ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

ステーブ・ジョブズ

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

繋がりを信じることが、あなたを導く

私の小学生の時の一番の思い出は、おかしいかもしれないが、「名前が似てる人は感じが似ているものだ」という、確信的な印象を持ったことだった。
顔などの姿形が似ていると言うよりは、性格や得意なことが似ている、いや・・・それよりも、やはり、フィーリングが似ているのだと思う。
また、名前だけでなく、誕生日や血液型といったものには、世間の占いのような意味ではないが、重要な意味があるのだと思える。
関わりの強い人同士が、同姓同名か、それに近かったり、あるいは、誕生日が同じか、近いというのは、よくあるのではないだろうか?
野球では、チームメイトでもあった高橋由伸さんと上原浩治さんは、共に1975年4月3日生まれで、高橋さんは巨人の監督になったが、同時に阪神の監督になった金本知憲さんも、年齢は違うが4月3日生まれだ。
このくらいは、たまたまだろうが、私の知っているもので面白いものがあるので、お話する。
とても可愛いと思っていた少女がいたが、後で、彼女と同姓同名で、年齢は違うが、誕生日が同じという子を偶然に知ったことがある。ついでに言うと、私も同じ誕生日だった。
私は、何か啓示を受けたような、敬虔な気持ちになったものだ。

実際、人を見抜く必要があったり、芸術的感性の優れた人の中には、やはり、普通に言う誕生日占いや姓名判断、あるいは、血液型占いの意味ではないが、それら(名前、誕生日、血液型)には意味があると感じていると言っている人は少なくないと思う。
私は別に、人間に対し、目利きである必要がある立場ではないが、勘が働く方だとは思う。
例えば、私は、小学生の時、たまたま手に入れた天体望遠鏡で、何の手がかりもなく、簡単に土星を見つけることが出来たが、今考えたら、それは不思議以外のなにものでもない。

スティーブ・ジョブズは、人生の出来事が点だとしたら、その点と点が繋がることを信じるべきだと言った。
それが、自分に自信を与え、導いてくれると。
そして、直観を信じなさいと。

私は、名前や、誕生日といったものに対しても、ジョブズが言ったような態度であって良いと思う。
名前が同じとか、似ているなら、やはり、何か繋がりがあるのだと、ちょっと思ってみた方が、きっと直観が働く。
名前や誕生日だけでなく、その他のことでも、似ているとかいった、何か繋がりを感じたら、少しでも、心を向けてみれば良い。
そういったことを軽んじることなく、少しは意識することが、幸運を得たり、ジョブズの言う、導きを得ることになるかもしれないのだ。

最近、私は、ターラー菩薩という、チベット仏教で信仰を集める菩薩様のことを知ったが、緑ターラー(グリーンターラー)というのは、やはり、初音ミクさんと深い関係があると思う。
(ターラー菩薩には、白ターラーと緑ターラーがいる)
仏画には、緑ターラーの肌を緑色で描いたものがあるが、それよりも、ミクさんのように、髪が緑であるとか、Zeng Hao氏のターラー菩薩の絵のように、緑色の羽衣を着ているように描いた方が良いと思う。
Zeng Hao氏の描いたターラー菩薩が着ている緑色の羽衣は、まさに、初音ミクさんの緑色の長い髪のようである。
そして、ターラー菩薩は、蓮(ハス)の花を持っている。蓮は英語でLOTUS(ロータス)だ。
初音ミクさんは、YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)の名曲『LOTUS LOVE』を、YMOの3人の正式な許可を得た上でカバーしているが、ミクさんの歌う『LOTUS LOVE』は、実に神秘的で、幽玄そのものだ。
やはり、私の霊的な確信として、ミクさんとターラー菩薩には深い関わりがあり、私を導いてくれるはずである。
私は、日夜、ターラーの名を想っている。

ずっと前のことだが、知り合いのキャリアウーマンが小学生の娘さんを連れているところに会った。
その娘さんは、とても可愛い子で、そして、全く人見知りしない明るい子だった。
名前を聞くと、「ミク」だと言う。
どんな字かと尋ねると、「未来」だそうだ。
それは、初音ミクさんが生まれるより前のことだったが、私の頭の中には、緑の大地のイメージが浮かんだものだ。
やはり、私と、ミクさん、ターラーさんの出会いは必然なのだろう。
普通の人は、こんなことを聞くと笑うだろうが、ジョブズは、そんなことを信じることが大切だと言ったのだと思うし、私も、全く同感である。
あなたも、点と点がシンクロ(共鳴)するのを感じたら、それをぞんざいに(粗略に)扱ってはならない。
そのためには、ゆるんでいてはいけない。
ゆるんでいる者には、点と点の繋がりを感じることが出来ないのだ。









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最小の努力で最大の成果を上げるには

学生でも、最小の努力で勉強がよくできる子というのは、決まった時刻から決まった時間勉強する者だ。
例えば、午後9時から1時間といった感じだ。
だが、学校が宿題を出すので、そのペースが乱れ、勉強への興味を持つことができないのである。
楽器でも武道でも、決まった時刻から決まった時間やるようにすれば、普通に言われる数分の一から数十分の一の時間で大きな成果を上げることができる。
ただし、1年365日、1日の例外もなくやらなければならない。
もちろん、不可抗力でやれないことがあったのなら、やれなくても仕方がないが、多少、難しい状況ではあっても、なんとかやれるはずなのに休んで言い訳をするというのが一番悪い。
また、突発的な邪魔が入って、決めた1時間やれない場合でも、30分ならできるなら、そうしなければならない。

逆に言えば、このようなやり方ができないことなら、見込みはないので諦めることだ。
学校の宿題が邪魔なら、そんなものしなければ良い・・・まあ、なかなかそうはいかないので、何とか適当にやって、本当にやるべきことをやれば良い。
だが、宿題など、押し付けられたことを拒否するということも、自己責任でやれるなら、良い結果になることは多い。
たとえば、こんな話がある。
スティーブ・ジョブズは、リード大学を半年で退学したことを、人生最良の選択だったと言っていた。
それでも彼は、その後1年以上大学に居座り、好きな講義に出席した。
退学したおかげで、必要がないと思える講義に出ずに済んだからだ(当たり前だ)。
彼は、古代ローマに起源を持つ、カリグラフィーという、文字を美しく見せる技術の講義に夢中になった。
それが後に、マッキントッシュパソコンの美しいフォントの開発に結び付いた。
ジョブズにそんな経緯があったことは知らずに、Windowsパソコンよりフォントが美しいという理由で、マッキントッシュを選んだという人は沢山いる。
パソコンを作るというのは、必ずしも、ハードウェアやソフトウェアを作ることではない。
ジョンブズは総合的なコンセプトとフォントの基礎を創ったのだ。

あなたも、1日10分でも良いから(別にそれより少なくても良いが)、決めた時刻に決めた時間、自分で選んだことをやることだ。
人類屈指の数学者であった岡潔博士は、毎朝1時間、念仏を唱えたそうだが、正直言って、長過ぎると思う。
まあ、本人が本当に楽しかったり、心の負担がないならそれでも良いが、普通は、朝5時に100回とかで良いと思う。
ただし、1年365日、たまに6時になるとかなら良いが(あくまで、不可抗力の出来事があった場合だ)、とにかく続けることだ。
そうすれば、親鸞が言ったように、無限の良いことが起こるのである。
クーエの自己暗示「毎日、あらゆる面で、私はますます良くなっていく」でも良いし、「私はシルバーメタリックのポルシェ911カレラに乗っている」でも良い。
クーエの自己暗示なら心の抵抗は起きないが、抵抗を感じることでも、気にせずやれば良い。
毎日、決まった時間にやれば、だんだんと、そして、いずれ完全に抵抗はなくなり、状況はそれを実現する方向に進むから。
そして、肛門を締める時間が多いほど、それは早まるのである。
この秘訣を知る者は幸運だ。

ちなみに、スティーブ・ジョブズのスタンフォード大での伝説のスピーチを読むと共に、初音ミクの『Tell Your World』を聴くと良い。
深い内容は同じなので、響きあってあなたにフォース(力)を与えるだろう。









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人間とは現実歪曲フィールドを引き起こす存在である

斉藤ウィリアムさんが特に著書に書かれていたが、事を成し遂げる人は、「現実歪曲フィールド」を生み出す力を持っている。
斉藤さんの著書『ザ・チーム』に『現実歪曲フィールド』という章がある。
現実歪曲フィールドとは、アメリカのSFテレビドラマ『スター・トレック』に出てくるものらしい。
アイザックソンの『スティーブ・ジョブズ』の中では、マッキントッシュ開発チームのバド・トリブルが、この言葉について、以下のように述べているようだ。
「彼(ジョブズ)の周囲では現実が柔軟性を持つんだ。誰が相手でも、どんなことでも、彼は納得させてしまう」
「スティーブの現実歪曲フィールドにとらえられるのは危険なのですが、でも、あの力があるから実際に現実を変えられたわけです」
斉藤さんは、ビル・ゲイツも当然、強い現実歪曲フィールドの力があるし、その著書(『ザ・チーム』)を通じ、自身もまた、この力を存分に活用したことが述べられている。
斉藤さんは、現実歪曲フィールド(Reality Distortion Field)とは、パッションや夢によって他人を巻き込んでいくことだと述べている。

だが、明らかに、誰にでも現実歪曲フィールドを生み出す力はあるし、気付いていないかもしれないが、誰でも日常的に使っている。
問題は力の及ぶ規模の大きさだが、それは、自分の現実歪曲フィールドに巻き込む人の数と、巻き込まれた人たちが、どれだけ自分と同じベクトル(方向性と力)を持つかである。そして、巻き込まれた人もまた、小さな現実歪曲フィールドを作り出して、集団としての力を大きくしていく。
事業の成功者、革命家、そして、勢力のある宗教団体の教祖等も、皆、強力な現実歪曲フィールドを作り出すのだろう。
ガンジーやヘレン・ケラーのように、不可能を可能にした人達は、その現実歪曲フィールドに極めて多くの人達を巻き込んだのだ。
そして、現実歪曲フィールドを生み出すエネルギーは、パッション(情熱)と夢である。

さっきも述べたが、我々だって、誰もが、現実歪曲フィールドを、日常的に生み出している。
ただ、規模が小さ過ぎるので、さほどの結果として現れないのだ(ただし、確実に世界に影響を与えている)。
私自身のこととして覚えているものでは、以前放送された、あるテレビドラマの特定の回を見たいと思ったら、中学生くらいの時は、ただ、ビデオ録画装置(当時はHD録画がなかった)のリモコンを手に持って、ひたすらテレビを見ながら待っていたら、その放送が必ず行われるという、後で考えたら奇跡以外の何物でもないことを、平気でいつも行っていた。
実は、つい数日前も、私はそれに近いことをやっているのである。
そして、やはり、それを引き起こすエネルギーはパッションと夢であるが、誤解を起こさない言い方をすると、「純粋なパッションと夢」なのである。
つまり、何か得をしようとか、金を儲けようといった、個人的な欲望のことをパッションとか夢とは言わないのだ。

現代の我々は、(純粋な)パッションや夢は持たないのに、個人的欲望はいっぱいだ。
それでは、現実歪曲フィールドは生み出せない。
いや、それどころか、恐ろしいことに、負の現実歪曲フィールドを生み出しているのかもしれない。
そうだとすると、行き着く先は、ミヒャエル・エンデの『はてしない物語(ネバー・エンディング・ストーリー)』にある、虚無の世界である。
人間とは何かというと、「現実歪曲フィールドを生み出す存在」とすら言えるのであり、純粋なパッションや夢を持つことは重要である。

『神様のメモ帳』という小説を読んでいたら、主人公の藤島鳴海(ふじしまなるみ)は、引きこもりで、しかも、取り得は何もないような(パソコンに多少強いが)男子高校生だが、アリス(12歳くらいの長い黒髪の美少女で一種の賢者)や四代目(ヤング・ヤクザ集団の頭領)らの大物に気に入られ(表向きには彼らは好意を示さないが)、その大物達にも予測不能なことを成し遂げてしまう。
素晴らしい現実歪曲フィールド教習読本としてお薦めしておく









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結局のところ成功の鍵は良心なのだ

百パーセントの良心で仕事をしている人はいない。
ジークムント・フロイトは生活のために、やむなく精神科医になり、また、患者を興味深い観察対象・・・もっと露骨に言えば実験動物のように思っていた面もあったのではないかと思う。そして、彼の研究意欲は旺盛であり、そのため、治療はいつも極めて熱心だった。しかし、実際には治療に成功したことはほぼ皆無であった。
ところが、それにも関わらず、患者はフロイトを慕い、感謝していたという。また、なんだかんだ言っても、心の研究における彼の功績は計り知れない。
きっと、フロイトの治療活動や、研究活動の中には、良心の部分もあったのだと思う。

アイドルのAKB48や、そこから分化したグループのファンサービスは素晴らしいものらしい。
アイドル特有のファンサービスとして、握手会というものがある。これは、一般的には、売り出し中のアイドルがやることで、売れてしまえば「卒業」できる。何百人と握手すれば、力強く握ってくる男も少なくないことから、手が腫れ上がり、夜に水道水を当てて長い時間冷やしていることもあると聞く。苦行と言えるかもしれない。
しかし、AKB48関係では、「大物」になってもこれを続け、しかも、一人一人に心のこもった対応をするようだ。
これは確かに、営業上の行為であろうが、やはり、良心の部分がちゃんとあると思う。

なぜ、そのようなことが言えるかというと、良心というものは、テレパシーで伝わり易いものだからだ。
逆にいえば、良心が無ければ、集合的な心により伝播するテレパシーは発生せず、成功することはない。
アントニオ猪木さんが、「日本を元気に」と言って回っているのには、ビジネスの部分が大半なのだろうが、やはり良心があるのだと思う。それは、やはり伝わっているのである。
冨田勲さんが、新作交響曲『イーハトーヴ』について、「これを聴いて、(特に東北の震災に遭った人達が)元気になってくれたら・・・(しばらく沈黙)・・・嬉しい」と言った時の顔は、全く偽りのないものだった。無論、あの作品だって、ビジネスという面はあるだろう。しかし、ほとんどが良心で創られていた。それはもう強く、強く伝わってきたのである。

コンピュータ業界はビジネス最優先の世界だ。
ビル・ゲイツがパソコン用プログラミング言語のBASIC、パソコン用OSのMS-DOS、そして、Windowsなどを作ったのも、ビジネスで成功するためだった。しかし、やはり、彼自身が、少年の時に自分のコンピュータを欲しいと思ったことを忘れず、全ての人が自分の素晴らしいコンピュータを持てるようにしてやりたいという良心があったのだと思う。
ジョブズに至っては、自分の利益と名誉のために奮闘し、大成功したが、やはり、ユーザーに最上の製品を届けたいという想いの中に良心はあったのだろう。

私が、コンピュータ世界の中で最も良心を感じるのがBASIC言語である。
ダートマス大学の2人の数学教授ジョン・ケメニーとトーマス・カーツが、文系の学生にもコンピュータを勉強してもらうため、科学計算用プログラミング言語Fortranを基に、解り易いプログラミング言語BASICを作った。
そして、これをパブリックドメイン(著作権を放棄し、誰でも利用できるようにすること)にして公開した。
ビル・ゲイツは、このBASICをパソコン用に作り直し、これを商品にしてマイクロソフトを起こしたのだ。
ケメニーとカーツは、その後も自分達のBASICを改良し、あまり使われていないが、True Basicとして完成させた。
マイクロソフトも、ずっとBASICを主力言語としてきた。

だが、コンピュータ業界は、ますます良心を無くしてしまっている。
ビル・ゲイツが去ったマイクロソフトも、スティーブ・ジョブズを無くしたアップルも、近視眼的になり、目先の利益のことばかり考えているのではないかと思う。
リアルソフトウェア社は、マイクロソフトからBASICのシェアを奪うチャンスだったが、サポート料で儲ける意図のためか、良い製品なのにぱっとしない。有料サポートが必要な製品がろくなものでないことは、誰でも知っているはずだ。
そこにいくと、ファイルメーカー社のFileMakerに期待したい気持ちはある。Webの宣伝を見ると、いやらしいくらいの商売根性は感じるのだが、良心もあるのではないかと思う。

仕事に良心を込めると、それは、集合的な心に入り込み、人々に伝わるだろう。
それに応じて、良い結果を得るだろう。
ただし、それが本当に良心であるかどうかは、よく吟味した方が良い。









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スティーブ・ジョブズは善悪両方の意味で「やってくれた」

昨年末に放送されていた、スティーブ・ジョブズのドキュメンタリー番組を、たまたま一瞬見ただけなのであるが、ジョンブズが自分を、「コンピュータ世界の落伍者」「先人から受け継いできたバトンを落としてしまった」と感じていたというのを見て、大いに感心した。ジョブズ自身の真意は分からないが、私もその通りだと思っているのだ。

ジョブズも、ビル・ゲイツも、コンピュータを一般の人々のものにすることに努力してきた。
だが、ジョブズは、それを歪んだ形で実現してしまったのだ。
ジョブズが、パソコンや端末機器でこだわったのが、デザインと操作性だ。それは面白いものであり、遊び等、限られた用途で使うなら、そんなに文句を言わなくて良いのかもしれないが、ビジネスや科学研究をはじめ、あらゆる分野のコンピュータ利用に影響を与えた結果、それは、利点より害悪の方がはるかに大きいと思える。
いや、遊びやデザイン分野でも、おそらく、良くない。
ジョブズは、コンピュータを、ビジネスや科学研究の現場でどう使うべきかを知らなかったし、分かろうともしなかった。そして、彼は、彼の観念あるいは幻想で、間違ったものを世界の主流にしてしまった。
まさに、ジョブズは、コンピュータの発展の中で、自分に回って来たバントンを落としてしまったのだ。
だが、こうも言える。彼にバトンを渡すべきではなかったのに、コンピュータ世界の権益主義を壊すために、彼にバトンを渡してしまったのである。
良い意味と悪い意味の両方で、ジョブズは「やってくれた」のだ。

現在のマッキントッシュやWindowsパソコン、それに、タブレット端末の操作性は、決して、人の自然な感覚に合ったものではなく、神経にストレスを与えるものだ。それが証拠に、これらを長時間操作すれば、目は疲れ、頭が痛くなったり、あるいは、別の不快な症状を覚えることは絶対に間違いない。人によって程度の差はあるが、長時間のコンピュータ操作が楽しいなんて人はいないはずだ。そうであるなら、それは間違ったものであるのに、それを誰も言わないし、言えないのである。
電車の中でスマートフォンを長時間いじっている人の、あの虚ろな表情はどうだろう。携帯電話でもそうだったが、それより、さらに悪くなっているに違いないのだ。
指の力の入れ具合や速さは、コンピュータの設定に人間の方が合わせて精神力を注がねばならないが、それが重なると、気付かない間に脳や神経に疲労が蓄積し、破壊的な影響を与えているのは間違いないと思う。マウス操作でも、それは十分に言えたが、タブレット端末は、それよりはるかに悪い。
ところが、商売上の都合だけで、そんなものを、子供の教育に平気で導入しようとする狂気の気運すら盛り上がっているのである。

ゲイツやジョブズの良い方面での貢献はもちろん、忘れてはならない。しかし、こうなったのは、まさに人類の宿命というものだろう。
儲からないかもしれないが、今、コンピュータというものを再度見直し、それが、人々を本当に幸福にするものにしていかなくてはならない。
今のまま、良い方向に進路を変えることができるのか?あるいは、いったん全部壊してやり直すか?
それは、インターネットやWebについても言える。インターネットの悪い面に気付いていた人は、昔から沢山いたし、現在も、危うい点は多い。しかし、様々な意味で利点の方があまりに大きいのだ。しかし、やはり、現在の姿のまま進んではいけないのである。
ジョブズやゲイツの最大の功績は、やはり、コンピュータを権威の手からもぎ取り、大衆のものにしたことだ。だが、多くの面で問題を残した。それだけのことだが、それはしっかりと認識しなければならない。
まずは、我々は、自分の感覚を大切にし、なるべく、悪いものに関わる時間を少なくし、どうしても必要でなければ、宣伝に踊らされず、それを得ないことだ。
難しいこととは思うが、それが、自分や人類のためと思う。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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