「自分の頭で考えろ」とよく言うが、こんな嘘はいい加減やめよう。
思考は自動で起こり、それをあたかも自分で考えているように錯覚しているだけだということは、古代から賢者が言っていたが、現代の科学でも分かっているらしい。
九九で「75(しちご)」に「35」と答えるのは、答が頭の中に自動的に浮かぶのであり、考えて答えているわけではない。
「12かける3」の答をいちいち憶えている人はいないが、10に3を掛けて30と、2に3をかけて6の、30と6を足して答が36というのも、考えているのではなく、頭の中でそんな一連の思考が発生し、それを自分が考えていると感じるだけだ。
優れた政治家が優れた政策を考え、それを議員や国民に説得する会話も、頭の中で自動で浮かぶことだし、科学者が高度な推論をする思考も、やはり科学者が自分で考えているのではなく、頭の中に自動的に発生する。
大切なことは、愚かな思考、邪悪な思考が自動発生しないようにすることだ。
SNSを見ると、愚かで軽薄な投稿がやたら多い。愚かで軽薄な思考が湧くままにまかせている者達が多いのだ。
ただ「75(しちご)」の答が35であることを知らないと答が浮かばない。
プログラミングのコマンドや文法を知らないとプログラミングが出来ない。
よって、必要な情報を頭に入れる必要はあるが、アインシュタインが「光の速度をいちいち憶えていない」と言ったように、余計な知識を入れると、良い自動思考の障害になる。
受験勉強も、ある程度必要だが、多くは良い自動思考を妨げる愚かな勉強だろう。
思想家の東浩紀さんが、自分と同じように東大を出て東大で博士号を取った脳科学者の茂木健一郎さんが、受験勉強や暗記の害を主張したのに対し、「受験勉強も暗記も必要でしょ?」と反論したらしい。
単に、受験勉強も暗記も、ある程度は良いというだけのことである。
彼らは、こんな簡単な結論にも至らないのだろうか?
「75(しちご)」だって、この問いを受けると同時に、下らない思考が起こると、35が出て来なかったり、間違った答が出て来ることがある。
SNSの投稿を見ていたら、まるで「しちご45」とでも言っているようなものが多い。余計な思考に歪められているのだ。
ラマナ・マハルシが「思考を滅ぼせ」と言ったのは、余計な思考を滅ぼせという意味だ。
だが、意識的には、あらゆる思考を消すことが必要だ。
そうすれば、自ずと正しい思考のみ起こる。
ラマナ・マハルシだって思考していないわけではない。
自覚する意識としては何も考えないので、正しい考えが起こるのである。
「考えないぞ」という思考もまた余計な考えだ。
引き寄せの「元祖一式」で「思考を消すという思考以外は全て捨てる」というのも、マシな部分もあるかもしれないが、これもまた余計な思考だ。
ラマナ・マハルシが特に晩年に勧めた方法が、心で「私、私、私」と言い続けることだ。
これが余計な一切の思考を消していく。
思考というモンスターに光線銃を撃ちまくるようなものだ。
ただ、これを聞いても、ほとんどの者が余計なことを考えてこれをやらない。
だから、思考を消せばなれる神になれないのである。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)脳はなぜ「心」を作ったのか「私」の謎を解く受動意識仮説(前野隆司)
(2)錯覚する脳: 「おいしい」も「痛い」も幻想だった(前野隆司)
(3)誰がかまうもんか?! (ラメッシ・バルセカール)
(4)ラマナ・マハルシの教え(山尾三省翻訳)

AIアート2947
「歪んだ世界」
Kay
思考は自動で起こり、それをあたかも自分で考えているように錯覚しているだけだということは、古代から賢者が言っていたが、現代の科学でも分かっているらしい。
九九で「75(しちご)」に「35」と答えるのは、答が頭の中に自動的に浮かぶのであり、考えて答えているわけではない。
「12かける3」の答をいちいち憶えている人はいないが、10に3を掛けて30と、2に3をかけて6の、30と6を足して答が36というのも、考えているのではなく、頭の中でそんな一連の思考が発生し、それを自分が考えていると感じるだけだ。
優れた政治家が優れた政策を考え、それを議員や国民に説得する会話も、頭の中で自動で浮かぶことだし、科学者が高度な推論をする思考も、やはり科学者が自分で考えているのではなく、頭の中に自動的に発生する。
大切なことは、愚かな思考、邪悪な思考が自動発生しないようにすることだ。
SNSを見ると、愚かで軽薄な投稿がやたら多い。愚かで軽薄な思考が湧くままにまかせている者達が多いのだ。
ただ「75(しちご)」の答が35であることを知らないと答が浮かばない。
プログラミングのコマンドや文法を知らないとプログラミングが出来ない。
よって、必要な情報を頭に入れる必要はあるが、アインシュタインが「光の速度をいちいち憶えていない」と言ったように、余計な知識を入れると、良い自動思考の障害になる。
受験勉強も、ある程度必要だが、多くは良い自動思考を妨げる愚かな勉強だろう。
思想家の東浩紀さんが、自分と同じように東大を出て東大で博士号を取った脳科学者の茂木健一郎さんが、受験勉強や暗記の害を主張したのに対し、「受験勉強も暗記も必要でしょ?」と反論したらしい。
単に、受験勉強も暗記も、ある程度は良いというだけのことである。
彼らは、こんな簡単な結論にも至らないのだろうか?
「75(しちご)」だって、この問いを受けると同時に、下らない思考が起こると、35が出て来なかったり、間違った答が出て来ることがある。
SNSの投稿を見ていたら、まるで「しちご45」とでも言っているようなものが多い。余計な思考に歪められているのだ。
ラマナ・マハルシが「思考を滅ぼせ」と言ったのは、余計な思考を滅ぼせという意味だ。
だが、意識的には、あらゆる思考を消すことが必要だ。
そうすれば、自ずと正しい思考のみ起こる。
ラマナ・マハルシだって思考していないわけではない。
自覚する意識としては何も考えないので、正しい考えが起こるのである。
「考えないぞ」という思考もまた余計な考えだ。
引き寄せの「元祖一式」で「思考を消すという思考以外は全て捨てる」というのも、マシな部分もあるかもしれないが、これもまた余計な思考だ。
ラマナ・マハルシが特に晩年に勧めた方法が、心で「私、私、私」と言い続けることだ。
これが余計な一切の思考を消していく。
思考というモンスターに光線銃を撃ちまくるようなものだ。
ただ、これを聞いても、ほとんどの者が余計なことを考えてこれをやらない。
だから、思考を消せばなれる神になれないのである。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)脳はなぜ「心」を作ったのか「私」の謎を解く受動意識仮説(前野隆司)
(2)錯覚する脳: 「おいしい」も「痛い」も幻想だった(前野隆司)
(3)誰がかまうもんか?! (ラメッシ・バルセカール)
(4)ラマナ・マハルシの教え(山尾三省翻訳)

AIアート2947
「歪んだ世界」
Kay




