ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

ヨガ

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
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イギリスの大作家も気付いていたチャクラの力

現代の一般的観念を超える力を得るには、ヨガで言うチャクラのような霊的中枢を覚醒させることが必要になる。
『チャタレイ夫人の恋人』などで知られるイギリスの世界的作家デーヴィッド・ハーバート・ロレンスは、『無意識の幻想』の最初で、「一般人は、この本をすぐゴミ箱に捨てろ」と書くほど、普通の人には理解出来ないと断りつつ、この本で、ヨガで言うネェベル・チャクラ(マニピュラ・チャクラ)にあたる太陽神経叢(胃の裏側にある)の重要性を説いた。
ロレンスが取り上げたチャクラは、この1つであるが、これだけでも非常に強い力を発揮し、ロレンスは、このチャクラを活性化させることで、大作家になれたのだと思う。
もっとも、もっと多くのチャクラを活性化していれば、ロレンスは44歳の若さで死なずに済んだかもしれない。

そして、今は、腕振り運動を使って、この胃のチャクラだけでなく、全てのチャクラを活性化させることが出来ると思う。
やり方は、
【当ブログ内リンク】腕振り運動で、望む力を得る
で書いた。

ところで、私は、ヨガでは、昔から、藤本憲幸氏の本をよく読んでいる。
藤本氏は、生まれつき虚弱で、17歳の時、医者に、二十歳まで生きられないと言われ、医療を捨て、ヨガに賭けた。
すると、藤本氏は、超人に生まれ変わり、ヨガの普及活動を行ってヨガブームを起こし、おそらく、日本では、ヨガに関する本を誰よりも多く出した。
まさに、命懸けで修得したヨガであるので、効き目が違う。
ところが、その藤本氏も、69歳くらいで亡くなられた。
生まれつきの心臓の持病のせいで、これだけはヨガでもどうにもならなかった。
とはいえ、あれほどの活躍をしたのだから、彼のヨガに偽りはない。
そして、いかにヨガでも、超えられない宿命があるのだと分かる。
これは、多くの人々の人生の難問を解決した、真言密教の高僧であった、織田隆弘(おだりゅうこう)氏が、著書『観音開運法』で、「観音様でも、宿命は断ち切れない」と書かれていた通りである。
私の場合で言えば、乾癬という皮膚病は宿命だと思うが、それでも、かなり軽減し、日常生活に支障がなくなったので、全く問題ない。
人によっては、結婚出来ない、仕事に就けない、友達が出来ないなどの、いかに努力しても、どうにもならない宿命がある場合がある。
まあ、何でもかでも宿命のせいにしてはならず、努力で解決出来ることまで怠惰になってはならないが、やはり、宿命というものがあるのだと思う。
私の場合、前世で誰かをひどく苦しめたのだとしたら、この程度の宿命は仕方がないし、むしろ、これほど軽くなったのだから有り難い(普通の人から見れば、少しも軽く思えないかもしれないが)。

チャクラの話に戻るが、いろいろな人が、チャクラの活性化の方法について本に書いたりしているが、実行不可能なものが多い。
瞑想でそれをしようなんてものが多いが、そんなやり方が続くはずがないし、そもそも、本に書いてあるやり方が、分かり難いものが多い。
一方、腕振り運動の場合は、極めて簡単で、いつものように、名古屋身体均整院様のサイト内を紹介すると、
【リンク】万病を治す腕振り運動
の通りである。
この腕振り運動を、上でもご紹介した、このブログ内の、
【当ブログ内リンク】腕振り運動で、望む力を得る
のようにやれば良いと思う。
ただ、あくまで、チャクラを意識しながら腕振り運動をすれば良いだけで、これは、あくまで一例と思っていただきたい。ただ、参考になれば幸いである。

チャクラ開発の行として、私は、ますます、腕振り運動に熱が入ってきた。
この11日間は、毎日1万回行っているが、実に楽しいものになっている。








腕振り運動でチャクラを活性化する

私も以前は、腕振り運動を「ながら」でやったことがある。
さすがに、テレビ放送や映画などを見ながらやったことはないが、初音ミクさんのミュージック・ビデオを見ながらとか、音楽を聴きながらやったことがある。
だが、「ながら」でやると、腕振り運動の効果は、ほとんど失われると私は思う。
音楽そのものに集中して瞑想を行うのは良いのかもしれないが、音楽を聴きながら腕振り運動をやると、腕振り運動への集中が著しく損なわれ、酔っ払いが踊っているような意味のないものになりかねない。

また、腕振り運動で、腕を振る数を自分で数えたがらず、タイマーを使ったり、10分とか20分くらいの音楽を再生して、音楽が終わったらやめるということをやる人もいると思う。
だが、私は、腕振り運動は、自分で数を数えながら行ってこそ効果があると感じるし、数を数えないと、何か大きな欠落を感じ、これはもう腕振り運動ではないと思う。
禅で、数息観という、呼吸の数を数えながら坐禅をする行があるが、これも、自分で数を数えないと、何の意味もないのである。

腕振り運動で数を数えることは確かに難しい。
つい、他所事を考えてしまい、どこまで数えたのか分からなくなることも少なくないと思う。私もそうだ。
だが、自分で数えないと、他所事を考え放題で、そんな雑な意識の中で腕振り運動を行っても、成果など期待出来ない。
それで、とりあえず、腕を振った回数を100まで数え、そこで、左の皿に入れた小石や豆等を、右の皿に移すというようなことをやっても良いと思う。
200まで容易に数えられるようになったら、200で小石を1つ右へ、300まで間違いなく数えられるようになったら、300で1つというふうにやるのも手だ。

ここで、私が行っている、数え易く、しかも、大変な効果が期待出来る方法をお話しようと思う。
それは、100数える間、ヨガで言うチャクラの1つを意識するというものだ。
チャクラを意識しながら腕振り運動を行うと、そのチャクラが活性化し、潜在能力が覚醒するように感じる。
実際、目を閉じ、チャクラを意識しながら腕振り運動を行うと、心身に大きな変化を感じるが、どんな変化かは、自分で確かめるしかない。

ヨガのチャクラには7つあるが、それを全部使う必要もない。
アレクサンダー・ロイド博士の「エネルギー療法」では、胸(ハートチャクラ)、眉間(アジュナチャクラ)、そして、頭頂(クラウンチャク)を使うが、同じように、この3つのチャクラを使っても良い。
例えば、
(1)100回の間、胸に意識を置く
(2)100回の間、眉間に意識を置く
(3)100回の間、頭頂に意識を置く
というふうにやり、300回を1単位として、小石を動かしたり、計数機をカウントアップするというものだ。

私が好んでやるやり方は、正確にはチャクラではないが、ヘソを加えるというものだ。
というのは、天人女史とまで言われた聖者、松木草垣(まつきそうえん)が、ヘソこそ、万能の力を有すと教えていたからである。
このようにやる。
(1)100回の間、ヘソに意識を置く
(2)100回の間、胸に意識を置く
(3)100回の間、額に意識を置く
で、300回を1単位とする。
一応は、身体の下の方にあるチャクラから、上の方にあるチャクラに移っていくのが良いだろう。
私は、これをやるようになってから、腕振り運動が楽しくなり、1日1万回も難しくはなくなった。
もちろん、7つのチャクラ全部を下から順に意識し、700回を1単位としても良いのである。

チャクラについては、ネット上に画像付きの説明が沢山あると思うし、書籍にも、チャクラについて書かれているものが多数ある。
私は昔から、藤本憲幸氏の『秘法ヨガ入門』を参考にしている。この本には、他にも貴重な情報が満載である。
より本格的には、本山博氏のものが良いだろう。








沈黙の力

人間は、非常に単純に出来ているところがあり、ガッツポーズをすれば元気が出る。
また、ヨガにライオンのポーズというものがあり、基本は舌を思い切り出すのだが、それだけで生命力が溢れ、ある有名な冒険家が、これを毎日習慣的にやっていることで、かなりの年齢になっても、驚くべき若さとバイタリティ(活力)を保っているようだ。
なぜ、こんな単純な方法が効果があるのかというと、やはり、人間の想像力のためと思う。
人間の想像力は、うまく使うと、驚くべき威力を発揮する。
例えば、古いNLP(神経言語プログラミング)の本に、多重人格を解消する方法が書かれていたが、あまりの単純さに驚く。
そのやり方はこうである。
右手の上に1つの人格、左手の上に別の1つの人格を想像し視覚化する。
そして、両手を近付けていき、両手が合わさった時、その2つの人格が融合する。
何重人格であろうと、ただ、この操作を繰り返せば良い。
だが、どうしても相容れない人格同士というものがあり、そんな場合は、手を近付けることが出来ないようだ。
そんな場合はどうすれば良いか?
単に、他の人が(場合によっては数人がかりで)手を合わせてやれば良いのである。
例えば、1つの人格は、初音ミクさんのようなボカロキャラが好きだが、別の人格は、人間のアイドルが大好きで、1人の人間の中で、
「人間の女なんて汚らわしい」
「二次元好きなんて、おかしいんじゃないの」
と反発し合っている。
それを、数人がかりで無理矢理融合してやれば、初音ミクさんも人間のアイドルも好きになるというわけである。
それが良いのか悪いのかは分からないが(笑)。

そして、こんな簡単な方法が、超人や超能力者になるために使えるのである。
そもそも、人間を超えた存在になるには、普通の人間のように頭の中でおしゃべりをするのを止め、無(無我、忘我、没我)になれば良いのである。
具体的にどんなふうにやるかは、いろんなバリエーションがあるが、例えばこんなものがある。
頭の中で、絶えず大声でしゃべり続けているロボット(あまり人間に似ていない、いかにもロボットという感じのものが良い)を想像し、そのロボットのバッテリーを切るのである。そのロボットのリモコン装置の電源スイッチを切るのが一番簡単と思う。
そうすると、頭の中のおしゃべりは止まり、頭の中は静かになり、無念夢想となるのだ。
あるいは、想像の中で、スピーカーから煩いCMメッセージを轟かせながら飛ぶ飛行機(昔はよくあった)をはるか彼方に飛ばしてしまったり、やはり、想像の中で、誰かが騒々しくおしゃべりをしているテレビの電源をリモコンで切ってしまうのである。
人によっては、大量の泡が湧き出ている海底を思い浮かべ、その泡をぴたりと止めるとか、荒れ狂う海の想像を、静かな海の想像に瞬間に切り替えるという方法を好んでいる。
単純で分かり易ければ何でも良い。
「思考停止」の一言で、頭の中のおしゃべりをぴたりと止められる人もいる。
頭の中のおしゃべりである自我の思考が停止した時、高次の思考である直観や閃きが訪れるのである。
慣れてくれば、そんな「クリアー」な状態にすぐになれる。
それを持続させることが出来れば、無意識の扉が開き、決意を持っていれば、それがそのまま形になるのである。








ヨガは正しかった

心理学や哲学が、もし、実践的で役に立つものだとすれば、それは、信念を持たせることにおいてであろう。
あるいは、好ましい信念を持たせ、悪しき信念を捨てるためのものと言っても良いと思う。
だが、そのための有効な手段は、表情と身体のポーズだけなのかもしれない。
そして、それを実現しているのが、ヨガ(ヨーガ)なのである。
科学的、医学的、あるいは、生理学的研究からも、ヨガのポーズが精神にただちに良い影響を与えることが確認されているように思う。
たとえば、コブラのポーズという、仰向けに寝た姿勢から、手の平を床について上半身を反らせ、顔を上げるというポーズで、心が前向きになり、自信を持てるようだ。
私が毎日やっているヒンズープッシュアップ(プロレス式腕立て伏せ)は、1回ごとにコブラのポーズになるのだから、さすがにインド生まれの腕立て伏せであり、うまくヨガが取り込まれており、身体の強化だけでなく、心の強化になる訳である。

昔、プロスキーヤーの三浦雄一郎さんが、毎朝、ヨガのライオンのポーズをするのだと雑誌のインタビューで見た覚えがあるが、要は、前傾した姿勢で舌を思いっきり出すということだろう。
小国でありながら、ラグビーで圧倒的な実力を持つニュージーランドの強豪チーム「オールブラックス」の試合前の踊り「ハカ」は、先住民から引き継がれた伝統的なものだが、最後は敵に向かって舌を出して決めるのである。
医師の今井一彰氏が作った、健康になり若い顔を作るという「あいうべ体操」も、最後は舌を大きく出す。
人前でやってはならないが、舌を大きく出すことには、何か得別な効果があるのだろう。

身体のポーズで言えば、傾向として、西洋では、横方向に大きく面積を取り、東洋では縦方向に伸びることで、自信が出て、勇敢な心持ちになると言われている。
日本人から見れば、西洋人が両腕を大きく広げるポーズをするのは、大袈裟で格好のつけ過ぎだが、西洋人にとっては、自分を鼓舞し、自信を持つ大切なポーズなのである。
これは、東洋人のバンザイが西洋人には奇妙に見えるのと同じである。
西洋人は横、東洋人はタテなのである。
もっとも、現代人に関しては、どちらも違和感なく、効果的であると思う。
スーパーマンやロッキーは、東洋人的に上に腕を伸ばすポーズをするし、日本や韓国のアイドルは、腕を横に伸ばすポーズをきれいに決めるようになった。

そして、表情が大切である。
少し前に、スズキの軽自動車ラパンのCMで、若い女性が、生き方のポリシーみたいなものを語っていたが、その中で、「よく笑う」というのがあったのを私はよく覚えている。
私が社会人になって間もない頃、仕事中、大変に困ったことになったことがあった。
ピンチに追い込まれたのである。
その時、呼吸を整えることと、笑うことの2つをやったが、笑うことの方が大きな効果があり、気持ちが落ち着き、また、危機も回避出来た。
心理学的研究によれば、呼吸を整えることも、笑うこともいずれも効果があるとされているが、笑った方が早いようである。
ついでに顔を上げると良い。
私がいつも引用する、初音ミクさんの『FREELY TOMORROW』という歌にあるように、「顔上げて微笑めば 笑顔取り戻す魔法になる」は絶対的真理である。
「マジカルミライ2013」および「マジカルミライ2014」の映像で、ミクさんがこの歌を歌う姿を何百回と見ているが、その度に、自分が強くなるのを感じるのである。

心が心を導くのは難しい。ほとんど不可能かもしれない。
しかし、身体や表情は、それをいとも簡単にやってのける。
IQだって伸ばせることも分かっていると思う。
これに取り組まずにいられようか?









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口に秘められた脅威の力

イギリスの作家コリン・ウィルソン(1931~2013)は、よりよく生きるための知恵を、文豪の作品(小説、戯曲、詩)の中に求め、我々に伝えたのだと思う。
これは正しいアプローチと思う。
小説というものは、作者の空想ではない。
ソクラテスが言ったように、作者の知性が書くのではなく、作者を通して現れる高次の意思・・・神の知性とでも言うべきものによって、作者はただ書かされているのである。

日本の笹沢佐保さんの時代劇小説『木枯し紋次郎』を読むと、この大衆娯楽小説でも、やはりそうなのであると思う。
紋次郎は、江戸時代、貧しい農家の家に生まれ、10歳で故郷を捨て、旅をしながら生きる渡世人になる。
いわゆる、旅のヤクザ、博打打ちだ。
人生に何の目的もない。
ただ、死ななければ生きている・・・そんな人生である。
しかし、人間の中にある唯一の目的・・・紋次郎は神仏を信じてはいないが、神に与えられた指令はただ1つ、「生存しろ」である。
紋次郎は、その人間唯一の目的のために、その瞬間瞬間を生きている。
これほど純粋で逞しい生き方はない。
紋次郎は、ごく若い頃に、木こりをやり、体力と、喧嘩剣法の基礎である、腕の振りを身につけたのは、紋次郎からすれば、なりゆきであり、自分の意志ではないが、偶然でもない。
とりあえず、神という言い方を続けるが、神が仕組んだ必然である。
紋次郎は、滅法、腕は立つが、あくまで、経験と度胸が頼みの喧嘩剣法、素人剣法であり、本格的に剣を学んだ武士に敵うはずがない。
しかし、紋次郎は、何度も、その武士の中でも、達人の域に達した剣の使い手と決闘している。
勝てないと分かっていても、紋次郎は逃げない。
ただし、紋次郎に意地とか面子なんてものはない。
だが、避けられない戦いなら、戦うのが最適という深い知恵があるのだ。
マイケル・ジャクソンの『Beat It』では、「避けられるうちは戦いを避けろ」と言うが、これだって、裏を返せば、「勝つ準備をしろ」、「避けられなければ戦え」ということだ。
そして、紋次郎は、正々堂々でもないが、卑怯でもなく、勝つ方法を取って勝ったのだ。
これは、恐るべき知恵である。
なんと学ぶべきところの多い存在、そして、小説であろうか。

その紋次郎が、いつも長い楊枝をくわえているというのは、作者の思いつきなんてものではない。
神が作者に下ろした知恵と言って差し支えない。
尚、昔、中村敦夫さんが紋次郎を演じたテレビドラマでは、紋次郎の楊枝は30cmほどもあったが、小説の中では、長いといっても10cm程度である。
ところが、ドラマのために10cmの楊枝でやってみたら、あまり格好良くなく、30cmなら格好良かったので、ああなったというものであるらしい。
それはともかく、楊枝を常にくわえることで、口元が引き締まり、精神もゆるまない。
楊枝をくわえるというのは、必要性は何もないので、ある程度は意識的にやらないといけないが、そのために、余計な反応心が起こるのを抑えることが出来、生存のための合理的な思考や行動が出来る。
簡単に言えば、雑念がなくなり、集中力が増すということだが、それだけではない。ただ、今回は、その内容は省く。

さらに、紋次郎は、その「木枯し紋次郎」という異名の通り、楊枝をくわえた口から、木枯しのような音を出す。
そのためには、口をすぼめ、腹筋を使って、細く息を吐く必要がある。
口をすぼめることは、生命力、若さ、集中力を高める効果があり、ヨガの研究者にもそれを指摘する人は少なくないと思う。
そして、腹筋を使って細く口から息を吐くことにも、心身の能力を高める特別な効果があるのである。
小説の作者が、どんな思いで、紋次郎にそんなことをさせたか分からないが、やはり、ソクラテスが言うように、作家を通して現れた深い知性が、紋次郎が、常にそうするよう書かせたのであるとしか思えない。
実は、私が、子供の時、誰に教えられた訳でもないが、口をすぼめて、吹雪のような音を出すのが好きでよくやっていたのだが、それが、奇妙な力になるのを、なんとなく感じていたのである。
吹雪の音を出してから何かをやると、まさに神懸っていたのである。
西部劇でも、良いガンマンはハーモニカを吹くことや、一曲まるごと口笛を主体とする、クリント・イーストウッド主演の『荒野の用心棒』のテーマ曲『さすらいの口笛』は、西部劇ファンなら誰でも知っているというのは偶然ではない。
口をすぼめ、腹筋を使って細く息を吐くことは偉大な威力があり、そんな呼吸法が古代からあるほどである。
また、日本の漫画・アニメの少女の顔では、口や鼻が小さいほど美しいというのも、それが神懸った顔であるからで、その美しさは、今では世界的な認識になりつつある。
初音ミクさんが、歌姫でありながら、口と鼻が極端に小さいことにも、日本はもちろん、世界中の人が、何か神秘的なものを感じているのだ。
「私は口が大きい」と言ったころで、すぼめれば小さくなるという、口は不思議なものである。
口をすぼめ、細く息を吐くことには、ヨガ的な、あるいは、仙道的な、あるいは、仏教の密教にも通じる秘法的な力があることは、経験的にも、また、様々な人達を見ても、まず間違いないだろうと思う。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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