ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

スマホ脳

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
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IQとモラルの低下の大きな原因はスマホかもしれない

哲学者のジェームズ・フリンが2013年のTEDでも話した、親より子、子より孫と世代が進むごとにIQが高くなり続ける「フリン効果」は、実は、かなり前に崩れてしまっている。
つまり、統計的にも、1980年代か1990年代か私は知らないが、特に文明国で近年、人類のIQが低下し続けていることが分かっている。
このブログの昨日の記事『なぜ音楽ライブでマナーの悪い人がいるのか?』で、私は、日本では、モラルとIQが共に低下し続けていると書いたが、IQに関しては統計的にそうである。
また、「昔の方がモラルが低かった」という意見もあり、確かにそのように見えるところもある。
たとえば、昔は、会社の中でパワハラ、セクハラ、女性蔑視は当たり前で、オジサンが若い女子社員の身体に触っても女子社員は黙って耐えるしかなかった。
また、電車の中でタバコを吸うのは当たり前だった。
今は、そういったことは考えられない。
しかし、だからと言って、オジサンのモラルが昔と比べ、今は向上しているのかというと、全くそうではない。
単に、法などで強制的に不道徳、非倫理的な行いが抑えつけられているだけだ。
むしろ、文句を言えない立場の相手に対するパワハラ、セクハラは隠されてしまい、その酷さはエスカレートするばかりだ。
禁酒法で酒が禁じられると、闇酒、闇バーが流行り、むしろ、世の中は悪くなり、日本でも、風俗関連の規制が強くなれば、風俗のアンダーグラウンド化が進み、不幸な女性が増える。
特に今は、表面的なことしか見えない、見ようとしない政治家が大半なので、ますます日本社会が暗くなっている。

子供のいじめも、大人の(見かけ上ではない)実質のモラルの低下の影響をモロに受けていると感じる。
昔のいじめの多くは、限度をわきまえている場合が多く、大人になってから、いじめられた者がいじめた者と「君にはよく殴られたなあ」とか言いながら飲むということもあったが、今のいじめは陰湿、凄惨なものが少なくなく、いじめられた者が自死する事件も出ているが、モラルが低い学校や教育委員会がそれを隠そうとするのが当たり前になっているように思う。

昨日も書いたが、初音ミクライブ「マジカルミライ」で、主催者が「ペンライトは片手に1本まで」「隣にはみ出さないようにして」といった、小学生相手かと思うような低レベルな注意事項を上げるのは何とも情けないことで、それほど、モラルのない者(私はそれはIQ低下が原因と思っている)が増えているということなのであると思う。

ただ、今回のマジカルミライで、私は、ちょっと救いとなるものを見た。
ライブ開始前に、スマホを見ている者が明らかに少なかったと感じた。
IQ低下、ひいては、それがモラル低下に繋がる大きな要因が、スマートフォンであると分析する説得ある研究もある。
実質的なスマートフォンの生みの親と言えるスティーブ・ジョブズが、自分の子供には決してスマートフォンやタブレットを与えなかったという有名な話がある。
確かに、股を広げて座ったり、だらしなく隣にはみ出して座っている者ほど、ずっとスマートフォンを見ているように感じた(個人的感覚かもしれないが)。
意外にも、オジサンほど、ずっとスマートフォンを触っている者が多く、見ている範囲では、そんな者のマナーは悪かった。
昔であれば、テレビやラジオをつけたままにすることが多い者ほど、IQが低く、モラルも低かったのではないかと思う。
今の時代、スマートフォンを持たずにいることは難しいが、必要な時だけ使うようにすれば、それだけでIQが向上することを示す研究もあるし、それでモラルも向上すると思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)スマホ脳(アンデシュ・ハンセン)
(2)最強脳 ~『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業~(アンデシュ・ハンセン)
(3)なぜ人類のIQは上がり続けているのか?(ジェームズ・フリン)
(4)愛は脳を活性化する(松本元)

アトリエの少女
AIアート2043
「アトリエの少女」
Kay

スマートフォンは脳破壊兵器か

ニュージーランドの哲学者、心理学者であるジェームズ・フリンの「フリン効果」とは、時代が進むと共に、人類のIQ(知能指数)が高くなるというものだ。
早い話が、親より子、子より孫の方がIQが高い。
私は、フリンのTED講演のビデオを見たが、これほど印象的なTED講演はないと思うほどだった。
こんな話があった。
フリンが少年の時、人種問題に興味を持ち、父親に尋ねた。
「もしお父さんが明日の朝起きたら黒人になっていたらどうする?」
父親の答はこうだった。
「寝ている間に肌の色が変わった人はいないよ」
私は、この父親の馬鹿さに怒りを覚えるほどだった。
他にも、昔の人への問答を取り上げていた。
「魚とカラスの違いは?」
「魚は食えるが、カラスは食えない」
「寒い所に棲む熊は白い。では、北極に棲む熊の色は?」
「それは知らないが、俺が見た熊はみな茶色だ」
これらに関しても、私は奇妙な不快感や怒りを感じた。
なぜ、この「馬鹿な」昔の人々に怒りを感じるのかを考えたら、意外な理由が浮かぶ。
これらの昔の人々の雰囲気が、今の世の中の人々と全く同じだからだ。

すると、私の感覚を裏付ける事実を知った。
ジェームズ・フリンはある時期まで人々のIQテストの結果を収集したが、その後も別の者によってIQテストの結果収集は続けられた。
その結果は意外なものだった。
だいたいで言うと、1990年くらいまでは人類のIQは向上し続けたが、1990年くらいにIQの向上は頭打ちになり、2010年くらいから顕著に低下し、その後も下がり続けている。
つまり、1990年くらいまでは、人類の頭は良くなっていたが、そこらで人類の知性の向上は止まり、2010年くらいからは馬鹿になる一方だ。
これは、痛切に感じることだ。
人類は確かに馬鹿になっている。
学校教育は、子供達に知識を与えると共に、子供達を洗脳するという効果がある。
ある時期までは知識を与える効果のメリットが顕著だったが、ある時期(1960年代くらいからか)からは、洗脳効果が顕著になり、子供達が馬鹿になっていった。
そして、テレビの普及による社会洗脳の弊害が大きくなり、やはり1960年代から人々が馬鹿になったのだが、人々への洗脳は、どんどん強くなっていったので、さらに人々は馬鹿になった。
そして、致命的なことが、2000年代からの携帯電話の普及で、さらに、人々の脳を決定的に破壊したのが2010年より少し前からのスマートフォンの普及だ。
通信端末型携帯電話の普及で、人々は集中力を失くして馬鹿になり、スマートフォンはもっと人々から集中力を奪った。
今や、人々はちょっとでも時間があればスマートフォンを見るのが当たり前になっており、それは、人々の脳の破壊が進行し続けていることを示している。
実際今や、「魚とカラスの違いは?」と尋ねたら、昔の人より知識量だけは優るから少し違うとは思うが、「魚は食えるがカラスは食えない」レベルの答をする者が多く、それどころか、もっと馬鹿な答をする者も増えていると思う。
それは、選挙で、駄目な政治家を平気で選ぶことを見ても分かることである。
また、迷惑行為を平気でする人には、いつもスマートフォンを手にしている者が圧倒的に多いと思う。馬鹿だから平気で迷惑行為をするのだ。

馬鹿になりたくなければ、スマートフォンをなるべく使わないことだ。
岡田斗司夫さんが言うには、寝る時はスマートフォンの電源を切るのが良く、さらに良いのは、電源を切って部屋の外に置くことだそうだ。
私は、昔、スマートフォンを使い始めた頃から、寝る時はスマートフォンの通信をオフにし(マナーモードにする)、別の部屋に置いている。
また、携帯電話やスマートフォンの文字入力効率が良いかどうかは別にしても、これらの小さい端末では、短い文章を見、入力することになる傾向が強い。
長い文章を読まない、書かないことも、人々が馬鹿になっている大きな要因だろう。
私は、なるべくパソコンを使い、どうしてもスマートフォンでなければならない場合のみスマートフォンを使っている。
だから、家に居る時は、朝、スマートフォンのバッテリー充電率が100%としたら、寝る時は90%くらいまでしか減らない。

洗脳された、そして、道理の分からない馬鹿であったり、集中力がなければ引き寄せも出来ない。これは確かと思う。
簡単な引き寄せメソッドが続かない原因もスマートフォンによるものが大きいだろう。
悩みや不安が大きいなら、まずはスマートフォンをなるべく使わないようにすればどうかと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)なぜ人類のIQは上がり続けているのか?(ジェームズ・フリン)
(2)スマホ脳(アンデシュ・ハンセン )
(3)明治維新という名の洗脳(苫米地英人)
(4)日本人が知らない世界の黒幕(馬渕睦夫)

壁画の天使
AIアート1149
「壁画の天使」
Kay

プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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