ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

ダンテ

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

想像力を磨くには

私の従兄が警察官になって間もない若い時に、下着泥棒の男を逮捕した。
犯人がどんな男か分からないが、住居に大量の盗んだ女性用下着があったようだ。
それを見て、従兄は「気持ちは分かるけど」と言ったらしいが、これには共感する男性は多いと思う。
しかし、私は、そんな気持ちが全く分からない。
どんな美女や美少女の下着でも、ただの布切れだ。
だが、ある芸術家にそう言うと、「それは君、想像力が足りないのだ」と言われた。

「20世紀最大の詩人」と言われたアイルランドのノーベル賞作家W.B.イェイツは「神秘を信じない者は想像力が欠けている」と書いていた。そして、彼が称賛した、ルネッサンス最大の想像力の所有者はダンテであると言う。イタリア文学の最高傑作と言われる『神曲』の作者である。
私は『神曲』を読んで想像力を鍛え、神秘が好きになると、運も良くなったと思う。
それでも、女性用下着にはあまり興味はないが。
フランスの天才画家・版画家であったギュスターヴ・ドレは、何よりも『聖書』と『神曲』の挿絵を描きたかったらしい。やはり、この2つが、最大の想像力を掻き立てるからであると思う。
そんなドレも最高の想像力の持ち主であると思う。

竹宮恵子さんの漫画『私を月まで連れてって!』で、冗談めいた話ではあるが、主人公で27歳の宇宙飛行士ダン・マイルドが、女性用パンティーの缶詰を持っているのを見て、彼の恋人である12歳のニナ・フレキシブルが烈火のごとくダンを怒るが、ダンは、「これを身に付ける美女を想像して楽しむのは紳士のたしなみだ」と反論する。
これも想像力の問題か?
そして、想像力がなければ、確かに紳士とは言えない。

ジョセフ・マーフィーも、潜在意識の活用の上で、いかに想像力が大切かを語っていたが、それは、想像力をどう引き寄せに使うかと言うよりは、想像力がない者は、潜在意識との通路が塞がっているのだと思う。
是非、『神曲』やドレの版画を読み鑑賞して、想像力を磨きたいものだと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)私を月まで連れてって!(1) (竹宮恵子)
(2)神曲【完全版】 (ダンテ著。ドレ画)
(3)ドレ画 聖書物語
(4)努力嫌いの成功法(ジョセフ・マーフィー)
(5)ペローの昔ばなし(ペロー著。ドレ画)
(6)神曲 地獄篇 (河出文庫)

お姫様の椅子
AIアート2330
「お姫様の椅子」
Kay

安楽に生きる秘訣

引きこもりで、特に能力もない私が、お金や人間関係で苦労することもなく、ロクに、あるいは、全く働かずにのうのうと、どちらかというと贅沢にやっていられるのは、19、20歳の時、少し熱心にジョセフ・マーフィーの本を読んだからだと思う。
よく「マーフィーの法則をやったが効果がなかった」と言う人がいるが、私もそんな感じかもしれない。
しかし、潜在意識の力とか、宇宙の活力とか、いろんな呼び方があるが、見えない全知全能の力が存在することを知っているだけで、全然違うのである。その力の存在を、完全に信じていなくても、頭から否定せず、いくらかでも受け入れていれば、良い作用があると思う。
確かに、マーフィーの話をしても、食って掛かってくるわけではないが、馬鹿にした嘲笑うような態度だったり、いかにも「くだらない」といった反応をする者もいた。しかし、そんな者達は、あまり楽しい人生を送っていないように思うのだ。
沢山のマーフィーの本の中でも、私が一番最初に読み、最も愛読したのは『あなたも幸せになれる』(文庫版は『努力嫌いの成功法』)で、原題は『コズミック・エナージャイザー(宇宙の活力)』である。

「20世紀最大の詩人」と言われたノーベル賞作家W.B.イェイツは、「神秘を信じない者は想像力がない」と言い、『神曲』の作者である詩人、ダンテ・アリギエーリを「ルネサンス最大の想像力の所有者」と称賛した。
また、やはり想像力で人生を切り開いたアンデルセンも、ダンテの『神曲』を高く評価していた。
イェイツやダンテ、アンデルセンらの作品を読むと想像力が高まると思う。
そして、引き寄せにおいて想像力ほど重要なものはない。
なぜなら、願望が達成された時の気分を想像することが出来れば、叶ったも同然だからである。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)努力嫌いの成功法(ジョセフ・マーフィー)
(2)あなたも金持ちになれる(ジョセフ・マーフィー)
(3)眠りながら成功する(ジョセフ・マーフィー)
(4)まだらの鳥(W.B.イェイツ)
(5)ケルトの薄明 (W.B.イェイツ)
(6)イェイツ詩集(対訳) (W.B.イェイツ)
(7)神曲 地獄篇(ダンテ・アリギエーリ)
(8)絵のない絵本(アンデルセン)
(9)アンデルセン童話集(上)(アンデルセン。山室静訳)

地上に来た天使
AIアート2087
「地上に来た天使」
Kay

子供が使う引き寄せの超秘法

「マイナスを疑うメソッド」のように疑う必要すらなく、一瞬で出来る神秘的な引き寄せメソッドがある。
あまりに簡単で、小さな子供でも出来る。
逆に、大人や、子供らしくない子供は、うまくいかないかもしれない。
だが、実は、誰でも小さい時に使っているはずだと思う。

似たものとしては、ネヴィル・ゴダードの『AT YOUR COMMAND!』や、マイク・ハーナッキーの『成功の翼』に書かれているものや、YouTubeでしか見ていないが、108さんの「適切性に一致する」などがある(PDF書籍があるらしい)。
だが、どれも、おそろしく抽象的で、古いトーストのように食えず、信用詐欺に遭ったような気分になるのではないかと思う。
とはいえ、やはり、絶対に簡単なのである。
頭を使わないので疲れないし、いくらでも使えることから、どんな願いでも叶えられる。

あえてやり方を言えば、あるお婆さんが、「アビラウンケン」という大日如来の真言を「油売らんか」と憶えて唱え、効果抜群であったことや、小さな子供が「アブラカタブラ」といった呪文を唱えるようなものだ。
古いアニメでは、魔法使いサリーが「マハリクマハリタ」と唱えたり、魔女っ子メグちゃんが「テクニクテクニカシャランラ」と唱えるのを子供が真似するようなものだ。
ちなみに私は、棒状のものを、魔法の杖として振っていた。
ただ、これでうまくいく子供やお婆さん(お爺さんもだが)がいる一方、魔法力が発揮されない子供やお婆さんもいる。
思い込み次第なのかと言うと、それもあるだろうが、それだけではないと思う。

これについて、私が、ピンと来たことがある。
「20世紀最大の詩人」と言われたアイルランドのウィリアム・バトラー・イェイツが、「神秘を信じない者は想像力がないのだ」と書いていたが、彼が、最高の想像力の持ち主と言ったのは、イタリア最大の文学と言われる叙事詩『神曲』の著者であるダンテだった。
『神曲』は、アンデルセンも森鴎外も絶賛しているが、普通の人は一生読まない。
だが、どういうわけか、私は中学1年生の時に熱心に読んでいた。
ところで、いかに『神曲』が叙事詩の傑作と言っても、これを日本語の詩に翻訳するのは難しい。
それで、私は、普通の小説風に書かれた『神曲物語』(野上素一訳)を読んだが、これが分かり易かった。
詩の形式で書かれたものも何冊か読んだが、やはり詩だと、普段使わない特殊な言葉が使われ、それはそれで良いが、分かり難いかもしれない。
また、私が最も好きな画家の1人であるギュスターヴ・ドレの精密な版画がついたものも読んだが、これも良かった。
『神曲』は、ダンテが10歳くらいの時に出会ったベアトリーチェという美少女への憧憬が基になっている。
これは、ベートーヴェンにとってのエリーゼや、ダ・ヴィンチにとってのモナ・リザにも似ているかもしれない。
『神曲』には、何かがあると思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)神曲物語(上)(ダンテ。野上素一訳)
(2)神曲 地獄篇(ダンテ。平川祐弘訳)
(3)ドレの神曲(ダンテ。ギュスターヴ・ドレ。谷口江里也訳)
(4)新生(ダンテ。平川祐弘訳)
(5)世界はどうしたってあなたの意のまま(ネヴィル・ゴダード)『AT YOUR COMMAND』翻訳
(6)成功の翼(マイク・ハーナッキー)
(7)ケルトの薄明(ウィリアム・バトラー・イエイツ)

波の音
AIアート1206
「波の音」
Kay

大芸術家達の引き寄せ体質

満ち足りていることと飢餓感・・・この両方が必要だ。
世の中には、このどちらかを極端に嫌う人が多い。
満ち足りていることしか受け入れなければ小市民・小善人になり、飢餓感しか受け入れなければ極貧になる。

何事も、原動力は飢餓感・・・ハングリー精神だということはご存じだろうが、特に芸術はそうだ。
しかし、飢餓感しか受け入れない芸術家は、天才であっても一生貧しいままだ。そして、そんな天才は多い。
W.B.イェイツは、死の直前まで安らぎを拒否したのだが、大天才であったからと言うより不思議な縁で成功したし、アンデルセンとなると、著作権のない時代だから、本来なら極貧になったはずだが、幸い、人のアドバイスで国家から年金を貰えるようになったので遊んで暮らせ、世界旅行を続けることも出来た(贅沢三昧出来るほどの年金ではなかったが)。
ピカソは、たまたま大金持ちのファンがいて、絵をいくらでも買ってくれたから豊かだった。
ゴッホには、そんな金持ちのファンなどはおらず、また、彼は認められなかったと言うより、時代に迎合した絵を描かなかったので、絵は1枚も売れなかったが、心優しい弟のテオが、経済面の一切の面倒(高価な画材も含め)を見てくれた。
宮沢賢治も、文筆でほぼ全く金を稼がなかったが(5円だけ稼いだ。今の10万円程度か)、実家が大金持ちで、父親を散々罵りながら、心優しい父親は賢治を追い出さなかった。

まあ、なんだかんだ言って、大芸術家達は引き寄せを行っていたのだと思う。
そうでなければ、彼らのラッキーは特異過ぎる。
そして、彼らが書いたものや言ったことを見てみると、確かに、強い引き寄せマインドが感じられるのである。
彼らは、神、あるいは、神に準じるスピリチュアルな何かを信じていた。
イェイツは、神秘を信じない人を、想像力がないと言って非難し、彼はダンテを最高の想像力の持ち主だと褒めている。
そして、アンデルセンもダンテには心酔していたようだ。
そういえば、私も、中学生時代はダンテの『神曲』を物語風にした『神曲物語』を引き寄せの教科書にしていたものだ。どうせ日本語では、ダンテの詩の荘厳さは翻訳出来ないので、むしろ読み易くて良かった。

大金を払ってピカソに似顔絵を描いてもらいたい金持ちはいくらでもいたのに、ピカソは子供達にタダで似顔絵を描き、岡本太郎が「描いてやった子供が、似顔絵を気に入らないって言ったらどうする?」と尋ねたら、「描き直すよ」と言ったらしい。
ここらも引き寄せ体質であると思う。
アンデルセンの引き寄せ能力は、見事なものだった。彼も、自分には神様の奇跡が何度も起こり、幸福な人生であったと言っているのである。
大芸術家のマインドに学ぶことには価値があると思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)アンデルセン自伝(ハンス・クリスチャン・アンデルセン)
(2)まだらの鳥 ~自伝小説~ (W.B. イェイツ)
(3)青春ピカソ(岡本太郎)
(4)『宮沢賢治全集・283作品⇒1冊』
(5)ゴッホへの手紙(小林 秀雄)
(6)私のピカソ 私のゴッホ(池田満寿夫)
(7)神曲物語(上)(ダンテ著。野上素一訳)

椅子に座る乙女
AIアート916
「椅子に座る乙女」
Kay

文豪達が直観で見抜いたこの世のカラクリ

「人生は大したものではない」「人間は大したものではない」「あなたは大したものではない」と言うネットの人気者がいるようだ。
その理屈は、だいたい、
・ほとんどの人には、さほどの才能や能力がない
・スーパースターになれるのは、一握りの特別な才能がある人だけ
・自分に才能があると思うのは、自己啓発本に騙されているだけ
あたりに集約されると思う。
そして、才能もないくせに、凡人に甘んじるのは嫌だと思っている者(中二病)ほど滑稽なものはなく、また、そのままでは人生を棒に振る恐れもあるので、早めに諦めて楽な道を選べというわけだ。

実は、この論には、私も反対ではないのだが、1つ抜けているのだ。
『荘子』の中に、こんなことが書かれている。
「本物の神人は、お前には区別がつかない」
つまり、神人は、そこそこいるのだが、凡人のフリをしている。
一方、有名なスーパースターなんて、操り人形に過ぎず、少しも幸福でないものだ。
だから、学校やマスメディアや自己啓発本が宣伝するようなスターなど目指さないことだ。
神人は、力の及ぶ範囲に違いがあるだけで、その気になれば誰でもなれる。

私は、W.B.イェイツの『ラピス・ラズリ』は、暗記しておくべき詩と思う。
イェイツは、世界のカラクリを全部知っていたわけではなかったと思うが、天才詩人の直観で気付いた肝心なことは、この詩に全部書いてある。
イェイツの時代は漫画が無かったので、彼はシェイクスピアの戯曲を使って説明しているが、漫画の方が分かり易いので、漫画で考えても良いと思う。
劇の主役たる、ハムレットも、リア王も、オフィーリアもそこいらにいる。
で、本物のハムレットなら、これが劇であることを知っているし、自分が劇の登場人物、つまり、漫画のキャラクターであることも知っている。
だから彼らは・・・陽気なのだ。
彼らは泣いたりしない。シャンとしているのである。
また、高貴な魂を持とうとしている。でないと、劇の主役を張れないことも分かっているのだ。

ダンテにいたっては、イタリア文学の最高傑作とまで言われることになる自分の作品に『喜劇』と名付けた。
それが、『神聖なる喜劇』という御大層な題名になってしまい、日本では、森鴎外という困った人が(笑)『神曲』というわけのわからないタイトルにしてしまった。
だが、ダンテは、9歳の時からずっと憧れたが、相手にされないまま24歳で亡くなったベアトリーチェとの大ロマンスを書きたかっただけかもしれない。ただし、やはり、高貴な魂を持ってね。
ダンテは、この世界が劇であることは、あまり分からなかったのかもしれない。
だが、イェイツが「ルネッサンス最高」とまで言ったダンテの想像力は偉大だ。
だから、『喜劇』もしくは『神曲』を読んだ人は、分かってくれるだろう。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
Kay Twitter Home

執筆のご依頼

最新コメント


月別アーカイブ
記事検索
ブログバナー&Mail


メールはこちらへ

PV since 2010/09/08
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

人気ランキング参加中
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ ひきこもりへ
タグクラウド
QRコード
QRコード