ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

ペンローズ

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

危険がよけて通る不思議な人達の秘密

風説かもしれないが、日本の戦国時代の武将の中には、鉄砲の弾が飛び交う戦場を、自分の運を信じて悠々と歩いてみせた者がいるらしい。何かのドラマで、秀吉がそんなことをやっていたような気もする。

だが、合氣道家の藤平光一さんは、第2次世界大戦で、部隊を率いる指揮官だった時、そんなことをしたことを著書に書かれている。氣を出していれば、弾も当たらないといった話だったと思う。

「心身神医学の父」と呼ばれるドイツ人医師、ゲオルグ・グロデックの論文によれば、戦場である兵隊が、仲間の兵隊に、自分の脚の一部を指差しながら、「ここに弾が当たれば、俺は故郷に帰れるのだがなあ」と言った直後、流れ弾がまさにその場所に当たったという。
グロデックによれば、これは、人の内に存在する、エスというものの仕業である。
エスは精神分析学における無意識に相当するもので、フロイトが論文で使うようになって知られるようになったが、元々はニーチェが言いはじめ、それをグロデックが使うようになったものだ。グロデックはフロイトにエスの概念を話し、それをフロイトが利用したのである。

誰も、グロデックが発表した兵隊の話のように弾が当たることは望まない。しかし、当てられるものなら外すこともできるだろう。そして、藤平光一さんのようになりたいのではないだろうか?
さて、そんなことができるだろうか?
私は、戦場で弾を交わした経験は無いが、交通量の多い車道に目をつぶって飛び込んだことは何度もある。7つか8つ頃のことだ。結果はかすり傷一つ負わなかった。

真相はこうだ。
藤平光一さんは、弾丸の飛び交う戦場を無事に歩くことが、彼の運命だったのだ。だが、彼は、弾が当たらなかったのは、氣が出ているからだと思い込んだのだろう。
グロデックの話に出てきた兵隊は、脚に弾が当たる運命だったのである。
そして私は、目をつぶって車道に飛び込み、無事に終わる運命だったのだ。
ベンジャミン・リベットという医学研究者は、40年にわたる研究により、こんなことを解明した。
それは、何かの想いが無意識の中に浮かんだ後、半秒遅れて我々はそれに気付くということだ。
つまり、思考というものは自分が脳で考えているのではない。
思考は、自分の意思とは何の関係もなくただ発生するのだが、それを自分が考えたと思っているのである。

「自分で考えろ」とか「頭を使え」などということがよく言われるが、我々はただ、どこからか発生した思考に反応することが出来るだけである。
誰も自分で考えてなどおらず、考えることもできない。「自分で考えろ」なんて指示に何の意味もないのだ。
そして、思考がどこから生じるかは、量子物理学の問題になるかもしれないが、私もよくは知らない。ロジャー・ペンローズという高名な数学者・物理学者がそんな研究をしていたが、おそらくまだ仮説の段階だろうと思う(量子脳理論)。

いずれにしても、我々は、思いのままに災害や事故から逃れることは、決してできない。
藤平さんの教えに従って氣を出そうが、グロデックの本でエスについてよく学ぼうが、弾が当たる時は当たるし、自動車にはねられる時ははねられる。
そう運命付けられていれば、それは消して逃れられない。
いや、出来ると言う神秘家もいるかもしれないが、それなら、かつて私がやったような真似でもやらせればいい。
ただ、自分の意志で状況をコントロールできると教える者は、それを教えることが運命なのであり、それを聞いて騙される者は、そんな運命だったのである。

私が車道に飛び込んだ時も、自分勝手に飛び込んだように見えても、実際は、丁度、車にはねられないタイミングで「今だ、飛び込め」という想いが発生し、半秒遅れて私の脳がそれに反応しただけだ。そして私は、自分で決めたと思い込んで車道に飛び込んだのだ。

グロデックは、いかなる病気も、また、怪我でさえ、全て心因性(心が原因で起こること)であると断言した。
転んで腕を折ることだってエス(無意識)が起こしているのであると言い、おそらく、普通の人はそれを認めることはできないだろう。
しかし、彼は全く正しいのである。恐るべき洞察力だ。

宝くじを買って1億円当たる運命であれば、あなたは自分の意思で宝くじ売り場に行ったつもりでも、適切な時間に適切な宝くじ売り場に行くよう、あなたは頭脳も身体もコントロールされるのだ。そして、見かけ上は、大変な幸運で1億円を当てたように見えるかもしれないが、実は、生まれる前から決まっていたあなたの運命を成就させただけなのである。
逆に、当てる運命になければ、願おうが祈ろうが、引き寄せの法則を実践しようが、決して当たらないのである。

だが、1億円あてて不幸な人もいれば、一生に一度も宝くじに当たらなくても幸福な人がいる。ただし、余計な金を持つことが不幸なのだという訳でもなく、1億円あてて幸福な人もまたいるのである。
早い話が、幸福と1億円を当てるような外部的な出来事は何の関係もないのだ。
1億円当たれば、素敵な恋人が出来れば、素晴らしい男性にプロポーズされれば、受験に合格すれば幸福だと思っていることが、そもそも不幸なことだ。
劇で1億円当たる設定の登場人物は、劇の中では幸運かもしれない。だからといって、その役を演じる役者まで喜ぶ必要はない。
また、初心(ウブ)な娘を騙して傷付ける悪い男の役を演じたとしても、役者であるあなたに責任があるわけではなく、なんら罪悪感を感じる必要はない。
役者にとっての幸福とは、その役を陽気に演じることだ。
それは、我々が現実と呼ぶ世界でも同じことだ。
だが、それを知るためには、まず、自分がただの操り人形に過ぎないことを受け入れなければならないのである。
自分に何の責任もないのだと本当に分かれば、人生はシンプルになり、気楽で生きやすいものになる。
誰を恨むことも、羨むこともなくなり、見栄を張る必要もなく、良いことがあれば素直に嬉しいが、うまくいかなくても、ただ受け入れることができるだろう。
そういうのを幸福というに違いない。









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心の奥をきれいにしないと無にはなれない

この世は、3という数字で出来ている。3つの階層があるという意味だ。

人間の日常世界の範囲なら、ニュートンという人が理論付けしたニュートン力学で説明できる。
だけど、巨大な世界では、ニュートン力学が成り立たないことに気付いたアインシュタインは、極大な世界の法則である相対性理論を作った。
ところが、今度は、小さな小さな世界でも日常の法則が成り立たず、ハイゼンベルクやシュレーディンガーらが、それを説明する量子力学を考えた。

心というものに関しても、「自分のことが一番謎」と言うように、昔から、人々は、心が不可思議なものであることに気付き、それを楽しむこともあったが、困惑することも多かった。
ところが、フロイトという人が潜在意識という、日常の心より深いところにある心を発見して、心の謎がかなり解けた。
しかし、潜在意識だけでは、心の神秘を解明するにはまだまだ足りず、ユングは、それよりも深い心である集合無意識の存在を仮定した。フロイト派心理学では、ユングの集合無意識の考え方をほとんど受け入れないが、潜在意識の奥にまだ何かあることは確実だろう。

ところが困ったことがある。
物理学的に、日常レベルにニュートン力学があり、マクロ(極大)世界の相対性理論があり、ミクロ(極微)世界の量子力学があって、それぞれについては、かなり完璧に分かったのだが、相対性理論と量子力学が、どうしても結びつかないのだ。
心においても、集合無意識の存在はまだ仮定でしかないが、それがあるとしても、日常の心と集合無意識が全く結びつかないのだ。
イギリスにロジャー・ペンローズという、スティーブン・ホーキングと決裂はしたが、実際は、ホーキングより賢いかもしれない数学者・物理学者がいる。
ペンローズは相対性理論、量子力学双方の研究者だが、ついぽろりと、両者を結びつけるのは人間の脳だと言ってしまった。理論的というより、直観だったのではないかと思う。なぜなら、それは正しいからだ。以降、彼は四苦八苦して脳の研究をし、量子脳理論なんて、現代科学的には変なものを作ってしまった。彼は、実績があるから、誰も露骨に貶さないが、普通の科学者は変な理論だと思っている。しかし、賢い科学者達は、そこにヒントがあることには気付いてる。

心に関しても、ビル・ゲイツも愛読したと言われる『ザ・マスター・キー』の著者、チャールズ・ハアネルが言ったように、心(顕在意識)と集合無意識(超越意識)を潜在意識が結び付けている。人は、潜在意識をクリアにしないと、集合無意識と結びつかない。
私は、常日頃、「人は無になりきれば不可能はなくなる」と言っているが、この「無になる」というのは、心神喪失のことではなく、潜在意識をクリアにすることだ。
無になれる人というのは、常日頃、潜在意識が秩序だったものになるような生活をしている人だ。
つまり、実際に見たこと聞いたことだけを潜在意識に蓄え、嘘の情報を拒否してきた人だ。
嘘の情報とは、世間の教義や信念、欲望が作り出した妄想などだ。
このあたりは、発明家の中山正和さんが見事に解明しているのだが、あの人、なんであんなに小難しいことを言ったのだろうと、文句の1つも言いたくなるのを許して欲しい。

ところで、これはなかなか納得し難いかもしれないが、物理世界と精神世界は同じものだ。
物理学でも、物質とエネルギーが同じだということは分かっているが、精神もまた同じものだ。
丁度、心身医学と言って、心を治療すれば身体が治り、身体を治療すれば心が治ることがあるようなものだ。
エミール・クーエやゲオルグ・グロデック、さらに、NLP(神経言語プログラミング)を開発したリチャード・バンドラーも、全ての病気は心因性と断言し、基本的には、心だけを相手にした。ただ、心の矯正目的で肉体を利用することはあった。

つまりね、潜在意識をきれいにして(真の意味で無になること)、集合無意識(超意識)と結びつけば、人間そのものが神なのだ。
中山正和さんは、般若心経の最後の呪文に、潜在意識をきれいに(整然とすること)する効果があるとよく言っておられた。
インドの聖音オーム(実際はオーンに近い)に、その効果があると気付いた人もいる。
でもねえ、心の側からそれをするのは大変に難しいのだ。
法然のように、南無阿弥陀仏を1日6万回唱えたり、プンジャジのように、クリシュナの名を1日4万回唱えられるかなあ?
空海のやった求聞持聡明法(虚空蔵菩薩の真言を一定期間に百万回唱える)も、現実的でない。
どこかのヨットスクールのように、危機的状況に追いやれば、確かに、潜在意識はかなりきれいになるが、元に戻るのも早いのだよ。
ただ、荘子の言うように、ものごとをあるがままに見ることができればすぐに潜在意識はきれいになるが、お互いに汚れちまってるからねえ。

そこで、良いことを教えるなら、超越意識(仮にこう呼ぶだけだが)に手伝ってもらうのが一番だ。
インドの聖者はよく、超越意識(真我や神と言う事もある)は、人間のグル(師)の姿をとって、現れてくれることもあるという。
だが、『エメラルド・タブレット』はそれをっやってくれる。
科学者がどうしても出来ない、相対性理論と量子力学の統合、顕在意識と集合無意識の統合も、全部書いてくれている。
分からなくても、読めば、潜在意識は浄化される。
『バガヴァッド・ギーター』は、日常の心をもっと参加させて行う方法が書かれている。面白いといえば、こっちが面白いかもしれないが、厳しいと言えば厳しいかもしれない。欲望を自分で捨てなければならないのだからね。
とはいえ、日常が大事だ。食を慎み、欲深なこと、不正なこと、人として恥ずかしいことをしないことだ。
その上で、『エメラルド・タブレット』や『バガヴァッド・ギーター』を読むことだ。

















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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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