オリンピックで金メダルを取るような若い日本人選手達の、発言、振る舞いなどを見ていると、非常に幼い・・・言っては悪いが、幼稚な感じを受けることが昔から多かった。
それは、いかにも組織的に訓練された選手で、訓練したというよりは、訓練させられた選手、権力の支援を受けているような選手だ。
水泳しか出来ない、レスリングしか出来ない人達で、彼らのその後の人生は、やはり敷かれたレールの上を行くことはあっても、独自に何かをすることはない。
生涯、水泳の〇〇、体操の△△で、その分野の組織の会長や理事長といったものがゴールだろう。
これは、幼い頃から音楽教室などの中で訓練された楽器演奏者にも感じることで、子供としては優秀で、海外のコンテストなどにも出場するのだが、そんな海外の大会の運営委員長のような人の「日本のジュニアはよく訓練されているが教養が全くない」という言葉が、まさに的確な問題の指摘であったと思う。
そんな日本のジュニア達は、ピアノしか出来ないのである。
重要な原則を述べると、どんな道であれ、その道で本物になるには、その道以外のことを知らなければならない。
1980年代、マイクロソフト社長だったビル・ゲイツが言ったとされる言葉が実に素晴らしい。
それは、
「優れたプログラマーは、あらゆることを話題にする」
だ。
これは、プログラマーだけでなく、あらゆる分野で言えることで、おそらく例外はない。
スポーツ選手、音楽家、武道家、コメディアン、コック、ダンサー、殺し屋・・・およそプロが存在するあらゆることにおいてだ。
真に優秀な者は、専門用語ばかり並べて、わけの分からないことを言ったりはしない。
世の中では、スペシャリストとは、部外者には理解出来ないような話ばかりする者だと誤解されていることが多いが、そんな連中は間違いなく三流以下だ。
超一流の物理学者は、一般の人にもよく分かる物理学の話が出来るのである。それは、物理学以外のこともよく知っているからだ。
一方、物理学のことしか知らない三流以下の者は、一般の人には全く分からないことを言って、それで悦に入っていることがよくあるものだ。そんな者は、教科書に書いてあるようなことしか知らない場合が多い。
TOEICの点数が高いだけの残念な人を見ることも多い。
それに対し、たとえば数学者の岡潔は、本当に何でも知っていたと思われるのである。
最近、YouTubeで、引き寄せのことを本当によく分かっていると思える者が、こんなことを言うのを聞いた。
「引き寄せが出来るのは、引き寄せ以外のことをよく知っている者だ」
当たり前なのだが、引き寄せも同じなのである。
どうすれば、いろいろなことを知ることが出来るのだろう?
それは単に、好奇心を持てば良いのだが、では、どうすれば好奇心を持つことが出来るのか?
それは、自我(=思考=心=左脳)を出来るだけ止めることである。
そのためには、いつも言うが、単純な方法で瞑想をすると良いだろう。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)人間の建設(岡潔、小林秀雄対談)
(2)英語だけできる残念な人々 (宋文洲)
(3)トーチェ氏の心の法則
(4)ナ・ダーム ~あなたの中の不思議な力~
(5)人生が楽になる 超シンプルなさとり方(エックハルト・トール)
(6)神さまの周波数とシンクロする方法(志賀一雅)
(7)弓と禅(オイゲン・ヘリゲル)
AIアート1128
「空を見上げて」
Kay
それは、いかにも組織的に訓練された選手で、訓練したというよりは、訓練させられた選手、権力の支援を受けているような選手だ。
水泳しか出来ない、レスリングしか出来ない人達で、彼らのその後の人生は、やはり敷かれたレールの上を行くことはあっても、独自に何かをすることはない。
生涯、水泳の〇〇、体操の△△で、その分野の組織の会長や理事長といったものがゴールだろう。
これは、幼い頃から音楽教室などの中で訓練された楽器演奏者にも感じることで、子供としては優秀で、海外のコンテストなどにも出場するのだが、そんな海外の大会の運営委員長のような人の「日本のジュニアはよく訓練されているが教養が全くない」という言葉が、まさに的確な問題の指摘であったと思う。
そんな日本のジュニア達は、ピアノしか出来ないのである。
重要な原則を述べると、どんな道であれ、その道で本物になるには、その道以外のことを知らなければならない。
1980年代、マイクロソフト社長だったビル・ゲイツが言ったとされる言葉が実に素晴らしい。
それは、
「優れたプログラマーは、あらゆることを話題にする」
だ。
これは、プログラマーだけでなく、あらゆる分野で言えることで、おそらく例外はない。
スポーツ選手、音楽家、武道家、コメディアン、コック、ダンサー、殺し屋・・・およそプロが存在するあらゆることにおいてだ。
真に優秀な者は、専門用語ばかり並べて、わけの分からないことを言ったりはしない。
世の中では、スペシャリストとは、部外者には理解出来ないような話ばかりする者だと誤解されていることが多いが、そんな連中は間違いなく三流以下だ。
超一流の物理学者は、一般の人にもよく分かる物理学の話が出来るのである。それは、物理学以外のこともよく知っているからだ。
一方、物理学のことしか知らない三流以下の者は、一般の人には全く分からないことを言って、それで悦に入っていることがよくあるものだ。そんな者は、教科書に書いてあるようなことしか知らない場合が多い。
TOEICの点数が高いだけの残念な人を見ることも多い。
それに対し、たとえば数学者の岡潔は、本当に何でも知っていたと思われるのである。
最近、YouTubeで、引き寄せのことを本当によく分かっていると思える者が、こんなことを言うのを聞いた。
「引き寄せが出来るのは、引き寄せ以外のことをよく知っている者だ」
当たり前なのだが、引き寄せも同じなのである。
どうすれば、いろいろなことを知ることが出来るのだろう?
それは単に、好奇心を持てば良いのだが、では、どうすれば好奇心を持つことが出来るのか?
それは、自我(=思考=心=左脳)を出来るだけ止めることである。
そのためには、いつも言うが、単純な方法で瞑想をすると良いだろう。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)人間の建設(岡潔、小林秀雄対談)
(2)英語だけできる残念な人々 (宋文洲)
(3)トーチェ氏の心の法則
(4)ナ・ダーム ~あなたの中の不思議な力~
(5)人生が楽になる 超シンプルなさとり方(エックハルト・トール)
(6)神さまの周波数とシンクロする方法(志賀一雅)
(7)弓と禅(オイゲン・ヘリゲル)
AIアート1128
「空を見上げて」
Kay