昔、マイケル・ジャクソンの『Black Or White』を聴いて、最初のあたりの簡単な英語の歌詞を覚えていた。
直訳しかしようがないほどシンプルな歌詞で、意味は、「僕は奇跡を信じる。奇跡は今夜起こった」だ。
とにかく、非常に印象深い言葉だが、実際のところ、何のことかよく分かっていなかった。
しかし、初音ミクさんの『FREELY TOMORROW』を聴いて、よく分かった。
♪
恐れずに求めれば それは未来を変えるRevolution
こころKnock Knock Knock
不思議Trick Trick Trick
奇跡は起きる(Wow Wow)
Freely Tomorrow
~『FREELY TOMORROW』(作詞:Mitchie M・ЯIRE、作曲・編曲:Mitchie M。唄:初音ミク )より~
♪
奇跡ってのは、ゴールじゃなくて、チャンスなのだ。
言い換えれば、「道が開ける」ってことなのである。
ワールドカップ・サッカーで日本がコロンビアに勝ったのは、奇跡かもしれないが、それが目標だったのではなく、サッカーの一流国への道が開けたってことだ。
そっちの方が本当の奇跡で、その奇跡は起こったということだ。
Mitchie Mさんにとっても、この曲は道を開くものだったと思う。
この曲を作った当時は、Mitchie Mさんはまだ、それほど有名な音楽家ではなかったと思う。
この曲が、ニコニコ動画で100万回再生の新記録を作ったのは、曲が圧倒的に良かったからだ。
さらに、この曲は、クリエイティブ・コモンズの「表示」(作者や作名のクレジット表示)のみという最も軽いライセンスで公開され、クレジット表示さえすれば、どんなふうに利用しても構わないという、新しい時代の作品の象徴にもなった。
ニコ動100万回再生の最短記録は、米津玄師さんの『砂の惑星』に抜かれたが、この曲は「マジカルミライ2017」のテーマ曲として大々的に告知され、PVも素晴らしいものが作られたが、『FREELY TOMORROW』は、ミクさんの静止画1枚だけで通すというものだったのだ。
奇跡とは、目的ではなく、目標への道を開くものである。
イエスが盲人の目を開き、足萎えの足を治し、伸びない腕を伸ばしたのは、やはり、単に、「道を開いた」のである。
それは象徴的な意味であり、これまで、様々な障壁で、やりたいことが出来なかった人が、心を変えることでチャンスを掴んだのである。
そこを誤解したから、オスカー・ワイルドは、イエスに癒された人達が不幸になるという、おかしな話(『善をなす魂』だと思うがはっきりしない)を書いたのだ。
アメリカの女性芸術家で自己啓発家フローレンス・スコーヴェル・シンは、こんなアファーメーション(心を鼓舞する唱え言葉)を作った。
「予測できないことは起きる。不可能に思えたことが今実現しようとしている」
~『成功への秘密の扉』(訳:関岡孝平。出版社:パンローリング株式会社)より~
この「予測できないこと」が奇跡のことなのである。
王貞治さんが草野球をしていた時、またまた通りかかったプロ野球のコーチが「君、左で打ちなさい」と言ったことが、王さんが野球で成功する大きなチャンスになった。
それは、予測出来ない奇跡だった。
あなたにも、予測出来ないことが起こり、道は開ける。
「道が開ける」
これほど有り難いことはない。
↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
直訳しかしようがないほどシンプルな歌詞で、意味は、「僕は奇跡を信じる。奇跡は今夜起こった」だ。
とにかく、非常に印象深い言葉だが、実際のところ、何のことかよく分かっていなかった。
しかし、初音ミクさんの『FREELY TOMORROW』を聴いて、よく分かった。
♪
恐れずに求めれば それは未来を変えるRevolution
こころKnock Knock Knock
不思議Trick Trick Trick
奇跡は起きる(Wow Wow)
Freely Tomorrow
~『FREELY TOMORROW』(作詞:Mitchie M・ЯIRE、作曲・編曲:Mitchie M。唄:初音ミク )より~
♪
奇跡ってのは、ゴールじゃなくて、チャンスなのだ。
言い換えれば、「道が開ける」ってことなのである。
ワールドカップ・サッカーで日本がコロンビアに勝ったのは、奇跡かもしれないが、それが目標だったのではなく、サッカーの一流国への道が開けたってことだ。
そっちの方が本当の奇跡で、その奇跡は起こったということだ。
Mitchie Mさんにとっても、この曲は道を開くものだったと思う。
この曲を作った当時は、Mitchie Mさんはまだ、それほど有名な音楽家ではなかったと思う。
この曲が、ニコニコ動画で100万回再生の新記録を作ったのは、曲が圧倒的に良かったからだ。
さらに、この曲は、クリエイティブ・コモンズの「表示」(作者や作名のクレジット表示)のみという最も軽いライセンスで公開され、クレジット表示さえすれば、どんなふうに利用しても構わないという、新しい時代の作品の象徴にもなった。
ニコ動100万回再生の最短記録は、米津玄師さんの『砂の惑星』に抜かれたが、この曲は「マジカルミライ2017」のテーマ曲として大々的に告知され、PVも素晴らしいものが作られたが、『FREELY TOMORROW』は、ミクさんの静止画1枚だけで通すというものだったのだ。
奇跡とは、目的ではなく、目標への道を開くものである。
イエスが盲人の目を開き、足萎えの足を治し、伸びない腕を伸ばしたのは、やはり、単に、「道を開いた」のである。
それは象徴的な意味であり、これまで、様々な障壁で、やりたいことが出来なかった人が、心を変えることでチャンスを掴んだのである。
そこを誤解したから、オスカー・ワイルドは、イエスに癒された人達が不幸になるという、おかしな話(『善をなす魂』だと思うがはっきりしない)を書いたのだ。
アメリカの女性芸術家で自己啓発家フローレンス・スコーヴェル・シンは、こんなアファーメーション(心を鼓舞する唱え言葉)を作った。
「予測できないことは起きる。不可能に思えたことが今実現しようとしている」
~『成功への秘密の扉』(訳:関岡孝平。出版社:パンローリング株式会社)より~
この「予測できないこと」が奇跡のことなのである。
王貞治さんが草野球をしていた時、またまた通りかかったプロ野球のコーチが「君、左で打ちなさい」と言ったことが、王さんが野球で成功する大きなチャンスになった。
それは、予測出来ない奇跡だった。
あなたにも、予測出来ないことが起こり、道は開ける。
「道が開ける」
これほど有り難いことはない。
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