規律や信念を夢の中でも保っているようなら、それらは本物だ。
野球のバッターが、夢の中でも素振りをしているようなら、かなり見込みがある。
私は一頃、デカルトに倣って、何でも疑うようにしていたことがある。
その厳格で優れたルールは「単に正しいと思えることは全て間違いと決めつける」というものだ。
デカルトと言えば、唯物論者であるという欠点ばかり注目する者が多いが、彼は、このように熱心な真理の探究者で、だから、数学や物理学で、現在でも十分通用する成果を数多く上げたのだった。
夢の中では、何を見ても、「これは本物ではない」と疑うと、途端に存在感を失くしたり、小さくなったり、あるいは、消えてしまうのが面白い。
また、「夢の中でこれをしよう」と普段から決めていると、それをやった時、「これは夢だ」と分かり、「じゃあ、夢の中でしか出来ないことをしよう」ということになり、なかなか面白いことが出来る。
私は、あるメキシコ人の本で、「夢の中では身体が柔らかいので、指を掴んで引っ張ると伸びる」と書かれていたのを夢の中で思い出し、実際にやってみたら本当だった。
夢の中で空を飛ぼうと思ったら、息をするように自然に飛ぼうとしなければならないが、それはなかなか出来ないことである。
だが、指を引っ張って伸ばすことはいつでも出来る。
普段から思考を消す訓練をしていて、夢の中で思考を消せば、すぐに何でも出来、その何でも出来る感覚を憶えていると現実でも同様に出来る。
私もよく忘れるが、人差し指を立てると、かなり思考が消える。
架空の人物と思うが、倶胝(ぐてい)という僧は、師の天竜から一本指の禅(一指禅)を教わった。
これは、ただ人差し指を立てるという実に簡単なもので、倶胝はどんな相談を受けても人差し指を1本立てて見せた。
これは古い禅語なのだが、このお話を作った人は最新の脳科学であるミラーニューロンの働きに気付いていたのだから凄い。
ミラーニューロンについて知りたければ、TEDで講演をしたこともあり、自分をサイコパスと明言する神経科学者ジェームズ・ファロン博士の『サイコパス・インサイド』という本をお薦めする。実に面白い本だった。
ミラーニューロンとは簡単に言えば、誰かの動作を見たら、自分の脳内で、その動作をしている反応を起こさせる働きをするもので、まさに「ミラー」である。
ミラーニューロンのおかげで、小さな子供は、大人がやるのを見るだけで自分も出来るようになってしまうのである。
ミラーニューロンが異常に発達したのが、西尾維新の『刀語(かたながたり)』に登場する七実(ななみ)という美しい娘である。

AIアート231
「夢と現の間」
Kay
ここまで書いて、ミラーニューロンの有益さを思い出したので、今後、しばらく書こうと思う。
難しい話ではないが、これであなたも天才である。
そして、これで、ある人はなぜプロ野球選手になれるのか、売れっ子のイラストレーターになれるのかの説明もつく。
この原理を知れば、あなたも努力なしで好きなものになれる。
倶胝の話に戻るが、さっきも述べた通り、人間は、人差し指を立てることで思考が消える。
そして、いつも言う通り、思考が消えれば、人間は全知全能である。
まあ、だから、良ければ、夢の中でも人差し指を立てるくらい、普段からそうすると良いと思う。
夢の中でも人差し指を立てるようになれば本物で、あなたに不可能はなくなるだろう。
今後のミラーニューロンシリーズは極めて有益である。
野球のバッターが、夢の中でも素振りをしているようなら、かなり見込みがある。
私は一頃、デカルトに倣って、何でも疑うようにしていたことがある。
その厳格で優れたルールは「単に正しいと思えることは全て間違いと決めつける」というものだ。
デカルトと言えば、唯物論者であるという欠点ばかり注目する者が多いが、彼は、このように熱心な真理の探究者で、だから、数学や物理学で、現在でも十分通用する成果を数多く上げたのだった。
夢の中では、何を見ても、「これは本物ではない」と疑うと、途端に存在感を失くしたり、小さくなったり、あるいは、消えてしまうのが面白い。
また、「夢の中でこれをしよう」と普段から決めていると、それをやった時、「これは夢だ」と分かり、「じゃあ、夢の中でしか出来ないことをしよう」ということになり、なかなか面白いことが出来る。
私は、あるメキシコ人の本で、「夢の中では身体が柔らかいので、指を掴んで引っ張ると伸びる」と書かれていたのを夢の中で思い出し、実際にやってみたら本当だった。
夢の中で空を飛ぼうと思ったら、息をするように自然に飛ぼうとしなければならないが、それはなかなか出来ないことである。
だが、指を引っ張って伸ばすことはいつでも出来る。
普段から思考を消す訓練をしていて、夢の中で思考を消せば、すぐに何でも出来、その何でも出来る感覚を憶えていると現実でも同様に出来る。
私もよく忘れるが、人差し指を立てると、かなり思考が消える。
架空の人物と思うが、倶胝(ぐてい)という僧は、師の天竜から一本指の禅(一指禅)を教わった。
これは、ただ人差し指を立てるという実に簡単なもので、倶胝はどんな相談を受けても人差し指を1本立てて見せた。
これは古い禅語なのだが、このお話を作った人は最新の脳科学であるミラーニューロンの働きに気付いていたのだから凄い。
ミラーニューロンについて知りたければ、TEDで講演をしたこともあり、自分をサイコパスと明言する神経科学者ジェームズ・ファロン博士の『サイコパス・インサイド』という本をお薦めする。実に面白い本だった。
ミラーニューロンとは簡単に言えば、誰かの動作を見たら、自分の脳内で、その動作をしている反応を起こさせる働きをするもので、まさに「ミラー」である。
ミラーニューロンのおかげで、小さな子供は、大人がやるのを見るだけで自分も出来るようになってしまうのである。
ミラーニューロンが異常に発達したのが、西尾維新の『刀語(かたながたり)』に登場する七実(ななみ)という美しい娘である。

AIアート231
「夢と現の間」
Kay
ここまで書いて、ミラーニューロンの有益さを思い出したので、今後、しばらく書こうと思う。
難しい話ではないが、これであなたも天才である。
そして、これで、ある人はなぜプロ野球選手になれるのか、売れっ子のイラストレーターになれるのかの説明もつく。
この原理を知れば、あなたも努力なしで好きなものになれる。
倶胝の話に戻るが、さっきも述べた通り、人間は、人差し指を立てることで思考が消える。
そして、いつも言う通り、思考が消えれば、人間は全知全能である。
まあ、だから、良ければ、夢の中でも人差し指を立てるくらい、普段からそうすると良いと思う。
夢の中でも人差し指を立てるようになれば本物で、あなたに不可能はなくなるだろう。
今後のミラーニューロンシリーズは極めて有益である。