私の場合だけではないと思うが、軽い病気、たとえば、風邪なんてものは、身体の調整現象のようなもので、風邪が治ると、それ以前より体調が良くなる。
「心身医学の父」と言われたドイツのゲオルク・グロデックの言うところでは、怪我も病気と全く同じで、脚をどこかにぶつけたりとか、転んで腰を打つのだって、エスという、人間の内部にいる生命体が引き起こしたことで、身体にとって必要なことだったのである。
例えば、腰を打ったなら、それによって、腰の骨に刺激を与えることで、必要な調整が行われたのである。
そして、グロデックはここまで言わなかったと思うが、あらゆる問題やトラブル(人間関係、経済関係その他)も、やはり、何らかの必要から起こるのである。

実は、私は、今年(2021年)の10月の初めあたりから、アレルギーに苦しんでいて、2ヵ月近くも経つが、ひどくなる一方である。
症状としては、全身の肌がボロボロで、ヨブ記のヨブを思い出す。
それで、10月終わり頃の、大阪での初音ミクさんのライブ&企画展「マジカルミライ2021大阪」は、普段なら大阪駅から電車で行くところだが、タクシーを使って会場(インテックス大阪)に通い、今月(11月)初めの「マジカルミライ2021東京」では、ライブの時以外はホテルに籠っていた。
とはいえ、肌以外は全く健康で、毎日、スクワット500回や、その他10種類くらいのトレーニングを欠かさず行っていた。
単に、人様に見せられないほど顔(その他もだが)の肌がボロボロなので、人前に出なかっただけだ。
これは、いよいよ、キリスト並に、一切の病気を治せるようになれということと思う。

病気、怪我、トラブル等、人生のあらゆる問題の原因はストレスだ。
お金が足りないのだってそうである。
必要なお金が得られなくて苦しんでいるなら、やはり、過剰なストレスが、その人の中にある。
このストレスに関しては、フロイトは抑圧と言い、以前は私も興味を持っていた『ダイアネティックス』ではエングラムというが、根本的には、ストレスと同じである。
アファーメーションや真言を唱えることでもストレスは低減、あるいは、消すことが出来るが、ストレスが大きかったり根深かかったりすれば、それを消すのは容易ではない。
ストレスの中には、子供の時に受けたもの、あるいは、子供の時から受け続けているようなものがある。
だから、例えば、貧乏な人の中には、貧乏である原因が、子供時代のストレスという場合だってあると思う。
それを解決するのは、そんなに簡単ではないかもしれない。

私も、自分や、少しは他の人の問題を解決してきたが、どうしても全く歯が立たないというものもあった。
例えば、このブログでもよく話題にしていた、私が以前勤めていた会社にいた、まるで駄目男君のような者である。あれもまた、子供の時に受けたストレスが原因で、まるで駄目な男になってしまったのだと思うのだ。
それで、私の今回のアレルギーを消すことを手掛かりに、あらゆる問題を解決出来るようになろうと思う。
確かに、江戸末期の神道家、黒住宗忠が、ハンセン氏病(らい病)にかかった武士にやらせたように、1日1万回「ありがたい」と言えば良いのかもしれないが、よほど切羽詰まった状況でもなければ、そんなことはなかなか出来ない。
そこで、もう少し楽に出来る方法を見つけようと思うが、それは必ず見つかると思う。
私も早くアレルギーを消したいので、そんなに時間をかけるつもりもない。