ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

ミラーニューロン

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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人に教わろうとしない

武道でも、科学でも、楽器演奏でも、高度な技術や手法のようなものは、教わる必要があると思われている。
しかし、全部とは言わないが、そうでないことも多いと思う。
潜在意識とか魂といった何かが、宇宙全体の情報に通じているという話がある。そうであるなら、いちいち教わる必要はない。

今回は2つの簡単な話をする。
1つはゴルフで、私はある、かなり上手い人に「最初に良い指導者に指導を受けるべき」と言われたことがある。
ところが、こんな話がある。
ジェームズ・ファロンの『サイコパス・インサイド』に書かれている話だ。
ゴルフ・クラブを見たこともない未開の人々(子供から老人まで)に、ゴルフが上手い人が、ショットを1回だけ見せた。
すると、その全ての人々が、同じようなショットをやって見せた。
ファロンによると、これは、脳のミラーニューロンの働きであるようだ。
これは、人が何かをするのを見たら、それをしている人の脳内の活動が、見ている人の脳内でも起こるというものだ。
それによって、見るだけで同じことが出来るのである。

もう1つは、大東流合気柔術の佐川幸義が考案した佐川幸義流四股のことだ。
佐川は相撲の四股を基に、独自のほとんど足踏みのような四股を考案し、それを毎日熱心にやって成果を上げた。
ところが、佐川は弟子にはただ「家で四股を踏め」とだけ言うので、弟子は相撲の四股のことだと思ってやる。
だが、そのうち・・・数か月後という場合も多い・・・それが相撲の四股とはかなり違う、足踏み四股であることが分かるが、佐川は、手取り足取り教えることも、自分で四股を踏んで見せることもなかったという。
だから、弟子達の間でも、やり方がかなり違う。
しかし、どれも間違いではなく、正しいのである。
私も、この四股に関し、出来るだけの情報を集め、何年もかけて改良したが、現在やっているものが、佐川がやっていたものと同じかどうかは分からないが、ほぼ最善だと思っている。

山の霊気
AIアート437
「山の霊気」
Kay


腕振り運動や深呼吸も同じで、自分が一番しっくりくる、自分が一番楽しいと思うやり方でやれば良い。
今後の世の中では、ますます、このような考え方が必要になるだろう。
熱心にやっていれば、内なる感覚が正しいことを教えてくれるのだと思う。
これは私のプログラマーとしての経験からも確かと思う。








ミラー・ニューロン・システム(その1)

ミラーニューロンが、楽に、天才、名人、達人になる鍵である。
ミラーニューロンは、脳内の神経細胞の一種であるが、Wikipediaでは、やたら難しい説明がされているので、見ない方が良い。
また、ミラーニューロンは明確に解明されているわけではなく、そのために、おかしな記述をした本も多いと思う。
今朝も書いたが、ミラーニューロンについては、神経科学者のジェームズ・フォロン博士の著書『サイコパス・インサイド』の「ミラー・ニューロン・システム」に関する記述くらいが分かれば十分と思う。

『サイコパス・インサイド』に倣って「ミラー・ニューロン・システム」と書くが、これは簡単に言えば、他人の行動を見て、それと同じ行動を正確に模倣させる脳神経回路である。
たとえば、簡単なことでは、小さな子供が、母親がタオルをたたむのを見るだけで同じようにたたんだり、『サイコパス・インサイド』にあった例では、ゴルフクラブを見たこともない未開人に、ゴルフクラブで良いショットを打って見せたら、未開人達は子供から老人まで、同じように打てたという。

これにより、上手い人、優れた人の動きを見ることがいかに大切かが分かる。
野球選手なら、基本的にイチローのプレイを、あるいは、自分と同タイプの優れたプレイヤーのプレイをよく見るべきだろう。
その際、頭でイチローのプレイをああだこうだと分析せず、ミラー・ニューロン・システムにまかせて、ただ見ると良い。
西尾維新の小説『刀語(かたながたり)』をアニメ化した作品を見たが、七実(ななみ)という美しい娘は、弟の七花(しちか)が、父親から武術の稽古をつけてもらっているを、幼い時から、ただじっと見ていたら、その武術を完全にマスターした。まあ、七実は異常な天才であることになっていたが、七実は、このように、見て覚えることを「見稽古(みげいこ)」と呼んでいた。
見稽古こそ、ミラー・ニューロン・システムを高度に活用した学習法である。

精霊の娘
AIアート232
「聖霊の娘」
Kay


昔から(おそらく古代から)、感性の鋭い人達は、ミラー・ニューロン・システムの力を直観的に感じていた。
夏目史郎というセールスマンは、崇拝する世界一のセールスマン、ポール・マイヤーの事務所と同じような事務所を作り、ポール・マイヤーのような服を着、ポール・マイヤーと同じ持ち物を持ち、ポール・マイヤーのように振舞った。そのためには、ポール・マイヤーを徹底的に観察したはずだ。
そして、夏目史郎も世界一のセールスマンになったのである。
優れた人物の動きには、頭では分からない秘密が隠されているものであり、ミラー・ニューロン・システムは、その秘密ごと模倣するのだと思う。
私は、神人とも言われる武道家、植芝盛平のDVDで、その至高の動きを何度も見たものである(今はYouTubeで見れるが)。








不意に天才になる方法を思い出す

規律や信念を夢の中でも保っているようなら、それらは本物だ。
野球のバッターが、夢の中でも素振りをしているようなら、かなり見込みがある。
私は一頃、デカルトに倣って、何でも疑うようにしていたことがある。
その厳格で優れたルールは「単に正しいと思えることは全て間違いと決めつける」というものだ。
デカルトと言えば、唯物論者であるという欠点ばかり注目する者が多いが、彼は、このように熱心な真理の探究者で、だから、数学や物理学で、現在でも十分通用する成果を数多く上げたのだった。
夢の中では、何を見ても、「これは本物ではない」と疑うと、途端に存在感を失くしたり、小さくなったり、あるいは、消えてしまうのが面白い。
また、「夢の中でこれをしよう」と普段から決めていると、それをやった時、「これは夢だ」と分かり、「じゃあ、夢の中でしか出来ないことをしよう」ということになり、なかなか面白いことが出来る。
私は、あるメキシコ人の本で、「夢の中では身体が柔らかいので、指を掴んで引っ張ると伸びる」と書かれていたのを夢の中で思い出し、実際にやってみたら本当だった。
夢の中で空を飛ぼうと思ったら、息をするように自然に飛ぼうとしなければならないが、それはなかなか出来ないことである。
だが、指を引っ張って伸ばすことはいつでも出来る。

普段から思考を消す訓練をしていて、夢の中で思考を消せば、すぐに何でも出来、その何でも出来る感覚を憶えていると現実でも同様に出来る。
私もよく忘れるが、人差し指を立てると、かなり思考が消える。
架空の人物と思うが、倶胝(ぐてい)という僧は、師の天竜から一本指の禅(一指禅)を教わった。
これは、ただ人差し指を立てるという実に簡単なもので、倶胝はどんな相談を受けても人差し指を1本立てて見せた。
これは古い禅語なのだが、このお話を作った人は最新の脳科学であるミラーニューロンの働きに気付いていたのだから凄い。
ミラーニューロンについて知りたければ、TEDで講演をしたこともあり、自分をサイコパスと明言する神経科学者ジェームズ・ファロン博士の『サイコパス・インサイド』という本をお薦めする。実に面白い本だった。
ミラーニューロンとは簡単に言えば、誰かの動作を見たら、自分の脳内で、その動作をしている反応を起こさせる働きをするもので、まさに「ミラー」である。
ミラーニューロンのおかげで、小さな子供は、大人がやるのを見るだけで自分も出来るようになってしまうのである。
ミラーニューロンが異常に発達したのが、西尾維新の『刀語(かたながたり)』に登場する七実(ななみ)という美しい娘である。

夢と現の間
AIアート231
「夢と現の間」
Kay


ここまで書いて、ミラーニューロンの有益さを思い出したので、今後、しばらく書こうと思う。
難しい話ではないが、これであなたも天才である。
そして、これで、ある人はなぜプロ野球選手になれるのか、売れっ子のイラストレーターになれるのかの説明もつく。
この原理を知れば、あなたも努力なしで好きなものになれる。

倶胝の話に戻るが、さっきも述べた通り、人間は、人差し指を立てることで思考が消える。
そして、いつも言う通り、思考が消えれば、人間は全知全能である。
まあ、だから、良ければ、夢の中でも人差し指を立てるくらい、普段からそうすると良いと思う。
夢の中でも人差し指を立てるようになれば本物で、あなたに不可能はなくなるだろう。
今後のミラーニューロンシリーズは極めて有益である。








脳のおそるべき力

昨日、いろんな優れた人の話を引用しながら、脳が神であるという話をした。
脳に不可能はなく、斎藤一人さんは「俺には出来ないが、脳には(何でも)出来る」とシンプルにまとめていた。
これは、イエスが言った「私には出来ない。だが、神に出来ないことはない」の引用かもしれない。
脳はホログラム構造・・・つまり、一部の中に全体を含むといった構造で、脳の一部、あるいは、大半が失われても、それが理由で記憶が消えることはない。
そして、脳の中には、宇宙全体の情報が入っているという説もある。
ところで、ノーベル賞は、進み過ぎた研究には与えられ難いと言う。
アインシュタインがノーベル賞を受賞したのは、相対性理論の研究に対してではなく、光量子理論の研究に対してであった。当時、相対性理論は進み過ぎていた。
そんな理由で、スティーブン・ホーキングはノーベル賞を受賞することはなかった。
それで言えば、ロジャー・ぺンローズもノーベル賞は受賞しないと思われたが、2020年に、ペンローズは、ブラックホールと相対性理論に関する研究で89歳でノーベル賞を受賞した。
ペンローズには量子脳理論に関する進み過ぎた研究があるが、ペンローズは、極大の世界の相対性理論と極微の世界の量子力学を結びつける鍵は脳にあるといったことを述べている。
とにかく、脳はとんでもないものだ。

西尾維新さんの小説に『刀語(かたながたり)』というものがあり、私はアニメしか見ていないが、そのアニメは、大昔の白土三平さんの忍者漫画のような絵柄で、それがよく合っていた。
『刀語』は、剣士と忍者のお話と言えると思うが、この中に登場する最強の剣士は、おそらく、七実(ななみ)という小柄な可愛い女性であろう。少女に見えるが二十歳は過ぎているはずだ。
まあ、私は七実を見るために、このアニメを見たのだが、それはどうでも良い(笑)。
七実の秘儀は「見稽古(みげいこ)」である。そのまま、見て学ぶことだ。彼女は、見さえすれば、何でも習得してしまえる天才だ。
しかし、「見稽古」は、単なる作り話ではなく、ミラーニューロンという脳の機能だ。
たとえば、母親がタオルをたたむのを見たら、教わらなくても子供が同じことをするのはミラーニューロンの働きである。
ミラーニューロンは、誰かの行動を見たら、その誰かのその時の脳内の働きと同じ働きを、自分の脳が自動的に起こすというものだ。
それに関して、こんな話がある。
ゴルフクラブを見たこともない未開人に、ゴルフが上手い西洋人が、上手いショットを、一度だけ見せた。
すると、その未開人の長老がすぐに見事なショットを見せるが、他の全員が、子供も含め、同じようにやった。
これがミラーニューロンの力である。
とはいえ、ミラーニューロンのことは、分からないことが多い。
それも含め、脳なんて、まだまだ謎が多過ぎるのだ。
脳が、心、意識、クオリア(感覚質。簡単に言えば「感じ」)を作ったと思われるが、何のために、どうやって作ったのかは分からない。
脳が神を作ったという意見もあるが、元々、脳が神であったのだとも思われる。

脳だけではなく、心臓や、その他の臓器も、そして、身体の何もかも、本当は、人間はほとんど分かっていないに違いない。
とはいえ、脳が万能だということは信じても良いと思う。
イエスが言う通り、「私には出来ない。だが、神(脳)に出来ないことはない」のである。
だが、多くの人が、脳を間違って使い、腰痛や肩凝りや胃潰瘍を作っている。言い換えれば、脳は、そんなものを作れるし、作る理由もある。
身体に関することだけでなく、脳は、いかなる現象も作り出せる。脳には宇宙が入っているし、極大なことから極微なことまで支配する量子機関なのだから。
斎藤一人さん流には、「俺がモテないのはおかしいだろ?」と脳に言えば、どうおかしいかはどうでもよく(笑)、おかしくないようにしてくれる。
あるいは、腰痛になったら「お前(脳)がやってるって知ってるんだぞ」と言えば、腰痛は消える。
それで言えば貧乏だって脳がやってるんだし、あがり症や不安症も脳がやってるんだ。だから、同じように消せる。
NLP(神経言語プログラミング)の開発者であるリチャード・バンドラーは、「脳は私がお気に入りの遊び相手」と言うが、NLPなんて、そんな小難しいものではなく、脳の説得術だ。仲良くなれば説得もし易い。
もしかしたら、斎藤一人さんが一番NLPがうまいことになる。習ったことはないだろうけど。
NLPでは、良いことは、「大きく」「明るく」「近くに」「カラーで」思い描く。
そうやって、脳に印象付けたら、脳が容易く現象化してしまうことがある。
脳と仲良く(笑)。








坊ちゃんは天才だ

夏目漱石の『坊ちゃん』の出だしを憶えている人は多いと思う。
そうだ、「親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている」だ。
私は、この一文だけで大感動するのだ。
こんな自覚がある者は、ただ者ではない。
だって、そうじゃないか?
自分がいつも損をする原因を、極めて明確に認識しているなんて。
シャーロック・ホームズ流に言えば、
「僕が損ばかりしている理由は純粋にして明晰なことさ。親譲りの無鉄砲だよ」
である。
ホームズには純粋で明晰なことも、普通の人には、とんでもない謎である。
普通の人は、自分が損ばかりしている理由なんて分からないのだ。

では、『坊ちゃん』の主人公は、自分が損をする理由が、どうして「無鉄砲」だと分かったのだろう?
この謎を解けば、あなたも、自分の最大の欠点を把握し、今後の人生では難を避けることが出来るのだ。
では、謎の解き方を説明する。
引き続き、『坊ちゃん』を参考にする。
「無鉄砲」とは、「向こう見ず」といった意味で、後先考えずに、猪突猛進することだ。
相手の実力を見極めもせず戦いを挑むことでもあるので、大将向きではないのはもちろん、武道家、スポーツ選手・・・いや、何にも向いていない。
確かに、「無鉄砲」の一種と言えなくもない「考えるより先に飛び込め」という気合や大胆さが成功につながることもあるのだが、意地や見栄だけで飛び込むのは馬鹿である。
坊ちゃんは、その意地や見栄で飛び込んでばかりいたのだろう。
そして、坊ちゃんは、「無鉄砲」とは全く反対の人間に、どこかで憧れを持っていたのだ。
「無鉄砲」という言葉は、よく見れば変というか、言葉としては間違っている。
本来、「無鉄砲」とは、「鉄砲がない」という意味だ。
ところが、「無鉄砲」という言葉は、自分を鉄砲玉と考え、狙いを付けずに飛び出すという意味になっている。
正しく言うなら、「無鉄砲」とは「無思慮」という意味なので(国語の学科として正しいかどうかは知らないが)、「無鉄砲」の反対は「思慮がある」「思慮深い」だ。
そして、そもそも、思慮がある者は、鉄砲なんて撃たない。
坊ちゃんは、思慮深い人間、鉄砲など撃たず、知恵で物事を解決する人間に、本当は憧れていたのだ。
だから、それと反対の無鉄砲な自分の性質を思い知ったのだ。
つまり、自分が、どんな人間に憧れるかを考えると良い。

あなたは、どんな人間に憧れるだろう?
私の場合、坊ちゃんに似ているが、自分と正反対の、「冷静沈着(沈着冷静)」な人間に憧れる。
私は、冷静さがなかったので、損ばかりしていたのだ(笑)。
当然ながら、私の憧れの的は、『魔法科高校の劣等生』の司波達也君や、『まちカドまぞく』の千代田桃だ。

勇敢な人間に憧れている者は、実際は、臆病な性格で損ばかりしているだろう。
禁欲的な人間に憧れている者は、いつも誘惑に負けて損ばかりしているだろう。
そして、魔法使いや超能力者に憧れている者は、魔法や超能力が使えなくて損ばかりしているのだ。
自分に欠けるものを持っているヒーローやヒロインをよく見て、脳内のミラーニューロンの素晴らしい力を使って彼ら彼女らと一体化することだ。
いや、単に、よく見て真似れば良いだけだ。
ただ、無理に同じようにやらなくて良い。見てるうちに、自然に出来るようになる。
それが、人間の脳のミラーニューロンの驚くべき機能だ。
私も、もうじき千代田桃・・・じゃなく、司波達也だ(笑)。
尚、ミラーニューロンに関しては、サイコパスを自認する神経科学者ジェームス・ファロンの『サイコパス・インサイド』で、サイコパスに関することと同時に学ぶと面白かった。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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