IT企業の大物の伝記を読むと、引き寄せの実感が得られるのではないかと思う。
イーロン・マスクはイメージを動かして考える人だが、彼は子供の時からそうやっていた。
スティーブ・ジョブズは、「現実歪曲空間」とかいって、現実を思うように変えてしまう能力があるが、どうやってやるかというと、「信じるしかない」で、言い換えれば、人間には信じることくらいしか出来ないということだ。
ジョブズは、スタンフォードの卒業式でも「過去の点と未来の点をつなげる」というふうに、空間的に考える人だったようで、これもまた、イメージを動かして考えることだろう。
イメージを動かして考えるというと、最も印象深いのは、シーモア・パパートだった。
シーモア・パパートは、数学者、心理学者、教育者、コンピューター科学者、AI研究者として、どの分野でも大きな業績を残した偉大な人物だが、彼は、自分の能力は平凡だと言う。そして、そんな自分に大きな仕事が出来たのは、4歳の時から、頭の中で歯車を使って考えているからだと言う。歯車とは、誰でもよく知っている機械部品の歯車だ。彼は、3歳か4歳か忘れたが、自動車エンジンの歯車の動きに感動し、以降は、どんなことも、頭の中で歯車を思い浮かべて考えるようになったと言う。
とはいえ、誰もが歯車で考える必要はなく、好きなもので考えれば良いのである。
パパートは、自分が歯車というものに出会ったことは幸運だったと言い、誰もが、その人にとっての歯車と出逢えれば良いと言っていたと思う。
で、イーロン・マスクにとっての歯車は何かというと、具体的には分からないが、彼は子供の時にSFの『銀河ヒッチハイク・ガイド』を読んで使命感に目覚めたと言うが、そのSFの中に、彼に(パパートの歯車に相当するような)イメージを与えるものがあったのではないかと思う。だいたいが、IT企業の大物達は皆SF好きだ。
スティーブ・ジョブズの場合は、例のアレだろう(笑)。
つまり、カリグラフィーという文字装飾芸術で、芸術の中でもシンプルで直観を刺激し易いものだ。
無論、これらは彼らのものであり、我々は自分の歯車を持てば良いのである。
つまり、世界的芸術家の横尾忠則さんが言うように、それは、「十代の時に好きだった何か」であり、横尾さんの場合は、ターザンだった(他に、南洋一郎の冒険小説)。
ターザンは空間を動き回るので、やはり、イメージを操作するのに役に立つ。
私の知り合いの金持ちは『鉄腕アトム』だった。
『鉄腕アトム』は現在(2023年12月)、初期作品(モノクロ)がAmazon Prime Videoで見ることが出来るが、手塚治虫さんが制作に関わったこの作品の映像センスは現代でも見ることが出来ないほど素晴らしいものだと思う。あの金持ちは、その中で動き回る鉄腕アトムのイメージで考えるのだろう。
なぜイメージが大切かというと、苫米地英人さんが言うように、動くイメージによって臨場感を得るためだ。
臨場感あるイメージは現実と同じで、実際に現実になってしまうのだ。
これが引き寄せの本質だろう。
歯車のことはさておき、臨場感を得るために最も簡単な方法は、苫米地さんが言うように、アファーメーションの中に情感の言葉・・・例えば、嬉しい、爽やか、誇らしい・・・等を入れるのが最も手っ取り早い。
私の知り合いの金持ちのアファーメーションというか口ぐせは「金があるからな」と「儲かってしゃーない」だが、この言葉には、「金があるからな(気分がいい)」とか「儲かってしゃーない(から嬉しい)」といった情感が隠れているのだ。
だから、私がお薦めするシンプルなアファーメーション「お金がある」も、「お金がある。嬉しい」「お金がある。安心だ」といった情感の言葉を入れるか意識するとより効果があるだろう。
AIアート561
「天の川」
Kay
私は深呼吸でIQが多少上がっているのか、上記のような連想的考察がすらすら出て来て・・・出過ぎてタイプが追い付かない。
深呼吸は相変わらず忘れ勝ちであるが、それでも効果が出ているようである。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)イーロン・マスク 未来を創る男
(2)銀河ヒッチハイク・ガイド
(3)ハングリーであれ! 愚かであれ! スティーブ・ジョブズ
(4)マインドストーム: 子供,コンピューター,そして強力なアイデア(シーモア・パパート)
(5)「言葉」があなたの人生を決める(苫米地英人)
(6)鉄腕アトム (1963) ※Amazon Prime Video
イーロン・マスクはイメージを動かして考える人だが、彼は子供の時からそうやっていた。
スティーブ・ジョブズは、「現実歪曲空間」とかいって、現実を思うように変えてしまう能力があるが、どうやってやるかというと、「信じるしかない」で、言い換えれば、人間には信じることくらいしか出来ないということだ。
ジョブズは、スタンフォードの卒業式でも「過去の点と未来の点をつなげる」というふうに、空間的に考える人だったようで、これもまた、イメージを動かして考えることだろう。
イメージを動かして考えるというと、最も印象深いのは、シーモア・パパートだった。
シーモア・パパートは、数学者、心理学者、教育者、コンピューター科学者、AI研究者として、どの分野でも大きな業績を残した偉大な人物だが、彼は、自分の能力は平凡だと言う。そして、そんな自分に大きな仕事が出来たのは、4歳の時から、頭の中で歯車を使って考えているからだと言う。歯車とは、誰でもよく知っている機械部品の歯車だ。彼は、3歳か4歳か忘れたが、自動車エンジンの歯車の動きに感動し、以降は、どんなことも、頭の中で歯車を思い浮かべて考えるようになったと言う。
とはいえ、誰もが歯車で考える必要はなく、好きなもので考えれば良いのである。
パパートは、自分が歯車というものに出会ったことは幸運だったと言い、誰もが、その人にとっての歯車と出逢えれば良いと言っていたと思う。
で、イーロン・マスクにとっての歯車は何かというと、具体的には分からないが、彼は子供の時にSFの『銀河ヒッチハイク・ガイド』を読んで使命感に目覚めたと言うが、そのSFの中に、彼に(パパートの歯車に相当するような)イメージを与えるものがあったのではないかと思う。だいたいが、IT企業の大物達は皆SF好きだ。
スティーブ・ジョブズの場合は、例のアレだろう(笑)。
つまり、カリグラフィーという文字装飾芸術で、芸術の中でもシンプルで直観を刺激し易いものだ。
無論、これらは彼らのものであり、我々は自分の歯車を持てば良いのである。
つまり、世界的芸術家の横尾忠則さんが言うように、それは、「十代の時に好きだった何か」であり、横尾さんの場合は、ターザンだった(他に、南洋一郎の冒険小説)。
ターザンは空間を動き回るので、やはり、イメージを操作するのに役に立つ。
私の知り合いの金持ちは『鉄腕アトム』だった。
『鉄腕アトム』は現在(2023年12月)、初期作品(モノクロ)がAmazon Prime Videoで見ることが出来るが、手塚治虫さんが制作に関わったこの作品の映像センスは現代でも見ることが出来ないほど素晴らしいものだと思う。あの金持ちは、その中で動き回る鉄腕アトムのイメージで考えるのだろう。
なぜイメージが大切かというと、苫米地英人さんが言うように、動くイメージによって臨場感を得るためだ。
臨場感あるイメージは現実と同じで、実際に現実になってしまうのだ。
これが引き寄せの本質だろう。
歯車のことはさておき、臨場感を得るために最も簡単な方法は、苫米地さんが言うように、アファーメーションの中に情感の言葉・・・例えば、嬉しい、爽やか、誇らしい・・・等を入れるのが最も手っ取り早い。
私の知り合いの金持ちのアファーメーションというか口ぐせは「金があるからな」と「儲かってしゃーない」だが、この言葉には、「金があるからな(気分がいい)」とか「儲かってしゃーない(から嬉しい)」といった情感が隠れているのだ。
だから、私がお薦めするシンプルなアファーメーション「お金がある」も、「お金がある。嬉しい」「お金がある。安心だ」といった情感の言葉を入れるか意識するとより効果があるだろう。
AIアート561
「天の川」
Kay
私は深呼吸でIQが多少上がっているのか、上記のような連想的考察がすらすら出て来て・・・出過ぎてタイプが追い付かない。
深呼吸は相変わらず忘れ勝ちであるが、それでも効果が出ているようである。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)イーロン・マスク 未来を創る男
(2)銀河ヒッチハイク・ガイド
(3)ハングリーであれ! 愚かであれ! スティーブ・ジョブズ
(4)マインドストーム: 子供,コンピューター,そして強力なアイデア(シーモア・パパート)
(5)「言葉」があなたの人生を決める(苫米地英人)
(6)鉄腕アトム (1963) ※Amazon Prime Video