ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

マイクロソフト

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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Excelは確固たる世界標準

何でも、世界標準とは凄いものだ。
日本人は、スマートフォンでは、アップルのアイフォンを持っている人が多いが、アイフォンは世界で最初のスマートフォンで、アイフォンが出てしばらくは、他にスマートフォンはなかった。
今では考え難いが、当時は、スマートフォンが一般に普及するとは思っていない人が圧倒的だったので、ライバルが出なかったのだ。
当時は、圧倒的なIT企業だったマイクロソフトのトップ・・・ビル・ゲイツや、ゲイツの後継者のスティーブ・バルマーもそうだったので、マイクロソフトはスマートフォンに関わろうとしなかった。
スマートフォンはコンピューターだ。
大衆が、コンピューターを電話として持ち歩くなんて、誰も思わなかったのである。
(スティーブ・ジョブズの先見性は改めて凄いと思う)
ところが、スマートフォンの可能性に気付いたのがグーグルで、グーグルは、アイフォンのOSであるiOSに似たAndrpidという、スマートフォン用OSを作ったが、スマートフォンそのものは自社で作らず、沢山の会社に作ってもらうことにした。一方、アイフォンは、OSもスマートフォンも、アップルしか作れない。
結果、現在、シェアでは、Androidスマートフォンが、アイフォン(iOSスマートフォン)よりはるかに多い。しかし、アイフォンのブランド力は強く、アイフォンのファンの多くは、Androidに乗り換えようとしない。
もし、マイクロソフトのビル・ゲイツやスティーブ・バルマーが、グーグルより先に、スマートフォンの重要さに気付いていたら、マイクロソフトは、パソコンに続き、スマートフォンのOS市場も奪い、マイクロソフトは現在でも時価総額世界一(2021年10月)であるが、もっとはるかに大きな会社になっていたはずだ。
ただ、マイクロソフトはかつて、圧倒的なナンバー1だった時代に、大き過ぎることから分割されそうになったことがあり、同じ苦労をせずに済んだのかもしれない。とはいえ、マイクロソフトも2度目となると、昔と違い、もっとうまくやったに違いない。まあ、これはそれはあくまで「もしも、マイクロソフトがスマートフォン市場を奪っていたら」の話で、あまり意味はないが。
そして、やはりグーグルは、かつてのマイクロソフトのように、市場支配力が大き過ぎるということで、アメリカ政府(正しくはアメリカ司法省だが)に訴えられ、今後、長きに渡って、アメリカ国家を相手に裁判で戦わないといけない。

そんなわけで、スマートフォンの世界標準は、アイフォンとAndroidスマートフォンの2つがある。
これは、たとえて言えば、自動車に、運転方法等がやや異なる2つのタイプがあり、免許証も2種類存在するようなものなのである。
まあ、自動車が空を飛ぶ時代になれば、本当にそんなことが起こるかもしれないが、当分、自動車は空を飛びそうにないし、もし、本当にそうなったら、国際会議で統一を目指すことになると思う。

パソコンでは、1980年代から、マイクロソフトのMS-DOSやWindowsが、事実上、世界標準だ。
ところが、アイフォン同様、アップルだけがハードとOSを作るマッキントッシュというパソコンがあり、シェアは小さいのに、確固たる存在感を保ち続けているのは凄いことだと思う。
グーグルも、Chrome OSという、パソコン用OSを作り、普及を目指しているが、こちらは、いまひとつ流行らない。
ところが、Windowsは圧倒的シェアなのだが、そもそも、大衆が、パソコンの代わりにスマートフォンを使うようになり、パソコン自体の出荷数が伸びないので、いっそう、Windowsの存在感が弱くなっている。
今や、日本でも、新卒の新入社員がパソコンを使えないので研修しないといけないという、ちょっと信じられないことが起こっている。

世界標準と言えるものが少なくなる中で、「これは世界標準」と言い切れるのが、マイクロソフトオフィスというビジネスソフトで、その中でも、ワープロソフトのWord、表計算ソフトのExcelがそうで、特に、Excelを使わない会社は世界中にないと言えるほどである。
Excelの牙城を崩そうと、サイボウズやジャストシステムが、Kintonやジャストユニットを作り、それぞれ優れた製品であるが、企業がExcelを使わなくなることはないだろう。
よって、座って働きたいなら、Excelは絶対に使えるようにならないといけないし、Excelが上手いほど、特に若い間は有利になる。
(その前に、スマートフォンばかり触ってないで、パソコンを使うことだ)
Excelが使え、そして、Excelでマクロが組める(VBA言語でプログラミング出来る)なら、貴重な存在である。
よって、特に専門プログラマーを目指すのでなければ(実際は専門でも有りだが)、Ecxcelでマクロを組めるようになると良い。
尚、私もだが、Accessで大きなシステムが組めるほどなら、Excelは使わないということもある。
そんな人は、さらに貴重なのだが、そこまで出来るようになる人は少ない。








人間は変わり続けることが定め

人間は、新しいことを始めなければならない定めだ。
このことは、いくら強調してもし過ぎることはない。
いかなる問題も、現状維持に固執することから起こるのである。
信じられないかもしれないが、それが真実だ。
「これまでと同じように」というのが、最も呪うべき心構えなのだ。
なまじ成功し、その恩恵を維持したくて、これまでやってきたようにやろうとすると病気(時に難病)になったり、家族の不和が起こったりする。

会社だって、創業時は、志を同じくする者達で協力しなければならない。
しかし、そこそこ発展してきたら、社長とは考え方が全く違う(「少し違う」は「同じ」と変わらない)人間も入れ、会社を変えていかないと、すぐに時代遅れになり、世の中から捨てられる。
成功モデルの寿命は短く、駄目になる前にさっさと捨てなければならないのだ。

初音ミクさんだって、誕生から12年経つが、人気がさらに広がっているのは、やはり変わってきているからだろう。
ソフトウェア的にも大胆に進歩させ、英語や中国語の歌唱にも対応し、ライブでも、ミクさんの新しいモデルを導入し、ミクさんがバンドに合わせるR3システムも導入していった。
歌舞伎やクラシックなどは、依頼されてのことだろうが、断らないだけでなく、高レベルで取り組んでいる。決して、お茶を濁すようなことはしない。
次は、どんな変化、発展があるか楽しみである。

マイクロソフトは、1990年代は、ソフトウェア帝国と呼ばれるほどの強大さを誇ったが、インターネットへの対応が少し遅れ、モバイルへの対応はさらに遅れて、GoogleやApple、さらには、クラウドで先行したAmazonにも遅れを取った。
しかし、近年、劇的な変化を見せたマイクロソフトは、GAFA全てを超え、再び時価総額世界一に返り咲いている。
一方、Appleがずっと同じことをやっているように見えるのは私の誤解だろうか?
Google、Amazon、Facebookは、やはり、次々に新しいことに取り組んでいる。
単に私のApple嫌いのせいかもしれないが、Appleに、興味をそそられるものがない。

気をつけなければならないことは、学校や会社は、生徒や社員がずっと同じ人間であることを求め、そして、それを強制する。
だから、学校や会社は、どんどん移動出来るのが良いし、本当は所属しないのが一番良いかもしれない。
とはいえ、世の中には、学校や会社が必要な物事もある。
しかし、さらに否定すれば、それ(必要な学校や会社)は、例えば、医学校や製造等の限られた分野であり、世の中の大半の学校や会社は、なくて良いとまでは言わなくても、もっと「柔らかく」存在すべきものだ。
つまり、「学校が最重要」「会社が最重要」などと押し付けず、生徒や社員にとって、5番目か6番目に大事なものと思ってもらえば良いのである。

熟練が必要な一方で、新しくなることが必要である。
人生とは、面倒臭い・・・いや、面白いものである。








私がアップル製品を使わない理由

個人的には、私は、アップルのiPhoneやiPadが売れる理由が全く分からない。
もし、AndroidのスマートフォンやタブレットPCが存在しなかったとしても、私は、「何て使い難いんだ」と思って、iPhoneやiPadを買わないと思う。

ただ、iTuneストアで、欲しい音楽コンテンツを、すぐに見つけて購入できることは素晴らしいと思った。
しかし、あまりにも買いやすいので、ついつい余計に買ってしまう。
これは麻薬的であり、だんだん恐ろしくなって、ある時、クレジットカード登録を削除し、もう買えないようにした。
ところが、私は、アップル製品の使用をやめたので、PCからiTunesアプリをアンインストールしたのだが、iTuneストアで買った音楽がm4p形式という特殊なものなので、そのままでは他のアプリで再生できない。面倒なので、欲しいものは、CDやAmazonデジタルミュージックで買い直した(本当に欲しいものは、そんなにはないということが分かった)。
また、iTunesアプリにしろ、同じアップルのQuickTimeにしろ、インストールするとWindows起動と同時にメモリにロードするので、PC全体が遅くなり、メモリも圧迫される。
ただ、それは、アップル製品だけでなく、アドビ製品もそうであるが、特にアドビ製品はメモリを大量に消費するので、インストールしても何も良いことがない。しかし、Flash Playerを必要とすることが多いので、やむなくアンインストールせず、Windows起動の際にロードされないよう設定してある。しかし、そんなやり方を知らない人は、PCが遅くなって嫌な思いをしていることだろう。

私が、アップルのタブレットで特に疲れさせられたことは、PCに存在する音楽やビデオを、iTunesアプリで「同期」という形でしか、iPhone等に取り込めないことだった。
iPhoneに入れたい音楽やビデオがあっても、まず、iTunesアプリが入ったPCにそれを取り込み、それから、iTunesアプリに登録し、そして同期して、やっとiPhoneに入る。
Androidなら、エクスプローラーでドラッグアンドドロップ一発なのだから、iTunesのやり方はひどく煩わしく感じる。
また、iPhoneやiPadに音楽やビデオを入れるためのPCが3台あれば、その3台とも、全く同じ形で音楽やビデオをHDにコピーしておき、iTunesも同じ設定にしなければならないが、これはもう、とても考えられない。
一度、PCのフォルダ名を変えたら、iPhoneから消えこそしなかったが、当然、同期不能になった。フォルダ名なんて、普通に変えるのだが。
また、Androidなら、友人のPCにぱっとつないで、そこにある音楽やビデオを引っ張ってこれる。まあ、これをやることが、違法コピーにつながる可能性があるのかもしれないが、まさか、それを防止するために、iTunesアプリは、あんなややこしい操作を強いているのだろうか?(多分そうだとも思う)

操作性やタッチパネルの性能に関しては、アップル製品は素晴らしいという話がよくある。
確かに、安価なAndroidタブレットには、タッチやスワイプの反応、追従性が悪いものがあったと思う。
だが、iPadミニとNexus7を操作し比べたら、明確な差はなかったと思うし、慣れた方が使い易いということで間違いないと思う。
どちらが上にしろ、言うほどの差はないと考えて良いだろう。
そもそも、私は指も含めて乾燥肌ということもあるが、タブレットは使い難い。
文字入力操作が多いのに、どうしてもタブレットである必要があれば、簡単に使い易いキーボードを付けられるWindowsタブレットを使っているが、やはりノートパソコンが良いと思う。
スマートフォンで文字入力をすることは、ほとんどない。

ところで、マイクロソフトの時価総額が、アップルやGoogle(全体の)の半分というのは、時代が変わったものだと思う。
もちろん、利益率では、基本的にソフト会社であるマイクロソフトが高いのだが、マイクロソフトもハードウェア事業に手を出し、また、設備投資を盛んに行っているので、Googleとは差が縮まっているようだ(この点ではアップルはハード主体なので、下がる傾向が強い)。
そして、Google Chrome OSがWindowsに取って変わる可能性も、なきにしもあらずである。とはいえ、あるとしても、やや先のことである。









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「良いことをする」と「悪いことをしない」はどちらが優るか?

昔、中国で、偉いお坊様に、ある男が、「先生、何かお教えを」と乞うと、その偉い僧は、
「良いことをしろ、悪いことをするな」
と応えた。
男が、
「そんなことは7つの子供でも知っています」
と落胆して言うと、僧は、
「だが、実際にやるのは70の老人にも難しい」
と諭した。

ところで、「良いことをする」と「悪いことをしない」は、どっちが良いだろうか?
おかしな質問だろうか?
だが、考えるまでもない。
正しいのは、「悪いことをしない」方だけだ。
人間に良いことなどできないからだ。
良いと思ってしたことが、相手にとって悪いことになったという話はよくある。
だが、実際は、良いと思ってやったことは全部悪いのだ。
「お前のためを思ってやった」ことは、全部、「お前」のためにならないばかりか、必ず、「お前」の害になる。
「お母さんは、お前のためにやったのよ」という行為は、間違いなく、子供を駄目にする。

では、「良い行い」とは何だろう?
それは、自分が行為者であるという自覚なく行うことである。
言い換えれば、無我でやったことである。
老荘(老子、荘子の思想)的には、「無為の為」「無作為の作為」となる。
無我でやったことであれば、世間的には極悪であろうが、最善なのである。
「知らずにやった悪いこと」なんて、全部言い訳であるか、やっぱり、「自分がやっている」という意識があったのだ。

Googleの理念が「悪いことをするな」である。
変わった理念と思う人が多いだろう。
だが、Googleはこれで限りなく発展し、他の会社は「良いことをする」と公言、あるいは、社員に要請し、結果、普通はすぐ、少々うまくいっても30年以内に駄目になるのだ。
Googleなんて、本来は社名が良くない。
アップルやマイクロソフトのように「ア」の母音で始まらず、製品名にも「ア」の母音がつかない。
これは、本来、成功する名前ではない。
アップルであれば、製品名は、「アップル(同社最初のコンピューター名)」「マッキントッシュ」「アイポッド」「アイフォン」「アイパッド」、全部「ア」の母音で始まる。
マイクロソフトは、「オフィス」や「ウインドウ」といった、ごく平凡な名称の頭に「マイクロソフト」をくっつけて(マイクロソフト・エクセル等)、初めて製品名として成立するようにしたのだ。
だから、スティーブ・ジョブズや、ビル・ゲイツといった、名前のどこにも「ア」の母音のつかない彼らが大成功したのだ(もっとも、全く「ア」がつかなければ、かえって「ア」の力を引き出せるのだが)。
ジョブズはインド文明の研究者だし、ゲイツはユダヤ密教(カバラのこと。カバラ自体、「ア」だらけである)を知っていると思うので(彼はユダヤ教徒)、音の重要性を無意識にでも理解しているのだと思う。
だが、Googleに見られるように、理念の力はかくも偉大なのだ。
ただし、正しい(真理に則った)理念の場合だけだ。
それに、ゲイツは、何らかの意味で自分をナポレオンとみなしているし、ジョブズは、子供の頃から「ハングリー」という言葉を大事にしていたのだ。

では、我々も、本日ただいまより、悪いことをやめよう。
作為的な良いことなど決してしないようにしよう。
そして、「ア」の母音で始まる呪文を称えて、なるべく無であることだ。
さらに、自分に「ア」の母音で始まる名前を、いくつでも好きなだけつけると良い。
「あらゆることができる神の子」とか、「可憐なる花」とかね。
ただし、「良い名前をつけるための本ありませんか」とか「名前をつけて下さい」などと決して言わず、自分で考えること。
自分で考えることが何より大切である。
成功しない者は、自分の頭で考えようとしないのだ。

ついでに述べるが、プログラミング言語を選ぶとしたら、JavaかJavaScript、あるいは、PerlやPythonをやると良い。
言うまでもなく、「ア」の母音で始まるからだ(ただ、Pythonは日本ではあまり良くないかもしれない)。
Rubyは現在、人気があるが、正直、これのプログラマーで、あまり良い思いをしている人を知らない。
では、私はどうかというと、マジック・ソフトウェア社のMagicと、マイクロソフトAccessを主に使ったので、能力や労力の少なさと比べ、異常なほど安楽なのである。
それ以前、C言語やVisualBasic、あるいは、COBOLやxBase等のプログラマーだった頃は、確かに、あまり良いことはなかった。
しかし、これはあくまで原則であり、Googleが理念で成功するように、他の要素も十分にある。
だが、意図的に手っ取り早く、確実に成功したいなら、試してみると良い。









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マイクロソフトはなぜこんなに駄目になったのか

アメリカのマイクロソフト社は、落ちぶれたとは言えないが、かつての栄光は見る影もない。
その原因が、モバイル戦略に乗り遅れた・・・つまり、スマートフォンやタブレットPCに取り組むのが遅かったと考える人が多いが、私は、そんな戦略的なことではなく、ハートの問題だと思っている。
まあ、全くの私見であるが。

私は、ニートはみんな、プログラマーというか、システム開発者になれば良いと思っていた。
引きこもったり、世間的な仕事が嫌いというのは、開発者に向いてるのだ。
しかし、マイクロソフトの一番簡単な開発ツールであるAccessを、マイクロソフトは開発ツールとしては捨ててしまっている。
マイクロソフトが、Accessを良い開発ツールにしようと本気で思っていたら、今頃、さぞ、素晴らしいものになっていたはずだ。
Accessは、世の中にある他のものに比べたらずっとマシだが、それでも、まだまだ難し過ぎるし、そもそも、わけの分からない挙動をする部分が多過ぎるが、それを改善する気が、マイクロソフトには全くないようだ。
それどころか、Accessは、開発ツールとしては、全く駄目なものになろうとしている。
マイクロソフトの主力の開発ツールであるVisual Studio(ビジュアル・スタジオ)は、ツール的なソフトウェア・・・例えば、MikuMikuDance(初音ミクさんの3Dアニメを制作するソフト。非常に優秀なソフトだが、開発者は無償で公開し、プロ・アマを問わず、これを使って素晴らしい作品が創られ続けている)みたいなものを作るには良いが、業務システムを作るには、あまりに効率が悪い。
Accessなら、Visual Studioの4~6割の時間で作れるが、Accessは不安定要素が多過ぎて、安心して使えない。

ところが、イギリスのマジックソフトウェア・エンタープライズが開発したMagicは、Accessのさらに4~6割の時間で開発が可能で、しかも、(あまり細かいことはできないが)安定した品質のシステムを作ることができる。
だが、これは値段が高過ぎる。
確か、1ライセンス60万円くらいはすると思う。
また、実行版(ランタイム)が、PC一台分で6万円くらいする。
これでは、普及するはずがない。
私は、せめて、開発版20万円、ランタイム無料であれば、ビジネスシステム開発の世界は変わってしまうと思う。
本当は、開発版で6万円くらいが望ましく、無料なら、尚良い。
マジックソフトウェア・エンタープライズは、そんなビジネスモデルを作れるよう、考えに考え抜くべきである。
そうすれば、急成長し、最大のIT企業の1つになると思う。

マイクロソフトにも、VisualFoxProという素晴らしい開発ツールがあったが、2007年に廃止を決定して開発をやめ、今年でサポートも終わるのだと思う。
VisualFoxProは、日本では販売されなかったが、日本でも販売されると共に、これの開発が継続され、安価に販売されていれば、幸福な開発者が増えていたはずだ。
しかし、マイクロソフトは、戦略のために、VisualFoxProというより、VisualFoxProのユーザーを捨てたのである。
マイクロソフトがすっかり駄目になったのは、そんなことをする会社になったからだ。
マイクソフトは、一時期、VisualFoxProの代わりに、あるいは、Accessの代わりにと、VisualStudioLightSwitchというものを作ったが、あんな変なものを使う人がいるはずがない。
私は、本当に「馬鹿か!」と思ったものだ。
実際、全く売れず、事実上、これもマイクロソフトは捨ててしまった。
マイクロソフトは、かつて、一般開発者のことを考える会社であったはずが、今は、企業や、消費するだけのコンシューマーしか見ていない。
ビル・ゲイツは、ハーバード大でのスピーチで、「君たちは恵まれているのだから、世界中の貧困な人々のために何かして欲しい」と言ったが、まずは、マイクロソフトは、かつて、世の中の落ちこぼれ達に希望を持たせたような、開発ツールを作るべきではないかと思う。
ビル・ゲイツのサインの入った(印刷だが)MCSDやMCDBAの認定証をもらって喜んでいた時代が懐かしい。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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