ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

プーチン

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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『老子』第68章を一言で言えば「相手にしない」

今回は『老子』第68章である。
この章を一言で言えば「相手にしない」である。

短いが究極的な秘法が説かれた章である。

よく、下劣な人間に対しては「相手になっちゃ駄目」とか言うだろう。
しかし、こっちが相手になりたくなくても、向こうが盛んに来るかもしれない。
特に、あなたが美人や美少女の場合は、夏のハエのごとく、嫌な者達がやって来るに違いない。
あるいは、金持ちになると、嫌な知り合いが増えるものらしい(笑)。
そして、不幸なことに、その相手にしたくない者が上司や担任教師の場合もあれば、夫や妻や親ということもある。

だが、皆、「相手にしない」ことが下手なのだ。
2021年末までドイツ首相を務めたアンゲラ・メリケルは大の犬恐怖症だった。
そこで、モスクワでの首脳会談では、プーチン大統領は、メリケルとの2人きりの対話の場所を設け、そこに大型犬を放してメリケルを震え上がらせ、交渉を有利に進めたという、嘘か本当か分からない話があるが、プーチンなら、その程度はやりそうだ(笑)。
ところで、私も、小さい頃は犬が怖かったが、ある日、突然怖くなくなった。
誰かが私に、「犬は知らんふりをしたら近付かない」と言ったので、やってみたら、本当にそうだったので私は驚いた。
そこで私は、「犬だけでなく、人間も同じようにして遠ざけられる」と思い、やってみたら、まさにその通りで、以降、私は嫌な奴に絡まれたことがない。
だが、大切なことは、「相手を本当に心から消す」ことだ。
そして、嫌なものを心から消すのではなく、心そのものを消せば、嫌な人間だけでなく、嫌な出来事や、嫌な運命も、一切、近寄ってこれないことが分かった。

白い衣装の初音ミク
AIアート15
「白い衣装の初音ミク」
Kay


老子は、この章で「争わない者は一番強い」と述べている。
優れた武将は相手を威嚇せず、優れた戦士は敵とぶつからない。
しかし、凡人がその真似をしても、相手はかかって来る。
いかに相手を無視しているフリをしても、相手のことが心の中にあるからだ。
そして、心の中から相手を消すことは難しい・・・いや、不可能だ。
だから、心そのものを消せば良い。
そうなれば、無敵であり、いかなる悪いことも近付かず、良いものだけがやって来る。
そのためには・・・つまり、心を消すためには、もちろん、いつも言う通り、「私は誰か?」と自分に問えば良いのである。
そうすれば、心は速やかに消え、やがて、心が現れ難くなる。
そうなれば、自分が人間であるという観念が薄れていき、本当の自分が分かって来る。
本当の自分、それは、全知全能の無限の魂(=神)である。








アメリカ、ロシア、中国、日本の貧しさに関する雑記

アメリカの情報機関は、ロシアがアメリカ大統領選挙にサイバー攻撃で影響を与え、それがプーチン大統領自らの指示で行われたこと、そして、その目的はトランプを勝たせるためであったことを断定的に公表し、アメリカを混乱させている。
アメリカの情報機関は馬鹿だ。
偏差値は高い連中なのだろうが、知恵がない。
その混乱こそがプーチンの狙いであり、いわば、プーチンの思う壺、プーチンの完勝、アメリカの完敗だ。
プーチンの本当の目的は、トランプを勝たせること自体ではない。
プーチンの真の目標は、アメリカの混乱、分裂、弱体化と、それに乗じた、ロシア国力の増強だ。
プーチンに、共存共栄などという、おめでたい思想はない。トランプと仲良くやろうとも思っていない。彼の頭には、ロシアの利益しかない。
無論、プーチンだって、人類の未来のためには、ロシアだけ良ければよいのではないことは解っているが、今のロシアは、それどころではない。なりふりかまってなど、いられないのだ。
恥を知ったり、良心を痛めている暇もないのである。

アメリカとロシアの差は、物凄く大きい。
その差は、アメリカでは、初音ミクさんのコンサートが数多く行われているが、ロシアでミクさんのコンサートが行われることが想像も出来ないことに明晰に表れている。
ミクさんのコンサートは、豊かな国でしか行われないのが現実だからだ。
ところで、日本は、一人当たりGDP(国内総生産)では世界26位で、はっきりいって貧困国だ。
だが、GDPでは、中国の半分以下にまでなったとはいえ、世界3位の経済大国だ。
つまり、今の日本には、とんでもない貧困層が沢山いるってことだ。
かつては考えられなかった餓死者なんてのも、今ではいくらでもいる。
これは、ロシア(GDP12位、一人当たりGDP66位)、中国(GDP2位、一人当たりGDP76位)も似たようなものだが、この2つの国の数字は、ほとんど信用ならないと思う。
ただ、中国は、一般の豊かな人々も沢山いるが(だからミクさんのコンサートも少しは行われる)、ロシアは豊かな庶民なんて、まずいない。
アメリカにだって貧困な人々はかなりいるが、それでも、GDP世界1位、一人当たりDGPは7位である。

かつて、日本では、『タイガーマスク』や『巨人の星』、あるいは、『あしたのジョー』といった、梶原一騎原作の、貧困家庭、あるいは、極貧の孤児がスポーツで成功する漫画があり、今でも人気がある。しかし、今は、現実的にはそんなことは不可能だ。
今のスポーツエリートは、ほとんど富裕層出身だ。
スポーツだけでなく、多くのことで、貧困層が浮かび上がるのは不可能に近い。
IT分野で成功した人達を見ても、やはり、裕福な家庭の子供であったことが分かる。
日本の現状を認識出来ている人から見れば、プーチンは非常に真面目で信念ある素晴らしい男であることが強く感じられるのである。
もちろん、敵に回せば恐ろしい冷酷な男で、しかも、信じられないほど優秀な人間だ。
プーチンの狙いが少しは見える人がいても、プーチンの戦略は、誰にもほとんど分からないのである。









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アメリカの危機はヒラリーだった

最近、アメリカ大統領選で負けたヒラリー・クリントンが、選挙で負けたのは、ロシアのプーチン大統領が指示したサイバー攻撃のせいだと訴えているらしい。
それはどういうことかというと、サイバー攻撃で重要な選挙に負けるヒラリーなんかに国を任せるなんて、危なくて出来ないということだ。
CIAその他のアメリカの情報機関が一生懸調査して分かったことは、ヒラリーの感覚は時代遅れで、ITに超弱いということなのである。
そもそもの発端は、ヒラリーは完全に認めているが、私用メールを公務に使ったという大間抜けな行為で、いまどき、さしてセキュリティ意識のない普通のサラリーマンでも、そんな阿呆なことはしない(少なくとも、してはいけないと分かっている)。
マスコミってのは、こういった思考が全く出来ないようだ。
一方、ビジネスで鍛えられているトランプのセキュリティはしっかりしていると予想される。
やっぱり政治屋・・・特に、特権意識を持ったようなヤツは駄目なのだ。
まとめると、大統領選挙へのロシアのサイバー工作が本当にあって、それでヒラリーが負けたのだとしたら、それは、ヒラリー・クリントンが大統領に全く相応しくない無能さを明らかにしたということなのである。

ところで、ヒラリーはさらに、プーチンがそんなことをしたのは、自分への個人的恨みからだとも言っているらしい。
私は、少なくとも超エリートというのはIQが高いものだと思っていたが、そのようなことを聞くと、ヒラリーは、元々はIQが高かったとしても、贅沢な生活のせいでIQが低下してしまったとしか思えないのだ。
そんな重要人物の個人的恨みを買うような、お高くとまったオバさんに大統領が務まるはずがないだろう?
トランプならプーチンとも仲良くやるだろう。
政治もビジネスも、つまるところ、人間関係なのだ。
過剰な自尊感情のために、相手の気持ちより自分の面子を重んじるようなヤツに重要な地位を与えてはならないのは、会社でも政府でも国際関係でも同じなのだ。

私は、大統領選では、ずっとトランプ支持だった。
それは、何度か書いたが、顔で分かることだ。
人間は、顔で全て分かる。
いちいち書くのも面倒だが、それは美醜の問題ではない。
トランプも男前だが、ヒラリーだって美人だ。
だが、ヒラリーの、あの悪魔のような邪悪な顔にはゾっとする。
そんな直観が働くことが大切だ。
これももう何度も書いたが、普通の人でも、CEOの顔写真だけで、その会社が儲かっているかそうでないかの判別が出来るし、やはり顔写真で、選挙で当選する候補者と落選する候補者、大学の優秀な学生とそうでない学生の区別が、かなりの確率で出来るという話は、驚くようなことではない。

成功したい、あるいは、平安な人生を送りたいなら、私的好みを消して顔で相手を判断出来るようになることだ。
それには、そこそこの数の人と、そこそこに深い関係を持たなければならない。
必要なら、自分を抑えるか自我をある程度消さなくてはならない。
浅い付き合いばかりとか、人との接触を避けていては、当然、人の審美眼、鑑定眼を養えないのは、美術品とも似たところがある。

尚、ついでの話だが、サイコパス(良心を持たない人間)の顔は、ちょっと読み難い。
しかし、それは、上っ面で誤魔化されるからであり、ちゃんと人の顔を見ることが出来るなら、そうそう騙されない。
また、サイコパス自身は、人の顔を読むのが苦手だ。
自分を抑えることが出来ないので、個人的好みが色眼鏡になり、顔を読むことに失敗するからだ。
サイコパスの私は、人の顔を読む時、なるべく呼吸をしないようにしている。そうすれば、自我が希薄になるからである。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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