本当に良い引き寄せの本は絶版になることが非常に多いと思う。
その中の1つが、マイク・ハーナッキー(Michael Hernacki)の『成功の扉』だ。1980年代に書かれた本だと思う。
原題は、
The Ultimate Secret to Getting Absolutely Everything you want
あなたが欲しい全てを確実に得るための究極の秘訣
である。
やり方は簡単で、指1本動かす必要もない。
それは、「願いを叶えるために必要なことを全て迷わずやる決意をする」である。
あくまで決意すれば良いのであり、実際には何もしなくてもいい。
したければすれば良いが、しないことをお薦めする。
なぜなら、実際にするなら、必要なことを全てしなければならず、その中の1つでも「あれはやめとこう」と思ったら、それで終わりだからだ。
私は、この「秘訣」には本当に力があると感じたが、なぜうまくいくのか説明出来なかったので、あまりお薦めしなかった。
しかし、なぜこの「秘訣」に効果があるのか、最近分かった。
この本の中に、こんな話がある。
ある、大きな利益を上げた投資家が講演会で、自分が行った投資の説明をしていた。
すると、1人の受講者がこう言った。
「あなたの投資はあまりにリスキーだ」
すると投資家は、
「分かっています。全て失う覚悟が出来ていました」
と答え、質問者は、
「私には無理だ」
と言った。
その時の投資家の返答が、著者ハーナッキーの心に刺さった。それは、
「それが、あなたが金を払って講演を聞き、私が話している理由ではないですか?」
だった。
この言葉の意味を、ハーナッキーは説明しなかった・・・いや、したのかはしれないが、肝心なことを言ってない気がする。
簡単に言おう。
自我は、全てを失う覚悟は出来ないのだ。
なぜなら、自我の目的はただ1つ。確実な生存だ。
つまり、脳に存在する命令はただ1つで、それは「生きろ」なのだ。
※L.ロン.ハバード『科学の進化』参照
だから、「全てを捨てる」と決断したら、自我は降伏して隠れてしまうのだ。
いつも言う通り、自我(=思考=心)が消えれば全知全能である。
従って、願いが叶わないはずがない。
マイク・ハーナッキー自体のことを述べよう。
彼は弁護士だった。
しかし、弁護士の仕事は大嫌いで、ストレスのためか病気になり、入院を余儀なくされた。
入院して自分を顧みていた時、自分が元々なりたかったのは作家であることを思い出した。
だが、作家でやっていく道筋など全く見えなかったので、その夢を封印し、まずは教師に、次に、証券マンに、そして、弁護士と仕事を変えてきたのだった。
ハーナッキーは、全てを捨てる覚悟をした。
つまり、作家になるためには何でもしよう、どんな犠牲でも払おうと決意した。
すると、即座に病気は治り、そして、あれよあれよという間に作家として成功したのだ。
だが、ハーナッキーは、必要なことは決意することだけで、実際は何もする必要はないと言い、さらに、アメリカの行動第一主義を批判している。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)成功の扉(マイク・ハーナッキー)
(2)成功の鍵(マイク・ハーナッキー)
(3)成功の翼(マイク・ハーナッキー)
(4)科学の進化(L.ロン.ハバード)

AIアート1086
「夏の香り」
Kay
その中の1つが、マイク・ハーナッキー(Michael Hernacki)の『成功の扉』だ。1980年代に書かれた本だと思う。
原題は、
The Ultimate Secret to Getting Absolutely Everything you want
あなたが欲しい全てを確実に得るための究極の秘訣
である。
やり方は簡単で、指1本動かす必要もない。
それは、「願いを叶えるために必要なことを全て迷わずやる決意をする」である。
あくまで決意すれば良いのであり、実際には何もしなくてもいい。
したければすれば良いが、しないことをお薦めする。
なぜなら、実際にするなら、必要なことを全てしなければならず、その中の1つでも「あれはやめとこう」と思ったら、それで終わりだからだ。
私は、この「秘訣」には本当に力があると感じたが、なぜうまくいくのか説明出来なかったので、あまりお薦めしなかった。
しかし、なぜこの「秘訣」に効果があるのか、最近分かった。
この本の中に、こんな話がある。
ある、大きな利益を上げた投資家が講演会で、自分が行った投資の説明をしていた。
すると、1人の受講者がこう言った。
「あなたの投資はあまりにリスキーだ」
すると投資家は、
「分かっています。全て失う覚悟が出来ていました」
と答え、質問者は、
「私には無理だ」
と言った。
その時の投資家の返答が、著者ハーナッキーの心に刺さった。それは、
「それが、あなたが金を払って講演を聞き、私が話している理由ではないですか?」
だった。
この言葉の意味を、ハーナッキーは説明しなかった・・・いや、したのかはしれないが、肝心なことを言ってない気がする。
簡単に言おう。
自我は、全てを失う覚悟は出来ないのだ。
なぜなら、自我の目的はただ1つ。確実な生存だ。
つまり、脳に存在する命令はただ1つで、それは「生きろ」なのだ。
※L.ロン.ハバード『科学の進化』参照
だから、「全てを捨てる」と決断したら、自我は降伏して隠れてしまうのだ。
いつも言う通り、自我(=思考=心)が消えれば全知全能である。
従って、願いが叶わないはずがない。
マイク・ハーナッキー自体のことを述べよう。
彼は弁護士だった。
しかし、弁護士の仕事は大嫌いで、ストレスのためか病気になり、入院を余儀なくされた。
入院して自分を顧みていた時、自分が元々なりたかったのは作家であることを思い出した。
だが、作家でやっていく道筋など全く見えなかったので、その夢を封印し、まずは教師に、次に、証券マンに、そして、弁護士と仕事を変えてきたのだった。
ハーナッキーは、全てを捨てる覚悟をした。
つまり、作家になるためには何でもしよう、どんな犠牲でも払おうと決意した。
すると、即座に病気は治り、そして、あれよあれよという間に作家として成功したのだ。
だが、ハーナッキーは、必要なことは決意することだけで、実際は何もする必要はないと言い、さらに、アメリカの行動第一主義を批判している。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)成功の扉(マイク・ハーナッキー)
(2)成功の鍵(マイク・ハーナッキー)
(3)成功の翼(マイク・ハーナッキー)
(4)科学の進化(L.ロン.ハバード)

AIアート1086
「夏の香り」
Kay




