小学校から大学まで、スポーツテストとして、いろいろな体力・運動能力テストをさせられた覚えがあると思う。
現在のスポーツテストは、1999年年から実施されていて、やや複雑な内容になっている。
私は、旧スポーツテストを含め、その内容にやや疑問を感じることがある。
測定の際の環境や条件、体格や身体特性による有利不利が目立つ種目が多いからだ。
たとえば、握力測定1つとっても、握り方によって成績に影響するが、正しい握り方を説明されないまま実施するのが普通だ。
立ち幅跳びなんて、練習すれば成績が相当向上するが、練習の有無は不問である。
スポーツテストではないが、IQテストなんてのも、練習すれば、普通のIQの者でも130や140以上が出るのと似ている。
どうも、お役所が机上で考えたテストであると感じられる。
アメリカの軍隊のスポーツテストの中には、懸垂や腕立て伏せなどがあるが、厳格にルールを決め、それを見極める能力がある者の監視の元で行っているので、信頼性が高いように感じる。
日本のキックボクサーのプロテストでも腹筋運動や腕立て伏せがあるが、これも資格がある試験管の監視の中で行われているようだ。
これらに比べると、日本の学校のスポーツテストは、かなりいい加減に感じるし、種目自体も良い選択かどうかは疑問だ。
そこにいくと、アメリカの軍隊でも採用されているプランクは、ルールがシンプルで、公平性、信頼性が保ち易いと思う。
ところが、YouTubeで、プランクを何分出来るかのチャレンジ動画がよくあるが、酷いものが多い。
「膝やお腹が床につかない限り良しとします」だの、最初から腰を左右に回したり、限界が近付くと姿勢なんてどうでもいいと言うように姿勢を崩す者がいるが、これをプランクとは言わない。
プランクのルールはシンプルであるのだから、それに従っていないものはプランクとは言わない。
当然、アメリカの軍隊のプランクテストでは、ルール通りに行われているかちゃんと監視している。
日本人のYouTube動画で、かなりマッチョな男性がプランク時間の記録に挑戦するものがあったが、これは姿勢をきちんと監視しながらやっていて非常に良かった。最後、苦しくて声を上げていたのはいただけなかったが、姿勢に関してはプランクの記録として有効と思えた。これの記録は5分であった。
プランクテストは、あくまで、「正しい姿勢のままどれだけ行えるか」を見るものである。
こういったプランクテストの特性からいって、プランクは体力の1つの目安として信頼性があると思う。
アメリカ陸海軍は、最も評価が厳しい21歳以下の男性で、3分40秒を満点としている。
アメリカ海兵隊はさらに厳しく、年齢性別の区別なく、4分20秒で満点とする。
もちろん、完全な姿勢を保ったままでなくてはならず、姿勢が崩れた時点で終了となる。
ちなみに、アメリカ海兵隊では、プランクを筋力テストではなく、PFT(Pulmonary Function Tests:肺機能検査)として行っている。上でも述べたが、4分20秒で100点満点で、1分3秒の40点が最低基準となる。
「腕立て伏せを何回出来る?」とかだと、どんなふうに腕立て伏せを行っているか詳しく聞かないと実際の能力は分からないが、プランクだと時間を聞いただけで分かる。
そこで、プランクを自分の体力の1つの目安として確認するのは良いことと思う。
私は超人レベル判定として次のように定めている。
S級:10分以上
A級:8分以上
B級:6分以上
C級:5分以上
D級:4分以上
E級:3分以上
5~6分までは、慣れれば割合に簡単に到達出来るので、1分刻みとして、それほどの差はないとした。
6~7分からは厳しくなるが、さらに2分刻みとすることで上級のS級とA級を特別なものとした。
私は、普段の訓練から、石像のように、出来るだけ微動もしないように行っている。現在、8分まで到達した。
尚、一般的には、2分で20代、1分30秒で30代以下として良いと思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)いかにアメリカ海兵隊は、最強となったのか
(2)死線をゆく アフガニスタン、イラクで部下を守り抜いた米海兵隊のリーダーシップ
(3)アメリカ海兵隊式経営: 最強のモチベーション・マネジメント
(4)最強軍団アメリカ海兵隊
(5)ネイビーシールズ(米海軍特殊部隊)・リーダーズ・マニュアル

AIアート2218
「鍛えた身体」
Kay
現在のスポーツテストは、1999年年から実施されていて、やや複雑な内容になっている。
私は、旧スポーツテストを含め、その内容にやや疑問を感じることがある。
測定の際の環境や条件、体格や身体特性による有利不利が目立つ種目が多いからだ。
たとえば、握力測定1つとっても、握り方によって成績に影響するが、正しい握り方を説明されないまま実施するのが普通だ。
立ち幅跳びなんて、練習すれば成績が相当向上するが、練習の有無は不問である。
スポーツテストではないが、IQテストなんてのも、練習すれば、普通のIQの者でも130や140以上が出るのと似ている。
どうも、お役所が机上で考えたテストであると感じられる。
アメリカの軍隊のスポーツテストの中には、懸垂や腕立て伏せなどがあるが、厳格にルールを決め、それを見極める能力がある者の監視の元で行っているので、信頼性が高いように感じる。
日本のキックボクサーのプロテストでも腹筋運動や腕立て伏せがあるが、これも資格がある試験管の監視の中で行われているようだ。
これらに比べると、日本の学校のスポーツテストは、かなりいい加減に感じるし、種目自体も良い選択かどうかは疑問だ。
そこにいくと、アメリカの軍隊でも採用されているプランクは、ルールがシンプルで、公平性、信頼性が保ち易いと思う。
ところが、YouTubeで、プランクを何分出来るかのチャレンジ動画がよくあるが、酷いものが多い。
「膝やお腹が床につかない限り良しとします」だの、最初から腰を左右に回したり、限界が近付くと姿勢なんてどうでもいいと言うように姿勢を崩す者がいるが、これをプランクとは言わない。
プランクのルールはシンプルであるのだから、それに従っていないものはプランクとは言わない。
当然、アメリカの軍隊のプランクテストでは、ルール通りに行われているかちゃんと監視している。
日本人のYouTube動画で、かなりマッチョな男性がプランク時間の記録に挑戦するものがあったが、これは姿勢をきちんと監視しながらやっていて非常に良かった。最後、苦しくて声を上げていたのはいただけなかったが、姿勢に関してはプランクの記録として有効と思えた。これの記録は5分であった。
プランクテストは、あくまで、「正しい姿勢のままどれだけ行えるか」を見るものである。
こういったプランクテストの特性からいって、プランクは体力の1つの目安として信頼性があると思う。
アメリカ陸海軍は、最も評価が厳しい21歳以下の男性で、3分40秒を満点としている。
アメリカ海兵隊はさらに厳しく、年齢性別の区別なく、4分20秒で満点とする。
もちろん、完全な姿勢を保ったままでなくてはならず、姿勢が崩れた時点で終了となる。
ちなみに、アメリカ海兵隊では、プランクを筋力テストではなく、PFT(Pulmonary Function Tests:肺機能検査)として行っている。上でも述べたが、4分20秒で100点満点で、1分3秒の40点が最低基準となる。
「腕立て伏せを何回出来る?」とかだと、どんなふうに腕立て伏せを行っているか詳しく聞かないと実際の能力は分からないが、プランクだと時間を聞いただけで分かる。
そこで、プランクを自分の体力の1つの目安として確認するのは良いことと思う。
私は超人レベル判定として次のように定めている。
S級:10分以上
A級:8分以上
B級:6分以上
C級:5分以上
D級:4分以上
E級:3分以上
5~6分までは、慣れれば割合に簡単に到達出来るので、1分刻みとして、それほどの差はないとした。
6~7分からは厳しくなるが、さらに2分刻みとすることで上級のS級とA級を特別なものとした。
私は、普段の訓練から、石像のように、出来るだけ微動もしないように行っている。現在、8分まで到達した。
尚、一般的には、2分で20代、1分30秒で30代以下として良いと思う。
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(1)いかにアメリカ海兵隊は、最強となったのか
(2)死線をゆく アフガニスタン、イラクで部下を守り抜いた米海兵隊のリーダーシップ
(3)アメリカ海兵隊式経営: 最強のモチベーション・マネジメント
(4)最強軍団アメリカ海兵隊
(5)ネイビーシールズ(米海軍特殊部隊)・リーダーズ・マニュアル

AIアート2218
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Kay




