電磁気を利用した機器が作られるようになってから、知力増強装置というものを多くの人が考え、いまなお考えられているのだと思う。
昔、『スタートレック』で、「盗まれたスポックの頭脳」というお話があり、拉致されたスポックの頭から脳が抜き取られてしまうのだが、カーク船長達は、何とか、スポックの身体と脳を奪還する。
しかし、地球の医学では、脳を元通りに頭の中に収めることは不可能だった。
ところが、宇宙人が作った頭脳増強装置があり、ドクター・マッコイは、危険を覚悟で、その装置で自分の頭脳を強化して、スポックを救おうとする。
その装置を自分の頭脳に対して使用した直後、マッコイは微笑みながら言う。
「(脳を元に戻すことなど)簡単だ。子供にだって出来る」
それを見た私は感動し、なんとか、その装置が欲しいと思ったものだ。
1956年のアメリカ映画『禁断の惑星』では、アルテア第4惑星のクレール人は、地球人類など足元にも及ばない超科学文明を築きながら、なぜか絶滅していた。
ところが、そのクレール人用の頭脳増強装置が残されていて、それを使ったモービアス博士は、言語学者でありながら、超高度なロボットであるロビィを製作した。
もう1つ上げると、L.ロン.ハバートのSF小説『バトル・フィールド・アース』を、ジョン・トラボルタが映画化した同名のSF映画は、サイクロ星人の侵略に対し、30世紀の地球の軍隊は9分も持たずに滅ぼされ、生き残った人類は旧石器時代に逆戻りする。
だが、ある人間が、サイクロ星人の学習装置を使って、自分や皆の能力を高め、サイクロ星人に逆襲して地球を取り戻す。
少し昔、政木和三さんが発明した、パラメモリー(後に、アルファシータ、バイオソニックと改名)という、記憶力増強装置があり、これを使って、記憶力だけでなく、知性を向上させたという話が沢山あった。
私が、親戚の、成績が下から2番という中学生に、この装置を与えたところ、この装置の威力かどうかはともかく、彼の成績は急上昇し、高校はずっと首席で通し、まずまずの大学にも入れた。何より、その若さで、驚くべき立派な人間性を持っていたが、それは即ち、IQが高いということである。
(何度か書いたが、普通には、人間性の問題は、人格や道徳の問題とされるが、実際にはIQの問題なのである。)
この装置の原理は、ヘミシンク効果によるバイノーラル・ビート現象と言って、右の耳と左の耳で、異なる周波数の音を聴くと、脳波は、その2つの音の周波数の差の周波数になる(10Hzと8Hzなら2Hz)というものである。
将棋棋士の羽生善治名人の対局中の脳波はシータ派になっているらしいが、脳波がアルファー派やシータ派になると、人間は不思議な、時に驚異的な能力を発揮することは、昔からよく知られている。
パラメモリーは、簡単に脳波をアルファー派やシータ派に出来る装置であるようだ。
もっとも、私が、直接、政木さんに、「使っても効果が感じられない」と言ったら、政木さんは、「この装置でうまくやってやろうという欲望があっては駄目です」と言われたのである。
今は、ヘミシンク音楽が沢山販売されていて、スマートフォンなどで手軽に使うことが出来る。
だが、私は、そんな型通りの方法で、知性が向上するなどとは思っていない。
知性を向上させるには、知性を向上させることが必要な、高貴な目的がなければならず、その目的のことを志と言うのであると思う。
そして、政木さんが私に言われたように、良い思いをするために知性を向上させたいなどというスケベ根性では駄目なのだと思う。
だが、高貴な志があれば、知性・・・つまるところ、IQを向上させることは出来ると思う。
そして、IQを高めるのに必要な心構えなら、『バガヴァッド・ギーター』で、クリシュナ神が詳しくアルジュナに語っていると思う。
また、無心に『バガヴァッド・ギーター』を繰り返し読めば、自然に賢くなるだろう。
もし、なかなかうまくいかないなら、声に出して読んだり、ペンやキーボードで書き写すと、さらに効果的だろう。
一流のプログラマー達がよく言うのだが、手本のプログラムを黙って書き写す(流行りのスラングで写経と言う)ことが、プログラミング言語を習得する最も効果的な方法であり、彼らですら、それを実際にやっているのである。
そういえば、私も、ちゃんとマスター出来たプログラミング言語は、例外なく写経で覚えた。
書き写すことには、何か恐るべき威力があるのだと思う。
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昔、『スタートレック』で、「盗まれたスポックの頭脳」というお話があり、拉致されたスポックの頭から脳が抜き取られてしまうのだが、カーク船長達は、何とか、スポックの身体と脳を奪還する。
しかし、地球の医学では、脳を元通りに頭の中に収めることは不可能だった。
ところが、宇宙人が作った頭脳増強装置があり、ドクター・マッコイは、危険を覚悟で、その装置で自分の頭脳を強化して、スポックを救おうとする。
その装置を自分の頭脳に対して使用した直後、マッコイは微笑みながら言う。
「(脳を元に戻すことなど)簡単だ。子供にだって出来る」
それを見た私は感動し、なんとか、その装置が欲しいと思ったものだ。
1956年のアメリカ映画『禁断の惑星』では、アルテア第4惑星のクレール人は、地球人類など足元にも及ばない超科学文明を築きながら、なぜか絶滅していた。
ところが、そのクレール人用の頭脳増強装置が残されていて、それを使ったモービアス博士は、言語学者でありながら、超高度なロボットであるロビィを製作した。
もう1つ上げると、L.ロン.ハバートのSF小説『バトル・フィールド・アース』を、ジョン・トラボルタが映画化した同名のSF映画は、サイクロ星人の侵略に対し、30世紀の地球の軍隊は9分も持たずに滅ぼされ、生き残った人類は旧石器時代に逆戻りする。
だが、ある人間が、サイクロ星人の学習装置を使って、自分や皆の能力を高め、サイクロ星人に逆襲して地球を取り戻す。
少し昔、政木和三さんが発明した、パラメモリー(後に、アルファシータ、バイオソニックと改名)という、記憶力増強装置があり、これを使って、記憶力だけでなく、知性を向上させたという話が沢山あった。
私が、親戚の、成績が下から2番という中学生に、この装置を与えたところ、この装置の威力かどうかはともかく、彼の成績は急上昇し、高校はずっと首席で通し、まずまずの大学にも入れた。何より、その若さで、驚くべき立派な人間性を持っていたが、それは即ち、IQが高いということである。
(何度か書いたが、普通には、人間性の問題は、人格や道徳の問題とされるが、実際にはIQの問題なのである。)
この装置の原理は、ヘミシンク効果によるバイノーラル・ビート現象と言って、右の耳と左の耳で、異なる周波数の音を聴くと、脳波は、その2つの音の周波数の差の周波数になる(10Hzと8Hzなら2Hz)というものである。
将棋棋士の羽生善治名人の対局中の脳波はシータ派になっているらしいが、脳波がアルファー派やシータ派になると、人間は不思議な、時に驚異的な能力を発揮することは、昔からよく知られている。
パラメモリーは、簡単に脳波をアルファー派やシータ派に出来る装置であるようだ。
もっとも、私が、直接、政木さんに、「使っても効果が感じられない」と言ったら、政木さんは、「この装置でうまくやってやろうという欲望があっては駄目です」と言われたのである。
今は、ヘミシンク音楽が沢山販売されていて、スマートフォンなどで手軽に使うことが出来る。
だが、私は、そんな型通りの方法で、知性が向上するなどとは思っていない。
知性を向上させるには、知性を向上させることが必要な、高貴な目的がなければならず、その目的のことを志と言うのであると思う。
そして、政木さんが私に言われたように、良い思いをするために知性を向上させたいなどというスケベ根性では駄目なのだと思う。
だが、高貴な志があれば、知性・・・つまるところ、IQを向上させることは出来ると思う。
そして、IQを高めるのに必要な心構えなら、『バガヴァッド・ギーター』で、クリシュナ神が詳しくアルジュナに語っていると思う。
また、無心に『バガヴァッド・ギーター』を繰り返し読めば、自然に賢くなるだろう。
もし、なかなかうまくいかないなら、声に出して読んだり、ペンやキーボードで書き写すと、さらに効果的だろう。
一流のプログラマー達がよく言うのだが、手本のプログラムを黙って書き写す(流行りのスラングで写経と言う)ことが、プログラミング言語を習得する最も効果的な方法であり、彼らですら、それを実際にやっているのである。
そういえば、私も、ちゃんとマスター出来たプログラミング言語は、例外なく写経で覚えた。
書き写すことには、何か恐るべき威力があるのだと思う。
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