パラレルワールド(並行宇宙)が無限に存在し、想像出来る全ての世界がある。
この世界では青い服を着ているのが、赤い服を着ているという程度の違いしかないパラレルワールドもあれば、自分がスポーツのスーパースターや総理大臣、あるいは、魔法使いであるパラレルワールドもある。
新しい世界を想像したら、その瞬間に新しい世界が生まれる。
荒唐無稽とはいえ、科学的にも支持者が多く、深い叡智を持つ者が直観的にその通りだと感じることもある。
こういったパラレルワールドの話は、昔からSFの題材にされているが、私は子供の時に筒井康隆さんの『果て無き多元宇宙』(角川文庫の『時をかける少女』に収録)で初めて知った。CLAMPの漫画・アニメの『ツバサ(ツバサ・クロニクル)』では、主人公たちが次々にパラレルワールドを旅し、元の世界では王様であるサクラ姫の兄が、別の世界ではお好み焼き屋の店員だったりする。
別のパラレルワールドに移動することが出来るという説もあるが、それどころか、我々は毎瞬毎瞬、別のパラレルワールドに移動していると言う者もいる。
私は、あまり移動していると感じることはないが、毎瞬毎瞬、自分が新しい世界を作り出していることは、いつの頃からかは分からないが、7歳の時には、かなり明確に感じていた。
そのために、後で考えたら、奇想天外なことや奇跡が、憶えているだけでもかなり起こっていたように感じたが、奇跡が起こったと言うよりは、やはり、別のパラレルワールドに移動していたのかもしれない。
私のように、明確な記憶がある者はラッキーであると思う。しかし、誰しも、本当はそんな経験があるし、記憶の中にはあるのだが、思い出せないだけなのだと思う。
別のパラレルワールドに移動することで、今の世界のこの人と別れたくないと思うこともあるかもしれないが、別のパラレルワールドでは、その人の別の面が現れるのであり、むしろ、パラレルワールド移動することで、よりその人を知ることが出来るのだから、ガンガン、パラレルワールド移動をした方が良いのだと思う。
そもそもが、他の人というのは存在しないという説もあるが、今回は割愛する。
よく「パラレルワールドを移動するテクニック」みたいなことを言う人がいるが、日常のことを行うのにテクニックが必要なわけではない。
歩き方や食べ方で、変わったテクニックを使うこともあるかもしれないが、なくて困るものでもない。
パラレルワールド移動も同じで、これもごく日常のことであり、誰でも今すぐ出来ることだ。
あえていえば、心ではなく、魂が主導で行っているのだと思うが、それなら魂と親密になれば、思った通りのパラレルワールドに移動出来ると思われる。
聖書にも「神と和し、幸せでいなさい」といった言葉があったと思う。魂は神のようなものだ。
そして、魂と和するのにテクニックが必要なはずがない。
心を控えめに働かせれば良いのであり、それには、控えめな呼吸をすれば良いのである。心と呼吸は同じところから出て来るらしいので。
私は「どんな世界でも存在するのだ」と思うだけで楽しくなる。
静かに、「どんな世界でも存在するのだ」と心でつぶやくと、世界は楽しいものであることが分かる。
昔の時代劇で、日本一の剣の達人が、自分の名を騙(かた)って、女を口説いたり、講演会で儲けている者を見て、
「あれは俺なのだ。俺も本当はあんなことがやりたいのだ。あいつは俺の代わりにやってくれているのだ」
と思う場面があった。
(『剣』の第1回目『天下一の剣豪』。主演は丹波哲郎)
ましてや、パラレルワールドでは、自分がやりたいことを、別のパラレルワールドの自分がやってくれている。
だから安心して良いのである。
そんな大きな心を持つことで魂に近付く。
そうした時に、自在に好きなパラレルワールドに移動出来る可能性が高まると思う。
「どんな世界でも存在するのだ」と心でつぶやくことはお薦めする。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)時をかける少女(筒井康隆。角川文庫)
(2)ツバサ(1)(CLAMP)
(3)量子力学の多世界解釈 ~なぜあなたは無数に存在するのか~(和田純夫)
(4)量子力学の奥深くに隠されたもの ~コペンハーゲン解釈から多世界理論へ~(ショーン・キャロル)

AIアート1376
「生きている人形」
Kay
この世界では青い服を着ているのが、赤い服を着ているという程度の違いしかないパラレルワールドもあれば、自分がスポーツのスーパースターや総理大臣、あるいは、魔法使いであるパラレルワールドもある。
新しい世界を想像したら、その瞬間に新しい世界が生まれる。
荒唐無稽とはいえ、科学的にも支持者が多く、深い叡智を持つ者が直観的にその通りだと感じることもある。
こういったパラレルワールドの話は、昔からSFの題材にされているが、私は子供の時に筒井康隆さんの『果て無き多元宇宙』(角川文庫の『時をかける少女』に収録)で初めて知った。CLAMPの漫画・アニメの『ツバサ(ツバサ・クロニクル)』では、主人公たちが次々にパラレルワールドを旅し、元の世界では王様であるサクラ姫の兄が、別の世界ではお好み焼き屋の店員だったりする。
別のパラレルワールドに移動することが出来るという説もあるが、それどころか、我々は毎瞬毎瞬、別のパラレルワールドに移動していると言う者もいる。
私は、あまり移動していると感じることはないが、毎瞬毎瞬、自分が新しい世界を作り出していることは、いつの頃からかは分からないが、7歳の時には、かなり明確に感じていた。
そのために、後で考えたら、奇想天外なことや奇跡が、憶えているだけでもかなり起こっていたように感じたが、奇跡が起こったと言うよりは、やはり、別のパラレルワールドに移動していたのかもしれない。
私のように、明確な記憶がある者はラッキーであると思う。しかし、誰しも、本当はそんな経験があるし、記憶の中にはあるのだが、思い出せないだけなのだと思う。
別のパラレルワールドに移動することで、今の世界のこの人と別れたくないと思うこともあるかもしれないが、別のパラレルワールドでは、その人の別の面が現れるのであり、むしろ、パラレルワールド移動することで、よりその人を知ることが出来るのだから、ガンガン、パラレルワールド移動をした方が良いのだと思う。
そもそもが、他の人というのは存在しないという説もあるが、今回は割愛する。
よく「パラレルワールドを移動するテクニック」みたいなことを言う人がいるが、日常のことを行うのにテクニックが必要なわけではない。
歩き方や食べ方で、変わったテクニックを使うこともあるかもしれないが、なくて困るものでもない。
パラレルワールド移動も同じで、これもごく日常のことであり、誰でも今すぐ出来ることだ。
あえていえば、心ではなく、魂が主導で行っているのだと思うが、それなら魂と親密になれば、思った通りのパラレルワールドに移動出来ると思われる。
聖書にも「神と和し、幸せでいなさい」といった言葉があったと思う。魂は神のようなものだ。
そして、魂と和するのにテクニックが必要なはずがない。
心を控えめに働かせれば良いのであり、それには、控えめな呼吸をすれば良いのである。心と呼吸は同じところから出て来るらしいので。
私は「どんな世界でも存在するのだ」と思うだけで楽しくなる。
静かに、「どんな世界でも存在するのだ」と心でつぶやくと、世界は楽しいものであることが分かる。
昔の時代劇で、日本一の剣の達人が、自分の名を騙(かた)って、女を口説いたり、講演会で儲けている者を見て、
「あれは俺なのだ。俺も本当はあんなことがやりたいのだ。あいつは俺の代わりにやってくれているのだ」
と思う場面があった。
(『剣』の第1回目『天下一の剣豪』。主演は丹波哲郎)
ましてや、パラレルワールドでは、自分がやりたいことを、別のパラレルワールドの自分がやってくれている。
だから安心して良いのである。
そんな大きな心を持つことで魂に近付く。
そうした時に、自在に好きなパラレルワールドに移動出来る可能性が高まると思う。
「どんな世界でも存在するのだ」と心でつぶやくことはお薦めする。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)時をかける少女(筒井康隆。角川文庫)
(2)ツバサ(1)(CLAMP)
(3)量子力学の多世界解釈 ~なぜあなたは無数に存在するのか~(和田純夫)
(4)量子力学の奥深くに隠されたもの ~コペンハーゲン解釈から多世界理論へ~(ショーン・キャロル)

AIアート1376
「生きている人形」
Kay