ニュージーランドの哲学者、心理学者であるジェームズ・フリンの「フリン効果」とは、時代が進むと共に、人類のIQ(知能指数)が高くなるというものだ。
早い話が、親より子、子より孫の方がIQが高い。
私は、フリンのTED講演のビデオを見たが、これほど印象的なTED講演はないと思うほどだった。
こんな話があった。
フリンが少年の時、人種問題に興味を持ち、父親に尋ねた。
「もしお父さんが明日の朝起きたら黒人になっていたらどうする?」
父親の答はこうだった。
「寝ている間に肌の色が変わった人はいないよ」
私は、この父親の馬鹿さに怒りを覚えるほどだった。
他にも、昔の人への問答を取り上げていた。
「魚とカラスの違いは?」
「魚は食えるが、カラスは食えない」
「寒い所に棲む熊は白い。では、北極に棲む熊の色は?」
「それは知らないが、俺が見た熊はみな茶色だ」
これらに関しても、私は奇妙な不快感や怒りを感じた。
なぜ、この「馬鹿な」昔の人々に怒りを感じるのかを考えたら、意外な理由が浮かぶ。
これらの昔の人々の雰囲気が、今の世の中の人々と全く同じだからだ。
すると、私の感覚を裏付ける事実を知った。
ジェームズ・フリンはある時期まで人々のIQテストの結果を収集したが、その後も別の者によってIQテストの結果収集は続けられた。
その結果は意外なものだった。
だいたいで言うと、1990年くらいまでは人類のIQは向上し続けたが、1990年くらいにIQの向上は頭打ちになり、2010年くらいから顕著に低下し、その後も下がり続けている。
つまり、1990年くらいまでは、人類の頭は良くなっていたが、そこらで人類の知性の向上は止まり、2010年くらいからは馬鹿になる一方だ。
これは、痛切に感じることだ。
人類は確かに馬鹿になっている。
学校教育は、子供達に知識を与えると共に、子供達を洗脳するという効果がある。
ある時期までは知識を与える効果のメリットが顕著だったが、ある時期(1960年代くらいからか)からは、洗脳効果が顕著になり、子供達が馬鹿になっていった。
そして、テレビの普及による社会洗脳の弊害が大きくなり、やはり1960年代から人々が馬鹿になったのだが、人々への洗脳は、どんどん強くなっていったので、さらに人々は馬鹿になった。
そして、致命的なことが、2000年代からの携帯電話の普及で、さらに、人々の脳を決定的に破壊したのが2010年より少し前からのスマートフォンの普及だ。
通信端末型携帯電話の普及で、人々は集中力を失くして馬鹿になり、スマートフォンはもっと人々から集中力を奪った。
今や、人々はちょっとでも時間があればスマートフォンを見るのが当たり前になっており、それは、人々の脳の破壊が進行し続けていることを示している。
実際今や、「魚とカラスの違いは?」と尋ねたら、昔の人より知識量だけは優るから少し違うとは思うが、「魚は食えるがカラスは食えない」レベルの答をする者が多く、それどころか、もっと馬鹿な答をする者も増えていると思う。
それは、選挙で、駄目な政治家を平気で選ぶことを見ても分かることである。
また、迷惑行為を平気でする人には、いつもスマートフォンを手にしている者が圧倒的に多いと思う。馬鹿だから平気で迷惑行為をするのだ。
馬鹿になりたくなければ、スマートフォンをなるべく使わないことだ。
岡田斗司夫さんが言うには、寝る時はスマートフォンの電源を切るのが良く、さらに良いのは、電源を切って部屋の外に置くことだそうだ。
私は、昔、スマートフォンを使い始めた頃から、寝る時はスマートフォンの通信をオフにし(マナーモードにする)、別の部屋に置いている。
また、携帯電話やスマートフォンの文字入力効率が良いかどうかは別にしても、これらの小さい端末では、短い文章を見、入力することになる傾向が強い。
長い文章を読まない、書かないことも、人々が馬鹿になっている大きな要因だろう。
私は、なるべくパソコンを使い、どうしてもスマートフォンでなければならない場合のみスマートフォンを使っている。
だから、家に居る時は、朝、スマートフォンのバッテリー充電率が100%としたら、寝る時は90%くらいまでしか減らない。
洗脳された、そして、道理の分からない馬鹿であったり、集中力がなければ引き寄せも出来ない。これは確かと思う。
簡単な引き寄せメソッドが続かない原因もスマートフォンによるものが大きいだろう。
悩みや不安が大きいなら、まずはスマートフォンをなるべく使わないようにすればどうかと思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)なぜ人類のIQは上がり続けているのか?(ジェームズ・フリン)
(2)スマホ脳(アンデシュ・ハンセン )
(3)明治維新という名の洗脳(苫米地英人)
(4)日本人が知らない世界の黒幕(馬渕睦夫)

AIアート1149
「壁画の天使」
Kay
早い話が、親より子、子より孫の方がIQが高い。
私は、フリンのTED講演のビデオを見たが、これほど印象的なTED講演はないと思うほどだった。
こんな話があった。
フリンが少年の時、人種問題に興味を持ち、父親に尋ねた。
「もしお父さんが明日の朝起きたら黒人になっていたらどうする?」
父親の答はこうだった。
「寝ている間に肌の色が変わった人はいないよ」
私は、この父親の馬鹿さに怒りを覚えるほどだった。
他にも、昔の人への問答を取り上げていた。
「魚とカラスの違いは?」
「魚は食えるが、カラスは食えない」
「寒い所に棲む熊は白い。では、北極に棲む熊の色は?」
「それは知らないが、俺が見た熊はみな茶色だ」
これらに関しても、私は奇妙な不快感や怒りを感じた。
なぜ、この「馬鹿な」昔の人々に怒りを感じるのかを考えたら、意外な理由が浮かぶ。
これらの昔の人々の雰囲気が、今の世の中の人々と全く同じだからだ。
すると、私の感覚を裏付ける事実を知った。
ジェームズ・フリンはある時期まで人々のIQテストの結果を収集したが、その後も別の者によってIQテストの結果収集は続けられた。
その結果は意外なものだった。
だいたいで言うと、1990年くらいまでは人類のIQは向上し続けたが、1990年くらいにIQの向上は頭打ちになり、2010年くらいから顕著に低下し、その後も下がり続けている。
つまり、1990年くらいまでは、人類の頭は良くなっていたが、そこらで人類の知性の向上は止まり、2010年くらいからは馬鹿になる一方だ。
これは、痛切に感じることだ。
人類は確かに馬鹿になっている。
学校教育は、子供達に知識を与えると共に、子供達を洗脳するという効果がある。
ある時期までは知識を与える効果のメリットが顕著だったが、ある時期(1960年代くらいからか)からは、洗脳効果が顕著になり、子供達が馬鹿になっていった。
そして、テレビの普及による社会洗脳の弊害が大きくなり、やはり1960年代から人々が馬鹿になったのだが、人々への洗脳は、どんどん強くなっていったので、さらに人々は馬鹿になった。
そして、致命的なことが、2000年代からの携帯電話の普及で、さらに、人々の脳を決定的に破壊したのが2010年より少し前からのスマートフォンの普及だ。
通信端末型携帯電話の普及で、人々は集中力を失くして馬鹿になり、スマートフォンはもっと人々から集中力を奪った。
今や、人々はちょっとでも時間があればスマートフォンを見るのが当たり前になっており、それは、人々の脳の破壊が進行し続けていることを示している。
実際今や、「魚とカラスの違いは?」と尋ねたら、昔の人より知識量だけは優るから少し違うとは思うが、「魚は食えるがカラスは食えない」レベルの答をする者が多く、それどころか、もっと馬鹿な答をする者も増えていると思う。
それは、選挙で、駄目な政治家を平気で選ぶことを見ても分かることである。
また、迷惑行為を平気でする人には、いつもスマートフォンを手にしている者が圧倒的に多いと思う。馬鹿だから平気で迷惑行為をするのだ。
馬鹿になりたくなければ、スマートフォンをなるべく使わないことだ。
岡田斗司夫さんが言うには、寝る時はスマートフォンの電源を切るのが良く、さらに良いのは、電源を切って部屋の外に置くことだそうだ。
私は、昔、スマートフォンを使い始めた頃から、寝る時はスマートフォンの通信をオフにし(マナーモードにする)、別の部屋に置いている。
また、携帯電話やスマートフォンの文字入力効率が良いかどうかは別にしても、これらの小さい端末では、短い文章を見、入力することになる傾向が強い。
長い文章を読まない、書かないことも、人々が馬鹿になっている大きな要因だろう。
私は、なるべくパソコンを使い、どうしてもスマートフォンでなければならない場合のみスマートフォンを使っている。
だから、家に居る時は、朝、スマートフォンのバッテリー充電率が100%としたら、寝る時は90%くらいまでしか減らない。
洗脳された、そして、道理の分からない馬鹿であったり、集中力がなければ引き寄せも出来ない。これは確かと思う。
簡単な引き寄せメソッドが続かない原因もスマートフォンによるものが大きいだろう。
悩みや不安が大きいなら、まずはスマートフォンをなるべく使わないようにすればどうかと思う。
◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)なぜ人類のIQは上がり続けているのか?(ジェームズ・フリン)
(2)スマホ脳(アンデシュ・ハンセン )
(3)明治維新という名の洗脳(苫米地英人)
(4)日本人が知らない世界の黒幕(馬渕睦夫)

AIアート1149
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Kay