ある美男俳優が、こんなことを言われたらしい。
「歳を取るのを忘れたような人だ」
あなたは、
「いや、歳を取ることを覚えているから歳を取るのではない」
と思うだろうか?
そうではない。我々は、歳を覚えているから歳を取るのだ。
だから、「もう30歳だ。若くない」とか言うのだ。
もし、本当に歳を取ることを忘れると、全く歳を取らない。
太ることも同じだ。
皆、太ることを、覚えなくていいのに覚えている。
だから、太ることを完全に忘れたら、いくら食べても太らない。
数学者で作家のルイス・キャロルは、よく少女と一緒に遊ぶだけでなく、少女に頻繁に手紙を書き、それは生涯で数万という数になったらしい。
残っている限りでは、男の子に宛てた手紙は1つだけで、しかも、その内容は、「僕から手紙をもらえないからって文句を言うな」だった。女の子と男の子の扱いが随分違うものだ(笑)。
そのルイス・キャロルが、ある時、少女に、こんな手紙を書いていた。
「僕は、忘れ方を教えてくれる教室に通っている。もう自分の名前も仕事も忘れた。でも先生は、月謝だけは忘れないようにと言ったが、先生の授業は素晴らしいので、それも忘れた。忘れることは、とても気分がいい」
ルイスは、案外に本音を書いたのだ。
ルイスも、歳を取るのを忘れた人で、60歳を過ぎても若々しく、少女のガールフレンドがいた。
それでも、ルイスは、ほんの少し忘れただけだ。
『トーチェ氏の心の法則』に書かれているが、ある未開民族の人達は、脚が折れても元気に走り回るらしい。
脚が折れたら走れないことを知らないのだ。
我々は、脚が折れたら走れないという余計なことを知っている。それを忘れたら、我々も同じことが出来る。
我々は、学校や世間やテレビで教えられたことを忘れれば良い。
しかし、1つ1つ忘れるのは面倒だ。
では、どうすれば良いかと言うと、「覚えているのは誰か?」と問うてみよ。
答えは「私」だ。
なら、「私」を忘れるのだ。
憶えている主体を忘れるのだから、何も覚えてはいない。
「私は誰か?」
「知らんよ。森に住む妖精だったか・・・」
「歳は?」
「分からん。ぼんやりと17という気がするから、17でいいか」
「月給は?」
「知らんが、いくらでもあるに違いない」
大分、調子が出てきたが(笑)、まだまだだ。
そこで、考えることを忘れるのだ。
「考える?それは潜在意識にまかせる」
我々がパソコンなら、潜在意識は、人類より数千万年進歩した宇宙人が作ったスーパーコンピューターだ。
なら、考えることを放棄し、潜在意識にまかせてしまうのが正解である。
「歳を取るのを忘れたような人だ」
あなたは、
「いや、歳を取ることを覚えているから歳を取るのではない」
と思うだろうか?
そうではない。我々は、歳を覚えているから歳を取るのだ。
だから、「もう30歳だ。若くない」とか言うのだ。
もし、本当に歳を取ることを忘れると、全く歳を取らない。
太ることも同じだ。
皆、太ることを、覚えなくていいのに覚えている。
だから、太ることを完全に忘れたら、いくら食べても太らない。
数学者で作家のルイス・キャロルは、よく少女と一緒に遊ぶだけでなく、少女に頻繁に手紙を書き、それは生涯で数万という数になったらしい。
残っている限りでは、男の子に宛てた手紙は1つだけで、しかも、その内容は、「僕から手紙をもらえないからって文句を言うな」だった。女の子と男の子の扱いが随分違うものだ(笑)。
そのルイス・キャロルが、ある時、少女に、こんな手紙を書いていた。
「僕は、忘れ方を教えてくれる教室に通っている。もう自分の名前も仕事も忘れた。でも先生は、月謝だけは忘れないようにと言ったが、先生の授業は素晴らしいので、それも忘れた。忘れることは、とても気分がいい」
ルイスは、案外に本音を書いたのだ。
ルイスも、歳を取るのを忘れた人で、60歳を過ぎても若々しく、少女のガールフレンドがいた。
それでも、ルイスは、ほんの少し忘れただけだ。
『トーチェ氏の心の法則』に書かれているが、ある未開民族の人達は、脚が折れても元気に走り回るらしい。
脚が折れたら走れないことを知らないのだ。
我々は、脚が折れたら走れないという余計なことを知っている。それを忘れたら、我々も同じことが出来る。
我々は、学校や世間やテレビで教えられたことを忘れれば良い。
しかし、1つ1つ忘れるのは面倒だ。
では、どうすれば良いかと言うと、「覚えているのは誰か?」と問うてみよ。
答えは「私」だ。
なら、「私」を忘れるのだ。
憶えている主体を忘れるのだから、何も覚えてはいない。
「私は誰か?」
「知らんよ。森に住む妖精だったか・・・」
「歳は?」
「分からん。ぼんやりと17という気がするから、17でいいか」
「月給は?」
「知らんが、いくらでもあるに違いない」
大分、調子が出てきたが(笑)、まだまだだ。
そこで、考えることを忘れるのだ。
「考える?それは潜在意識にまかせる」
我々がパソコンなら、潜在意識は、人類より数千万年進歩した宇宙人が作ったスーパーコンピューターだ。
なら、考えることを放棄し、潜在意識にまかせてしまうのが正解である。