ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

ミルトン・エリクソン

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

予想出来ることなんかするな

賢い人達が観光旅行に価値がないとよく言っているように思う。
NLP(神経言語プログラミング)の開発者のリチャード・バンドラーや、英国の世界的作家コリン・ウィルソンなどもそうだ。
そして、アメリカ屈指の賢者ラルフ・ウォルドー・エマーソンは、人類の宝とも言える著書『自己信頼』の中で、「旅は愚か者の楽園」とまでこき下ろし、さらに、延々と旅の無意味さを主張する。

もちろん、彼らだって、旅の何もかもが良くないと言っているのではないが、観光的な旅行が素晴らしいと言う戯言が多いことへの諫言の意味もあるのかもしれない。
そりゃ、エマーソンの時代と違って、今のような気楽に安価に旅が出来る時代に、気晴らしに旅をするのは良いところもあるだろう。
しかし、旅に意味があるとしたら、何も持たずに運命に身をまかせるつもりで行くか、何か特別な目的がある場合だけで、単なる旅はやはり無駄である。
そういえば、邱永漢さんが、子供を海外旅行に連れて行くことを勧めていた。父親の相手をしてくれなくなった子供でも、海外旅行となればついてくるし、大人になってからパリの凱旋門を見ても、当たり前に受け取って感動しないから・・・みたいな理由だった。
しかし、それもどうかと思う。観光旅行で凱旋門を見ても、いくら子供でも、それほどの良い影響はないと思う。少なくとも、見せなくても良いと思う。
邱永漢さんほどの人でも旅行会社に騙されたのかなあ(笑)。

リチャード・バンドラーだったと思うが、著書で、旅行に行って来た人が「楽しかったか?」と聞かれ、「想像してたより楽しくなかった」と答えたことについて、「想像出来るようなことをするな」と述べていた。
つまり、それなら、単に想像してりゃいいわけだ。
そんな旅行は、元々、ハプニングがないように計画されていたはずで、それが楽しいはずがない。人生の楽しみとはハプニングなのだから。
コリン・ウィルソンも、似たようなことを書いていたと思う。

そして、私が、最も人間をよく知っていると思う人物である精神科医のミルトン・エリクソンは「予想出来ることなんかしてはならない」と言ったそうだ。
ネヴィル・ゴダードの「想定の法則」は、「願いが叶った時の気分を想像すれば願いが叶う」であると思う。
私は、これは優れた引き寄せの方法だと思っていたが、欠点があることが分かった。
「願いが叶った時の気分を想像する」と言っても、本当に想像出来ることを願っても仕方がないのだ。
たとえば、100万円しかなくても、1000万円あったらどんな気分かは想像出来てしまうのだ。
しかし、1億円なら想像が出来ないだろうから、1億円あったらどんな気分かを、無理に想像するのではなく、脳に、「どんな気分だろうか?」と尋ねるのだ。
そうすれば、脳は潜在意識を動かし、実際にその気分を味あわせてくれる。つまり、1億円を引き寄せる。

2次元の美少女が好きなオタクに、私は、「本物(3次元)の女はいいぞ」と言うのはどうかと思うのだ。
別に、私があらゆる年代の3次元女子に散々な目に遭わされたからではないが(笑)、普通に考え、2次元と3次元のどちらが良いかというと、2次元の方が絶対に良い。
それに、実際に3次元の女と付き合っても、それほどの驚きはない。つまり、「想定の範囲」でしかない。
(実際は、悪い意味での驚きはあり、それはそれで良い経験かもしれないが)
これに関し、コリン・ウィルソンはよくこんなことを述べている。
「初めてセックスをした男は、皆、詐欺に遭ったような気分になる」
つまり、そりゃ楽しくはあるだろうが、それほどのことではないということだ。
尚、これは、男の場合だけでなく、女も同じであるはずだ。
だが、このことはタブーであるようなのだ。観光旅行における旅行会社のように、幻想で儲けようという輩が多いからね。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)自己信頼(ラルフ・ウォルドー・エマソン)
(2)神経言語プログラミング(リチャード・バンドラー)
(3)右脳の冒険(コリン・ウィルソン)
(4)私の声はあなたとともに ~ミルトン・エリクソンのいやしのストーリー~

清い子
AIアート986
「清い子」
Kay

辞書を暗記した賢者

先日の記事で、ユダヤ人がなぜ優秀かということについて、やはり教育に秘密があると述べた。
そして、その教育とは、まずは膨大な知識を暗記させることであったと述べ、その根拠を多方面から説明した。
「知識より知恵が大切」と言ったところで、知識がなければ知恵を生みようがない。
そして、ユダヤ人の子供達が暗記したのは、主に旧約聖書やタルムードであった。
ただ、暗記するものは、実のところ、我々にとっては何でも良いと思う。
(ユダヤ人の場合は民族のアイデンティティの確立のために、共通する、歴史的で権威あるものが必要である)
納得し難いかもしれないが、よほどの偏見を与える危険があるものでない限り、本当に何でも良い。少なくとも暗記しないよりはるかにマシである。
とはいえ、今は暗記すべき知識がいくらでも手に入るので、良い文献を選ぶと良いだろう。

ところで、現代の最高の賢者の1人と思える精神科医のミルトン・エリクソンの場合、何と辞書をほとんど暗記していたようなのだ。
そして、エリクソン自身、それが良かったことであると明確に述べている。
エリクソンが辞書を暗記したきっかけは偶然でもあり、必然でもあった。
彼が子供の時、家にあった本が辞書と聖書だけで、エリクソンは辞書の方を選んだのだ。
そして、エリクソンはその辞書をひたすら繰り返し読んだのである。
誰だったか忘れたが、家に聖書しかなく、それを暗記するほど読んで偉大になった人物の話も聞いたことがある。
また、アンデルセンも、家に1冊だけあった本である神話か何かの本を、初めは母親に読んでもらい、後に自分でも繰り返し読み、おそらく暗記してしまっていたと思う。
私は小学生の時、『ピノッキオ』『ミツバチマーヤの冒険』『海底2万里』『怪傑ゾロ』を繰り返し読んだが、暗記するには程遠かった。本が豊富にあることの弊害かもしれない。これらの本は、どれも知恵に満ち、暗記する価値があったと思う。
中学生になってからは、H.G.ウェルズの『堀についたドア』『奇跡を起こせる男』『ダイヤモンド製造家』あたりを繰り返し読んだが、やはり暗記にはいたらなかった。
そして、同じく中学生の時、せっかく、ダンテの『神曲』も読み始めたが、これは難しかった。このあたりを暗記すれば良かったかもしれない。
タイムリープした暁には、何を暗記しようかと考えるとワクワクするのである。
いや、今も暗記する気は十分であるし、タイムリープ前に暗記するのも悪くないだろう。
そして、これがタイムリープの方法かもしれない。つまり、準備を整えてこそ、神が助けるのである。

たおやかな娘
AIアート860
「たおやかな娘」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)私の声はあなたとともに ~ミルトン・エリクソンのいやしのストーリー~
(2)神曲 地獄篇 (河出文庫)
(3)アンデルセン自伝(岩波文庫)
(4)タイム・マシン ウェルズSF傑作集(H.G.ウェルズ)
(5)海底二万里(上下)合本版(新潮文庫)※イラスト112点完全収録

名ナンパ師だったエリクソン・シニア

今朝は、精神科医のミルトン・エリクソン(1901~1980)が不良高校生を一言の会話で更生させた話を紹介したが、今回は、エリクソンの父親の話をする。
エリクソンの「魔法を使って治している」とまで言われた治療能力は、精神医学よりも、学歴のない父親から譲り受けたものかもしれない。
(実際、エリクソンは大学で精神医学を学んでいないらしい)
『私の声はあなたとともに』よりである。
エリクソンの父は、16歳で無一文で家出をした。
だが、全く不安はなく、田舎道を歩いていて、たまたま会った男に「有能な若者を雇いませんか?」と言い、すぐに彼の家に住むことになった。
これに私が解説を加える。
エリクソン父は優秀なセールスマン、あるいは、ナンパ師だ。
エリクソン父は、その男に、「有能な若者を雇ったらどんな気持ちか」を想像させたのだ。
いい気持ちに決まっている。
そして、その男は、実際、エリクソン父を雇った後で、そんな気持ちを味わうことになる。
これは、「願いが叶った時の気持ちを想像したら願いが叶う」という、ネヴィル・ゴダードの「想定の法則」の通りである。
エリクソン父は、この男に自分の願いを叶えさせる形で自分を迎えさせたのだ。

ところで、駄目なナンパ屋は「ねーちゃん、茶行こ」と言う(さすがに古いが、まあ、今もこんな感じだ)。
しかし、優秀なナンパ師は、「美味しいものを食べに行きましょう。とても雰囲気のいいお店があります」と言う。
これにより、ナンパされた女の子は、雰囲気のいいお店で美味しいものを食べることを想像してしまうのだ。
それにより、女の子自ら願いを叶える形で、ナンパが成功してしまう。
もちろん、女の子がちゃんと想像出来るよう、落ち着いた雰囲気で話さないといけない。

さて、エリクソン父を雇った男の家には13歳の娘がいた。
これは、可愛いうさぎのいる家に狼を連れ込んだようなものだ。
そしてもちろん、エリクソン父は娘と2人になると、「君は今日から僕のものだ」と彼女に言った。
本には、これだけしか書かれていないので、私が補足する。
エリクソン父は、彼女に、俺のものになったら楽しくなるのだということを想像し易いことを言ったはずなのだ。
それで、彼女は、エリクソン父のものになった幸せな自分の気持ちを想像し、実際、想定の法則により、彼女はエリクソンの母親になった。
ただし、エリクソン父は、彼女の初対面の好感度が高くなるよう注意したのは間違いない。
それがなければ、なかなかうまくはいかないものだ。
だから、普通のナンパでも、女の子に好感度を持たせる努力は必要だ。
それともう一つ、エリクソン父は、13歳の純情な少女に「君は僕のものだ」と衝撃的なことを言うことで、彼女を軽い無意識状態にしたのだ。
催眠術でも、不意をついて驚かせて意識のバリアを破るテクニックがあるが、エリクソン父は、経験的にそんなやり方を知っていたのだと思う。
それで、エリクソン父は、より容易く彼女の心をコントロール出来たのだと思う。

ここで学ぶべきことは何かをまとめる。
ネヴィル・ゴダードの想定の法則とは、
「願いが叶った時の気持ちを想像すれば、その願いが叶う」
という、実にシンプルなものだ。
ところで、一般の引き寄せの法則のテクニックでは、願いが叶った時の感情(エモーション)を感じるように教える。
それだと、感情が思考を起こし、意識は願いが叶った未来に飛ぶ。
しかし、想定の法則で気持ち(フィーリング)を感じれば、願いが叶った今を感じる。
引き寄せの法則では、意識が今になければ願いは叶わない。
言い換えれば、いつも過去や未来のことばかり考えている者には引き寄せは出来ない。
感情(エモーション)と気持ち(フィーリング)の違いは、簡単に言えば、騒がしいのが感情、静かなのが気持ちだ。
要は、静かな気持ちを想像すれば願いは叶う。
「やったー!ひゃっほー!」と騒がしい感情を起こせば、願いは決して叶わない。
また、静かな気持ちを感じれば無意識に入るが、騒がしい感情を起こせば無意識(潜在意識)は遠のき、意識(顕在意識)が強くなる。
引き寄せは静かに行う・・・これが秘訣である。

急ぐ娘
AIアート846
「急ぐ娘」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)私の声はあなたとともに ~ミルトン・エリクソンのいやしのストーリー~
(2) 想定の『超』法則(ネヴィル・ゴダード)
(3)神経言語プログラミング(リチャード・バンドラー)
(4)トーチェ氏の心の法則(C.K.トーチェ、J.M.トーチェ)

一瞬で叶えるエリクソン式想定の法則

何度か書いたことがあるが、精神科医のミルトン・エリクソンが不良男子高校生を更生させた話が極めて印象的だ。
並の不良ではなかったと思われるが、その不良高校生が連れてこられた時、エリクソンはその不良高校生に、
「君が真面目になったら、皆驚くだろうね」
と言い、不良高校生は、
「そりゃ驚くだろうね」
と応えた。
そして、エリクソンは「もういい」と言って彼を下がらせた。
エリクソンはこの不良高校生を見放したと思われた。
ところが、この不良高校生はすぐに真面目な高校生になった。

この話は、リチャード・バンドラーの神経言語プログラミング(NLP)のどれかの本(多分『神経言語プログラミング』)に書かれていて、バンドラーは何が起こったか説明していたが、私は納得出来なかったので、どんな説明だったか憶えていない。
私も数年に一度は、この話の説明を試みているが、どう説明したのか憶えていないのだから、それほど腑に落ちてはいなかったのだろう。
ただ、バンドラーの説明は納得いかなったとはいえ、バンドラーは、この不良高校生が、無意識では変わりたがっていたはずだと推測していたが、これは正しい推測だと思う。このバンドラーの推測は私も腑に落ちたらしく、憶えていた。

おそらく、エリクソンは無意識に「君が真面目になったら、皆驚くだろうね」と言ったのだ。
無意識は全知全能で、何を言えばいいか知っている。
そして、このエリクソンの言葉で何が起こったのか?
この不良高校生にとって、自分が立派な人間になることは、無意識では願っていた。
その願いが叶ったことを、この高校生は想定したのだ。
すると、「そりゃ驚くだろうね」という想いが浮かび、その時の気持ちは悪い気持ちではなく、良い気持ちだった。

これは、結果的に、ネヴィル・ゴダードの「想定の法則」が働いたのだ。
想定の法則とは、「願いが叶った時の気持ちを想像すれば叶う」である。
この不良高校生は、「そりゃ驚くだろうね」と言いながら、心の願いである、自分が真面目な高校生になったことを「想定」し、その時の自分の気持ちを想像したのだ。
つまり、この不良高校生は「そりゃ(皆が)驚くだろうね」と言いつつ、心の中では「そりゃ嬉しいだろうね」と想像したのだ。

では、あなたの願いを叶えるための応用である。
たとえば、あなたの願いが1億円とする。
それなら、
「私の銀行口座に1億円あったら安心だろうね」
と問い、それに対して、
「そりゃ安心だろうね」
と答えつつ、そうなった時の気持ちを想像するのだ。
あるいは、意中の人がいたら、
「彼(彼女)が私の恋人だったら嬉しいだろうね」
と問い、それに対して、
「そりゃ嬉しいだろうね」
と答えつつ、そうなった時の気持ちを想像するのだ。

試してみる価値はあると思う。
尚、昨日書いた、ドクター・マッコイのセリフを応用した呪文、
「それは簡単だ」
のように呪文化するなら、
「それは嬉しいだろうね」「それは楽しいだろうね」
などになるだろう。

夜の薔薇
AIアート845
「夜の薔薇」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)神経言語プログラミング(リチャード・バンドラー)
(2)私の声はあなたとともに ~ミルトン・エリクソンのいやしのストーリー~
(3) 想定の『超』法則(ネヴィル・ゴダード)

無意識の魔力

火事場の馬鹿力という言葉がある。
追い詰められて緊急事態になった時に、普段からは信じられないような大きな力を発揮するというような意味と思う。
実際にあった話らしいが、夜中にホテルが火災になった時、60過ぎの小柄で非力そうな女性が、翌朝取りに来てもらう予定だった大きな荷物を一人で外まで運んだが、それは大の男が2人がかりでも無理と思える重さのものだった。
また、息子が自動車の下敷きになった母親が、1人でその自動車を持ち上げて息子を救出した・・・といったような話を『トーチェ氏の心の法則』で読んだ覚えがある。
他にも、昔テレビで見たが、自分の幼い子供がマンションの2階か3階の窓から落下しかける様子を見た母親がサンダル履きで走って行って子供を地上でキャッチしたが、後で物理学者が計算したら、その母親はオリンピックの短距離ランナーより速く走ったことになるらしい。

以下の話も火事場の馬鹿力の一種と考えて良いと思うが、脚色もある話とは思う。
プロボクシング史上にも残る名プロボクサーだった具志堅用高さんが世界王者のグスマンに挑戦した際、具志堅さんはグスマンのスパーリングを見て、そのあまりの強さに、「こんなやつと戦ったら殺される」と恐怖し、試合当日、ゴングが鳴ったら頭の中が真っ白になり、気がついたら、グスマンはリング上に倒れていたという。
また、世界的な空手家だった大山倍達さんは第二次世界大戦後、真剣を持った剣の達人と決闘した時、死を覚悟して突進していった後の記憶がないが、やはり気がついたら、剣の達人は地面の上でのびていたという。

こんな話は、私は他にも沢山知っているし、自分の体験でも、少々しょぼいかもしれないがいくらかある。
そして、上にあげたような火事場の馬鹿力は全て、無意識になることで発揮されたと言えると思う。
ここで言う無意識とは、意識はあるが心(あるいは思考)が消えた状態である。
なら、意図的に無意識に入ることが出来れば、いつでも超人になれる。
「魔法を使って治している」と言われた天才精神科医ミルトン・エリクソンは、自分も患者も無意識に入れることが出来、それにより優れた治療を行った。
どうも、エリクソンの父親やエリクソンの娘も、そんなことが出来たらしく、彼の家系はその秘法みたいなものを継承しているようだ。
とはいえ、エリクソンはそのやり方を隠しているわけではなく公開しているが、理解が難しいかもしれない。

エリクソン自身は超能力を否定しており、有名なデューク大学のライン教授の超能力実験のカラクリを示し、実際、自分も超能力者のフリをすることが出来た。
しかし、そのカラクリを実践することは極めて難しい。
たとえば、エリクソンは初めて会う人の家族の名前を当てることが出来たが、それは、その人の喉の動きを読み取ることで行うというが、そんなこと、超能力並に難しいと思う。
つまり、エリクソンは無意識状態に入ることで、そんな超人的な能力を発揮したのである。
私は、無意識状態になれば、超能力を発揮することもあるし、引き寄せも確実に行えると思う。
と言うより、私は実際に何度も行っている(内容はこのブログで何度も書いた)。

無意識に入るというのは、昨日も書いた、藤平光一さんの「氣が出ている」状態とかなり共通し、私は根本的には同じことと思っている。
氣が出れば、あるいは、無意識状態になれば、砲弾飛び交う戦場を悠々と歩いても弾に当たらないのである・・・ということを、藤平さんも実証したのだと思う。
アニメ『ノワール』で、こんな場面がある。
年齢的には女子高生で、見かけは平凡な小柄な少女である夕叢霧香(ゆうむらきりか)が、マシンガンの弾丸が飛び交う中で、麦わら帽子を被って無表情に立っている。
麦わら帽子のプリム(つば)を弾丸が撃ち抜いても霧香は微動だにせず、表情も変えない。
素質があり、高度な訓練を受けた超一流の殺し屋である霧香は、いつでも無意識に入れるのだろう。
だが、無意識に入ることは難しくはなく、私でも出来るし、子供でも出来る。
ある意味、子供の方がやり易い。
ただ、難点は、やり方がいろいろあり、自分に合ったやり方を自分で選ぶ必要があることだ。
とはいえ、基本は、目的をはっきりさせ、「なった」と強く感じることである。
訓練の仕方も、やはり非常に多い。
それで、これまでも書いたが、無意識に入る方法や訓練の仕方をつらつら書いていくことにする。

夕暮れに吹く風
AIアート843
「夕暮れに吹く風」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)私の声はあなたとともに ~ミルトン・エリクソンのいやしのストーリー~
(2)トーチェ氏の心の法則(C.K.トーチェ、J.M.トーチェ)
(3)催眠誘導: エリクソン・メソード決定版(リチャード バンドラー)
(4)氣の威力(藤平光一)
プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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