引き寄せを使えば、どんな目標でも達成出来るが、目標を間違えば悲惨なことになる。
イーロン・マスクは、どんな経緯でそうなったかは分からないが、かなり若い時に、「出来るだけ高い目標を立てる」と決めたようだ。
しかし、それを真似しようとして、「高い目標か・・・。よし、地球の支配者だ」といった馬鹿な目標を立てる者が本当にいるし、それどころか、「宇宙の帝王になる」という変な目標を立ててしまう者もいる。
そこまでぶっ飛んでいなくても、私の小学校の時の同級生にもいたが、プロになれる素質があるわけでもないのに、野球が本当に大好きで、プロの選手になろうと思っていたみたいだった。まあ、それも小学生の間なら良いかもしれないが、どうも、高校も3年くらいになっても、まだそう思っていたようなのだ。彼は、超高校級の天才とはほど遠いどころか、野球部の中でも、特に突出していたわけでもなかったのだと思う。
アメリカの、ある高価な自己開発プログラムは、目標設定の方法を教えることに力点を置いているが、それからも分かるように、目標設定とは難しいものである。
そして、そんなプログラムやセミナーに高い金を払っても、なかなか、良い目標設定のスキルは身に付かない。
引き寄せで、素質もないのにプロスポーツ選手になれるか、あるいは、40歳過ぎでスポーツの経験もないオッサンがプロスポーツのスター選手になれるかというと、パラレルシフト(他の並行宇宙に移動する)ということもあるので、一応は可能だ。
パラレルワールド(並行宇宙)は無限にあり、想像することさえ出来れば、どんな世界でも存在するし、なければ生まれる。
ところで、『涼宮ハルヒの憂鬱』のヒロイン、涼宮ハルヒ(高1女子)は、どんな世界でも作り出せるが、日本では常識を逸脱しているように見える彼女だって、世界レベルで見れば案外に平凡な少女で、それほど凄まじい世界を作り出すことはない。
それなら、筒井康隆さんの短編『果てしなき多元宇宙』(角川文庫の『時をかける少女』に収録)の主人公のように、美少女ではあっても普通の女子高生である彼女が、パラレルシフトで、自分が有名女優である世界に移動してしまうお話の方が、よほどダイナミック(動的)かもしれない。
だが、そんな世界も本当にあり、我々もパラレルシフトを起こすかもしれない。
言ってみれば、大谷翔平さんやイチローさんだって、パラレルシフトでやって来た元凡人だったかもしれないし、私は、ほぼそうであると思っている。ただし、本人達だって気付いていないかもしれないが。
別に、大谷翔平にならなくても、優しいパトロンがついてくれて、毎月何十万円かおこづかいをくれたらそれでいいやと思う人もいるかもしれない。
あるアメリカの大物女性歌手がまさにそうで、平凡な若い女性だった彼女に、ある日突然、そんなパトロンが現れ、そこから成功したと言っていた。
我々は、一瞬一瞬、パラレルシフトをしているのかもしれないし、あるいは、一瞬一瞬、新しい世界を作り出しているのかもしれない。
そこらは、我々の悪い頭で理解出来ないと考えるべきで、パラレルシフトと新世界創造の区別はつけられないかもしれない。
仏典はパラレルシフトについて書かれているが、仏教の元のヒンズー教の聖典、たとえば、『バガヴァッド・ギーター』では、世界創造について述べている。
引き寄せなんて、パラレルシフトか世界創造なのである。
そして、そんな仕組みや、その制御法を、我々の悪い頭で考えて分かるはずがないという、「頭の良い判断」が出来るかどうかが重要だ。
量子力学ではどうのなんて言う者もいるが、せいぜいが、下手な想像(ほぼ妄想)が出来るだけだ。
それなら、究極の真言、
「私はなるようになるだろう」
「私は常に生成する者である」
を唱えていたら、知らないうちに分かるようになり、パラレルシフトなども無自覚にやるようになるだろう。
いや、もうそうなっているのかもしれない。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)時をかける少女(筒井康隆。角川文庫)
(2)涼宮ハルヒの憂鬱(谷川流。角川スニーカー文庫)
(3)ヤオイズム(矢追純一)
(4)現代日本語訳 浄土三部経(正木晃)
(5)サンスクリット版縮訳 法華経 現代語訳(植木雅俊)
(6)バガヴァッド・ギーター(日本ヴェーダーンタ協会)
(7)新約聖書(新日本聖書刊行会)
(8)旧約聖書(新日本聖書刊行会)
AIアート1348
「遠い記憶」
Kay
イーロン・マスクは、どんな経緯でそうなったかは分からないが、かなり若い時に、「出来るだけ高い目標を立てる」と決めたようだ。
しかし、それを真似しようとして、「高い目標か・・・。よし、地球の支配者だ」といった馬鹿な目標を立てる者が本当にいるし、それどころか、「宇宙の帝王になる」という変な目標を立ててしまう者もいる。
そこまでぶっ飛んでいなくても、私の小学校の時の同級生にもいたが、プロになれる素質があるわけでもないのに、野球が本当に大好きで、プロの選手になろうと思っていたみたいだった。まあ、それも小学生の間なら良いかもしれないが、どうも、高校も3年くらいになっても、まだそう思っていたようなのだ。彼は、超高校級の天才とはほど遠いどころか、野球部の中でも、特に突出していたわけでもなかったのだと思う。
アメリカの、ある高価な自己開発プログラムは、目標設定の方法を教えることに力点を置いているが、それからも分かるように、目標設定とは難しいものである。
そして、そんなプログラムやセミナーに高い金を払っても、なかなか、良い目標設定のスキルは身に付かない。
引き寄せで、素質もないのにプロスポーツ選手になれるか、あるいは、40歳過ぎでスポーツの経験もないオッサンがプロスポーツのスター選手になれるかというと、パラレルシフト(他の並行宇宙に移動する)ということもあるので、一応は可能だ。
パラレルワールド(並行宇宙)は無限にあり、想像することさえ出来れば、どんな世界でも存在するし、なければ生まれる。
ところで、『涼宮ハルヒの憂鬱』のヒロイン、涼宮ハルヒ(高1女子)は、どんな世界でも作り出せるが、日本では常識を逸脱しているように見える彼女だって、世界レベルで見れば案外に平凡な少女で、それほど凄まじい世界を作り出すことはない。
それなら、筒井康隆さんの短編『果てしなき多元宇宙』(角川文庫の『時をかける少女』に収録)の主人公のように、美少女ではあっても普通の女子高生である彼女が、パラレルシフトで、自分が有名女優である世界に移動してしまうお話の方が、よほどダイナミック(動的)かもしれない。
だが、そんな世界も本当にあり、我々もパラレルシフトを起こすかもしれない。
言ってみれば、大谷翔平さんやイチローさんだって、パラレルシフトでやって来た元凡人だったかもしれないし、私は、ほぼそうであると思っている。ただし、本人達だって気付いていないかもしれないが。
別に、大谷翔平にならなくても、優しいパトロンがついてくれて、毎月何十万円かおこづかいをくれたらそれでいいやと思う人もいるかもしれない。
あるアメリカの大物女性歌手がまさにそうで、平凡な若い女性だった彼女に、ある日突然、そんなパトロンが現れ、そこから成功したと言っていた。
我々は、一瞬一瞬、パラレルシフトをしているのかもしれないし、あるいは、一瞬一瞬、新しい世界を作り出しているのかもしれない。
そこらは、我々の悪い頭で理解出来ないと考えるべきで、パラレルシフトと新世界創造の区別はつけられないかもしれない。
仏典はパラレルシフトについて書かれているが、仏教の元のヒンズー教の聖典、たとえば、『バガヴァッド・ギーター』では、世界創造について述べている。
引き寄せなんて、パラレルシフトか世界創造なのである。
そして、そんな仕組みや、その制御法を、我々の悪い頭で考えて分かるはずがないという、「頭の良い判断」が出来るかどうかが重要だ。
量子力学ではどうのなんて言う者もいるが、せいぜいが、下手な想像(ほぼ妄想)が出来るだけだ。
それなら、究極の真言、
「私はなるようになるだろう」
「私は常に生成する者である」
を唱えていたら、知らないうちに分かるようになり、パラレルシフトなども無自覚にやるようになるだろう。
いや、もうそうなっているのかもしれない。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)時をかける少女(筒井康隆。角川文庫)
(2)涼宮ハルヒの憂鬱(谷川流。角川スニーカー文庫)
(3)ヤオイズム(矢追純一)
(4)現代日本語訳 浄土三部経(正木晃)
(5)サンスクリット版縮訳 法華経 現代語訳(植木雅俊)
(6)バガヴァッド・ギーター(日本ヴェーダーンタ協会)
(7)新約聖書(新日本聖書刊行会)
(8)旧約聖書(新日本聖書刊行会)
AIアート1348
「遠い記憶」
Kay