ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

モラル崩壊

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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モラル破壊という侵略が行われている

悪い意味で衝撃的だったから、タイトルも何も憶えていないアニメ映画がある。
ギャグ映画ではなく、「いい映画」を目指して作られた映画だと思われるが、私がこれを見たのは、岡田斗司夫さんが、この作品をYouTubeでかなり酷評していたので、どれほど駄目な映画なのか興味を持ったのだが、岡田斗司夫さんが言うのとは全く違う意味で酷いものだった。
何が悪いかというと、モラルが最悪なのである。
うろ覚えだが、それを示す2つの場面が最初の方にある(最初の方しか見ていないが)。
主人公は女子大生の女性(女の子という雰囲気だったと思う)だが、大学の広い講義室に行くと、初めて見る男子学生が居た。
その男子大学生は、落ち着いた雰囲気のイケメンで、真面目に講義を聞いていた。
講義の後、女性は、その男子学生に声をかけると、彼は、自分はこの大学の学生ではないが、その講座に興味があったので受講していたといったことを言う。
おそらく、大学の許可を得てのことではない。それなら、不正受講で、違法、犯罪であるはずだが、そこは全く問題にされない。
スティーブ・ジョブズがリード大学を中退し、寮の部屋を出たが、寮の友人の部屋に転がり込んでいたというのは、おそらく寮の規則に反するだろうが、それよりも、ジョブズが、その後もリード大学の講義を受講していたのは大問題だ。
ジョブズは、成功してから、スタンフォード大学で行った「名講演」と知られるようになった卒業講演で、「その時(大学中退直後)、(リード大学で)カリグラフィー(文字装飾技術)の講義を受講したことが、後にマッキントッシュパソコンを開発するのに役立った」と、良い話のように言うが、やはり違法である。
アメリカの私立大学であるリード大学の学費は高く、今なら年間約46000ドル(660万円)で、当時も高かったので罪は軽くない。いや、公立の大学であっても、国や州が負担しているのであるから、やはり無断聴講は許されない。
昔、加藤泰三さんが、『大学で何を学ぶか』という本で、ある大学の教授が、自分の講義に、自校の学生でないと分かっていた者が受講していたのを放置し、「やる気のない自校の学生より、自校の学生でなくても、やる気のある者に講義する方がやりがいがある」みたいなことを言っていた話がある。
これを、いい話だと誤解する読者がいると思う。いや、実は私がそうだった(笑)。
だが、この教授は、無断聴講の者を排除する義務があるし、(無断聴講者がいると)気付いているのに放置したら、大学に対する背信であり、そんなことを教授が好きなようにする権限はない。
今は、インターネットで講義を無料公開している大学も多く、それは学問的に好ましいことかもしれないが、ジョブズやそのアニメのその男性の行為は許されない。

また、このアニメ映画で、主人公の女性と、その違法受講生の男性は親しくなるが、その中で、信じられない行為をする。
2人重なって駅の改札を一人分のチケットで出入りし、それがうまくいったことを喜び、はしゃぎ合う場面があったと思う。いや、見間違いであったことを祈る。それを、楽しいことのように描かれていたと思う。
この場面に対し、炎上したという話はないが、もしそうなら、日本という国のモラルは終わっている。

前にも述べたと思うが、『とある科学の超電磁砲』という人気アニメで、ヒロインの1人である超人的な女子中学生が、飲料水の自動販売機に回し蹴りを叩き込み、その衝撃で飲料水が1つ出て来ると、それを飲む場面がある。
何か理由があったのかもしれないが、犯罪にしか見えない。
その女子中学生は、愛される性格の正義の味方キャラとして描かれているのだから恐ろしい。

私が知っている範囲で、こんなものがあるのだから、他にも、致命的にモラルや道徳に反する有名なアニメ、映画、ドラマ、漫画、小説などは沢山あると思う。
一説では、これらは、共産主義国家が民主主義国家の国民のモラルを低下させ、国力を低下させる目的で、学校、メディアを利用する戦略であるというが、これらを見ていると、納得しそうになる。
あるいは、こういったこともまた、『エイリアン・インタビュー』にある、宇宙人が太古の地球にしかけたマインドコントロール装置の影響なのかもしれないと思う。
さらに、レイ・ブラッドベリのSF短編小説『ぼくの地下室においで』で、大学生ロジャーが感じていた「何か恐ろしいことが起こっている」と言っていた、おそらく、宇宙人の地球人に対する精神的侵略と同種のことかもしれない。

モラルが破壊されると、良い意味での常識がなくなる。
そうなれば、アメリカの前大統領が、女性と自己申告さえすれば、女性のスポーツ競技に参加したり、女性施設を利用する権利を認める大統領令を出すといったことが行われる。これは、実際に、世界最強の国の最高権力者によって行われたことだ。
他にも、十代の人が性転換手術を受けることを金銭的に支援したり、それを止めてはいけないという法律まで作ったとも聞く。
世界中でおかしなことが起こっているようだ。
モラル、常識、思いやりを消す、つまり、利己主義、自分さえ楽しければ良いという性質に導く力が、おそらく、ずっと前から働いているのだろうと思う。
私も、そっち方面にひっぱられそうにもなるが、あっちの世界は見かけはともかく、実質は醜いので好きではないから、行く気にはならない。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)ハングリーであれ! 愚かであれ! (スティーブ・ジョブズ講演録)
(2)大学で何を学ぶか(加藤諦三)
(3)エイリアン・インタビュー(ローレンス・スペンサー)
(4)ウは宇宙船のウ(レイ・ブラッドベリ。萩尾望都)

花と少女の肖像
AIアート1630
「花と少女の肖像」
Kay

犯罪アニメが問題にされない国の恐怖

第二次世界大戦後にアメリカに亡命したソ連のスパイが、テレビのインタビューで、ソ連や中国は、アメリカなどの民主主義国家を弱体化させるため、学校やメディアを利用して、子供や若者のモラルを破壊するのだと述べた有名なインタビューがある。
私は、ソ連や中国の仕業かどうかはともなく、日本も、学校やメディアを通じ、国民の精神が堕落させられていることは間違いないと思う。
ただ、もしそんな敵がいるとしたら、敵の狙いはモラルの崩壊というより知性の崩壊と思ったが、モラルが崩壊すれば知性も崩壊する。

どのCMか分かる人も多いと思うが、40歳近くになってなお若々しく美しい人気女優が、大きな音を立ててうどんを食べるCMが、テレビやYouTubeで流れていると思う(私はテレビは見ないので分からないが、テレビでも流れているはずだ)。
私は、個人的には、あんなCMを作る者のモラルを疑う。
子供が真似したらどうするんだと恐れる。実際、見た子供の多くが真似するだろう。
だが、
「それのどこが悪いんだ。日本ではあんなふうに食べるのは悪いことではなく、むしろ好ましい。外国人への卑屈な配慮を持てとでも言いたいのか?」
と言う者が多いと思う。
外国人への配慮と言うなら、実際、配慮する必要が大いにある。
しかし、日本人でも、うどんやそばを音を立てて食べることを不快に思う人も多いはずだ。実は私もそうだ。

私が、人と、そばを含む料理を食べに行った時、非常に良い人なのだが、彼が大きな音を立ててそばをすすることに、まず驚いた。
彼はそばを口に入れる際には、まるで親の遺言ででもあるかのように、必ず思いっきり音を立てて食べた。
そばだけでなく、すき焼きで上質の牛肉を食べる時も全く同じだった。
別に彼は悪い人ではなく、むしろ非常に好ましい人だと感じている。
だが、学校、メディア、そして、世間に完全に洗脳されているようで、実際、かなりメンタルをやられていて精神科通いをしている。

私も、高校1年生のある時まで、麺類などを音を立てて食べるのは当たり前だと思っていた。
だが、1年の時の英語教師が、外国人は日本人が麺類を音を立てて食べるのを嫌がると言うのを聞いてはっとし、それ以来、決して音を立てて食べないよう注意するようになった。
これは、学校で教わったと言うより、大人の個人的な発言から学んだと言うべきだろう。
日本に来ている時、外国人は弱い立場であることが多い。だから、日本人の習慣を不快に思っても、文句を言わない可能性が高い。しかし、そこを気付いて思いやるのが知性のある人間であると思う。
あの女優さんのうどんのCMを製作した者、また、あの会社は知性が低いと私は個人的に確信するが、ひょっとしたらこれが、あのソ連の元スパイが言っていた、メディアを使った国民のモラル崩壊作成ではないかと疑った(半分冗談だが、半分本気だ)。

『とある科学の超電磁砲(とあるかがくのレールガン)』というアニメで恐るべきシーンを見た。
ヒロインの1人で、優秀で愛されるタイプのキャラクターの少女が、飲料水の自動販売機に回し蹴りを入れ、そのショックで飲料製品が1つ出て来ると、彼女はそれを飲む。
私は心底ゾッとした。それ、完全に犯罪だ。
しかし、これを面白い場面であるように描いていた。
最近のアニメは大人向きのものも多いが、これは子供も見るかもしれないし、若者のファンが多いはずだ。

また、タイトルを憶える気にもならなかったが、あるアニメ映画で、こんな場面があった。
ヒロインの女子大生が大学の教室に入ると、見たことのない男子学生がいたが、彼は非常に格好良く描かれた男子学生で、ヒロインも心を惹かれる。
格好良いだけでなく、落ち着いた雰囲気の好青年でもある。
ヒロインは彼に話しかけるが、彼は、自分はここの学生ではないと明かす。
いや、それ、違反というか、それも犯罪ではないのか?
加藤諦三さんの昔の本である『大学で何を学ぶか』の中に、ある大学で、その大学の学生でない者が講義に来ていた話がある。
教授も、それに気付いてはいたが、やる気のない自校の学生より、やる気のある者に教える方が楽しいと思って放っておいたという肯定的な調子で書かれていたと思う。しかし、やはりこれも犯罪である。
そこだけの話なら被害は少ないかもしれないが、皆が同じことをやればどうなるかを考えるのが賢い人だ。
少なくとも、当時の加藤諦三さんは愚か者だったと個人的には断じる。
スティーブ・ジョブズが、退学した大学の講義を受けていたことは・・・やはり駄目なのだ。そんな人間だから、彼は成功もしたが、それ以上に問題が大きかったのではないかと私は思う。
で、さっきのアニメ映画は、もうとんでもない作品だった。
その格好の良い男子とヒロインは、駅の自動改札口で、2人重なって、1人は切符を持たずに入場して愉快に笑い合うという、まるで犯罪奨励映画だ。なぜこんなものが問題にならないのだろう?

私がこう言っても、「それのどこが悪いんだ?」「お前の言うことはおかしいぞ。お前は馬鹿か?」と言う者が多いと思う。
これが今の日本である。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)洗脳原論(苫米地英人)
(2)貧困と脳 ~「働かない」のではなく「働けない」~(鈴木大介)
(3)星の王子さま(サン=テグジュペリ)
(4)かもめのジョナサン(リチャード・バック)
(5)銀河鉄道の夜(宮沢賢治)

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Kay

プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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