ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

ジョー・ジラード

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

自分の中の不思議な力

ジョー・ジラードというアメリカの世界的に有名な元自動車セールスマンは、2019年に90歳で亡くなっており、私としては、こんなに最近まで生きていたことに驚く。それほど伝説的な人物である。
彼は、1963年から1978年までの約15年間で13,001台の乗用車を売り、ギネス認定されたそうだ。
このジョーは貧しいイタリア移民の子供で、8歳から靴磨きや新聞配達などをして働き、高校を中退して様々な仕事を転々としたが、人生は全く順調ではなかった。
結婚して家族はいたが、帰宅の際には、借金取りの目を逃れるために、家から離れた場所に車を止めて家まで歩いて帰ったという。
そんな35歳の時の朝、妻が彼に言う。
「子供達の食べ物を買うお金を頂戴」
自由業みたいだった彼は仕事に就かなくてはならないと思い、新聞の求人欄を見たら、たまたま自動車販売会社のセールスマンの募集を見つけたので電話をし、面接に行ったら採用され、その日から働くことになった。
研修もOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング。現場指導)もなく、いきなりの本番だったが、とにかく彼は、今日中にお金を得なければならなかった。
その販売会社では、セールスは店内で行い、客が来るのを待って、客が来る度に、セールスマンが順番に対応していた。
客が入って来ると、ジョーは、自分の番でもないのに出て行った。なりふりなど構っていられなかった。妻子のために食べ物を買う金を持って帰らないといけないのだ。
ジョーは、自動車販売の経験も、この店で売る自動車の知識もなかったし、その客が冷やかし(実際には買う気がないこと)の客かもしれないが、そんなことはどうでも良かった。
とにかく、その客を「買わずに帰すわけにはいかなかった」のだ。
ジョーは、その客に何を話したのか全く憶えていないと言う。
しかし、気が付いた時には、客は販売契約書にサインをしていた。
ジョーは上司に頼んで販売手数料を前払いしてもらい(普通は給料日払い)、無事に家族に食べ物を与えることが出来た。
これが、彼の輝かしいセールス人生の初セールスだった。
ちなみに、私も22歳の時の初セールスのことは昨日のことのように憶えているが、私の場合は、親切な方が売れてなさそうな私を憐れんで契約してくれたのだった。

ジラードのこの初セールスは、ほとんどの人が「たまたま」「偶然にうまくいった」と言うだろうが、私は、誰が何と言おうと、魂、あるいは、神の力であると断言する。そして、これが引き寄せの本質だ。
そして、誰もがこの力を持っており、それはいつでも使えるし、実際、使っている人が少ないがいる。
なぜ、このようなことが言えるのかというと、私は子供の時から、自覚的にその力を使えたからだ。
夜空の沢山の星の中から瞬時に土星を特定し、交通量の多い車道から車を消し、広い図書館の中で目的の本を手掛かり無く即座に見つけ、テレビの放送内容を勝手に決定した。
だが、私も、大人になるごとにその力を自由自在に使えなくなったし、大抵の人となると、その力に気付きもしない。

私もまともに見たことはないが、『アニマル・ワン』(1968)というアニメで、メキシコオリンピックを目指すレスリング選手の主人公の少年は、自分の中に何か不思議な力があることを感じ、実際にそれを使っていたのだが、ある時に、その使い方が分からなくなるという不思議な話があるらしい。
それで、その力は、無になった時に使えるのだということを悟る。
今、気付いたが、このアニメは、アマゾン・プライム・ビデオで見れるらしい。
期待通りかどうかは分からないが、見て見ようと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)アニマル・ワン
(2)私に売れないモノはない!(ジョー・ジラード)※原題『How to Sell Anything to Anybody』
(3)セールスに不可能はない(ジョー・ジラード) ※原題『How to Sell Anything to Anybody』
(4)ナ・ダーム ~あなたの中の不思議な力~

夜の蝶々
AIアート1111
「夜の蝶々」
Kay

無意識になれば何でも売れる

無意識に入れば、無意識の強大な力を味方につけることが出来る。
無意識に入る方法について、最も学ぶべきは魔法使いのようだったと言われるアメリカの精神科医ミルトン・エリクソンだが、私は、無意識の偉大な力を見せてくれた例として、ジョー・ジラード(1928~2019)を第一に思い出す。
15年間で13001台の自動車を売ったセールスマンだ。
そのジラードの1台目の販売の話だ。
その日の朝、彼は妻に言われた。
「ねえ、子供達が食べる物を買うお金を頂戴」
35歳の彼は無職で、家にお金は全くなかった。
彼は新聞の採用広告で仕事を探し、自動車の販売員としてその日から働くことになった。
彼が勤務することになった営業所では、客が入って来る度に、販売員が交代で応対した。
そして、車が売れたらコミッション(販売手数料)をもらえる仕組みだった。
当然、大半の客が、見に来ただけで、今すぐ買う気はない。
ある客が店に入ってきた時、ジラードは客の前に出て行った。自分の番ではなかったが、そんなことはどうでも良かった。
当時、ジラードは、自動車のセールスなどやったことはないし、その客もただの冷やかし客かもしれない。
しかし、彼は、「その客を買わずに帰すわけにはいかなかった」。
彼は、客に何を言ったか全く憶えていないらしい。
だが、気が付いたら客は契約書にサインしていた。
本来、コミッションは給料日にもらうことになっていたが、ジラードはマネージャーに相談し、その日に先払いしてもらい、妻子が待つ家にお金を持って帰ることに見事成功した。

彼の熱意だけがセールスを成功させたわけではない。
同じように切羽詰まった状況で熱意を持って立ち向かった者は無数だが、大半は失敗しているはずだ。
彼は思考を消し無意識に入ったのだ。
そして、無意識は冷やかし客も見込み客に変え、そして、彼に売れるセールストークをさせたのだ。
彼はその後、数多くのよく知られ、真似をされたセールステクニックを開発したが、それらは付け足しに過ぎないと思う。
彼は、この最初のセールスで極意を掴み、それを忘れなかった。
だから彼は、「最初は誰もが優秀なセールスマンとしてスタートする」と言ったのだ。
だが、これは違っていた。
ジラードが優秀なセールスマンとしてスタートしただけだ。
セールスマンは、無意識に入る方法を掴んだ時に、優秀なセールスマンとしてスタートするのだ。

私も、新人セールスマンだった時、セールスコンテストの最終日に無意識に入り、大逆転で強豪セールスマン達を押しのけて優勝した。
その時の経験から、無意識に入るコツがなんとなく分かる。
無意識に入るには、思考の流れから飛び出すのだが、そのためには、次の3つのもののうち、ピッタリするものになれば良いと思う。
1.死人(まあ、ゾンビだろう)
2.ロボット(プログラムで動く自動人形)
3.操り人形(操るのは神か魂か無意識・潜在意識)

『コッペリア』というバレエがあるが、これに、コッペリアという名の自動人形の少女が登場する。
これは喜劇なのだが、原作小説はホフマンのホラー小説『砂男』で、これにも、オリンピアという名の自動人形の少女が登場する。
ホフマンは、やはり有名なバレエ『くるみ割り人形』の原作『くるみ割り人形とねずみの王様』の作者だ。
コッペリアもオリンピアも、心がないからこそ人を魅了する。
それは初音ミクさんと同じだ。
これらの美少女達を見て、あなたも無意識になる感覚を学べばどうだろう?

生きた人形
AIアート848
「生きた人形」
Kay


◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)セールスに不可能はない(ジョー・ジラード)
(2)最強の営業法則(ジョー・ジラード、スタンリー・H・ブラウン)
(3)英国ロイヤル・バレエ《コッペリア》 [Blu-ray Disc, 日本語解説]
(4)ボリショイ・バレエ《コッペリア》[Blu-ray Disc]
(5)<パリ・オペラ座バレエ学校公演>コッペリア*バレエ音楽 [DVD]
(6)砂男(上) (扶桑社BOOKSミステリー)

覚悟と誠意

昨日、少し、自動車セールス王のジョー・ジラードの話を書いたことで思ったが、彼の不思議な生涯のほんの少しのことを知れば、何でもうまくやれる方法が分かると思うのである。
彼は、1963年から1978年の約15年間で13,001台の乗用車を売ったが、彼が自動車のセールスマンになったのは、たまたまだった。
彼は30歳の時、既に妻子がいたが、まともに働いておらず、帰宅する時は、借金取りに見つからないよう、家から離れた場所に車を止め、こっそり歩いて家に入らなければならないロクデナシだった。
そんなある日、彼は妻にこう言われて愕然とする。
「あなた、子供達が食べるものを買うお金を頂戴」
家にお金が全くなかったのだ。
彼は、お金を稼がないといけなかった。しかも、すぐに。
彼は、新聞の求人募集を見た。雇ってくれれば、どんな仕事でも良かった。
その時、たまたま目に留まったのが、自動車セールスマンの募集だった。

ところで、私は、この状況で、彼が、友達にお金を借りるとか、泥棒や強盗をしようと思わなかったことに気が付いた。
お金を借りることが出来る友達や親族はいなかったのかもしれない。
しかし、こんな時、盗んだり、奪ったりを考える者は少なくないと思う。
また、彼は、駄目男ではあっても、家族に対する責任も全く忘れていない。
つまり、ジラードは、ロクデナシではあるが、モラルとか良心は持っていたのだ。
まず、これが成功の秘訣の第一である。

ジラードは自動車販売会社に電話をし、そこに行くと、幸い、すぐに採用された。
そこの自動車販売会社では、セールスマン達は店内で待機し、店に客が入って来る度に、決められた順番で出て行って車を売り込んだ。まあ、滅多に売れるものではないだろう。
ところが、ある客が入ってきた時、ジラードは、勝手に出て行って客に話しかけた。
自分の番ではなかった。だが、そんなことはどうでも良かった。自分は車を売って、お金を得なければならないのだ。
ジラードは、車を買うまで、この客を帰すつもりはなかった。無茶苦茶である(笑)。
ジラードは、この時、どうやって車を売り込んだのか、全く覚えていないという。
だが、確かに車は売れ、ジラードは上司にコミッション(販売手数料)の前払いを頼み(承諾してくれるまで離すつもりはなかったのだろう)、見事、家族に食べさせるお金を得た。
この時の、常識など全く顧みない彼の強い目的意識が、成功の秘訣の第二である。

改めて述べると、ジラードは、泥棒をして安直にお金を得ようとはせず、また、家族に対する責任を忘れていなかった。つまり、モラルを持っていた。
そして、「妻子の食べ物を買うお金を得る」という強い目的を持った。
この2つ(モラルと目的)に注意したい。

※順番を無視してセールスしたところは、モラルに欠けると言えなくもないが、ここは大目に見たいと思う。それに、他のセールスマンは、あまりやる気がなかったのだった。

CLAMPの漫画『ツバサ』で、次元の魔女は、小狼(シャオラン。主人公の14歳の少年)に、
「覚悟と誠意。何かをやり遂げるために必要なものが、あなたにはちゃんと備わっているようね」
と言うのを、私はよく覚えているが、まさに、ジラードにはそれがあったのである。
覚悟と誠意は、かなり抽象的な言葉である。
ジラードの話から考えると、覚悟とは、目的のためには何でもするという心構えだ。
そして、誠意とは、責任を果たそうとする気持ちとモラルである。
覚悟だけなら、悪いことをして目的を果たそうとするかもしれない。
誠意だけでは、悩むばかりで実行力がない。
覚悟と誠意、2つが合わさってこそ、何かを成し遂げることが出来る。








家出人の鮮やかな引き寄せ

子供部屋おじさん、子供部屋おばさんという俗語があるらしいが、これは、大人になっても親の家に居続け、必然的に、子供の時にあてがわれた自分の部屋に居ることになることから、そう呼ばれるのだろう。
世の中には、いい歳をして親の家に居る者を、恥ずかしいことと蔑む者が、特に年配者に多い。
ただ、「親の家に居続けることは恥ずかしい」という考え方の元になる「独立してこそ一人前」という思想を広げたのは、実は、不動産屋や家電メーカーという話もある。
つまり、息子や娘が親の家を出てくれたら、マンションを借りてくれるし、テレビも冷蔵庫も売れるというわけである。

昔であれば、男なら、15歳にもなれば家を出て独立するのが普通で、女の場合は、一番美しい十代の中頃に嫁に行くのが普通だった。『赤とんぼ』という歌の「十五で姐(ねえ)やは嫁に行き」は、珍しいことでもなかったのだろう。
こんな昔の慣習を持ち出して、「親の家にいつまでもいるのは情けない、いや、おかしい」と言う者もよくいるが、よく考えれば、上で述べたようなことは貧しい庶民の話で、貴族のような家柄の良い家や、あるいは、親が富、地位を持っている場合は、むしろ、必要もないのに家を出るのは、親や、あるいは、親族を裏切ることになる。

野生動物の世界では、親子の関係こそ忘れ、離れるとしても、同じ群れに居ることが多く、実質、親の家にいるようなものだが、全く独立して単独で生きる動物もいる。
昔の、多くの貧しい庶民は、やはり息子は15歳くらいになったら、旅姿で、親と涙の別れをして家を出、その後、生涯、親子が会わないことも珍しくはなかっただろう。
ただ、これは、やはり相当な昔のことで、出て行く息子も、あてもなく出て行くわけにはいかないので、普通は、同じ村か近くの村の、顔見知りの職人の親方に弟子入りして、親方の家に住むといった具合だったのだろう。
ところが、あてもなく出て行くこともあり、これがなかなか興味深いのである。

野生動物では、単独で親から独立した直後に襲われて死ぬこともあるだろうが、人間だって、旅姿でさっそうと出ていった男が、あっという間に強盗に襲われて身ぐるみ剝がされたり、最悪、殺されることもあっただろう。
あるいは、一人前の男として、希望を持って出て行ったが、奉公先が見つからず、乞食に身を落とすこともあったかもしれない。
まあ、そういうことがないように、いろいろな意味で備えておくものだが、どうしても、要領が悪い・・・というよりは、はっきり言って頭が悪い者はいる。
だが、男も若いうちは見栄えが良いので、女に世話してもらい易いというのではなくても、雇ってもらいやすいものである。
これは、現代でも、そう違いはなく、独立するなら、外見が良くて好かれ易く、また、エネルギーがあって何でも出来る若い時に限るとは言える。

いずれにしても、独立のリスクというものがあり、それを恐れて、親元から離れない者は多いだろう。
しかし、あてもなく出ていった者には神の恵みがあったり、あるいは、引き寄せの力を発揮することが多いように思うのである。
例えば、ハンス・クリスチャン・アンデルセンは、14歳で故郷のオーデンセの村を出て、デンマークの首都コペンハーゲンに1人で行った。コペンハーゲンに親戚がいたらしいが、結局、そこには行かなかった(単に、辿り着けなかっただけだろうが)。
それで、アンデルセンは路頭に迷うが、そこで神様に熱心に祈ったらしい。
すると、裕福な奥さん達が世話を焼いてくれて、住むところや仕事を得ることが出来た。アンデルセンはこれを神の恵みであったと述べている。
ちなみに、アンデルセンは、長身ではあったが、容貌は醜く、そのせいか、生涯独身であった。

もう1つ、私が好きな面白い話がある。
著名な精神科医ミルトン・エリクソンの父親の話だ。
エリクソンの父親は16歳で家出し、あてもなく旅をしていたが、家出こそ、本物の独立と言えるかもしれない。
彼は、若かったので、別に不安もなく、たどり着いた村を歩いていた。
すると、そこに馬車が通りかかり、馬車に乗っていた男にエリクソンの父親は自分を売り込んで、その男に雇われ、さらに、その男の娘を嫁にした。
エリクソンらしく言うと、無意識にまかせて自然にうまくいったのだ。
すると、私は、さらに、こんな話を思い出した。
自動車セールスでギネス記録を持つジョー・ジラードが、30歳で初めて自動車ディーラーの販売員になった時のことだ。
ジラードは自動車販売店にいて、客が来るごとに、セールスマン達が順番に対応して車を売ることになっていた。
だが、客が入ってきた時、ジラードは自分の番ではなかったが、出て行って客に対応した。
ジラードがそんなことをしたのには理由があった。
彼は無一文で、どうしても、今日、車を売って販売手数料をもらい、家族の食べ物を買わなければならなかったのだ。
ジラードは、その時、何を言ったのか、何をしたのか、全く覚えていないと言う。
だが、車は売れ、彼は見事、妻子に食べ物を買うことが出来たのだ。
この時も、ジラードの無意識がうまくやったのだろう。
私も、セールスコンテストで優勝した時の、神がかったセールスは、無意識によるものだったと思う。








一流が活用する「繰り返す言葉」の力

セールスマンをやったことがあり、しかも、駆け出しの時に、強豪セールスマンを抑えてセールスコンテストで優勝したこともある私には、「繰り返す言葉の力」がよく分かるのである。
セールストークは、いつも同じでなくてはならない。
売れないセールスマンは、セールストークをすぐに変えてしまう。
だが、同じセールストークを繰り返せば繰り返すほど力が増し、よく売れるのである。
これは、野球や剣道の素振りと同じである。
夏目志郎さんという世界的セールスマンも、著書の中で、このこと(セールストークは同じでなくてはならない)を特に強調しておられた。
何のことはない。私は、夏目さんの本で学んだのだ。

自動車セールス世界一にギネス認定されている、ジョー・ジラードというセールスマンがいた(2019年2月、92歳で亡くなった)。
彼は、30歳でセールスマンになってから15年で13,001台の自動車を売ったのだ。
ところで、昔の話であるが、彼は、少年時代、アルバイトで、コーラか何かのセールスをしたことがあった。
そのセールスには、コンテストがかかっていて、優勝したら賞金がもらえた。
そして、ジラードは見事、優勝したのだが、その時、ジラードが使ったセールストークは、たった1つだった。
「セールスコンテスト中なんです!」
これが、繰り返される言葉の力である。

売れるお笑い芸人は、必殺のトークを繰り返し使う。
最初、受けなくても、繰り返せば受けるのである。
受けるまで繰り返せばいいのに、ほとんどの芸人がそれをやらない。
受けた後も、何度でも繰り返すのだ。
客は絶対に飽きない。
繰り返されるトークには力があるからだ。
一流のお笑い芸人には、必ず、とっておきのトークがあり、それは誰でも知っているが、言えば必ず受けるのである。

「富、富、・・・」と繰り返し唱えれば、富が得られる。
だが、誰も十分な数、繰り返さない。
どんな言葉も、繰り返せば力になり、その言葉は実現する。
だが、意味のある言葉は、左脳が反応して、抑止がかかり易く、長く唱え続けるのは難しい。

そして、いかなる言葉とも比較にならないパワーがあるのが真言である。
しかも、真言は、左脳ではなく、右脳を活性化するので、楽に唱えられる上、頭も良くなる。
いや、頭が良くなるだけでなく、右脳の強力なパワーを引き出せる。
しかも、古くから、優れた人々によって唱えられ続けてきた真言は、個人の心よりずっと深い超意識と通じており、超意識の強大なパワーが流入してくる。
よって、奇跡が起こる。
なるほど、理屈で考え、目に見えるものしか信じない現代人は、真言を唱えても、超意識と通じるのに、多少の時間はかかるかもしれない。
しかし、繰り返し唱えさえすれば、確実に、超意識にある、宇宙の無限のパワーと共鳴を始めるのである。
生活しながら真言を唱えるのではなく、真言を唱えながら生活する気持ちでやることだ。
そうすれば、不思議なシンクロニシティ(意味のある偶然の一致)が頻繁に起き、望まなくても幸運に恵まれることだろう。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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