ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

パム・グラウト

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

誰でも使える2つの魔法のアイテム

昨日、ここで、笑うことの偉大な効果について書いた。
陰のベストセラー&ロングセラーと言われる108さんの『ザ・チケット』では、「笑いを現実創造装置として使って欲しい」と書かれているが、私も全く賛成である。
そして、笑うことの力を究極的に明かしたのは、世界的作家オグ・マンディーノの『地上最強の商人』の、金持ちになれる秘密が書かれた10巻の巻物の第7巻だ。
この1巻の巻物全部が、笑うことの力について書かれている。
そこには、こんなことが書かれている。

笑い、それはいつでも使える私の財産。
笑うことができさえすれば、私は決して貧乏にはならないだろう。笑うことは自然が私に与えてくれた最大の贈り物だ。
笑いは私に給仕する少女のようなものだ(※)。
~『世界最強の商人』(山川紘矢・山川亜希子訳。角川文庫)より~

※無能唱元訳、稲盛和夫監修版(日本経営合理化協会出版局。10,780円)では「笑いというウェイトレスが必要」となっている。

私は個人的には『地上最強の商人』には気に入らない部分もあるのだが、オグ・マンディーノの優れた知恵が秘められているのは確かで、この第7巻は特に良いと思う。

月下のフェアリー
AIアート646
「月下のフェアリー」
Kay


そして、『地上最強の商人』には書かれていない、笑いと共に我々に魔法の力を与えるものは深呼吸だ。
パム・グラウトのベストセラー&ロングセラー『人生を思うように変える呼吸法』に、こんな引用がある。

もし私が忘れていたら、呼吸するよう思い出させて
ジュディ・ガーランド(歌手、女優。映画『オズの魔法使い』主演)

もっとも空気を吸う者がもっとも長生きする
エリザベス・バレット・ブラウニング(詩人)

笑いと深呼吸、どちらか一方だけでも十分に強力だが、2つを組み合わせると、ゼウスのアイギス(後にアテーナに与えられた盾型の武器)、アポローンの弓、アーサー王の神剣エクスカリバーのようで無敵である。
1日3回(少なくとも2回)の30秒の深呼吸、そして、出来るだけ多く笑うこと、これだけ忘れなければ、まず負けることはないだろう。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)地上最強の商人(オグ・マンディーノ著、山川紘矢・山川亜希子訳)
(2)地上最強の商人(オグ・マンディーノ著、稲盛和夫監修、無能唱元訳)
(3)人生を思うように変える呼吸法(パム・グラウト)
(4)オズの魔法使い [Blu-ray](ジュディ・ガーランド主演)
(5)Judy Garland at 100: 26 Classics in Stereo!(CD)
(6)エリザベス・バレット・ブラウニング詩集

呼吸することを思い出す

気功研究家の高藤総一郎氏の本の中に、幽閉された幼い女の子が、傍らにいた大亀の呼吸を真似ることで、何年も飲まず食わずで生き抜いた話があるのを何度かご紹介したことがある。
まあ、これが本当の話かどうかは分からないが、直観的に好きだと感じる話なので、何か深い意味があると思っている。
亀というのは面白い生き物だ。
バシャールの本では、クジラやイルカは宇宙人だと言っていたと思うが、私はむしろ、亀がそうだと思う。
亀は肺呼吸をする爬虫類でありながら、何時間も水中で過ごせることをご存じかもしれないが、実際は、どのくらい潜っていられるのか分からない(つまり、想像より長く潜っていられるのかもしれない)という話もある。
それでいて、面白いことに、水から出ると、喉を大きく膨らませながら大きな呼吸をする。

人間でも、仙人のような者になると、1時間に1回とか1日に1回しか呼吸をしなくなると言われるが、それでいて、熱心に深呼吸をすることがある。
まさに、亀の呼吸は仙人の深呼吸のようであり、冒頭の話の小さな女の子は、仙人のような亀の呼吸を真似て、飲まず食わずで生き抜いたのかもしれない。

肺は、唯一、意識でコントロール出来る臓器であるが、ほとんどの人は、それを思い出すこともない。
なぜかというと、実は、呼吸が神秘力(引き寄せ等)を発動させる鍵なので、忘れさせられているのである。
それが、闇の支配者によってか、宇宙人によってか、地下人類によってかは分からないが、その全部かもしれない。
意識的に、亀のように、沢山の空気を吸うようにすれば、パワーを取り戻すことが出来る。
かつて、アメリカ最大の人気女優・歌手であったジュディ・ガーランドが「もし私が忘れていたら、呼吸するよう思い出させて」と言ったことが知られていたが、今は世の中から抹消されてる。
だが、パム・グラウトの『人生を思うように変える呼吸法』には書かれている。
おそらく、呼吸の秘密を知ったジュディは、元々はそれほどの少女ではなかったが、13歳でスターへの階段を駆け上り、『オズの魔法使い』によって大スターになり、その後も成功し続けたが、やがて、心身の健康を損ない、47歳で不審の死を遂げる。
呼吸することを忘れたのだ。いや、忘れさせられたのかもしれない。
何者によってかは分からないが。

妖精のお城
AIアート343
「妖精のお城」
Kay


そんなわけで、あなたはいつも呼吸のことを思い出し、少なくとも朝晩には深呼吸をしなくてはならない。
とはいえ、やはり忘れてしまう可能性が高い。そのような力が働いているからである。それも、強力に。








若い時の代謝能力を取り戻す

他のあらゆる生物も同じだが、人間の身体は非常に高性能なのでダイエットが出来ないのである。
どういうことか簡単に説明する。
人間は何十万年も狩猟をやっていて、農耕を始めたのはほんの1万年前くらいからなので、現在も狩猟向きの身体になっている。
つまり、何日も獲物が取れず、食べることが出来なくても大丈夫な身体になっているのである。
そんな身体は、現代の人間が作る機械すら全く太刀打ち出来ないほど省エネで、わずかなエネルギーで動く。
よって、かなりハードな運動をしても痩せたりはしない。痩せるほどエネルギーを使わないからだ。
研究によれば、狩猟で消費するエネルギーも、オフィスワークで消費するエネルギーもほとんど変わらないらしい。
また、ジョギングをしたり、グラウンドを走り回るような運動をしても、軽い食事やちょっとのオヤツ程度のエネルギーも消費しない。
なんと素晴らしい超省エネの身体であることか(ダイエット目的には恨めしいだろうが)。
つまり、運動で痩せることはほぼない。

一方、多くの人が経験したことがある通り、ごく若いうち(人によって違うが主に20代前半くらいまで)は、ほとんど運動せず、しかも、食事はもちろん、スイーツも好きなだけ食べ、好きなお菓子なら、気持ち悪くなっても食べるというような無茶をしてもロックスター並にスリムな若者がいくらでもいる。私もそうだった。
これは、新陳代謝などの代謝活動が大きいからだと言われる。
新陳代謝が大きい(あるいは速い)と、古いものがどんどん新しくなるので、いわゆる、若い子は、お肌すべすべ髪つやつやで、何もせず、そのままで美しいのである。
しかも、それで大量のエネルギーが消費され痩せるのだから、まさに、若いって素晴らしい。
岡本太郎も、ちょっと違う意味だが、「若いことは無条件に良いことだ」と言っておられた。
ただ、近年は、特に男性で、若いのに肥満し、肌や髪が美しくない、オッサンみたいなのが増えてきた。
あまりに食べ過ぎ、運動しなさ過ぎだとも言われるが、同じことをしてもスリムな若者はいる。
どうしてこんなヤングオッサンが沢山出来たのだろう?

パム・グラウトの本を見ると、代謝が高いかそうでないかの違いは、体内に取り込む酸素の量で生じるらしい。
つまり、酸素がないと代謝を起こさせるエネルギーが得られないのだ。
ただ、長時間走るなどの激しい運動をすると、多量の酸素を取り込みはするが、それが活性酸素になって、かえって身体を老化させる。活性酸素は、酸化させる、つまり、錆びさせるが、これが老化、劣化の原因である。
ただ、若いうちなら、活性酸素もエネルギーに変えるのだが、歳を取ると、活性酸素が残って酸化を行うので、歳を取って激しい運動をしても、痩せないばかりか老化する。
よって、パム・グラウトが言う通り、深い呼吸で酸素を多量に取り込めば、代謝エネルギーに使われると共に代謝能力を向上させる。
(まあ、未開民族のように、あまり呼吸をせずに走れるような血液の酸素運搬構造を持つ人々もいるらしく、また、文明国のスポーツ選手にも、そんなタイプがいるらしいが、我々からすれば特殊に過ぎる)

水中の髪
AIアート257
「水中の髪」
Kay


呼吸で大量の酸素を取り組むことでエネルギーに変える効果が高いのは、合氣道家の藤平光一氏の『氣の威力』にも、そんな例がある。
藤平氏は、元々、非常に虚弱であったのに、ある修行で、大声で長時間「トホカミエミタメ」を唱えることで、大量に息を吸い続けたら、すっかり健康というか強靭な身体になってしまった。
個人的には、藤平氏も、難しい話などせずに、パム・グラウトのように、ただ空気を多量に吸えと言ってくれれば良かったように思う。

そんなわけで、ダイエットや健康のために、普段から多量の空気を吸うよう心掛けるという方法が注目されるが、このあたりは、出来れば、パム・グラウトの『人生を思うように変える呼吸法』を読んで実践すると良い。
これに効果があると分かれば、最近ご紹介した、「天人女史」松木草垣や、工学博士で能力開発のエキスパートである志賀一雅氏の「よかった・ありがとう」の呼吸を実践する動機になり、素晴らしい成果を得られると思う。








アンソニー(トニー)・ロビンズという男

アンソニー(トニー)・ロビンズという、自己啓発の分野で世界的に有名な人がいるが、この人は「コーチ」とか「トレーナー」などと言われているようだ。
最近、ロビンズを動画で見たのは、女性型AIアンドロイドであるソフィーとの対話風景だったが、相変わらず、がっしりした丈夫そうな、そしてデカい男だった。
ロビンズの名を聞かない人は全く聞かないと思う。
ところが、私は、ロビンズを直接見たことはないのだが、とにかく彼をよく見かける。
東京のある会社(一部上場の直前だった)に行き、何か変わった部屋に入ったら、モニタにロビンズのセミナーの映像が流れていた。
話していて感じたが、そこの社長がロビンズのファンなのだと思う。
私がNLP(神経言語プログラミング)を学んだのもロビンズの影響だ。

で、最近、よく呼吸法について話題にするのも、少し前に購入して放置していたパム・グラウトの『人生を思うように変える呼吸法』を読んだら、その本の77ページにロビンズが登場するからだ。
ロビンズがダイエットをする際、徹底した調査をした結果、呼吸法で行うことにしたのだが、それまで彼ですら、ベッドから起き上がるのがしどかったそうだ。

夏の記憶
AIアート248
「夏の記憶」
Kay


呼吸法なんて難しいことではない。
調べれば、適当なものがすぐに見つかる。
どれも大して変わらない。
その中で私のお気に入りのものに『ナ・ダーム』という本に書かれたものがある。
なんのことはない。
「ナ」で吸って、「ダーム」で吐くのだ。
もちろん、心でそう唱えながらね。
「ナ・ダーム」には何の意味もなく、想念を起こし難い言葉として作られたそうだ。
「ナ」で、1~2秒で肺一杯に吸う。
「ダーム」は、「ダーーーーーーム」といった感じで、苦しくない範囲で細く長く吐く。
『ナ・ダーム』の翻訳者の川口正吉氏が、私が好きな本を沢山翻訳している、私の好きな名翻訳者だが、彼も、この「ナ・ダーム」の呼吸を実践し、その不思議な効果を実感したらしい。

なるほど、良い呼吸法を、いつでもどこでも淡々と実行すれば、思考を消すのに役立つが、いつも言う通り、思考を消せば全知全能だ。
アファメーション、マントラなどがあまり合わないと思う人は、特に実践すると良いだろう。








呼吸法はこれだけ憶えていれば良い

呼吸法について、真面目に書こうという気になった。
しかし、良い呼吸法の本はあるが、やたらややこしいこと・・・つまり、呼吸の科学みたいなことを延々と書くので、面倒になって読まない人が多いように思う。
たとえば、パトリック・マキューンの『トップアスリートが実践 人生が変わる最高の呼吸法』がその典型で、素晴らしい本ではあるが、「理屈はいいから、実際は何をすればいいんだ?」と思っても、理屈のページは果て無く続く。
また、呼吸法の本はとにかく多いが、ほとんどがひどいものだ。
たとえ良い本でペも、せめて3ページにまとめて欲しい(笑)。それで十分まとまるので。

それで、『トップアスリートが実践 人生が変わる最高の呼吸法』に書いてある重要なことは、
「鼻で呼吸しろ。静かに呼吸しろ」
で終わりである。
ヘモグロビンや横隔膜の話は、興味がなければ、別に知る必要はない。
また、他のことをあれこれ書かれても、やっている暇などあるまいし、やる必要があるとも思えない。
いや、私見であるが、この本は、読まない方が良いかもしれない。
著者の書き方が悪いのか、訳が悪いのかもしれない。
私は、著者の理論背景もよく分かっているが、普通の人が読むと誤解を与えるし、あまりお勧め出来ない記述もある。
とはいえ、最も肝心な「鼻で呼吸する。静かに呼吸する」は完全に正しい。
このことについて、著者は面白い例を紹介している。
伝統ある本格的な太極拳の大会では、審判は、選手の呼吸音が聞こえたり、呼吸の動きが見えたら減点するというものだ。
呼吸には3レベルがあると言う。

レベル1:隣の人に聞こえないくらい静かに呼吸する。
レベル2:自分にも聞こえないくらい静かに呼吸する。
レベル3:自分でも感じないくらい静かに呼吸する。

よって、レベル1からレベル3へと進歩すれば良いだけである。
この本では全く触れられていないが、ここでいつも言う通り、呼吸を静かにすればするほど、思考が消え、思考が消えるほど、全知全能の魂の力が現れる。
初期段階で現れる具体的な効果は、引き寄せ力の向上だろう。
しかし、上記の本では、もっぱらフィジカルに焦点が当てられているが、それでも、鼻呼吸にするだけでダイエットが出来ることを保証している。

いっぱいのカスミソウ
AIアート244
「いっぱいのカスミソウ」
Kay


呼吸とダイエットの関係なら、こちらは引き寄せの専門家のパム・グラウトの『人生を思うように変える呼吸法』があり、こちらはまだ読みやすく実用的である。
ただ、引き寄せに関してもそうだが、グラウトの本も欠点はある。
とはいえ、欠点のない本はなく、賢く利用すれば良いだろう。
特に、ダイエットは運動ではなく呼吸であるというのは、マキューン、グラウトに共通で有益である。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
Kay Twitter Home

執筆のご依頼




最新コメント


月別アーカイブ
記事検索
ブログバナー&Mail


メールはこちらへ

PV since 2010/09/08
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

人気ランキング参加中
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ ひきこもりへ


タグクラウド
QRコード
QRコード