身近で、うまくいっているやつというのは、そんなに多くない。
もし、うまくいっているやつが沢山いれば、共通の特徴を見出せるかもしれない。
しかし、たった1人のうまくいっているやつしかいなくても、そいつを注意深く見れば、そいつが普通の人と違う一点を発見出来るはずなのだ。
例えば、うまくいっているやつは、自分のキャッチフレーズを持っている。
私が知っている成功している事業家の場合は「儲かってしゃーない」だ。以前は、「金を儲けるのなんか簡単」「金があるからな」だった。これを、嫌らしくなく言えるのが、普通の人と全然違うところだ。
だから、「儲かってしゃーない」が彼に似合っているのだ。
そして実際、儲かりまくっている。
今を時めく原辰徳監督は、現役時代、誰にだったか忘れたが、多分、大物に、「お前は日本一のバッターだ」と言われたというエピソードが残っているくらいだから、それは重要な出来事だったのだろう。
そして、彼の素直な信じ易い性格と相まって、案外、それが彼のキャッチフレーズになってたような気がする。彼が日本一と思わない人も多いと思うが、彼は入団から10年連続で20本塁打した時、それが当時の日本記録で、彼はそれを12年まで延ばした。その意味で、間違いなく、彼は日本一である。その記録は、清原和博さんが13年連続で更新したが、やはり清原さんも日本一のところはあるのである。
ボクシングヘビー級世界王者だったモハメッド・アリ(カシアス・クレイ)の、今だ人々の記憶にあるキャッチフレーズが「蝶のように舞い蜂のように刺す」だろう。これは、彼自身が言った言葉だ。
彼は、意思の力こそが最強と認めているが、このキャッチフレーズが彼の意思だと思える。
強力になりたいならキャッチフレーズがあった方が良いが、普通の人は、なかなか「これだ」というキャッチフレーズを作れない。
その理由は、自分のことが分かっておらず、また、意思の力が弱いからだ。自分のことが分からないのは、虚栄心があるからで、それによって目がかすみ、意思が弱くなっているのだ。私が知っている「儲かってしゃーない」の人は、あまり見栄がないし、あまり見栄がないから、きれいで高尚なキャッチフレーズではなく、「儲かってしゃーない」という、あまり格好良くないキャッチフレーズを持っているのである。
別に、格好良いキャッチフレーズが悪いと言っているのではなく、自分がピンとくるかどうかが問題なのである。
岡田斗司夫さんが本のタイトルにしていた「ま、金ならあるし」というのは、なかなか素晴らしい言葉だ。もしかしたら、あれがあの人の本音のキャッチフレーズかもしれないし、そうあれば良いのだと思う。
『エイトマン』という古い漫画で、悪党兄弟が、こんな会話をしていた。
「弟よ、確か、お前の運転は世界一だったな?」
「当たり前だ、俺に敵うやつなんかいない」
一見、馬鹿馬鹿しい会話であるが、この弟の運転は、世界一かどうかはともかく大したものだった。
それが、彼のキャッチフレーズになっていたが、その弟には意思の力があり、キャッチフレーズが確かに力になっているのである。それなら、たとえ悪党でも、いい人生のはずだ。
そう言えば、マーク・ザッカーバーグも「PHPなら世界一」と思っていたようだ。
「世界一の○○」「日本一の○○」は、安易だが、良いキャッチフレーズになり易い。
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もし、うまくいっているやつが沢山いれば、共通の特徴を見出せるかもしれない。
しかし、たった1人のうまくいっているやつしかいなくても、そいつを注意深く見れば、そいつが普通の人と違う一点を発見出来るはずなのだ。
例えば、うまくいっているやつは、自分のキャッチフレーズを持っている。
私が知っている成功している事業家の場合は「儲かってしゃーない」だ。以前は、「金を儲けるのなんか簡単」「金があるからな」だった。これを、嫌らしくなく言えるのが、普通の人と全然違うところだ。
だから、「儲かってしゃーない」が彼に似合っているのだ。
そして実際、儲かりまくっている。
今を時めく原辰徳監督は、現役時代、誰にだったか忘れたが、多分、大物に、「お前は日本一のバッターだ」と言われたというエピソードが残っているくらいだから、それは重要な出来事だったのだろう。
そして、彼の素直な信じ易い性格と相まって、案外、それが彼のキャッチフレーズになってたような気がする。彼が日本一と思わない人も多いと思うが、彼は入団から10年連続で20本塁打した時、それが当時の日本記録で、彼はそれを12年まで延ばした。その意味で、間違いなく、彼は日本一である。その記録は、清原和博さんが13年連続で更新したが、やはり清原さんも日本一のところはあるのである。
ボクシングヘビー級世界王者だったモハメッド・アリ(カシアス・クレイ)の、今だ人々の記憶にあるキャッチフレーズが「蝶のように舞い蜂のように刺す」だろう。これは、彼自身が言った言葉だ。
彼は、意思の力こそが最強と認めているが、このキャッチフレーズが彼の意思だと思える。
強力になりたいならキャッチフレーズがあった方が良いが、普通の人は、なかなか「これだ」というキャッチフレーズを作れない。
その理由は、自分のことが分かっておらず、また、意思の力が弱いからだ。自分のことが分からないのは、虚栄心があるからで、それによって目がかすみ、意思が弱くなっているのだ。私が知っている「儲かってしゃーない」の人は、あまり見栄がないし、あまり見栄がないから、きれいで高尚なキャッチフレーズではなく、「儲かってしゃーない」という、あまり格好良くないキャッチフレーズを持っているのである。
別に、格好良いキャッチフレーズが悪いと言っているのではなく、自分がピンとくるかどうかが問題なのである。
岡田斗司夫さんが本のタイトルにしていた「ま、金ならあるし」というのは、なかなか素晴らしい言葉だ。もしかしたら、あれがあの人の本音のキャッチフレーズかもしれないし、そうあれば良いのだと思う。
『エイトマン』という古い漫画で、悪党兄弟が、こんな会話をしていた。
「弟よ、確か、お前の運転は世界一だったな?」
「当たり前だ、俺に敵うやつなんかいない」
一見、馬鹿馬鹿しい会話であるが、この弟の運転は、世界一かどうかはともかく大したものだった。
それが、彼のキャッチフレーズになっていたが、その弟には意思の力があり、キャッチフレーズが確かに力になっているのである。それなら、たとえ悪党でも、いい人生のはずだ。
そう言えば、マーク・ザッカーバーグも「PHPなら世界一」と思っていたようだ。
「世界一の○○」「日本一の○○」は、安易だが、良いキャッチフレーズになり易い。
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