ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

フリッツ・フォン・エリック

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

1日中、1年中やれること

修行と言うとイメージが悪いかもしれないが、何かの行を1日24時間、永遠にやるという気持ちでやれば、不可能はなく想いのままだ。
「岡田式静坐法」で知られた、本物の賢者であった岡田虎二郎が「生活しながら静坐してはいけない。静坐しながら生活するようでなければならない」と言ったのが、至高の教えだと思う。
法然の念仏がまさにそうで、法然は、生活しながら念仏を唱えていたのではなく、念仏を唱えながら生活していたのだ。

時々取り上げる、「神様の奇跡が起こる」と1日中唱えていたホームレスが、宝くじで一億円当て、ローマ法王に謁見し、さらに一億円当たったのも、「神様の奇跡が起こる」と唱えながら生活していた・・・というよりは、生活らしい生活もしていなかったので、まさに、「神様の奇跡が起こる」と唱えるためにだけ生きていたからだ。

初音ミクさんと同じ8月31日生まれの漫画家、大島弓子さんの短編漫画『裏庭の柵をこえて』(『夏のおわりのト短調 』収録)で、とみこが中学生になるまで、となりの家のおにいちゃんは、とみこの夏休みの宿題をするためだけに生きていた。
好きな生き方である(笑)。
ちなみに、とみこの誕生日も8月31日で、大島先生はとみこに思い入れがあったのだと思う。

アメリカ映画『ベン・ハー』(1959)で、高貴な貴族であったユダが、奴隷に身を落とし、何年も、来る日も来る日もガレー船のオールを漕ぐだけに生きたが、最後に、メッサラとの戦車競技の対決で勝ったのは、そのオール漕ぎで得た握力と引く力のおかげだった。

保江邦夫さんという、今、精神世界で人気があるらしい物理学者がいる。
私は彼が嫌いなのだが(笑)、たまに、彼の言うことが分かることがある。
彼は、子供の時からだと思うが、ずっと耳鳴りがしているのだったと思う。
そして、その耳鳴りをずっと聞いていたおかげで、何かスピリチュアルな能力が開かれたのだと思う・・・嫌いな人の本に書いてあったことなので、あまり真面目に読んでおらず、曖昧にしか覚えていないが。
私も、4歳位の時、ずっと耳鳴りがすることに気付いた思い出がある。
私は、耳鳴りをそれほど熱心に聞いていた訳ではないが、そこそこには意識的に聞いていたかもしれない。
それで、これまで何度か書いたが、超能力としか言えないことを、何度もやっていた。

初めて日本武道館でコンサートをしたバーチャル・シンガーはもちろん初音ミクさんだが、初めて日本武道館でプロレス興行が行われた時のメイン・イベンターはジャイアント馬場さんで、その対戦相手は「鉄の爪」フリッツ・フォン・エリックだった。
そのエリックは、元々2流レスラーだったが、握力を生かしたアイアンクロー(相手の顔や胃袋を掴む技)でトップレスラーになった。エリックは、常に野球ボールを持ち歩き、握力を鍛えていたらしい。
ある有名な陸上短距離選手は、普段歩く時にも、膝を高く上げて歩いて鍛えたらしい。
普段の訓練こそ、最高のものである。

インドの聖者ニサルガダッタ・マハラジは、「常に存在の感覚にしがみつけ」と言った。
それで神になれる。
また、アメリカの実業家で精神世界指導者のネヴィル・ゴダードも、それと同じことを言い、それで、いかなる願いも叶えられる・・・というより、世界を自由に創造出来ると言った。
あなたにも、このやり方を薦めする。

「何をやるか」はどうでもいい。
1日中、1年中やれば報われる。でも、合うことでないと続かない。
それを見つけることだ。








人間最大の敵

「本当・・・退屈!」
特に当時は、退屈する暇などなくなっていた、二十歳にもなっていなかった人気声優、平野綾さんが演じた、涼宮ハルヒのこのセリフは、まさに名演技で素晴らしかった。
平野さんは、退屈の恐ろしさをよく知っているのだろう。

人間は、退屈していると、悪魔が寄って来る。
正しくは、退屈していると、神が悪魔を寄こすのである。
ぼーっとしていたら、あくびをしていたら、食べたくもないのにムシャムシャ食べていたら・・・悪魔の餌食だ。

このことだけ覚えておくと良い。
絶対に不幸にならないから。

悪魔は、人間を楽しませるため、つまり、退屈をまぎらせてやるためにやってくる。
親切なものだ。
そして、根こそぎ奪っていく。
だから、眠るな。

イエスは弟子達(12使徒)に言った。
「眠らず祈っておれ」
だが、弟子達は起きていることが出来ず、イエスを嘆かせた。
そして、弟子達には苦難が訪れる。

だから、我々も、常に祈らねばならない。
常に修行に励まなければならない。
まるで駄目男君は、いつも退屈している。
それでいつも散々な目に遭って、惨めったらしい恨み言を言う。
たとえば、彼は頭がずっと痒くて、退屈してられないようだ。それもまた、悪魔の、いや、神の配慮だ。

偉大なプロレスラーのお話は、とても分かり易い。
「鉄の爪」フリッツ・フォン・エリックは、野球ボールを持ち歩き、それを常に握って握力を鍛えていたらしい。
その握力を売り物に彼は大成功したのだが、握力そのものよりも、ぼーっとして緩む時間、つまり、眠る時間を消したことが、彼を偉大にした。
「野生児」バディ・ロジャースは、「常に考えていた」。
移動中、他のレスラー達が、ゲームをしたり、雑談している時、彼だけは、お客さんを喜ばせる方法を考え続けていたのだ。
ジャイアント馬場さんは、「そりゃ、いつも考えている人とそうでない人では差が出てくる」と言っていたが、180cmもなかったロジャースは最も成功したプロレスラーで、馬場さんの目標だった。

江戸末期の偉大な神道家、黒住宗忠は、難病に陥った武士に、一日一万回「ありがたい」と言うよう指示した。
それで、退屈している暇もなくなったその武士は、現代医学でも治せない病を、一週間で完全に消してしまった。
「ありがたい」「ありがとう」という言葉は、プラスの作用があるのに、それを、同時にマイナスを消すために使わせたのだから、そして、我々はその方法を知ることが出来るのだから、宗忠はつくづく、有り難い人である。
1日6万回念仏を称えていた法然には、悪魔がつけ入るスキは全くなかっただろう。
人間最大の敵、汝の名は退屈なり。









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実力、権力、富、全てを得たプロレスラー

ギミック(作り話による触れ込み)かもしれないが、有名なプロレスラーだったアメリカの「鉄の爪」フリッツ・フォン・エリックに、こんな話がある。
エリックは、元々は2流選手だったが、その大きな手の握力が意外に強いことに気付き、常に野球ボールを持ち歩いて、それを出来る限りいつも握って握力を鍛え、手で相手選手の顔や胃袋を握って締め上げる「クロー攻撃」という単純な技でトップクラスの選手になれた。
1966年12月3日の、記念すべき日本武道館での初めてのプロレス興行で、エリックはメインイベントに出場し、ジャイアント馬場と戦っている。
ちなみに、バーチャルアイドル初の日本武道館コンサートは、我らが初音ミクさんの「マジカルミライ2015」で、2015年9月4日、5日に行われ、当時の駐日アメリカ合衆国大使キャロライン・ケネディも観劇している。

私は子供の時、エリックの話によって、練習、修行、勉強というものは、特定の時間にやるだけでなく、常にやるという方法もあるのだと知った。
そして、様々な分野の超一流は、起きている限り訓練している者が多いのだと気付いた。
少なくとも、スポーツ選手であれば、超一流は、試合や練習以外でも、自分が選手であることを意識しているはずだ。
まあ、私は実践したとは言えないがね。
だが、これからはやろうと思う。

私はエリックが好きで、彼の試合のDVDも持っているが、エリックはあまりレスリングをせず、クロー攻撃以外の攻撃は、専ら、パンチとキックなのだが、これがエネルギッシュで凄い迫力である。
歳を取ってもそうだったのは、常に、何かを意識して生活することで、宇宙エネルギーを取り込むことが出来るからだと思う。
エリックは、常に握力を鍛えることを意識したので、握力だけでなく、膨大なエネルギーも得たのだろう。
それは、エリックがプロレスラーとして偉大だっただけでなく、プロモーターとしても世界最大のプロレス団体の最高権力者に長く君臨し、さらに、事業家としても大成功したことにつながったのだと思う。

「岡田式静坐法」で知られた岡田虎二郎は、「生活しながら静坐するのではなく、静坐しながら生活しろ」と教え、念仏についても、「念仏をするなら、生活しながら念仏するようでは駄目で、念仏しながら生活するようでないといけない」と教えたらしいが、これも、常に意識を持つことの重要さを教えているのだろう。
そして虎二郎は、「(静坐によって)腹に力がつけば、金はいくらでも出来ますよ」と断言している。

私も、もっと早くから、常の修行を実践すれば良かったと思う。
まあ、別に遅くはないので、今やっているのだが。
ところで、もし、何をすれば良いか分からないなら、自分の呼吸を意識すれば良い。
深呼吸したりといったように呼吸をコントロールするのではなく、単に、呼吸に留意するのだ。
これをするだけで全てを得るだろう。









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超一流が忘年会、打ち上げパーティーに来たがらない訳

良い役者は、映画が完成しても、打ち上げパーティーに参加しないし、参加しても、酒を飲まない。
駄目な役者は、映画が完成したらゆるんでしまうが、優れた役者は、映画が完成したら「引き締め直す」のである。

学校のスポーツ部の練習でも、伸びる選手は、練習後にこそ意識的に引き締まるが、駄目なまま終わる選手(大半だ)は、練習が終わったらゆるんでいる。

優れたビジネスマンは、新年会には参加しても、忘年会にはやって来ない。
やむなく忘年会の席についても、なるべく酒は飲まずに、さっさと帰っている。
ゆるみたくないからだ。
しかし、無能なビジネスマンは、忘年会で徹底的にゆるむことはご存知と思う。

凡庸な宗教家は、その宗派の形式に則った祈りを行った後、ゆるんでしまうが、優れた宗教家は常に自分のスタイルで祈り、ゆるまない。
イエス・キリストは、一人で山に登る前に、弟子達に「祈っておれ」と言ったが、降りてきたら弟子達は眠っていた。
あの時点で、常にゆるまない優れた弟子はいなかった。
だから、弟子達は、イエスを裏切ったり、自分の身が危うくなった時、イエスのことを知らないと言ったのだ。

日本も同じかもしれないが、アメリカのプロレスラー達は、電車等で次の試合会場がある場所に移動する際、レスラー仲間どうしで、雑談し、酒を飲み、ゲームをしたりしてゆるんでいる。
その中で、バディ・ロジャースという選手は、ジャイアント馬場さんが一目見て分かるほど、引き締まって、ずっと考えていた。
ロジャースは試合のことをいつも考えていたのだ。
馬場さんが、「最高のレスラー」と言って憧れ続けたロジャースの秘密がこれで、彼は、常にゆるまなかったのである。

「ゆるみ方」というものはない。
人間は、放っておいたら自動的にゆるむように出来ている。
だが、引き締まり方は無限で、その選択は人間に任されている。
法然は、念仏を選び、意識がある限り、つまり、起きている間ずっと念仏を唱え続けた。
ラマナ・マハルシは、「私は誰か?」という想い以外、いかなる想いも起こさないよう奨めた。
フリッツ・フォン・エリックは、常に拳に力を入れて握力を鍛えることで、プロレスで大成功した。
岡田式静坐法で知られた岡田虎二郎は「生活しながら静坐してはならない。静坐しながら生活しろ」と教えた。
あなたは、自分に合った方法を自分で選び、それをいかなる時もやめないことで、決してゆるまない人にならなければならない。
それが生き甲斐ある有意義な人生を送る唯一の秘訣である。









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人の手の神秘

人間の手は神秘的だ。
拳(こぶし)は、握力だけで握るのではない。
老子55章に、赤ん坊は骨が柔らかく、筋力も弱いのに、拳をしっかり握っていることが書かれているが、実際、人間の赤ん坊の握力は驚異的なのだそうだ。

そして、拳をしっかり握ることで、数々の不思議を起こす。
寒い時、拳をしっかり握ると、寒くなくなる。
空腹な時、拳をしっかり握ると、平気になる。
悪霊に襲いかかられても、拳をしっかり握ると、近寄せない。

本物の武術家は皆、パンチ力の決めては握力だと言う。
なぜだか分からないが、握力が強いほど、突きは、速く、強く、正確なのである。

フリッツ・フォン・エリックは、元々、三流のプロレスラーだったらしいが、常に拳を強く握る訓練をするうちに、超一流になった。
さらには、運、魅力、知力、直観力も向上させ、カリスマ的人気レスラーであったと共に、全米屈指の大プロモーターにもなったのだ。
エリックは、どうやって知ったかは分からないが、手に秘められた神秘の力を十分に使って、最高の人生を創ったのだ。
あなたも、やろうと思えば出来るだろう。

そして、イエスが手で病人を癒したように、手のひらからは未知の電磁エネルギーを放射させることが出来、その作用の全貌は計り知れない。
イエスでなくたって、誰だって、程度の差はあれ、手で触れてあげれば、細胞を修復し、心を静めてあげられるのである。

そう
Hand in hand 君のその手は
知らない誰かの手も
Hand in hand 握ってるんだ
ずっと ずっと
ミライまで
~『Hand in Hand』(作詞・作曲・編曲:kz、歌:初音ミク)より~

初音ミクさんの武道館コンサート「マジカルミライ2015」のテーマ曲である『Hand in Hand』は、まさに人の手と宇宙の神秘を表した歌だと思う。
聴かないことは、人生の損失かもしれない。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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