった感情を「現実創造装置」として使えと書かれてあるが、素晴らしい表現である。
私も昔から、笑うことで何度も、危機一髪の状況を切り抜けてきた。
この笑顔と似たプロレスの必殺技の話がある。
史上最高のプロレスラーであったルー・テーズが「技を何か1つと言われたらダブル・リストロック」と、彼の切り札である地味な関節技の名を上げたが、彼は、この技で何度も救われたと言い、この技で相手の肩を破壊寸前まで締め上げたことは数百回もあると言う。
幸い、テーズはこの技で相手に大怪我を負わせることはなかったが、アントニオ猪木さんがパキスタンでのアクラム・ペールワンとの試合で、この技でペールワンの腕を折っている。これについては、テーズは「猪木が故意にやったのではないと信じたい」と述べている。
それほど危険な技だ。
ちなみに、プロレスはもちろんショーであるが、レスラーの序列自体は、余程の人気レスラーでない限りはレスリングの実力で決まるという話がある。
また、猪木VSペールワンは、猪木さんが生涯で行った2つか3つのシュートマッチ(真剣勝負)の1つと言われている。
私にとって、笑うことは、まさに、テーズのダブル・リストロックだ。
つまり、出せば必ず勝つ必殺技だ。
もちろん、誰でもそうなるだろう。
AIアート644
「ガールズ・ビー・アンビシャス」
Kay
ちなみに、『ザ・チケット』はAmazonなどでは販売されておらず、電子書籍販売サイト「でじたる書房」で販売され、PDF形式ファイルで提供される。ごく普通のPDFファイルだから、コピーがいくらでも出来るが、常にベストセラーのトップであるようだ。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)【愛蔵版】新世紀エヴァンゲリオン(1)
(2)殺戮の天使(Amazon Prime Video)
(3)殺戮の天使 Episode.0 1
(4)鉄人ルー・テーズ自伝
(5)完本 1976年のアントニオ猪木
という言葉でアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(1995)の1シーンを連想するのは、マニアというよりは、日本のサブカルチャー(下位文化)に少し詳しいといった感じではないかと思う。
どんなシーンかというと、綾波レイ(14歳)の生存を確認した碇シンジ(14歳)が安堵と嬉しさのあまり泣き出して止まらなくなった時、レイが困って、
「ごめんなさい。こんな時、どんな顔すればいいか分からないの」
と言い、それに対し、シンジが「笑えばいいと思うよ」と言うものだ。
そして、普段、ほとんど無表情のレイが笑顔を見せる。
まあ、いいシーンなのだろうが、正直、この時のレイの笑顔の作画が駄目だった(主観だが)。
私にとって、このレイの笑顔でシンクロニシティー(共時性。意味のある偶然の一致)を感じたのは、アニメ『殺戮の天使』(2018)で、殺人狂ザック(アイザック)がレイチェル(13歳)に笑うよう強要し、普段、やはりほとんど無表情で、特に笑顔とは縁がないレイチェルが困りながらも笑って見せるシーンだ。
普段、ザックはレイチェルをレイと呼ぶので、こちらもレイである。
レイチェルの笑顔に対し、ザックは「目が死んでる」と貶すが、ザックは案外に気に入ったようだった。
ちなみに、この2人に恋愛感情なんてものは全くない(ザックは本人言うところ「俺は健全な成人男子」)。
ただし、真の愛はあったと思う。だから、愛というものを知りたければ視聴をお奨めする・・・と言ったら大袈裟だが。
ところで、『ザ・チケット』という高度な引き寄せ書がある。
おそらく、読み手を選ぶ書で、文章自体は平易だが、理解は難しいと思う。ただし、理解は出来なくても、あるいは、理解する気がなくても、メソッド編のメソッドをやれば良いというものだ。
そのメソッドの8番が「笑う」で、「笑うことは幸せを予約すること」とし、笑うといった感情を「現実創造装置」として使えと書かれてあるが、素晴らしい表現である。
私も昔から、笑うことで何度も、危機一髪の状況を切り抜けてきた。
この笑顔と似たプロレスの必殺技の話がある。
史上最高のプロレスラーであったルー・テーズが「技を何か1つと言われたらダブル・リストロック」と、彼の切り札である地味な関節技の名を上げたが、彼は、この技で何度も救われたと言い、この技で相手の肩を破壊寸前まで締め上げたことは数百回もあると言う。
幸い、テーズはこの技で相手に大怪我を負わせることはなかったが、アントニオ猪木さんがパキスタンでのアクラム・ペールワンとの試合で、この技でペールワンの腕を折っている。これについては、テーズは「猪木が故意にやったのではないと信じたい」と述べている。
それほど危険な技だ。
ちなみに、プロレスはもちろんショーであるが、レスラーの序列自体は、余程の人気レスラーでない限りはレスリングの実力で決まるという話がある。
また、猪木VSペールワンは、猪木さんが生涯で行った2つか3つのシュートマッチ(真剣勝負)の1つと言われている。
私にとって、笑うことは、まさに、テーズのダブル・リストロックだ。
つまり、出せば必ず勝つ必殺技だ。
もちろん、誰でもそうなるだろう。
AIアート644
「ガールズ・ビー・アンビシャス」
Kay
ちなみに、『ザ・チケット』はAmazonなどでは販売されておらず、電子書籍販売サイト「でじたる書房」で販売され、PDF形式ファイルで提供される。ごく普通のPDFファイルだから、コピーがいくらでも出来るが、常にベストセラーのトップであるようだ。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)【愛蔵版】新世紀エヴァンゲリオン(1)
(2)殺戮の天使(Amazon Prime Video)
(3)殺戮の天使 Episode.0 1
(4)鉄人ルー・テーズ自伝
(5)完本 1976年のアントニオ猪木