ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

ドナルド・トランプ

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

ドナルド・トランプはあの食事でなぜあれだけ元気なのか

今回(2024年)の米大統領選挙で勝利し、次期大統領に返り咲くドナルド・トランプは、78歳でありながら恐ろしく元気であると思う。
特に大統領選挙活動中は休みの日は全くなく、毎日のように演説を行っていた。
相手候補のカマラ・ハリス副大統領もそれなりに動いていたとは思うが、トランプは自分より20歳近く年下のハリスよりはるかに精力的に飛び回り、1日に3州で演説をすることもあり、しかも、トランプの演説時間は長く、90分以上が普通で、その間ずっとエネルギッシュに話す。ハリスの演説が、普通はせいぜい30分で、15分程度の場合も多いのとは大変な違いだ。
選挙活動中、3度もあったトランプの暗殺未遂事件のうちの1つは、ゴルフ中を狙われたのだから、そんな忙しい中、ゴルフもしていたことが分かる。
全く、「このじいさん、どんだけ元気なんや」と呆れる。

では、トランプはなぜ、そんなに元気なのかを考えると、すぐ思い浮かぶのが、食事のことだ。
つまり、彼の食事に、その元気の秘密があると考えるのが自然だ。
ところが、トランプの食事のひどさは有名で、トランプの食事を1週間真似したイギリスの記者が「トランプがなぜ生きているのが不思議だ」と言ったらしい。
トランプの食事は、基本的には次の通りらしい。
朝昼は食べない。
夜は日替わりで、マクドナルドハンバーガー、ケンタッキーフライドチキン、ビーフステーキ(ウェルダン=よく焼く)を食べる。
その他、ダイエットコーラは1日1ダース飲み、スナック菓子のドリトスも好物でよく食べているらしい。
ただ、サプリメントは毎日飲んでいて、正確には分からないが、ビタミンDや亜鉛、メラトニンを摂取しているという話がある。
トランプがサプリを愛用していることは昔から知られていて、歳を取っても髪がふさふさなのはサプリのおかげだという話もある。
尚、トランプはアルコールは一切飲まない。

トランプの食生活は、世間的には完全アウトの超偏食と言えると思う。
彼はただ、好きなものを好きなだけ食べているようで、特に彼のハンバーガー好きは有名で、日本で安倍首相とゴルフをした時も、安倍首相は昼食に飛び切りのハンバーガーを用意した。
また、トランプは大量に食べ、トランプが食べたものと同じハンバーガーを注文した日本の記者が、とてもではないが食べきれなかったという話もある。

しかし、好きなものを好きなだけ食べるというのが一番良いのかもしれないとも思う。
栄養学は無視して良いという話もある。
『トーチェ氏の心の法則』で見たが、当時のエスキモーはトナカイの肉しか食べないのだが、極めて健康だ。しかし、彼らに栄養学の知識を与えたら、途端に病気になるのだという。
また、私は、昔、NHKで見たが(今はNHK=嘘のイメージが強いが、昔は結構信用出来たかもしれない)、ある民族は粉にしたトウモロコシしか食べないのに健康で長寿であり、その民族の若者はぶっつけで初めてクロスカントリー(自然の中で行うマラソンのようなもの)の大会に出場し、健闘したという。
他にも、1種類の芋しか食べないが、やはり長寿な民族の話も聞いたことがある。
尚、私も、夕ご飯はカップヌードル1個だけ(朝昼は基本食べない)という生活を3か月ほど続けたことがあるが、健康診断ではオールAで、医者にも「大変に健康です」と言われたことがある。
そういえば、食事は1日に青汁一杯(どんぶり一杯だが)という霊能力者じみた女性がいた(今もやっているのかもしれないが)ことを思い出した。

好きなものばかりを食べて不健康な人もいるだろうが、そんな人は暗い気分で食べていたり、また、生活しているのではないかと思う。
せっかく好きなものを食べるのなら、楽しく食べれば良く、そうであれば、何をどれだけ食べようが健康であるのかもしれないと思う。
酒だって、楽しく飲めば健康でいられるのであり、暗い気分や拗(ねじ)けた気分で飲むから身体を壊すのではないだろうか。
カルシウムが含まれない草を食べる牛の乳がカルシウム豊富であったり、ケイ素がないような場所にいる蟹の甲羅がケイ素で出来ていたりと、栄養学というものも信憑性がないというか、生物の身体は我々が思うより神秘的で凄いものかもしれない。
自己責任でということになるのだが、せっかくの人生、好きなものを好きなように好きなだけ食べるのも手かもしれない。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)トーチェ氏の心の法則(C.K.トーチェ、J.M.トーチェ)
(2)生命思考 ~ニューサイエンスと東洋思想の融合~(石川光男)
(3)医学常識はウソだらけ(三石巌)
(4)トランプの真実 ~トランプ・ファミリーとホワイトハウスの素顔~

木漏れ日
AIアート1336
「木漏れ日」
Kay

今日は米国大統領選開票日

今日(日本で2024年11月6日)は、アメリカ大統領選挙の投票が終わり、開票が行われる。
私が、アメリカ大統領選挙に関心を持つようになったのは、2008年にバラク・オバマが大統領選に勝ち、黒人初の大統領に決定した時だ。
ついに黒人がアメリカの大統領になる・・・昔の人は、まさかこんな時代が来るとは思っていなかっただろうと感慨を深くしたものだ。
当時、私が勤めていた会社のナンバー2の役員が、オバマの最初の大統領選の時、私に、「アメリカ人が黒人を大統領にすることは絶対ない」と断言していたのをよく憶えている。彼は、英語に堪能で、アメリカの様子にも詳しい人だった。
私は、それまでオバマのことはほとんど知らなかったが、彼が粗食・少食であることに興味を持った。
毎日、ライスとサーモンとブロッコリーの夕食を摂るらしい。
アメリカの大統領選では、労働者の町が多いラストベルトと言われる地域の中の、ウィスコンシン、ミシガン、ペンシルベニアの3つの激戦州で面白い風習があることを、私は、当時のニューズウィーク誌(日本語版)で知った。
それは、大統領候補は労働者達と積極的に交わって会話をし、その際、差し出されたカツサンドとビールを美味そうにペロリと平らげなければならないことだ。そうでないと、労働者達は票を入れてくれない。この風習のため、大統領候補は体重が増えるらしい。
だが、オバマはこの風習に倣わなかった。別の方法で、ブルーカラーにアピール出来たということだ。
だが、このオバマも、今はかなり風貌や態度が変わってしまった。それは、単に歳を取っただけではないように思う。

2016年のアメリカ大統領選挙では、いろいろ考えさせられた。
マスコミの世論調査では、ヒラリー・クリントンが圧倒的に優勢で、ドナルド・トランプはイロモノ扱いで、変な候補というイメージがマスコミによって付けられ、私も、全くその通りに洗脳されていた。
私は、この時の選挙速報を、会社の中でスマートフォンで気紛れにチェックしたら、トランプが優勢になっているのを知りビックリした。それで、熱心にチェックしているうちに、自然にトランプを応援していた。マスコミが嘘つきであることは、頭では分かっていたが、それを実感すると共に、それはつまり、トランプが、マスコミを操る権力者と戦っていることを感じたからだった。
その後、マスコミでトランプの悪い評判を聞けば聞くほど、トランプが良いと思った。
トランプの大統領就任式で、国歌斉唱を引き受けてくれる有名歌手がいないと聞き、ますます、トランプが好きになった。嫌われ者の悲哀が分かるので共感を感じたのだろう(笑)。
トランプは、就任演説で、「主権をホワイトハウスから国民に返す」と言い、そこにいたオバマやクリントン夫妻はさぞ、はらわたが煮えくり返っていたことだろう(笑)。
そして、国歌斉唱は、超実力派である、16歳の天使のような美少女歌手ジャッキー・エヴァンコが引き受けてくれ、歴史ある大統領就任式をより鮮明なものにしたと思う。彼女は緊張していた様子だったが、それがまた良かった。

2021年に大統領に就任したジョー・バイデンは、石油採掘をやめ、トランスジェンダー女性(生物学的には男)を女性スポーツに参加させ、女性専用施設(更衣室やトイレ)もトランスジェンダー女性に解放させ、その他、おかしな大統領令を次々に発令した。
大統領専用機エア・フォース・ワンのタラップを踏み外して何度も転び、演説ではトンデモ発言を繰り返し、まともな記者会見を行えなかった。
私が今でもよく憶えているバイデンの最も印象的な発言は、2016年の大統領選挙後の「我々は史上最大の不正選挙チームを作り上げた」で、これを真顔で言った。つまり、最初から、すっかりもうろくしていたのだ。
現時点(日本時間16日6時)では、選挙の行方はまだ分からないが、ちゃんとした大統領が就任すれば良いと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)積極的考え方の力(ノーマン・ヴィンセント・ピール) ※トランプの愛読書
(2)トランプの真実 ~トランプ・ファミリーとホワイトハウスの素顔~(ダグ・ウィード)
(3)トランプ自伝 ~不動産王にビジネスを学ぶ~(ドナルド・トランプ)
(4)スピーキング・アウト ~レーガン政権の内幕~

入口
AIアート1288
「入口」
Kay

意外な、トランプの良いところ

昨夜、YouTubeで、『2016年大統領選アメリカ分断の背景に迫る「アメリカン・カオス」』というドキュメント映画を見て、衝撃を受けた。
仕事をしながらの「ながら見」だったので、細かい部分は把握していないが、非常に重要な映画だと思った。
ある普通の40代か50代のアメリカ人男性が語るという形の映画だ。
彼は、2016年のアメリカ大統領選挙の共和党候補に、ドナルド・トランプが選ばれるかもしれないという話に、驚くというより、怒りや絶望のようなものを感じていた。
政治も軍も経験のない70歳の男が、アメリカの大統領になるかもしれない。
それだけでない、当時から既にトランプは大変な有名人だったが、良いイメージがない。
ニューヨークの不動産王で大富豪というだけでなく、テレビタレントとしても人気があるが、良識ある中高年には、トランプは、とてもではないが好感の持てる人物ではない。
ナルシストで自惚れ屋で、自分の富を見せつけるようなこともよくやり、自己中心的で、暴言を吐きまくる。
そういえば、私はテキサスの大富豪であり、大統領選挙にも出馬した実業家のロス・ペローの自伝を読んだことがあるが、ペローはトランプのことを「ニューヨークの目立ちたがり屋」など、こき下ろしていたものだった。
では、ペローはどんな人物か?
ペローは、自分の会社の社員達がテロリストの人質になった時、自ら敵の陣中に交渉に行き、見事社員達を取り戻したが、後に、「やつらも、まさかこんな醜い男が社長だとは思わなかっただろう」と言ったことに、彼の人物が表現されていたと思う。
トランプは、そんな立派な人間にケチョンケチョンにされていたわけだ。

トランプが共和党大統領候補選に出馬した時、あらゆるメディアは、それを茶番扱いし、有名コメンテーター達も揃って「絶対に彼が大統領になることはありえない。それは保証する」と切り捨てた。
ところが、トランプは、共和党予備選で圧勝し、共和党の大統領候補として、民主党のヒラリー・クリントンと大統領選を争うことになってしまった。
メディアはトランプをこき下ろすが、一方で、大変な数のトランプの熱狂的な支持者達がいる。
このドキュメント映画の主人公の男は、メディアのコメンテーターや著名人のようにトランプを貶すだけでなく、なぜ、多くの人がトランプを強く支持するのかを理解したいと思うようになった。
そして、トランプ支持者達・・・底辺の労働者から成功した人達、教養のない人達からインテリまで、話を聞いて回った。
すると、彼らは、伊達や酔狂でトランプを支持しているわけではないことが分かった。
トランプの悪いところも理解しながらも、トランプに強い共感を感じている。
トランプは、これまでの政治家と全く違う。トランプは、汚いことも言うが、嘘は言わない。一方、政治家達は、言葉はきれいだが、嘘ばかり言うのだ。
トランプは、実は、当たり前のこと・・・つまり、常識的なことを言うことに気付いた時、皆、トランプが好きになるのだ。

そういえば、今(2024年10月)から少し前、トランプがまだ副大統領候補を決めていない時、トランプは、副大統領候補の第一の条件として「常識のある人物」と述べていた。
また、最近、共和党員になった、民主党の大統領候補にもなったことがあるトゥルシー・ギャバードについて、彼女がトランプの演説集会に登場した時、トランプは「彼女は常識がある人物。常識は大切だ」という言葉で彼女を称賛した。
トランプは裕福な家で育ち、大富豪になったが、なぜか、労働者のことをよく理解している。
社長が末端の従業員のことを知っているのは不思議なことのように思われるが、トランプは今でも、自分が経営するホテルのドアマンを名前で呼び、「息子は元気か?」と尋ねたりする。
それを驚く人が多いが、よく考えたら、それはある意味、当たり前で、そんなことに驚く人の方がおかしいのかもしれない。

確かに、大手メディアは民主党寄りであり、トランプをロクでもない人物であるという印象操作をしている面はあるが、よく考えたら、トランプは元々、ロクでもない人物であるという一面はあったのだ。
それでも、トランプは嘘は言わない。間違いや誇張はあるかもしれないが、意図的な嘘は言わないのだ。
トランプは、バイデン、ハリス、オバマ、ヒラリーらを「嘘つき」と言うが、実際、彼らは本格的な嘘つきであるかもしれないし、かなりの嘘がバレている。たとえば、ハリスが中流階級で育ったとか、バイデンが、彼の息子がウクライナや中国で不正な利益を得るのに関与していないというのは、嘘であることは分かっており、それをもってトランプは「嘘つき」と言うだけだ。そして、政治家達の嘘は多過ぎるのだ。

常識があること、嘘をつかないこと。
こんな当たり前のことが最も大切であることが、改めてよく分かったと思う。
尚、引き寄せにおいても、やはり最も大切なことは、常識と正直であると思う。
無論、思いやりのある嘘は良いが、引き寄せが出来るのに嘘を言う必要は全くない。
嘘を言うということは、引き寄せの力を拒否していることになるのである。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)トランプ自伝(ドナルド・トランプ)
(2)トランプの真実 ~トランプ・ファミリーとホワイトハウスの素顔~
(3)大富豪ロス・ペローという男
(4)ヒルビリー・エレジー ~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~(J.D.ヴァンス)

引かない女
AIアート1270
「引かない女」
Kay

反トランプ主義者のトランプ勝利を予想する知恵

昨夜、私は、ちょっと感動するニュース記事を見た。
それは、先月(2024年5月)30日、アメリカ合衆国のニューヨーク地方裁判所で、トランプ前大統領が、アメリカの大統領経験者として初めて有罪判決を受けたことに対する、上院議員ミット・ロムニーのコメントである。

ロムニーはトランプと同じ共和党員で、2008年、および、2012年に有力候補として大統領選挙に出馬したが、2008年は、共和党予備選でジョン・マケインに敗れた。そのマケインは、本選でバラク・オバマに敗れ、オバマは黒人初の米国大統領になった。
そして、2012年、ロムニーは現職のオバマ大統領に勝てる候補として最初から共和党の高い支持を集めて共和党大統領候補となったが、本選でオバマに敗れた。
2016年はロムニーは、2012年の勝てたはずの大統領選挙を逃した落胆もあり、大統領選出馬をしない意向だったが、ドナルド・トランプというわけの分からない実業家が共和党候補として売り出してくる中で、トランプ阻止の切り札として人気の高いロムニーを担ぎ出そうとする動きが広がった。しかし、ロムニーは、トランプを「インチキな詐欺師」と批判し続けながら自身は出馬せず、テッド・クルーズ上院議員を支持した。
2018年、ロムニーは、ユタ州上院議員選で圧勝し、上院議員となった。その際、トランプはツイッターでロムニー支持を表明し、ロムニーもツイッターでトランプ大統領に感謝の意を示したことはあったが、両者の対立が消えたわけではなかった。

このように、ロムニーは共和党でありながら、反トランプであったが、それが決定的になったのは2020年の米国議会でのトランプ弾劾裁判である。
当時、下院は民主党が支配しており、下院議長ナンシー・ペロシは異常なまでの熱意で、任期の残り少ないトランプを弾劾し、大統領職から追放し、さらに、二度と大統領になれないようにしようとしていた。そして、下院ではトランプ弾劾が決まった。
しかし、トランプ弾劾には、上院でも可決が必要で、それは不可能と思えた。実際、上院ではトランプ弾劾は可決しなかったが、共和党上院議員の中で唯一、トランプに有罪票を投じたのが、ロムニーであった。

そんなバリバリの反トランプのロムニーは、ニューヨーク地方裁判所でのトランプ有罪判決の後、バイデン敗北が決定的になってしまったかのようなコメントをした。
ロムニーは、「私がバイデンなら、トランプが起訴された時点でトランプを即座に恩赦した」と、驚くべき発言をした。
それこそが、バイデンがトランプに勝つ唯一の勝機だったのに、バイデンはそれを逃してしまった。バイデン、および、その側近に知恵がないのだ。
これに関し、ロムニーは「恩赦した方を大物にし、恩赦された方を小物にする」からであると述べる。
こう言われると、全てが明らかになる。小物のバイデンがトランプに勝てるはずがない。
元々が小物のバイデンが、大物のトランプと立場を逆転させるチャンスをバイデンは逃したのである。

また、ニューヨーク州検察官アルヴィン・ブラックは、通常ならトランプと和解するはずが、トランプを起訴し有罪にまで持ち込んだのは政治的な決定・・・つまり、トランプの大統領選挙を妨害する民主党の計画を実行したことは、すでにアメリカ国民には明らかである(日本国民は全く知らない)。
このことについても、さらにバイデン敗北の要因になるとロムニーは指摘した。
そして実際、アメリカ国民のトランプ支持はさらに高まるが、実際、トランプ有罪判決後、トランプへの記録的な献金が集まり、大富豪達も巨額なトランプへの献金を表明した。

恩赦するのが大物、されるのが小物。
これは忘れてはならない知恵であると思う。
11月(2024)の大統領選挙では、トランプは地滑り的勝利をするのではないだろうか?
それは日本でも分かっているのだが、選挙の大規模不正の可能性があるので、分かっていてもはっきり言えない人が多いのである。

花の意思
AIアート903
「花の意思」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)トランプの真実 ~トランプ・ファミリーとホワイトハウスの素顔~
(2)今、アメリカで起きている本当のこと ~大統領選“不正選挙”から米国内戦へ~
(3)公文書が明かすアメリカの巨悪 ~フェイクニュースにされた「陰謀論」の真実~
(4)ケネディ暗殺 ウォーレン委員会50年目の証言(上)

政治の要諦は引き寄せである

トランプ前大統領のスローガンであるMAGA(マガ。メイク・アメリカ・グレート・アゲイン:アメリカを再び偉大な国にする)は、第40代アメリカ合衆国大統領であったロナルド・レーガン(任期1981~1989)がスローガンとしていたもので、トランプ自身がレーガンを敬愛しているようだ。
ところで、レーガンは選挙活動において、非常に単純な分かり易いメッセージを繰り返したと言われている。
もちろん、実際には具体的で込み入った話もしたのだが、特に演説の最後等では、「アメリカは強くなる。生活は良くなる」という耳に残るメッセージを徹底的に繰り返し強調したのである。
ある意味、国民の大半は無知であり、難しい話をしても理解されない。
しかし、この「アメリカは強くなる。生活は良くなる」なら、低学歴者であろうが老人であろうが分かる。
この誰でも分かるメッセージをしっかり伝えることで得票を得て大統領選挙で勝利しただけでなく、実際、レーガンは大幅な軍事拡大を行って強いアメリカを復活させ、また、経済的にもレーガノミックスと呼ばれる減税を基にした景気拡大政策で長期の好景気を実現し、国民の生活は確かに楽になった(失敗も多かったが)。

このことは、「アメリカは強くなる。国民の生活は良くなる」という観念を国民に植え付けることで、国民にそういった引き寄せを起こさせたと考えられるが、実際は、それが最も重要なのだと思う。
これが、アレキサンダー大王以前から、有能な為政者が使った政治的引き寄せの手法である。
トランプ前大統領もまた、「アメリカは再び安全になる」「アメリカは再び自由になる」「アメリカは再び尊敬される」「アメリカの経済は再び強力になる」・・・そして、これらをまとめて「アメリカは再び偉大になる」と締めくくる、極めて分かり易く印象的なメッセージを繰り返し、自身に対するプラスイメージを定着させると共に、国民に集団的な引き寄せを行わせ、就任後も成功するだろう。

もちろん、この政治的引き寄せは、どこの国でも行える。
ただし、特に日本の政治家には、国民の心を1つの方向に向けるカリスマ性とかリーダーシップが全くない。
心を1つの方向に向けると言っても、洗脳では活力がなく、疑念を起こさせ、引き寄せの力は起こらない。
安倍総理には素質があったが、敵が多く、そして、敵に打ち勝つトランプのようなバイタリティーに欠け、ネガティブキャンペーンに屈した感がある。
日本のインフルエンサーも、人々に小さな引き寄せは起こさせるのであるが、彼らには大きなカリスマ性も一貫性もなく、チャチな引き寄せしか起こらない。
一方、プーチン大統領のように、最悪の状況からスタートし、国民を煽動というレベルを超えて精神的に従わせ、引き寄せを起こさせることで、問題は多いながらも、軍事力、経済力等を向上させ続ける指導者がいる国は幸運であると思う。

吉本隆明さんが言うように、国とは共同幻想である。
その中で、特に非常時には、トランプやプーチンのようなカリスマ性のあるリーダーは必要であると思う。
日本ではそれは期待出来ないので、各自、自分の精神性を導き、良い引き寄せを行うことが最も安全なのである。

逆光
AIアート884
「逆光」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)スピーキング・アウト ~レーガン政権の内幕~
(2)ドクター・ハマー ~私はなぜ米ソ首脳を動かすのか~(アーマンド・ハマー)
(3)トランプの真実 ~トランプ・ファミリーとホワイトハウスの素顔~
(4)プーチン(上) ~生誕から大統領就任まで~
(5)共同幻想論(吉本隆明)
(6)ダイヤモンドを探せ(ラッセル・コンウェル)
プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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