ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

パラレルワールド

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

超大物もパラレルシフトして来た凡人

引き寄せを使えば、どんな目標でも達成出来るが、目標を間違えば悲惨なことになる。
イーロン・マスクは、どんな経緯でそうなったかは分からないが、かなり若い時に、「出来るだけ高い目標を立てる」と決めたようだ。
しかし、それを真似しようとして、「高い目標か・・・。よし、地球の支配者だ」といった馬鹿な目標を立てる者が本当にいるし、それどころか、「宇宙の帝王になる」という変な目標を立ててしまう者もいる。
そこまでぶっ飛んでいなくても、私の小学校の時の同級生にもいたが、プロになれる素質があるわけでもないのに、野球が本当に大好きで、プロの選手になろうと思っていたみたいだった。まあ、それも小学生の間なら良いかもしれないが、どうも、高校も3年くらいになっても、まだそう思っていたようなのだ。彼は、超高校級の天才とはほど遠いどころか、野球部の中でも、特に突出していたわけでもなかったのだと思う。

アメリカの、ある高価な自己開発プログラムは、目標設定の方法を教えることに力点を置いているが、それからも分かるように、目標設定とは難しいものである。
そして、そんなプログラムやセミナーに高い金を払っても、なかなか、良い目標設定のスキルは身に付かない。

引き寄せで、素質もないのにプロスポーツ選手になれるか、あるいは、40歳過ぎでスポーツの経験もないオッサンがプロスポーツのスター選手になれるかというと、パラレルシフト(他の並行宇宙に移動する)ということもあるので、一応は可能だ。
パラレルワールド(並行宇宙)は無限にあり、想像することさえ出来れば、どんな世界でも存在するし、なければ生まれる。
ところで、『涼宮ハルヒの憂鬱』のヒロイン、涼宮ハルヒ(高1女子)は、どんな世界でも作り出せるが、日本では常識を逸脱しているように見える彼女だって、世界レベルで見れば案外に平凡な少女で、それほど凄まじい世界を作り出すことはない。
それなら、筒井康隆さんの短編『果てしなき多元宇宙』(角川文庫の『時をかける少女』に収録)の主人公のように、美少女ではあっても普通の女子高生である彼女が、パラレルシフトで、自分が有名女優である世界に移動してしまうお話の方が、よほどダイナミック(動的)かもしれない。
だが、そんな世界も本当にあり、我々もパラレルシフトを起こすかもしれない。
言ってみれば、大谷翔平さんやイチローさんだって、パラレルシフトでやって来た元凡人だったかもしれないし、私は、ほぼそうであると思っている。ただし、本人達だって気付いていないかもしれないが。

別に、大谷翔平にならなくても、優しいパトロンがついてくれて、毎月何十万円かおこづかいをくれたらそれでいいやと思う人もいるかもしれない。
あるアメリカの大物女性歌手がまさにそうで、平凡な若い女性だった彼女に、ある日突然、そんなパトロンが現れ、そこから成功したと言っていた。
我々は、一瞬一瞬、パラレルシフトをしているのかもしれないし、あるいは、一瞬一瞬、新しい世界を作り出しているのかもしれない。
そこらは、我々の悪い頭で理解出来ないと考えるべきで、パラレルシフトと新世界創造の区別はつけられないかもしれない。
仏典はパラレルシフトについて書かれているが、仏教の元のヒンズー教の聖典、たとえば、『バガヴァッド・ギーター』では、世界創造について述べている。

引き寄せなんて、パラレルシフトか世界創造なのである。
そして、そんな仕組みや、その制御法を、我々の悪い頭で考えて分かるはずがないという、「頭の良い判断」が出来るかどうかが重要だ。
量子力学ではどうのなんて言う者もいるが、せいぜいが、下手な想像(ほぼ妄想)が出来るだけだ。
それなら、究極の真言、
「私はなるようになるだろう」
「私は常に生成する者である」
を唱えていたら、知らないうちに分かるようになり、パラレルシフトなども無自覚にやるようになるだろう。
いや、もうそうなっているのかもしれない。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)時をかける少女(筒井康隆。角川文庫)
(2)涼宮ハルヒの憂鬱(谷川流。角川スニーカー文庫)
(3)ヤオイズム(矢追純一)
(4)現代日本語訳 浄土三部経(正木晃)
(5)サンスクリット版縮訳 法華経 現代語訳(植木雅俊)
(6)バガヴァッド・ギーター(日本ヴェーダーンタ協会)
(7)新約聖書(新日本聖書刊行会)
(8)旧約聖書(新日本聖書刊行会)

遠い記憶
AIアート1348
「遠い記憶」
Kay

斬新な発想の秘密

私は、江戸時代に旅客機に乗った夢を見たことがある。
それはレトロでロマンチックな旅客機で、客室は、昭和20~30年代の列車の客室を少し洗練させたものといった感じだった。飛行中は開けてはならないが、誰でもいつでも窓を開けることが出来た。
「江戸時代の飛行機は遅くてねえ」なんて愉快な会話が出来そうだ(笑)。
馬鹿な夢と言うならその通りであるかもしれないが、「江戸時代に飛行機はなかったの?」なんて言う人は、今でも少しはいるだろうし、未来にはかなり多くなると思う(歴史に疎いなら、室町時代と平安時代の区別などつかないだろう)。
そもそも、江戸幕府が崩壊した1868年からわずか半世紀後の1922年に、日本でも民間の旅客機が飛んでいる(乗客は3名だったが)のだから、それほど奇想天外な話ではない。世界初の軍用機(ドイツ)が1906年で、それからたった16年で日本で旅客機が飛んでいることを見ても分かる通り、いったん始まれば進歩は早い。

私は、江戸時代の旅客機よりも、1969年の人類初の月面到着を果たしたアポロ11号の方が信じられない。
ただ、これは、「アポロ11号の月面着陸は捏造である」という有名な陰謀論の影響ではない。
コンピュータープログラマーである私には、当時のコンピューターで月に行って月に着陸することの方が、江戸時代の飛行機よりずっと荒唐無稽に思われるのである。
アポロ宇宙船の月着陸船のコンピューターのメモリ(RAMメモリ)は256バイトで、今のWindowsパソコンは8ギガバイト以上で、スマートフォンでも6ギガバイト以上が多い。ギガは、簡単に言えば、千倍の千倍の千倍だ。
実際、アポロ宇宙船の月着陸船のコンピューターは最後はうまく動かず、アームストロング船長が手動操縦で、燃料が切れる直前に奇跡的に着陸に成功したのだから、ハラハラドキドキなんてレベルではなく、よくその後、月に立って「この一歩は小さいが人類にとっては大きな一歩だ」などと、たとえ練習していたとはいえ、あんなセリフを堂々と決められたものである。
私は、アームストロングは、優秀と言うより、命知らずの馬鹿ではないかと思ってしまうのである。
まあ、確かに、当時の宇宙飛行士の採用要件の中でも、「命知らずの度胸の持ち主であること」は重要だったらしく、アームストロングが何度も墜落しながらも戦闘機に乗り続けていた、ある種の異常性が買われたらしい。

だが、パラレルワールド(並列宇宙)においては、江戸時代に日本で旅客機が飛びまくっている世界もあるし、1969年のロケットに、この世界の21世紀のコンピューター以上のコンピューターが搭載されている世界も存在する。
そういった世界が存在する条件は1つで、それは「想像が出来ること」だ。
『葬送のフリーレン』で何度も言われるのが「魔法はイメージの世界。イメージ出来ないことは実現しない」だが、実はそれは普通のことである。
ビッグテック(巨大テクノロジー企業)の創業者達がSFを愛読しているのが、彼らが普通人と比べ荒唐無稽な発想をし、それを実現する要因であるとも思われる。
そもそも、聖書も凄くぶっ飛んだ内容で、世界をリードしている人達が聖書を愛読しているのも分かるように思うのである。
イーロン・マスクなんて、聖書もSFも愛読していたらしいし、ドナルド・トランプも、SFはどうか知らないが、本人が言うところでは「私ほど聖書を読んでいる者はいない」そうである。
旧約聖書が書かれたヘブライ語は、日本のカタカナと似ているらしく、また、ヘブライ語と日本語の不思議な共通性も多い。そこから、日本人のルーツがユダヤ人だという説もある。
そんなところからも、案外に、キリスト教徒でなくても、日本人に聖書は合うかもしれない。
私も、特に新約聖書の福音書は、昔から少しは読んでいるが、引き寄せのためにも、下手な引き寄せ書を読むよりずっと良いと思うことがある。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)新約聖書(新日本聖書刊行会)
(2)旧約聖書(新日本聖書刊行会)
(3)ファウンデーション 銀河帝国興亡史(アイザック・アシモフ)
(4)月は無慈悲な夜の女王(ロバート.A.ハインライン)
(5)タイム・マシン ~ウェルズSF傑作集~(H.G.ウェルズ)
(6)タイタンの幼女(カート・ヴォネガット・ジュニア)

何を考えているの
AIアート1346
「何を考えているの」
Kay

パラレルワールド移動の確認

元スポーツ選手や元兵士が、昔の自分の活躍を自慢げに何度も語っていると、話をだんだんと「盛る」ようになる・・・つまり、実際よりも大きな活躍をしたように言ってしまうようになり、それがどんどん大きくなるということがある。
そして、話を大きくするどころか、全く架空の話まで作り出す・・・つまり、嘘を言ってしまうこともある。
ところが、「嘘も百回言えば本当になる」という言葉があるが、何度も言っているうちに、言っている本人には本当になってしまい、本当はありもしなかったことなのに、自分が事実だと信じてしまうようになることがある。

ところで、世の中には、事実について、人々の記憶が違っているということがよくある。
別に大きな話ではなくても、たとえば、小学5年生の友達どうしが数名で、小学2年生の時の思い出話をしていたら、これらの子供達の記憶があまりに違っていることがある。
私には、そういうことがよくあり、「あの時、こんなことがあっただろ?」と言うと、「そんなことなかったよ」と言われたことが何度もあった。
単に私の記憶違いということもあるかもしれないが、あまりに鮮明に記憶にあることを「なかった」と否定されたこともある。

そんなことを、パラレルワールド(並行世界)を移動したからと早急に言うのは、もちろん良くないが、実際にパラレルワールド移行をしたのだと確信出来るようなものもある。
パラレルワールド移動が本当にあったか確認する方法は、ほとんどの場合ないが、何とか納得する方法はある。
それは、今、意図的にパラレルワールド移動をすることである。
荒唐無稽なことだと思うかもしれないが、案外に簡単に出来る。
簡単なやり方を言えば、紙に「〇」を書いて引き出しにしまい、直後でも、数日経ってからでも良いが、その紙を出して見たら「×」が書かれているといったものだ。
実際は、この通りだと、なかなかパラレルワールド移動は起きない。
どうも、パラレルワールド移動は、なんらかの動機や必然性、あるいは、意外性みたいなものが必要だ。
なぜそう言えるのかというと、実は経験上である。
だが、私でなくても、誰でも、実は頻繁にパラレルワールド移動をしている。

人の想念が、世界と言うと大袈裟かもしれないが、出来事を作り上げてしまうお話が、時々作られる。
たとえば、非常に壮大で面白いのが、

『洗礼』楳図かずおさんの漫画作品。
『テラ戦士Ψ BOY(テラせんし サイ ボーイ)』1985年の映画。主演は菊池桃子さん。※現在は視聴は難しい
『セーラースターズ ネヘレニア編』アニメ『美少女戦士セーラームーン』の第5シーズンの前半。
『地獄少女 三鼎(みつがなえ)』アニメ『地獄少女』の第3シーズン。

で、いずれも、幼い少女の空想が世界を「創り出してしまう」。
この中で、一番年長の少女でも、『洗礼』の小学4年生のさくらである。
だが、実際は、子供だろうが大人だろうが、女だろうが男だろうが、およそみだりに世界を創り出す。
世界の創造とパラレルワールド移動は近い関係にある。
上記の作品が空想作品だとしても、見ておくと心の内部が刺激され、パラレルワールド移動を意図的に起こせるようになると思う。

私は、政木和三さんに、こんなことを教わったことがある。
政木さんの本には書かれていないことで、私以外に、政木さんにこんなことを言われた人がいるかどうかは知らないが、公開しておく。
それは、スプーンを1つ、引き出しの中に入れておき、数日置きくらいに見ることだ。
政木さんは「曲がっているかもしれない」と言ったが、それだけではないと思う。
私は、何度かスプーンを見たが、変化がないので飽きてしまい、数年放っておいた。
だが、思い出したので、数年振りに見たら・・・(!)
是非、やってみていただきたい。

ちなみにだが、私は、マイケル・ジャクソンの有名な楽曲『ビリー・ジーン(Billie Jean)』は、パラレルワールド移動の歌に思えて仕方がない。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)洗礼(1)(楳図かずお)
(2)地獄少女 三鼎 ※Amazon dアニメストア for Prime Video
(3)奇跡の実現(政木和三)
(4)量子力学の多世界解釈 ~なぜあなたは無数に存在するのか~

水の色
AIアート1139
「水の色」
Kay

専門的特技の獲得に失敗したら

今朝、権力者の奴隷にならないためにも、必ず、専門的特技を持たなければならないと書いた。
確かにこれが大前提で、専門的特技を持つという心構えを持つことは大切だと思う。
ただし、これには大きな落とし穴があるが、お気づきの方もいるだろう。
それは、何かの高度な専門家になっても、それを機械が出来るようになってしまい、能力を発揮する機会を失くすことだ。
特に、昨今は、AIが人間の多くの仕事を奪うと言われている。
しかし、これに関しては、人間が本当に1万時間かけて得た能力に匹敵することは、機械やAIには出来ないと思う。
つまり、機械やAIに出来ることは、そこそこのことまでで、しかも、人間にとって、あまりやりたくないことだ。
だから、大いに機械やAIに、人間の仕事を奪って欲しいと思うのである。

だが、もう1つ、これは確かに存在する問題がある。
それは、「1万時間をかけてプロの能力を得たが、あまり大した能力とは言えない」ということだ。
たとえば、1万時間をかけ、プロフェッショナルなプログラミングの能力を獲得したが、それほどの能力にはならなかったので、プログラミングの仕事が面白くなかったり、しんどいと感じるといったことだ。
実は、これは割とあることで、「いったい私は何のために今まで頑張ってきたのだろう」と本当に落胆することになる。
早い話が、本当に好きなことをしなければならないということだ。
イチローが子供達に、「早く自分の好きなことを見つけて下さい」と言い、セベ・バレステロスが「父が私に、何でもいいから好きになれ、好きになったら強くなれと言った」と言うが、慌てて何かを好きと誤解したら悲劇だ。

しかし、実際には、本当に好きなものはそうそうは見つからない。
後で考えたら、格闘家になれば良かったとか、役者になれば良かったなんて思うことがあるかもしれず、それは案外正解なのだが、今からでは遅いという場合もあるし、特に40歳とか50歳を超えたら、今からではもうどうにもならない。
よって、人生詰み、ジ・エンドである。
だが、自分が格闘家になった世界や役者になった世界は存在する。
パラレルワールド(並行世界)のことだ。
ところが、我々は、何らかの方法で意図的に、好むパラレルワールドに移動する能力を制限されている。これは間違いないと思う。
その説の1つが、ローレンス・スペンサーの『エイリアン・インタビュー』に描かれたマインドコントロール装置だ。
他にも説があるが、形が違うだけで、どれも同じことだ。
しかし、いずれにしても、悟りを開けば、あらゆる制限を解除することが出来る。
よって、我々が1万時間をかけるべきは悟りを開くことだが、悟りの世界の中では時間は存在しないので、一瞬で悟りを開く人もいる。
ちなみに、悟りを開くための決まった方法はない。
何でも良いのだ。
努力したければすれば良いし、嫌ならしなければ良い。
だが、努力は長続きしない。まあ、克己、忍耐もだが。見返りがあるうちは頑張れるが、本当の目的はケチな地上の見返りではない。
そんなわけで、悟りを開こうではないか。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる(エックハルト・トール)
(2)エイリアン・インタビュー(ローレンス・スペンサー)
(3)パラレルワールド(ミチオ・カク) ※おそらくだが、IQ115位以上でないと理解出来ない
(4)隠れていた宇宙(上)(ブライアン・グリーン)
(5)思考が物質に変わる時(ドーソン・チャーチ)

雛人形
AIアート1012
「雛人形」
Kay

悪い世の中でどう生きるか

人生がうまくいっていないと思えても、案外にそうではないかもしれない。
それはアンデルセンの『もみの木』のように、後から考えれば、今は結構幸せなのかもしれない。
だが、かなり頑張っているのに、ものごとが動かないとか、世の中が本格的に悪くなってきたと強く感じたら、世界を変えるか、違うパラレルワールドに移動したくなることもある。
正直、この世界は悪くなってきたが、不満を言ったり、叩き壊そうと思うほど、ますます悪くなっていくことが多い。
そんなやり方では、魂の全知全能の力を発揮したり、もっと良いパラレルワールドに移動することは難しい。

世界をどう変えるか、どんなパラレルワールドに移動するかを考えることは心(思考、自我)の領分ではない。
それは、自我よりずっと賢い魂(真我)にまかせるべきである。
魂にお願いする方法は、一応、2通りと言える。
一応と言ったのは、実際は単に思考を消せば良いのだから、本当はやり方は1つなのだが、2つと言った方が仕組みが分かり易い。
1つの方法は現状肯定することで、もう1つは、現状を肯定するほどではないが楽天的になることだ。
具体的には、現状を肯定するには、そのための言葉を唱えることで、よく知られているところでは、「大丈夫」「完璧だ」「これでいいのだ」といった感じだが、現状肯定なら何でもいい。ちなみに、明るく、気楽に、のんびり唱えることだ。「いい加減に」と言っても良いくらいだ。「いい加減」とは「ちょうど良い加減」なのだから。
もう1つの方法である楽天的であるためには、何と言っても「何とかなる」が一番だ。これも、力を抜いて気楽に唱えることだ。「ま、何とかなるでしょう」って感じだ。
ザ・モップスの『すずきひろみつの気楽に行こう』(1973)という歌の中にある「なんとかなるぜ 世の中は」という感じも良いと思う。

心が凹(へこ)んでいる時には、「完璧だ」「大丈夫だ」はキツイし、「これでいいのだ」も抵抗があると思う。
それどころか、「何とかなる」とも思い難い。
それなら、今この瞬間に集中する今今メソッドや、ただ呼吸を意識したり、あるいは、ネドじゅんさんのエレベーター呼吸をやった方が良いかもしれない(呼吸法も実は今今メソッドであると思うが)。
まあ、結局はそこに(今今メソッドに)たどり着くようになっているのだと思う。
だが、自我が活発な若い間は、「何とかなる」と思いながら、自我と妥協しなければならないかもしれない。それはそれで面白いと思う。
この世界では、しばらく苦しい状況が続くと思うが、それは良い機会(チャンス)である。
ニーチェやイェイツは、現状肯定派で、「完璧だ」「これでいいのだ」というのを、「自分の意思でこうなった」と、自分を神と一致させようとした。なかなか厳しい方法だが、好きな人もいるかもしれない。
派生としては、「悪いことは良いこと」とか、具体的に足が痛いなら「足が痛いのは良いこと」と思ったり言ったりするものもある。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)アンデルセン童話集(上)(山室静翻訳)
(2)ツァラトゥストラ 上(光文社古典新訳文庫 第 1 巻 全 2 冊)
(3)量子力学の多世界解釈 ~なぜあなたは無数に存在するのか~
(4)さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる(エックハルト・トール)
(5)左脳さん、右脳さん(ネドじゅん)

エンジェル
AIアート937
「エンジェル」
Kay

プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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