ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

ラマナ・マハルシ

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

誰も自分の頭で考えることなんか出来ない

「自分の頭で考えろ」とよく言うが、こんな嘘はいい加減やめよう。
思考は自動で起こり、それをあたかも自分で考えているように錯覚しているだけだということは、古代から賢者が言っていたが、現代の科学でも分かっているらしい。
九九で「75(しちご)」に「35」と答えるのは、答が頭の中に自動的に浮かぶのであり、考えて答えているわけではない。
「12かける3」の答をいちいち憶えている人はいないが、10に3を掛けて30と、2に3をかけて6の、30と6を足して答が36というのも、考えているのではなく、頭の中でそんな一連の思考が発生し、それを自分が考えていると感じるだけだ。

優れた政治家が優れた政策を考え、それを議員や国民に説得する会話も、頭の中で自動で浮かぶことだし、科学者が高度な推論をする思考も、やはり科学者が自分で考えているのではなく、頭の中に自動的に発生する。

大切なことは、愚かな思考、邪悪な思考が自動発生しないようにすることだ。
SNSを見ると、愚かで軽薄な投稿がやたら多い。愚かで軽薄な思考が湧くままにまかせている者達が多いのだ。

ただ「75(しちご)」の答が35であることを知らないと答が浮かばない。
プログラミングのコマンドや文法を知らないとプログラミングが出来ない。
よって、必要な情報を頭に入れる必要はあるが、アインシュタインが「光の速度をいちいち憶えていない」と言ったように、余計な知識を入れると、良い自動思考の障害になる。
受験勉強も、ある程度必要だが、多くは良い自動思考を妨げる愚かな勉強だろう。

思想家の東浩紀さんが、自分と同じように東大を出て東大で博士号を取った脳科学者の茂木健一郎さんが、受験勉強や暗記の害を主張したのに対し、「受験勉強も暗記も必要でしょ?」と反論したらしい。
単に、受験勉強も暗記も、ある程度は良いというだけのことである。
彼らは、こんな簡単な結論にも至らないのだろうか?

「75(しちご)」だって、この問いを受けると同時に、下らない思考が起こると、35が出て来なかったり、間違った答が出て来ることがある。
SNSの投稿を見ていたら、まるで「しちご45」とでも言っているようなものが多い。余計な思考に歪められているのだ。

ラマナ・マハルシが「思考を滅ぼせ」と言ったのは、余計な思考を滅ぼせという意味だ。
だが、意識的には、あらゆる思考を消すことが必要だ。
そうすれば、自ずと正しい思考のみ起こる。
ラマナ・マハルシだって思考していないわけではない。
自覚する意識としては何も考えないので、正しい考えが起こるのである。
「考えないぞ」という思考もまた余計な考えだ。
引き寄せの「元祖一式」で「思考を消すという思考以外は全て捨てる」というのも、マシな部分もあるかもしれないが、これもまた余計な思考だ。

ラマナ・マハルシが特に晩年に勧めた方法が、心で「私、私、私」と言い続けることだ。
これが余計な一切の思考を消していく。
思考というモンスターに光線銃を撃ちまくるようなものだ。
ただ、これを聞いても、ほとんどの者が余計なことを考えてこれをやらない。
だから、思考を消せばなれる神になれないのである。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)脳はなぜ「心」を作ったのか「私」の謎を解く受動意識仮説(前野隆司)
(2)錯覚する脳: 「おいしい」も「痛い」も幻想だった(前野隆司)
(3)誰がかまうもんか?! (ラメッシ・バルセカール)
(4)ラマナ・マハルシの教え(山尾三省翻訳)

歪んだ世界
AIアート2947
「歪んだ世界」
Kay

人はなぜ自分の胸に手を当てるのか

サッカーやオリンピック等の国際的な大会で国歌が演奏され、選手達が胸に手を当てる姿をよく見ると思う。
あるアメリカの映画で、酒場の男達が乱闘をしている時、ラウンジミュージシャン達がアメリカ国家『星条旗よ永遠なれ』を演奏すると、男達は直立不動になり、胸に手を当てるという場面がある。

アニメ『デビルマン』最終回『幼獣ゴッド 神の奇跡』で、自分は神だと言う幼獣ゴッドに対し、ヒロインの牧村美樹(高1の美少女)が、「あなたは神じゃない!神様なら、あたし達のここにいるわ」と言って、自分の胸に手を当てる。

必ずしもそうならないかもしれないが、自分を指す目的で手を胸に当てると、右手の場合、胸のほぼ中央に手を当てるが、左手の場合は、胸の中央からやや右に当てる。これは、右手の場合は、身体の構造上、胸の右に当て難いからで、本当は、やはり、右手の場合でも胸の右に当てようとするのである。

『バガヴァッド・ギーター』で、神クリシュナは、神は心臓に棲むと翻訳されたり、身体に棲むと翻訳されるものがあるが、実際の原文はやや微妙な表現がされているのだろう。
これに関しては、ラマナ・マハルシが「ハートの座」と言うものが神が棲む所で、このハートは心や心臓ではなく魂を指す。
そして、マハルシは、その位置は「胸の中央から指2本分右」と言う。

アレクサンダー・ロイド博士は、胸に手を当てると、良いエネルギー交流が起こるので、それをすることを勧めるが、確かに胸に手を当てると心が落ち着く。
ロイド博士は、効果的な手の当て方を著書『「潜在意識」を変えれば、すべてうまくいく』で説明しているが、簡単には、片手、あるいは両手を胸に当てるだけで良い。

不安を鎮めたい時や、心からの願いを叶えたい時、あるいは、精神を高めたい時や心を浄化したい時には、胸に手を当てると良い。それも、出来れば、ラマナ・マハルシが教える通り、ほんの少し、胸の右側に当てると良い。
そして、マハルシも言うが、心で「私、私、私」と言うと、胸の右側に意識が導かれる。そこが、魂、あるいは、神が宿る場所である。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)「潜在意識」を変えれば、すべてうまくいく(アレクサンダー・ロイド)
(2)ラマナ・マハルシの教え(山尾三省翻訳)
(3)バガヴァッド・ギーター (岩波文庫)
(4)バガヴァッド・ギーター(日本ヴェーダーンタ協会)
(5)デビルマン ※Amazo Prime Video東映アニメチャンネル

胸に手を当てる少女
AIアート2943
「胸に手を当てる少女」
Kay

心の汚染を除去する

あなたの心身はかなり汚染されているだろう。
それは物質的な意味と言うよりは、精神的、霊的なものである。
学校に通い、テレビを見て育ち、また、そのような人々と交流したり、あるいは、袖振り合っただけでも、かなり汚染されたことだろう。
尚、心と身体は同じもので、心の汚染は身体の不調や疾患となって現れる。
また、特殊な要因でも心が汚染されている。
たとえば、何らかの知的生命体によって地球人の力を抑え込む目的で放たれた破壊的な電磁波かもしれない。
その影響は、不親切であったり、言いようのない不安として現われ、それもいつか身体、あるいは、物質世界に現れる。

まあ、それらは、心というダンジョン(地下迷宮)で魔物にやられて汚染されたとでも思うと良い。
『バガヴァッド・ギーター』で神クリシュナも言っている。
「亀が手足を引き込むように、外の世界から内なる世界に意識を向けよ」
そのためには、常に心で「私、私、私」と言うのだ。
すると、まずは、汚染された心がヒール(治癒)され、生命力(マナ)が回復する。
そして、思考という魔物に対し、「私、私、私」というマントラは攻撃魔法で、これにより魔物を粉砕し、魔物に隠されていたエネルギーが解放され、それを受けてあなたはレベルアップしていく。
それは、古代の神話やゲームやアニメのダンジョンのお話と全く同じである。
ただ、マントラとして常に心で「私、私、私」と唱えるのである。

これをたゆまず続けると、魂の輝きが現れる。魂は全知全能であり、我々の知る概念で言う神である。
神を実現した人は、何でも出来る何もしない人のように見えるが、それは、普通の人には神の活動が見え難いからである。
誰かがラマナ・マハルシに「なぜあなたは演壇に立って講演しないのか?」と問うとマハルシは「いつも雄弁に講演している」と答えた。
神の講演とは沈黙である。
言葉による講演は沈黙にはるかに及ばない。
「私、私、私」は沈黙に導く。
そこには語られないことはない。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)ラマナ・マハルシの教え(山尾三省翻訳)
(2)エイリアン・インタビュー(ローレンス・スペンサー)
(3)スーパーマインド(ヴァーノン・ハワード)
(4)沈黙の声(H・P・ブラヴァツキー)

大人しい子
AIアート2912
「大人しい子」
Kay

心というダンジョン(地下迷宮)でレベルアップする方法

最近のアニメでは、ゲームから来ているのだと思うが、ダンジョン(地下迷宮)という場所で魔物を倒すことで、魔法使い、魔導士、剣士等の戦士が、報酬(換金可能な価値のある魔石等)を得たり、自身の魔力や戦闘力がレベルアップするものが非常に多いというか、基本になっている。

最近と言ったが、実際のところ、これは古代からの神話や英雄譚を元にしたものである。
神話での地下迷宮というのは人間の心を表し、魔物とは悪しき想念・思考であり、そこに眠る秘宝や魔物から出てくる魔石は、魔物である想念や思考を消した時に出てくる精神エネルギーのことだ。

つまり、我々は、自分の心の中の魔物である想念・思考を消し、宝を手に入れ、神の力を取り戻さないといけないのだ。
アニメやゲームには、ダンジョンではなく、異世界であったり、普通の世界のままであったりで、必ずしも魔物やモンスターを倒してではなく、普通の訓練・努力でレベルアップするというバリエーションもあり、我々の通常の訓練や努力も有益であることが示唆されているように思う。

ラマナ・マハルシが提示した「私は誰か?」という問いも、これによって想念を破壊し、至高の宝を得る・・・ある意味、神になるためのものである。
だが、「私は誰か?」という探求が難しいし、これと同等の効果がある「神に人生を明け渡す」というのは、古代から多くの賢者・聖者が教えたが、今やこれもどうしようもなく難しい。
それで、神仏の名を唱える(念仏とかナーマスマラナと呼ばわる)行法が教えられたが、それらは宗教に取り込まれて歪んでしまい、効果が薄くなった。薄くなったとはいえ、効果はあるので、とんでもない数を行えば最後には勝利するかもしれない。しかしそれは、ダンジョンで魔物を極めて弱い武器で倒そうとするようなもので、途中で嫌になったり飽きてしまう。

そこで「私は誰か?」よりは弱いかもしれないが、「私、私、私」と心で唱えることで、ダンジョン(心)の中の魔物(想念)を鋭く倒すことをラマナ・マハルシが教えたのである。
なぜ、これが神仏の名を唱えるより強いのかというと、「私」というのは最も純粋な神の名であるからだ。
言うなれば、アニメやゲームでダンジョンに潜る際に、小型で使い勝手が良く、十分に強力な武器を渡されたようなものだ。
この「私、私、私」という武器を与えられた者は超ラッキーである。
つまり、ラマナ・マハルシの著書やこのブログから、この武器を得た者は勝ったも同然である。
ちなみに、ラマナ・マハルシは、事実上の一番最初の著作である『私は誰か?』にそれを書いているのであるが、ちょっと見つけ難い(9章に書かれているが見過ごす場合が多い)。

私には、アニメの『悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜』で、幼い頃のユミエラがダンジョンで魔物を倒してレベルアップする姿や、『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』で、アズサがスライム(最弱の魔物の1つ)を倒して少しずつレベルを上げる様子に、「私、私、私」行の効果を見る想いがするのである。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)ラマナ・マハルシの教え(山尾三省翻訳)
(2)悪役令嬢レベル99 ※Amazon Prime Video dアニメストア
(3)スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました ※Amazon Prime Video dアニメストア
(4)戯曲 ニーベルンゲン(ヘッベル)
(5)新訳 アーサー王物語(トマス・ブルフィンチ)
(6)現代語訳 古事記(福永武彦)

至高の宝
AIアート2911
「至高の宝」
Kay

超人化呼吸法

ラマナ・マハルシは次のように教えている。

「私、私、私」をマントラとして使うことに問題はない。
経典にこう書かれている。
「神は遍在する。神はまたあなたの内にも在る。あなたは神である」
だから自らに言い聞かせよ。
「私は神である」
と。
「私、私、私」と心で唱え続けることは、やがて「私は神である」という悟りへと導くであろう。
※日本語未翻訳の書籍より意訳

よって、ただ「私、私、私」と心で言い続けるだけで良いのである。

ところで、オイゲン・ヘリゲルの『弓と禅』に、息を吸って止める修行法について書かれている。
それによって、大人の男が力を振り絞っても引けない弓を、全く力を使わずに引けるようになる。
政木和三さんが、やはり、吸って止める呼吸法で超人化したことは何度も書いた。
スーパーラーニングと呼ばれる学習法では、吸って止める呼吸法で驚異的な記憶力を発揮する。
だが、それぞれのやり方は統一性がなく、特にオイゲン・ヘリゲルのものはやや複雑に感じる。
そこで、マハルシが教えたとっておきの呼吸法を再度紹介する。

(1)息を吐きながら心で「私はこれではない」と唱える
(2)息を吸いながら心で「私は誰か?」と唱える
(3)息を止めた状態で「私は神である」と唱える

これなら、上に述べたマハルシの教えとも合致する。
マハルシは、これにより超能力を得るとも言ったが、そこには重きを置かなかった。
超能力とは、『弓と善』や政木和三さんのことを考えて察すれば良いかもしれないが、あまりこだわるべきでないかもしれない。
「私、私、私」と唱えることで十分であるが、楽しいと思うなら行ってみると良いと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)Day by Day with Bhagavan (English Edition)
(2)弓と禅(オイゲン・ヘリゲル)
(3)ラマナ・マハルシの教え(山尾三省翻訳)

楽園の乙女
AIアート2908
「楽園の乙女」
Kay

プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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