ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

タブレットPC

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

スマートフォンという名称はもう不自然だ

私は7インチのタブレットPCを持っているが、何ヶ月も電源を入れていない。
7インチのタブレットPCは、いかに小さく軽くなったところで、持ち運ぶには大き過ぎて重過ぎるのである。
しかし、5インチスマートフォンとフィーチャーフォン(従来型携帯電話)なら、2つでも何の問題もなく持ち歩ける。それどころか、私は、加えて、スマートフォンとほぼ同サイズの充電器も一緒に持ち歩いているのである。実際は、その充電器を使うことは全くないのであるが、持っていても不都合ないので、そのまま持ち歩いているのである。

7インチのタブレットPCはハンドバッグ(セカンドバッグ)に入らないし、スーツやジャケットの内ポケットに入れると、いくら何でも違和感がある。
カバンに入れても重い(私は腕力のある身体の大きな男性である)。
カバンから出すのも、大きいので億劫であると感じる。
また、7インチの画面は一目で視認するには大き過ぎ、しかも、強い人工光を発しているのだから、長時間見ると、やはり目が疲れる。
だが、5インチスマートフォンは、軽さ、画面の大きさ、画面の画素密度、操作性など、とてもバランスが取れているので、心身の負担が少ない。
ところで、スマートフォン(賢い電話)という名前がついていても、私はこれを電話機として使うことはない。そもそも、通話機能を設置していないのだ。
私は、SIMカードの入っていない、いわゆる白ロムの新品のスマートフォンを買い、NTTコミュニケーションズの通信用SIMカードを入れてインターネット接続できるようにしているのである。
月額980円でインターネットが使い放題である。高速なLTE通信に対応しているが、現在のところはまだ3G通信に切り替わることも多い。しかし、ほとんどの場合、3Gでも十分である。そもそも、3Gしか使えない最新の人気スマートフォンもあるほどである。
1日の通信量が30MBを超えれば、その日(午前0時まで)は200Kbpsの通信速度に制限されるが、私の場合は1日30MBを超えることは全くない。大きなファイルの通信を行う時は家のWiFiを使う。そして、実は200Kbpsというのは十分な通信速度なのである。

ところで、私は、そのNTTコミュニケーションズのSIMカードは、1ヶ月ほど前に買った「d LTE980」という名称のものを使っているが、早くもバージョンアップし、「OCNモバイルONE」というものに変わった。これまで通りの使い方も当然できるが、月額1480円で1日60MBまで、LTEや3Gで通信できるプランを選べるようになったのだ。私のように、「d LTE980」を使っている場合も、そのままで、この新しいサービスに変更できる。わずか月500円の追加で、これまでの倍の60MBまで高速通信ができるのは非常に有り難いし安心だ。しかし、今のところ、私は30MBも全く使い切らないので、まだ1日30MBのプランで、月980円のままだ。

私は、通話はフィーチャーフォンを使うが、これは、電話としてはスマートフォンよりはるかに使いやすい上、月額基本料は1000円ほどで、無料通話分も使い切らないから、月額基本料以外かかっていない。
スマートフォンは上記のSIMカードの使用料金の月額980円だけなので、フィーチャーフォンとスマートフォンを合わせても2000円ほどしかかからない。私がこれまで、スマートフォンに全く見向きもしなかったのは、費用が高過ぎるのと、バッテリーがすぐに切れるからだ。
しかし、私のような使い方だと、普段はスマートフォンを機内モードにして通信を切っているし、無駄な通信はしないので、1日経っても、50%程度の充電率を残すことが多い。その上、持っていることも忘れている充電器すら持っているのであるから、バッテリーの問題は皆無である。
私はスマートフォンで動画をよく見る。それは通信を必要としない、スマートフォン内に記憶させたMP4などの動画だ。それでも、バッテリーは十分であるのだ。やはり、最も電源を消費するのは通信であると思う。
私は、音楽はウォークマンS(初音ミクモデルだ)で聴く。つまり、フィーチャーフォン、スマートフォン、充電器、ウォークマンを持っているのだが、かさばらないし、重くもない。小さく分散されていれば、持ち運びがし易いのである。総重量も7インチタブレットPCより軽いだろう。
しかも、音楽を聴いたり、通話をしながらスマートフォンを使えるのである。これはとても便利なことがある。実際、私は、冨田勲さんのシンセサイザー音楽を聴きながら、スマートフォンで電子書籍を読むことが多いのだ。電子書籍については以下に述べる。

私はこれまで、紙の本至上主義であったが、紙の本が不要というのではないが、認識を変えざるを得なくなった。
これまで、毎朝、今日はどの本を持っていくか悩むこともよくあった。
しかし、電子書籍なら、スマートフォンの中に何百冊でも楽々入れておける。
そして、実際にそうなると、1日の中で、3~5冊くらいは並行して読むようになった。
また、通販がいかに便利でも、注文から到着までいくらか時間がかかるし、配達の際に家に誰かいないといけない。しかし、電子書籍はすぐに入手でき、在庫切れもなく、特にAmazonでは、価格が紙の本に比べかなり安価な場合が多い。宮沢賢治の80の作品が収録されたものを100円で買った。青空文庫からの流用のものなら、無料の名作が数多くある。

私のスマートフォンは、画面サイズが5インチで、解像度はフルHDと呼ばれる1920×1080ピクセルだが、HD(1280×720程度以上)の解像度でも、ほとんどの場合違いはない。
そして、このくらい画素密度が高いと目もあまり疲れない。また、画面が大き過ぎないので、あまり視点移動をする必要がないのも目が疲れない理由と思う。

ところで、現在の紙の本は、文字が小さ過ぎるものが多い。
ある程度の年齢になると小さな文字が見難いものらしいが、そうでなくても、今の日本人は近くのものを凝視し過ぎるので異常なほど近視の者が多い。
また、全体としては尊敬すべきある理学博士が、さかんに、速く読むことを薦めていたのであるが、確かに速く読めば総合的な理解が高まるが、それはあくまで、総合的理解のために作られたものを読む場合である。速く読めば、理解は浅くなり、また、必ず誤読するのだ。1つの言葉を読み間違うと、全く違う意味に理解してしまったり、正反対の意味に誤解することも、予想されるよりはるかに多いのである。
私は、スマートフォンで、文字を大きくしてじっくり読んでみたら、それでも、誤読がよくあることに気付いた。ただ、この場合は気付くことが多かったが、小さな文字を速く読んでいた時は、それに気付かず、さぞ、間違った、そして、馬鹿な理解をしてしまったことが物凄く多かったはずなのだ。
いつの時代も速読というものは一部で人気があるが、今より馬鹿になるのが嫌なら、そんなせかせかした読み方などやめることだ。

考えてみれば、今、スマートフォンと呼んでいるものは、その名前が不自然であると思う。
特に私の場合は、これで通話することが全くないので、フォウン(電話)でも何でもない。
そして、私のような使い方が、ほとんどの意味で合理的で、おそらくは、賢明であるのだと自信を持って言える。
キーボードの無いスマートフォンは、入力機能が低いので、決して万能ではない。この程度の入力機能で十分と思うなら、単に文章を作成することを極めて低いレベルでしかしていないというだけのことだ。
だから、スマートフォンは、ダイナブックと言う事はできないが、ユビキタスデバイスであるとは言えるだろう。だから、スマートフォンではなく、スマートデバイス、スマートターミナルユニットと言うべきであると思う。
私が今、登場を期待しているスマートフォンはNexus5だ。望むスペックは、5.2インチのフルHDの画面とLTE対応だ。その他は、希望以上のものになるだろう。当然、Nexus4と同じく、SIMフリーとなるはずだ。
だが、実際はNexus4でも十分であると思う。
ソニーやサムスン電子、あるいは、他の国内メーカーも、SIMフリーのものをもっと公然と売ってくれれば良いのであるが、それはいろいろ難しいと思う。
尚、前も書いたが、私と同じ富士通 X F-02Eを買う場合は、USBケーブルやACアダプターが入っていないと思うので注意して欲しい。充電器を買えば、両方付いていることが多いので、1つ買っておくことをお奨めする。









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スマートフォンを小型タブレットPCとして合理的に使う方法

今月、私は初めてスマートフォンを購入したが、これは一応、製品名がスマートフォンであるというだけで、正しくは、5インチタブレットPCを購入したというべきである。
私が購入したのは、SIMカードという、電話番号が記載されたICカードが入っていないスマートフォンで、正式な言い方ではないが、「白ロムのスマートフォン」ということになる。
普通の携帯電話やスマートフォンは、ユーザーは意識していないだろうが、必ずSIMカードが入っている(カード形式でないSIMもあるが)。
白ロムの携帯電話は、違法な用途に使われることがあったのでイメージが悪いが、このように、「白ロム」とは、単にSIMカードが入っていない携帯電話やスマートフォンのことである。

よって、私はスマートフォンを買ったとは言っても、ドコモ、au、ソフトバンクといった通信会社とは何の契約もしておらず、当然、月額基本料金や通話料金、使えば加算されるパケット通信料金、その他サービス料金、さらには、最低使用義務期間等、一切無い。
通信のためには、NTTコミュニケーションズが販売しているSIMカード「d LTE980」(3,150円)を購入してスマートフォン内に挿し、月額980円完全固定で、一般的なスマートフォンと同じ、3G/LTEの通信を行っている。1日30MBの通信量を超えれば、通信速度は200Kbpsに制限されるが、それに至ったことはまだないし、200Kbpsあれば、特に不都合ないと思う。ただ、大きなファイル(例えば動画)のダウンロードや、Playストアから大きなアプリケーションのダウンロードをすると、すぐに30MBに達したり、また、200Kbpsでは時間がかかるので、そのような用途では、家にある無線LAN(WiFi)を使う。
ただし、30MBを超えても、200Kbpsに制限されるのは、あくまでその日のうち(深夜0時まで)で、0時には通信速度が回復する。これは、1ヶ月に何MBとかいうのとは違い、非常に気楽で良いと思う。

繰り返すが、私は、スマートフォンを買ったのではなく、5インチのタブレットPCを買ったのだと思っている。
アップル社がiPadというタブレットPCを発売した時は10インチのみだったが、他社が7インチタブレットを出すと、ほとんどの用途では、タブレットPCは7インチで十分であることが分かり、それなら、10インチより圧倒的に持ち運びに便利な7インチが愛好され、たちまち主流になった。「7インチのiPadは出さない」と言っていたアップルも、それは非現実的となり、7インチのiPad miniを発売した。
ところが、そこでまた、新たな出来事が起こる。
韓国サムスン電子が5インチのスマートフォンを発売したことだ。
5インチ画面を持つスマートフォンは大き過ぎるのではと危惧されたが、出してみたら、手の小さな女性にすら受け入れられた。
元々、5インチスマートフォンは、「大きなスマートフォンと言うより、5インチタブレットPC」と言われたが、その通りだ。つまり、タブレットPCは、7インチどころか、5インチでも、ほとんど間に合うということが分かったのだ。百聞は一見にしかず・・・いや、「百見は一験にしかず」(栗山天心さんが言った言葉)だ。体験が何より確実なのだ。
ただ、スマートフォンには、高額な利用料金と、2年使わないと(契約を続けないと)高額な違約金を取られる場合があるといったものがあるところが、7インチタブレットPCと違うところだ。
しかし、白ロムのスマートフォンを買えば、7インチタブレットPCと同じなのである。
だが、現在はまだ、白ロムスマートフォンは、非正規という雰囲気があると思う。
Amazonや楽天等で、新品の白ロムスマートフォンが買えるとはいえ、メーカーの直接販売、あるいは、メーカー指定の販売店からの販売ではない。
だが、私は、Amazonで購入した白ロムスマートフォンが初期不良だったので、ドコモ系のスマートフォンだったからドコモ店に持ち込んだら、事実上、新品に交換してくれた。ドコモ店では、「基盤と外装を交換しました」というが、それは新品に交換したということと同じである。
ただ、ドコモ店では、嫌うという雰囲気ではなかったが、戸惑ってはいた。店員も、NTTコミュニケーションズのSIMカードのことを知らなかったので、私の使い方を不思議(あるいは不審)に思ったようだ。
私は、「1週間でも2週間でも預かってもらって結構ですよ」と言い、また、ドコモ店自体には何の責任もないのだから(もっとも、ドコモ店自体がそう思ったら、販売店失格だが)、初期不良に関する文句は一切言わなかった。こういったことが良いサービスを引き出すコツなのだと思う。
今後は、白ロムスマートフォンが一般化してくるはずだ。総務庁すら、こういった使い方の普及に肯定的だ。それは当たり前で、海外では普通のことなのである。

私が購入したスマートフォンは、富士通のARROWS X F-02Eで、5インチ画面の解像度は1920×1080ドットで、PPI(画素密度)は440以上である。これは、Retina(レティーナ)ディスプレイと呼ばれ、画面の美しさが売り物の1つであるiPhoneの326PPI、10インチiPadの264PPI、AmazonのKindle Fire HD 8.9の254PPI、そして、Googleの新Nexus7の驚異的とも言える323PPIをはるかに上回る。
また、CPUは1.7GHzのクアッドコアで、現在、これ以上のタブレットPCやスマートフォンを私は知らない。
とはいえ、これらは過剰スペックではないかと思えるほどで、私は、4.3インチ1280×720で、1.5GHzのデュアルコアあたりがバランスが良く、バッテリーの持ちも良いのではないかと思う。

1週間ほど使っているが、このF-02Eに不満はない。
F-02Eは、バッテリー消費が激しいと言われることもあるが、確かに、電車の中でよく見る、ずっと指をサルのようにせわしくなく動かして使っているような使い方なら、どんなスマートフォンでも、バッテリー切れに悩むことだろう。
私は、スマートフォンをずっと見ているようなことをすべきでないと思う。そして、私は、特に駅などの人混みでスマートフォンを見ながら歩くのは、犯罪と思っている。昔、丹波哲郎さんが、「自動車からゴミを捨てるのは、自分さえ良ければ良いと思っている人間で、人殺しと変わらない」と言っておられたが、それを思い出すのだ。
私は、普段は、WiFiをOFFにするだけでなく、機内モードにして通信を切っている。
私は、昔から、携帯電話とモバイルモデムを使って、外でPCでインターネットを使っていたので、通信がバッテリーを消費することをよく知っているのだ。
通信をしていないつもりでも、電波を発しているのであり、ONにしているとバッテリーをどんどん消費すると思う。
私は、この美しいディスプレイで、MP4動画をよく見るが、特にバッテリーに不足を感じることもない。
ただ、一応、大容量電池を内蔵した充電器を持っている。ソニーの「CP-F1LSAVP」だ。大きさは、iPhoneなど、普通のスマートフォンと同じくらいである。これは3500mAhの容量(1.5回の充電が可能)だが、倍の7000mAhの「CP-F2LSAVP」もある(10000mAhのもある)。
また、交換バッテリーも安価であるので、工夫すれば、バッテリーで悩む必要はないと思う。

私は、電話に関しては、フィーチャーフォン(従来型携帯電話)を持っており、今後もずっと使うつもりだ。月額は全て込みで千数百円で済み、バッテリーは極めて長持ちし、通話音質も良い。操作性は、やはり、フィーチャーフォンが圧倒的に良いだろう。通話と簡単なメールができれば良い。スマートフォンにばかり注力する通信会社と違い、PHSの携帯電話に力を入れているウィルコムが良いのではないかと思う。私も、携帯電話はウィルコムに変えるつもりだ。

私は決して電子書籍派ではないが、我が国の素晴らしい文学作品が無料、あるいは、極めて安価に読めるのは、捨て難い面もある。
Androidには、あまり良い青空文庫(著作権の切れた本を、ボランティアの方々の努力で電子書籍にしたもの)のビューアが無いので、AmazonのKindleを使っている。無料である。青空文庫の本も、ほとんどが、Amazonで無料ダウンロードでき、素晴らしいKindleビューアで読めるので有り難い。
ところで、私は、中学1年から2年にかけて、『神曲物語』を愛読していたが、絶版になってしまって残念に思っていたら、Kindle版が出ている。
『神曲』は、原文は詩で、翻訳の際も皆、詩にするのだが、どれも、難しい文体で、普通には見たこともない漢字を使って、荘厳なものにしたがるために、ほとんど読む気にならない場合が多いと思う。
しかし、『神曲物語』は、小説の文章で、しかも分かり易く書かれていて、読みやすく、神曲の面白さがよく分かる。
こんな良い本を絶版にしてはいけない。だから、電子書籍とはいえ、多くの人に読む機会が与えられたことは良いことだ。
神曲は、地獄編、煉獄編、天堂編がそれぞれ33編で、1編ずつが短いので、電子書籍によく合っている。
そして、このKindle版では、注釈がついた語句をタッチすれば注釈に移動し、戻るボタンで戻ってこれる。これは、坂村健さんが開発した国産OSであるTRONの中に、何十年も前から元々あった発想で、ようやく実現したものを見て嬉しく思うのである。

尚、私は、このスマートフォンを使う際に、初めにやったことは、画面にじゃらじゃらはりついていた、余計なアプリを全てアンインストールすることだった。
ほとんどが全く下らない無用なものだった。試しにタッチすると、有料サービスに誘い込み、「同意しますか?」とか、決して誰も読まないはずの「注意」(私は多くを詐欺と思っている)や、いくら読んでも、IT専門家の私でさえ全く意味の掴めない選択を迫られる。正直、これを詐欺と言わず、何と言うのだろう?
すっきりした画面と、Kindleの画面を下にご紹介しておく。
尚、この壁紙は、昨年(2012年)、東京オペラシティーコンサートホールで公演された『イーハトーヴ交響曲』の第5楽章『銀河鉄道の夜』のラストでの、歌い終わった初音ミクちゃんの決めポーズの画像を元に、ごく個人的に作成したものである。

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自動車や楽器がスマートフォンのようになったりするだろうか?

私はスマートンフォンを持っていないのだが、スマートフォンの流行で良かったと思うことがある。
それは、自分が持っている携帯電話を古く感じないことだ。
数年前なら、同じ携帯を2年も使い続けると、新機種に比べて随分古く感じたものだし、実際、デザインといった見かけだけでなく、実用的にも便利になっていた部分もあったと思う。
しかし、携帯電話各社は、スマートフォンに注力しているので、携帯電話がほとんど変化しなくなり、スマートフォンにする気が無いなら、買い替えの理由が無いのである。これは良いことだ。

私は、ごく普通に考えて、スマートフォンを持とうという気は全くない。
私はIT技術者なのだから、機器そのものに抵抗は無いし、タブレットPCやiPod touch(電話機能の無いスマートフォンと言って良い)は持っているが、ビデオを見るか音楽を聴く以外の用途では全く使っていない。これらの機器は、確かに画面表示機能は高いし、データ保存量も多く、データ転送も簡単なので、そういった用途には向いていると言える。まあ、個人的にはiOSのiTunes(これがソフトウェアの名称なのかサービス名なのか今だ分からないが)は使い難いので嫌なのだが、iPod touchの代わりになるものが無いので使っている。ただしアップルストア(要は、これとiTunesの区別が付かない)の提示してきた契約内容は納得出来ないので、契約を拒否した。
その他の用途には、キーボードが付き、高度なマルウェア対策が可能なノートパソコンを使う以外には考えられない。

今後、全てのハンディフォンがスマートフォンになるような雰囲気があるが、それは異様で異常なことに感じる。
タッチパネルは、どれほど進歩しようが、これほど視覚に集中するデバイスが人間の心身に良い訳がなく、利用者は自覚がなくても、かなり深刻な状況になっている者も少なくないはずだ。
大体、家庭の固定電話やテレビやエアコンのリモコンがタッチパネルになることなど考えられない。
いや、これらのものなら、無理矢理にタッチパネルにする企業も出てくるだろうが、自動車のクラッチやアクセルその他の操作がタッチパネルになり得ないことを考えても、タッチパネルは根本的に人間に(動物全てに)向いていないのだ。

今年3月の、初音ミクのコンサート『最後のミクの日感謝祭』で、印象的なことがあった。
キーボード奏者の安部潤さんが、紙の楽譜でなく、タブレットPC(iPadだと思うが)を置いておられたが、暗い場所でも見えるメリットはあるかもしれないが、あの大きさでは見難いだろうと思い、本当に楽譜として使っていたのかと思った。
ただ、それで尚更思ったのだが、最新のキーボード(キーボード・インストルメントの略)とはいえ、操作部は、どこか無骨に感じるほどのレバースイッチや回転ハンドルで、演奏中は、これらを、ほんの僅か視認しながら、活発に動かしている。
また、楽器なんて、鍵盤やギターのフィンガーボード(指板)をじっと見ていたら演奏なんて出来ないし、そんなことをするのは初心者だけだ。
つまり、楽器もまた、可動部や多様な接触感覚のないタッチパネルに変わることはないだろうし、そうならないのは、不合理がまかり通る余地がないからだ。しかし、電話に関しては、儲かりさえすれば良いということが通ってしまっているのだと思う。
ついでに言うと、タブレットPCも、使うべきでない用途に無理矢理使わせようという動きが止まらないようだ。あれで本を読むようになったら、人々は知的な本をますます読まなくなるだろうし、マニュアルを見るといった用途だって、試してみたが、ごく単純なリファレンス(参照)用途以外ではひどく使い難い。
タブレットPCを教育現場に導入しようという動きも活発だが、それは、子供達のことを考えてのことではなく、企業が儲かるからである。まかり間違ってこれが進めば、精神障害の子供達が増えてくるのではないかと思う。
タブレットPCには良い点もあるのである。しかし、どんなものでもそうだが、無知な相手に使わせる者には大きな責任があると言っているのである。そして、本当に良いものというのは、宣伝せずに普及するのである。
派手で過剰な宣伝をしなければならないものには警戒すべきという教訓(無論、ナチスを含む)を、人類は忘れてしまうほどの馬鹿なのであろうか?









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タブレット端末依存は想像力を破壊する

タブレットPCがPCに取って代わるということは絶対にあり得ない。
ただ、現代人の半分以上は、PCでなくても、タブレットPCで良いかもしれない。
現代人の半分以上は、創造能力を捨てているからだ。

あまり良い喩えではないが、音楽で言うなら、PCは楽器とプレーヤーが一緒になったもので、タブレットPCはプレーヤーのみだ。
PCは創造の道具なのだが、タブレットPCは楽しむための道具だ。
ただ、PC自体が、まだまだ創造のための道具として未熟であり、さらなる進歩を期待している。
現在でも、最上の創造のための道具は、紙のノートとペンだ。今のデジタル時代であっても、本物のクリエイターは皆、カバンの中に、大きめのノートブックと書きやすいペンを入れているのだ。

人間の創造活動を形に表す方法には、文章を書く、絵を描く、音楽を創る等があるが、それらは、本質において、時間や空間を超えたものだ。
岡本太郎が、縄文式土器を見て感激した理由は、そこに表れた空間感覚の素晴らしさのためであり、彼が、「こんなものは現代人には創れない」と言ったのは、我々現代人の創造能力が、縄文式土器を創った人達から退化したということなのである。
しかし、縄文式土器にしたって、形にするために、制作者が持っていた想像力はかなり制限されたはずなのだ。
なぜなら、制限された感覚器官を持つ我々は、想像内容を見せたり、残したりするために、それを時間と空間に制約された形にしなければならないからだ。
どんな名画にしろ、描いた本人は間違いなく、「俺が想像したものは、こんなものじゃない」と思ってるはずなのだ。
画家は、ラフなデッサンだけして、それを絵画として完成させたくないことが多いに違いない。実際、「デッサンこそ、彼の最高作品」と評される画家がいる。しかし、本当のことを言うなら、全ての画家がそうなのだ。しかし、作品を残し、まあ、言ってみれば金にするために、やむなく、普通の人が喜ぶ形にするのである。

だから、創造の過程の中では、できる限り、制約が無いことが好ましい。
その制約が最も少ないのが、紙とペンだ。
文章に関しては、PCのキーボードは割と良くなってきたが、まだまだ全く役不足であり、タブレットPCの文字入力は想像力の9割以上を殺すものだ。

ソフトバンクの孫正義社長が、iPhoneとiPadは現代人にとって必須のアイテムであり、これらを持っていないと人間失格であるようなことを言ったと聞く。
それは、戦国時代に鉄砲を持たないようなものだと述べたようだ。
その通りだ。
命令されるまま人を殺し、自分の命も支配者の欲望に利用されるだけの、想像力が全く無用の人間であるなら、戦国時代の鉄砲、現代のタブレットPCは崇めるべきものだ。
しかし、想像力のある、創造的人間にはそうではない。
無論、現代の創造者も、道具としてのデジタル機器は良い面もあるので、大いに活用すべきである。
その場合も、タブレット端末に比べ、想像力を破壊する度合いのより少ない、使いやすいキーボードとポインティングデバイスを備えたPCが好ましいだろう。
そして、それらも、必要がなければ、無闇に持ち出さないことだ。
そして、紙とペン、あるいは、筆、炭といったものを、さらに活用することを考えると良いと思う。
教育現場にタブレット端末を導入するなど、狂気の沙汰と言えるだろう。
デジタル機器が無ければ、事務的、ひいては、商的には不利な場合が多いが、想像力を制限するものがなくなり、人間本来の能力がさらに発揮されるだろう。
確かに、想像力だけでは金にはならないかもしれない。
だから、現代においては、金のために、少に想像力を犠牲にするのは仕方がないのかもしれない。
しかし、それも限度と節度を持ってやらねばならない。
想像力とは、巨万の富を得るためのものにはなり得ない。想像力は人を真の至福に導くためのものであり、富とは対極のものであるからだ。
アインシュタインが言った、「想像力は知識より大切だ」という言葉は、現代では、より理解しやすいのではないかと思う。

電車の中で、スマートフォンの上でいつまでも手をひっきりなしに動かしている男性を見て、私は気色が悪かった。
宮崎駿さんが、それを、「マスターベーションをしているようだ」と言っていたのを思い出した。
なるほど、本質では同じなのだろうと感じた。マスターベーションをしない私には、そんなことをやってみようという気が決して起こらない。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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