ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

プーチン大統領

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

政治の要諦は引き寄せである

トランプ前大統領のスローガンであるMAGA(マガ。メイク・アメリカ・グレート・アゲイン:アメリカを再び偉大な国にする)は、第40代アメリカ合衆国大統領であったロナルド・レーガン(任期1981~1989)がスローガンとしていたもので、トランプ自身がレーガンを敬愛しているようだ。
ところで、レーガンは選挙活動において、非常に単純な分かり易いメッセージを繰り返したと言われている。
もちろん、実際には具体的で込み入った話もしたのだが、特に演説の最後等では、「アメリカは強くなる。生活は良くなる」という耳に残るメッセージを徹底的に繰り返し強調したのである。
ある意味、国民の大半は無知であり、難しい話をしても理解されない。
しかし、この「アメリカは強くなる。生活は良くなる」なら、低学歴者であろうが老人であろうが分かる。
この誰でも分かるメッセージをしっかり伝えることで得票を得て大統領選挙で勝利しただけでなく、実際、レーガンは大幅な軍事拡大を行って強いアメリカを復活させ、また、経済的にもレーガノミックスと呼ばれる減税を基にした景気拡大政策で長期の好景気を実現し、国民の生活は確かに楽になった(失敗も多かったが)。

このことは、「アメリカは強くなる。国民の生活は良くなる」という観念を国民に植え付けることで、国民にそういった引き寄せを起こさせたと考えられるが、実際は、それが最も重要なのだと思う。
これが、アレキサンダー大王以前から、有能な為政者が使った政治的引き寄せの手法である。
トランプ前大統領もまた、「アメリカは再び安全になる」「アメリカは再び自由になる」「アメリカは再び尊敬される」「アメリカの経済は再び強力になる」・・・そして、これらをまとめて「アメリカは再び偉大になる」と締めくくる、極めて分かり易く印象的なメッセージを繰り返し、自身に対するプラスイメージを定着させると共に、国民に集団的な引き寄せを行わせ、就任後も成功するだろう。

もちろん、この政治的引き寄せは、どこの国でも行える。
ただし、特に日本の政治家には、国民の心を1つの方向に向けるカリスマ性とかリーダーシップが全くない。
心を1つの方向に向けると言っても、洗脳では活力がなく、疑念を起こさせ、引き寄せの力は起こらない。
安倍総理には素質があったが、敵が多く、そして、敵に打ち勝つトランプのようなバイタリティーに欠け、ネガティブキャンペーンに屈した感がある。
日本のインフルエンサーも、人々に小さな引き寄せは起こさせるのであるが、彼らには大きなカリスマ性も一貫性もなく、チャチな引き寄せしか起こらない。
一方、プーチン大統領のように、最悪の状況からスタートし、国民を煽動というレベルを超えて精神的に従わせ、引き寄せを起こさせることで、問題は多いながらも、軍事力、経済力等を向上させ続ける指導者がいる国は幸運であると思う。

吉本隆明さんが言うように、国とは共同幻想である。
その中で、特に非常時には、トランプやプーチンのようなカリスマ性のあるリーダーは必要であると思う。
日本ではそれは期待出来ないので、各自、自分の精神性を導き、良い引き寄せを行うことが最も安全なのである。

逆光
AIアート884
「逆光」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)スピーキング・アウト ~レーガン政権の内幕~
(2)ドクター・ハマー ~私はなぜ米ソ首脳を動かすのか~(アーマンド・ハマー)
(3)トランプの真実 ~トランプ・ファミリーとホワイトハウスの素顔~
(4)プーチン(上) ~生誕から大統領就任まで~
(5)共同幻想論(吉本隆明)
(6)ダイヤモンドを探せ(ラッセル・コンウェル)

哲学書を読む意味は

国際政治アナリストの伊藤貫さんのYouTube動画で見たが、ロシアのプーチン大統領が昔、全閣僚だったか全員に、ロシアの哲学者の哲学書3冊を送り付け、次回会合までに必ず読むよう厳命したという。
プーチンに会った時、読んでないことがバレたら大変なので、全員、必死で読んだに違いない。
なぜプーチンがそんなことをしたのかというと、閣僚の知性や思想のレベルの低さにうんざりしていたからだと思う。

純粋な魂という意味では、何を読んでも変わらないが、精神性という意味では、何を読んだかというのは重要で、自分がどんな人間か知りたければ、何を読んだか考えると良いだろう。
今、時の人である百田尚樹氏も、「インプットがなければアウトプットはない。若い時に良い本を読め」みたいなことを言われていたが、私はあの人はあまり好きではないが、それはその通りだろう。

まあ、いろんな小説や漫画なら沢山読んだという人は多いだろうが、レベルの高いもの・・・特にやはり難解な哲学書を読まないと、レベルが高い人間にはなれないかもしれない。
プーチンが送り付けた哲学書は、どれも難しい高度なものだったのだろうし、プーチン自身は熟読していたはずと伊藤氏は言われていた。

映画『アラビアのロレンス』の中でだが、T.E.ロレンスは『コーラン』を熱心に読んでいたが、宗教の聖典も哲学書に匹敵するのかもしれない。
昔、ある服役中の男性が、刑務所の中でずっと『法華経』(『法華経の新しい解釈』だったと思う)を読み、出所後、大きな会社ではないが専務まで出世したという話を何かで見た覚えがある。

私は、若い頃に繰り返し熱心に読んだ哲学書は、デカルトの『方法序説』くらい。
『老子』『荘子』も若い時に読んだが、これらは哲学を超えており、あまり精神性に関係しないように思う。
賢帝アウレリウスの『自省録』は大物の愛読者が多いように思う。
思想、哲学なんてのは、最終的にはなくしてしまうのが良いが、世の中で生きるには意外に役に立つものである。

窓辺のアイコンタクト
AIアート501
「窓辺のアイコンタクト」
Kay


あまり分からないが、政治家になるなら哲学書を読むことは必須と思う。
そして、日本の政治家は、あまり哲学書を読んでおらず、プーチンに馬鹿にされているかもしれない。
ドナルド・トランプは、愛読書というなら、ノーマン・ヴィンセント・ピールの『積極的考え方の力』だが、聖書は熱心に読んでいるという。
気まぐれかもしれないが、私はプーチンの話で、改めて何か難解な哲学書を読んでみようという気にもなっている。
まあ、気まぐれだろう。

◆当記事と関連する書籍のご案内◆
(1)深き淵より (ロシア革命批判論文集)
(2)コーラン 上 (岩波文庫)
(3)法華経の新しい解釈
(4)マルクス・アウレーリウス 自省録 (岩波文庫)

尊重と妥協のバランス

ロシアのプーチン大統領は2023年10月17日のインタビューの中で、アメリカのバイデン大統領に対して言ったのだとされているが、
「他人を尊重し、妥協することを学ぶべきだ」
と言ったようだ。
これほど賢い言葉を言った人物は、私が記憶する限りは他にいない。
私がそう思うだけかもしれないが、これに比べれば、マザー・テレサが言ったことは複雑で役に立たないことのように思える。

尊重ということに関しては、金持ち、権力者、利権を持つ者は無制限に尊重され、そうでない人は全く尊重されないという現実がある。
一部では、賢い人、正しい人、心の美しい人が尊重されることがあり、それは良いことかもしれないが、そのことが、そうでない人が全く尊重されないという現実も生んでいる。
愚か者も尊重されるべきではある。しかし、同時に無制限に尊重することが出来るはずがないことも知らねばならない。
ところが、人々が馬鹿になってきている日本やアメリカでは、無制限に尊重するか全く尊重しないかの極端なやり方しか出来なくなっている。

尊重ということの中にも妥協は必要である。
現実問題として、「この人はここまでは尊重しよう。しかし、それ以上は無理」という妥協も必要なのだ。
しかし、現実には、「この人は無制限に尊重する」「この人は全く尊重しない」に近いことが行われている。

おそらく、尊重と妥協は関係が強く、それだけになおさら両方が重要なのかもしれない。
例えば、日本は新型コロナウイルスのワクチンを、アメリカの製薬会社から、他国と比べ、破格の高い値段で買い、100兆円も使ったと言われている。国民の税金で買いながら政府は製薬会社との契約書を公開していない。政府は、契約書を公開しないことも契約の中に入っているという子供の言い訳みたいなことを言っているようだが・・・。
確かに、日本は実際はアメリカの属国で、アメリカ政府に従わなければならない部分は現実としてあるだろう。
しかし、日本政府は限度を超えて従っている。
一方で、アメリカの不適切な要求は一切拒否せよとでも言いたい人達もいるが、それもまた現実的ではない。
そこで、本当は、アメリカと日本で、お互いを尊重し、妥協点を見出さなければならないのだ。
しかし、頭の悪い日本とアメリカの権力者は、アメリカのみを尊重し、適切な妥協点を見出そうとしていないのだ。
その結果、日本のみが、人間での治験を全く行っていない(少数のマウスでしか治験を行っていないらしい)新しいワクチンによる7回目の接種を、世界で唯一行おうとしている。政府に口止めされているマスコミは、こんなことを一切言わないが、調べるまでもなく、分かることである。ただ、テレビ、新聞ばかり見ている人には分からないのである。

『美少女戦士セーラームーン』という有名なアニメの中で、1つの大きなテーマがあった。
セーラームーンこと月野うさぎの信念は「誰も犠牲にしない」で、これは最後まで貫かれる。
一方、セーラームーンの仲間でもあるセーラーウラヌス、セーラーネプチューン、セーラープルートらは「全体のためには少数の犠牲はやむなし」で、これは、セーラームーンの影響で多少は和らいだ感はあったが、結局、このポリシーは最後まで残っていたように思う。
これは、解決が難しい問題で、私も悩んでいた。
その後のアニメ『まほろまてぃっく』で、主人公の「完璧な心を持つ」まほろは、こんな自問自答をする。
「全体のために誰かが犠牲になる。これは正しいことでしょうか?」
「善くはありませんが、それが悲しい現実です」
これを聞いて、私は、一応、上のセーラームーン問題の一応の解決を見たと思ったが、実際は何も解決されていない。

だが、プーチンが解決してくれたのだ。
分かってしまえば、実に簡単なことで、こんなことが分からなかったことがむしろ可笑しい。
答は「尊重ある妥協」だ。
「誰も犠牲にしない」を無制限に貫くことは現実的に出来ない。
しかし、安易に誰かを犠牲にしてもならない。
なんとかして妥協点を見出すしかない。

我々は妥協なきことを美徳と考える傾向が強い。
一方で、きちんとやるべきことを、どこまでも怠惰で放埓(勝手気まま)にやってしまうことが多い。

真にIQが高い者とは、高い妥協点を見いだせる者で、IQテストの成績が高い者ではない。
実際、普通に周りを見ても、IQが高い者は適切な妥協をし、IQが低い者はどこまでも妥協しない。

陽光
AIアート480
「陽光」
Kay


有名なトロッコ問題というものがある。
放っておいたら5人が死ぬが、ある人がある操作をすれば、関係のない1人が死に、その5人は助かる。
そのある人はその操作をするべきか?
答は出ていないとされる。
まず、そんな事態が起こらないようにすることが第一だ。
次に、そんなことが起こった場合のルールを決めておくことが必要だ。
だが、この2つで解決しない場合は、その操作者が何をしても尊重するしかない。
ところが、現実では、その操作者を徹底して肯定・擁護するか、徹底して非難するかになる場合が多い。
多くの場合、肯定も非難も必要だが、妥協点を見出す他、どうしようもない。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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