ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

ニュートン

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

ニュートン・ロマン

今朝はソクラテスの思想を示すと言われる「無知の知」「私は自分が何も知らないということだけを知っている」という言葉に関し、決して、
「自分は無知だからもっと勉強しないといけない」
とか、
「ソクラテスでさえ何も知らないというなら、私はもっとずっと知らないのだから謙虚にならねば」
という意味に受け取ってはならないと書いた。

これらの言葉は、荘子の言う「知の限界を知る」ということで、しかも、人間の知なんて卑小で、その限界などとても低いと荘子は言っているのである。
ソクラテスもまた、いくら賢人と褒められても、たかが人間である自分の知恵など他愛ないもので、本当の知恵は内なる神の霊から来るのだと言った。
これは全く正しいと思う。

ニュートンや、あるいは、デカルトも同じ考え方だったのだ。
有名なニュートンの「浜辺の子供」の話をご存じかもしれない。
うろ憶えだが、ニュートンはこんなことを述べていた。
「私は砂浜で遊ぶ子供だった。時折、きれいな貝殻や石ころを見つけて楽しんでいたが、目の前に横たわる真理の大海には全く手をつけられなかった」
ニュートンは傲慢な人間だった。
だが、そんなニュートンすら、一番と言われる科学者の自分でも、人間の知性はせいぜい、貝殻や石ころを拾い上げる程度なのだと言う。
まさに、ソクラテスの「無知の知」「何も知らないということしか知らない」、荘子の「人間の知の限界」を痛感していたのだ。
そして、実は、ニュートンは、ほとんどの時間を聖書の研究に注ぎ、数学や物理学はついでにやっていたようなものだった。
彼は、真理の大海に挑もうとしたのかもしれない。
しかし、それはバベルの塔を建てるようなものだったのだろう。

夏の暑さにも負けぬ
AIアート240
「夏の暑さにも負けぬ」
Kay


だが、思考を消せば、誰でも、神の霊と通じ、その知恵と力を現わすことに、ほとんどの人が気付いていない。
それどころか、現代人は、思考という神を崇拝し、心(思考)を魂(神)の上位に置くという愚かなことをしている。
このままでは、この世界は持ちこたえることは出来ないだろう。
だが、そうだとしても、思考を消した者には何の関係もないのである。








思考を消す儀式・ルーチン

アイザック・ニュートンは庶民の出だったが、その抜群の科学上の業績により、国立の科学アカデミーの最上位の地位にまで登りつめたのだったと思う(当時は家柄の差別が今とは比較にならないほど大きかったと思う)。
ところが、自己顕示欲が強いニュートンは、自分が入場する時の荘厳な儀式を考案し、実施させたが、ニュートン退任後、その儀式は廃止された。
あまりに馬鹿々々しかったからだ(笑)。
儀式というものは、葬儀で死者を敬ったり、豊穣を祈ったり、あるいは、干ばつなど、自然災害からの保護を神に祈るなどで始まったのだと思うが、それが宗教の始まりで、その儀式に、美しい絵や彫刻、音楽が使われるようになった。それが芸術の始まりと思われる。
イギリスの作家コリン・ウィルソンは「芸術は宗教の下僕として始まった」と言っていたが、そう言えると思う。

ところで、本来の儀式には共通することがある。
それは、法悦を目指すことで、法悦とは、忘我、無我、没我の境地で、早い話が、心を消すことだが、これは、思考を消すことと言って良い。
いつも言う通り、人間は思考を消せば全知全能で、神(のようなもの)なのであり、元々の儀式は神になるためのものだった。
それを、上のニュートンの儀式や、日本でも「赤穂浪士」の物語の事件の発端になった、朝廷の勅使を迎えるための馬鹿々々しい複雑な儀式が作られた。
これら下らない儀式には、儀式本来の「無になる」つまり、思考を消す役割がない。

ココロ
AIアート235
「ココロ」
Kay


少し前から、「ルーチン(ルーティン、ルーティーン)」という、仕事やスポーツ等で、決まった短い動作をすることが、名人・達人に多いことが注目されているが、これも、一種の無になる儀式、つまり、思考を消す儀式なのである。
だから、ルーチンという言い方をするかどうかは自由であるが、誰もが、思考を消す儀式を持っているべきなのである。
それを頻繁に行い、思考を消すことに慣れれば、IQは上がり、運が良くなり、引き寄せも自在である。
しかし、世の中では、ラグビーのゴールキック時専用とかいったような、限定された時に使うことが流行になってしまっており、残念である。
昨日もご紹介した、倶胝(ぐてい)という僧は、人差し指を立てるという思考を消すルーチンを度々行い、実際に悟りを開いていたと思われる。
そういえば、ルーチンを一躍有名にした人気者のラグビー選手のルーチンも、基本は人差し指を立てるポーズであったのは偶然ではない。
人差し指を立てることには、思考を消す優れた効果がある。
だから、あなたも、度々、人差し指を立てると良い。
実は私も、密教の大日如来の朱印(手の形)をよくやるが、これは、左手の人差し指を立て、その人差し指の頭を、その人差し指を握った右手の親指で軽く押さえるもので、これも、思考を消すための密教の秘法である。
その他にも、仏の朱印は、思考を消すための良いポーズであるので、好きなものがあれば採用すると良いが、普通は、人差し指を立てるだけで十分である。
余談だが、今、Amazonサイトで調べたら、佐々木将人氏の『数霊のメッセージ』という貴重な本の古書が安価で出ていた。佐々木将人氏は、中村天風、植芝盛平の両方の高弟で、この本には、呪文、朱印など、効果がある秘法が満載である。
入手をお薦めする。








エメラルドタブレットの使い方

頭の良い人が、最終的に知りたいと思うのは、宇宙のコントロールセンターへのアクセス方法と、そこから良い反応を得る方法だろう。
そのやり方は、もちろん、世間に知られることはない。
それが、ロンダ・バーンの『ザ・シークレット』に書かれてる「シークレット」かというと、普通に考えてもそうではない。
あの本には、良いことだって書かれているが、あれ自体には何の力もなく、そもそも矛盾だらけだ。

『旧約聖書』にはそれが書かれているが、全て隠語で書かれていて、表面的に読んでも、全く分からない。
では、どうすれば分かるかというと、その解説が書かれているのが、ユダヤの聖典『タルムード』だ。
しかし、これはあまりに膨大で、しかも、難解だ。
アイザック・ニュートンも、旧約聖書とタルムードの研究に情熱を注ぎ、数学や物理学は、その合間にやったに過ぎなかった。
そして、『タルムード』を解き明かす知恵が「カバラー」なのだが、これはもう全く普通の人の手には負えない。

ところが、ニュートンだけではないが、宇宙システムの活用法について、「エメラルド・タブレット」に書かれていることを理解する人達がいた。
エメラルド・タブレットは、エメラルドの板に刻まされていたと言われる短い文章だ。
ロンダ・バーンの『ザ・シークレット』も、エメラルド・タブレットの話をギミック(策略)として使ったが、『ザ・シークレット』に「エメラルドタブレット」の解説は全くなく、やはり、単なるギミックであることが分かる。

ニュートンは、ある程度、「パワー」の使い方が分かり、元々病弱でありながら、80歳を過ぎても、禿げず、目や耳も衰えず、絶大な名誉と富と権力を得た。

我々も、「エメラルド・タブレット」から、どうにかして恩恵を受けたいが、どうすれば良いだろう?
スイスの医師で錬金術師であったパラケルススのようにやれば良い。
経緯は省くが、パラケルススが幼い時から、彼の家の壁に、エメラルド・タブレットが貼られていた。
それを見ているうちに、彼の中に叡智が入り込んだのだと思う。
彼が見ていたエメラルドタブレットはラテン語の原文だったのではと思うが、古い文字は、いずれも象形文字から来ていて、見ていればイメージが浮かぶものだ。
だが、どんな文字であれ、見ていると何かが浮かぶものなのである。
トロイ遺跡発掘で名高いシュリーマンは十か国語以上を使えたというが、それらを教師に教わったのではなく、本をただひたすら見つめるだけでマスターしたのだという話がある。
馬鹿馬鹿しいと思うかもしれないが、人間には不思議な力があるものだ。
「エメラルド・タブレット」のラテン語原文やニュートン訳なら、ネットを探すと見つかる(Wikipediaにあるが)。
それを、意味が分からないながら読んでいると、あるいは、ラテン語原文を見ていると、不思議な霊力の作用を受けると思う。
それをどう生かすか、あるいは、それに悪い影響を受けないことは自己責任である。

尚、ブラヴァツキーの『沈黙の声』も、霊力のある書であると思う。








奴隷の特技、王者の特技

昔、ケネディー家の誰かが、「学問には、専門家になるための学問と、専門家を使うための学問がある」と言ったが、これは、わざと一般的な言い方をしたのだろう。
それでも、今日、一般に言う、スペシャリスト(専門家)とゼネラリスト(広く浅くの人)という、役にも立たない区別よりはマシである。
だが、こう言った方が本質を突いている。
「特技には、奴隷の特技と王者の特技がある」
スペシャリスト、ゼネラリストとは、早い話が、「専門奴隷」と「何でも奴隷」と言うに過ぎない。

我々が「特技を持ちたい」「特技を持ちなさい」と言う時の特技とは、全て「奴隷の特技」だ。
「世の中にどんな特技があるか?」と問われたら、ほとんど全ての人は、「奴隷の特技」しか思い浮かばない。
学校やテレビに、そう教育され、洗脳されたからだ。

では、王者の特技とは何だろう?
それは、世界を支配する力だ。
そして、それは、一般的な本に書かれていない。
ロンダ・バーンの『ザ・シークレット』という、有名な引き寄せの手法の本があるが、あれは、本当に王者の特技が書かれているわけではないと思うが、王者の特技があるという示唆だけはしてくれているのだから、ロンダ・バーンは親切だと思うべき・・・かもしれない。知らないが(笑)。
『ザ・シークレット』に書かれている内容のエッセンスは、エメラルド・タブレットに書かれていたことになっている。
エメラルド・タブレットとは、古代の神人(錬金術師とも言われる)ヘルメス・トリスメギストスが、エメラルド版に刻んだと言われる伝説上の錬金術の奥義で、ヘルメスと共に、謎のベールに覆われている。
尚、ドーリル博士が発見、翻訳したエメラルド・タブレットについては、今回は省く。

エメラルド・タブレットが王者の特技の奥義書であるということは、信じなくて良いが、疑わない方が良い。
実は、それは本当だ。
スイスの医師、化学者、錬金術師であったパラケルススやアイザック・ニュートンといった患者達は、エメラルド・タブレットを学んだのである。
だが、彼らや、他の賢者達も、エメラルド・タブレットの解説書を読んだわけではない。
多分、パラケルススだったと思うが、彼が生まれた時から、彼が育った家の壁にエメラルド・タブレットの母国語の翻訳が貼ってあり、それを彼は、幼い時から、長年に渡って毎日見ていたのだ。
ニュートンは、ある時期まで平凡、あるいは、愚鈍な学生だったが、エメラルド・タブレットの英訳を見て、毎日読んでいるうちに天才になったのだと、私は勝手に想像している。後に、ニュートンは、アラビア語の原文を(さらに原文はギリシャ語と言われる)自分で英訳した(その和訳が、Wikipediaの「エメラルド・タブレット」に載っている)。
ウィリアム・ウォーカー・アトキンソンが、エメラルド・タブレットの解説書を書いており、嘘は書いていないと思うが、本人から直接教わっても分からないような内容である。読んでも、分かったつもりになって誤解するのがオチかもしれない。
そんなものを読むよりも、パラケルススのように、毎日眺めるか、音読すれば良いと思う。
勝手に分かるから。

王者の特技は、エメラルド・タブレットだけに書かれているのではない。
仏教の『華厳経』、キリスト教の『新約聖書福音書』、あるいは、『バガヴァッド・ギーター』にも書かれているが、分かるまで繰り返し読むしかなく、解説書を読むと、まず必ず、誤解する。学者になるためなら、解説書を沢山読まないといけないが、それだと、奴隷の特技はられても、王者の特技は得られない。








普通の人より馬鹿なこともする偉大なるニュートン

アメリカで、1974年から1982年まで製作・放送されて大ヒットし、日本でも人気が高かったテレビドラマ『大草原の小さな家』は、ドラマの主人公である実在の人物、ローラ・インガルス・ワイルダーの自叙伝を元にドラマ化したものだ。
ただ、テレビドラマでは、タイトルは、『大草原の小さな家』で通したが、原作の自叙伝は、
『大きな森の小さな家』
『大草原の小さな家』
『プラム・クリークの土手で』
『シルバー・レイクの岸辺で』
『長い冬』
『大草原の小さな町』
といったタイトルになっていて、私は随分前に、『シルバー・レイクの岸辺で』まで買ったが、読んだのは『大きな森の小さな家』だけで、それは、身分上は大学生だったニート時代だ(笑)。
だが、自然の中で、知恵と思いやりで逞しく生きる人間の姿がリアルに描かれ、また、森の神秘を感じるところもあり、霊能力を高める上でも(笑)、ちゃんと読みたいのだが、ついつい先延ばしになり、もう、老後の楽しみに取っておこうかと思っている・・・まあ、冗談だが。
そんなこともあり、音楽家の坂本隆一氏が、吉本隆明氏の全集を読むことを老後の楽しみにしていると発言していたのをどこかで見たが、私は、坂本氏が吉岡氏の著作を高く評価していることを感じるのである。

ところで、『大きな森の小さな家』に、こんな話がある。
詳細は覚えていないので、だいたいだが、こんな感じだ。
ローラがまだ小さい時と思うが、お父さんのチャールズが、ローラと姉のメアリーに、こんなお話をする。
「ある男が猫を何匹か飼うことにしたが、男は、ドアの下に、大きな猫のために大きな穴を、小さな猫のために小さな穴を空けた」
それを聞いたローラが、すぐに、それがおかしいことに気がついて口を挟むと、お母さんだったと思うが、ローラに注意した。
話の途中で口を出すのは良くないということだろうか。
そして、お父さんのお話は、そこで終わったように覚えている。
皆さんは、ローラが口を出さずにいられなかった理由はお分かりと思う。
ところが、なんと、私は分からなかったのだ。阿呆なニートの大学生は(笑)。
あえて説明すると、大きな猫のための大きな穴があれば、小さな猫も、そこから出入りすれば良いのであり、小さな穴を空ける必要がない・・・なんて説明が必要な馬鹿は私くらいと思うが(笑)。
ところがその後、数学者の矢野健太郎博士の、数学者のエピソードを集めた本を読んでいたら、その、猫のためにドアに2つの穴を空けた超阿呆な男とは、かの、アイザック・ニュートンだったことが分かった。
イギリスでは、ニュートンは、こう讃えられている。
「世界は暗かった。すると神は言った。『ニュートンをこれへ』。すると世界は明るくなった」
世界を明るくした大賢者は、小さな猫のために、大きな穴とは別に小さな穴を空ける、ローラのような子供にも呆れられる阿呆だったのだ。

とはいえ、ニュートンと言えば、人類史の中でも、特に燦然と輝く大科学者であるが、一説では、彼の本業は錬金術師で、数学や物理学、あるいは、天文学は、「ついでに」やっていたとも言われる。
彼は、伝説の古代の錬金術師ヘルメスが書いたと言われる『エメラルド・タブレット』を深く研究し、その秘密を解いたと言われる。
ニュートン以外でも、15~16世紀の、偉大な医師、化学者、錬金術師として名高いパラケルススは、子供の時、壁に貼られたエメラルド・タブレットを毎日眺めて成長したことで、偉大な知恵を獲得したという話をどこかで見たことがある。
ニュートンによる『エメラルド・タブレット』、および、その和訳はWikipediaに公開されている。
英 語:Emerald Tablet
日本語:エメラルド・タブレット
あなたも、印刷して壁に貼っておけば・・・
解説書は、以下にご紹介しておく。
解説書なしで、読み返して、直観で理解するのも手であると思う。
それにより、偉大な知恵と力を得るかもしれない。













当ブログ著者、KayのAI書。
数学、プログラミング、AI理論が分からなくても、自分でディープラーニング型AIを作れるようになります。
必要なものは、Windows10パソコンとEXcel(2016以上。2010・2013でも一応は大丈夫でしたが保証の限りでありません)そして、インターネットが使えて、ソニーのNNCのダウンロードとインストールが必要です。
ほぼ全ての実習のためのデータを作れるExcelマクロが、出版社サイトから無償でダウンロード出来ます。
分かり易いテーマ、面白いテーマを用意したつもりです。
プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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