ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

シミュレーテッド・リアリティ

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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世界をプログラミングする方法(神回)

1970年代に、当時はマイコン(マイクロコンピューター)と呼ばれることが多かったパソコン(パーソナルコンピューター)が登場した時、それでプログラミングを始めた若者が、こんなことを言ったらしい。
「プログラミングをすれば誰でも神様になれる」
これはどういう意味だろう?
コンピューターゲームのことを考えると良い。
コンピューターゲームはプログラムで出来ているが、そのゲームの世界がどんな世界であるかは、プログラマーが決める・・・というか、どんな世界であるかをプログラマーが決めなければならない。
ゲームのシナリオを決める人が直接プログラミング言語でプログラミングをしなくても、間接的には、このゲームのシナリオを決めた人がプログラミングをしたと言える。
たとえば、ゲームの中で、何か特別な呪文を唱えれば、攻撃力が上がったり、持ち金が増えたり、恋人が得られたりと良いことばかりが起こるような世界にプログラミングすることが出来る。

そして、それは、我々の世界でも同じである。
我々の世界も、何らかの意味で、プログラミングされたゲームのような世界であることは間違いないと言って良い。
世界が、よく言われるシュミレーテッド・リアリティというVR(仮想世界)のようなものであると考えなくても、我々の知識では思いつきもしないような構造でのプログラミングされた世界であることは絶対間違いない。
そして、この世界をプログラミングしたのは、やはり自分なのである。
『法華経』や『阿弥陀経』には、世界は無数にあると書かれているが、実際その通りで、自分がいる世界はその1つに過ぎず、この世界は自分が作った(プログラミングした)ものだ。
だが、世界をプログラミングしたのは自我ではなく、真我と呼ばれる真の自分で、仏教では、真我を仏と言ったのである。
それで、自我は、真我にプログラミングを依頼出来、真我は超優秀だから一瞬でどんなことでもプログラミングしてしまう。
そのために、自我は真我と折り合いをつけないといけない。
この折り合いをつける方法が、宗教では、戒律を守ったり、いい人でいることなどである。
荘子は、これ(真我と折り合いをつける方法)を「なりゆきにまかせること」「何もしないこと」と言い、矢追純一さんは「結果は決めて、考えることを放棄する」ことだと言ったわけである。

自我が何かを願えば、真我はたちどころに、そんな世界になるようプログラミングする。
それを、108さんなどが、「願った瞬間に叶う」と言ったのだろう。
そして、後はそのプログラムを実行すれば良いだけだ。
しかし、これがなかなか実行されない。
自我は、「どうすれば、このプログラムを実行出来るんだ?」と言い、プログラムがいつまでも実行されなくて嘆き、文句を言い、挙句、泣き出す。
実行させる必要などない。
実行を許せばいいだけなのに、その実行を許可せず止めているのも自我なのだ。
そして、荘子のように「なりゆきにまかせて何もしない」とか、矢追さんのように「考えることを放棄」すれば、プログラムは勝手に動く。

幸運の訪れ
AIアート677
「幸運の訪れ」
Kay


私が小学5年生のある日のことだ。
私は午後3時に雨が降って欲しかった。しかし、天気は良く、よく晴れている。
私は「午後3時に雨が降ればいいなあ」と思い、「そのようになりますよう」と思ったら、午後3時に雨が降り出した。
これは創作でも何でもない事実であることを保証する。
つまり、午後3時に雨が降るようプログラミングすることを真我に依頼し、「そのように」と実行を許可したというか、実行を止めなかったのだ。

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もう知らないとヤバいこと

闇に飲まれつつあるこの世界では、もう魔法力を使えないとヤバい。
で、どうすれば魔法力を使えるのかというと、理性と感情の問題があり、少々ややこしい。
宗教的に説明して納得してくれる素直な人は良いが、宗教の教えというのは、教える方が不純だと本当には説得出来ないものだ。
そこでだ。
ある程度若いか、若いマインドを持っているなら、この世界が、『マトリックス』や『ソードアート・オンライン』のような仮想世界だと考えるのが良いと思う。
実際、この世界は仮想世界なのだから。
で、仮想世界を動かす魔法の使い方と言えば、コマンドを使うのだが、コマンドは、言葉やポーズや図形、あるいは、特別な感情だ。
何が有効かは、本来は、人に聞かなくても考えれば分かる。
これまでの人生で、思いがけず楽しい想いをした時、それを使ったはずだからだ。それを思い出すと良い。
だが1つ教えると、息を吸って止め、願う状態をイメージし、そうなるようコマンドを送る(心で言う)。そのコマンドは「なった」とか「よい」など、許可を示す言葉なら何でも良い。断定的に言うこと。
イメージし難い願いなら、願いを、願い、夢、希望などといった言葉に封じ込め、息を吸って止め、「願いがかなう」「なった」と心で言えば良い。
細かいところは自分で考えること。自分が、この世界の王であると思うと、自ずと分かるはずだ。

後は、ゲームを一切やったことがない私が言うのも何だが、ゲームで言うヒットポイント(生命力や保有エネルギーみたいなもの)が高くないと魔法力も弱い。
どうすればヒットポイントを高めることが出来るかというと、いろいろあるが、重要なものを挙げれば、意外かもしれないが知識を得ることだ。しかし、この仮想現実が情報で出来ていることを考えれば不思議ではあるまい。
ただ、下品な本みたいなものは情報の質が悪く、そんなものを取り込むと、持っているヒットポイントまで使い物にならなくなる。
細かくは説明しないが、神話や昔話の情報は強力である。日本人なら『古事記』や『遠野物語』を読むと良いと思う。
ヨガや仙道はヒットポイントを高めるが、他人から気を取るなんてことをやろうとすると、情報エネルギーの質が悪くなり、力を失くす。
腕振り運動をやると良い。








この世の仕組みがかなり分かってきた

既に、絵が描けなくてもイラストや漫画が描けるソフトウェアが存在し、そう遠くなく、こと絵に関しては、誰でも、プロ並み、あるいは、それ以上に描けるソフトが登場するだろう。
やがては、誰もが、リアルなCGの静止画や動画を自在に作れるようにもなる。
そうなると、新しいタイプのイラストレーターや画家、漫画家、そして、CGクリエイターが出て来るだろう。
それは、現在の一般的なイラストレーターとかCGクリエイターが必要なくなるということでもある。すぐではないかもしれないが、そんなに先のことでもないと思う。

さらに、その先で起こるのは、自分や他人が作った3Dムービーや3Dゲームの中のキャラクターに自分がなり、現実的な感覚を持って、その仮想世界で活躍することである。
その際、複数の人が、そのムービーやゲームに一緒に参加することも出来るし、自分以外の登場人物はAIということも考えられる。
そして、そんなムービーやゲームに感覚や精神がフルダイブ(完全没入)し、その仮想世界は現実世界と区別がつかないほどのクオリティになっていくだろう。
つまり、『マトリックス』や『ソードアート・オンライン』の世界が実現するのである。
それには、コンピューターと脳神経の接続が必要になるが、研究に大規模なリソースを割くことが出来れば、完成にそれほど時間はかからないと思う。
アメリカでは、倫理的な規制が研究の障害になるが、そのようなもののない大国が本気でやれば、短期間に驚くべき進歩をするかもしれず、アメリカの優秀な研究者も、そんな国に高額で雇われることがあり得、そうなれば、アメリカでも研究の規制を緩めるしかなくなる。

そういった仮想世界が実現すれば、可能性の上では、誰もが神になれるのである。
いや、この世界がすでに仮想世界であるという可能性を否定することは難しく、イーロン・マスクや哲学者のニック・ボストロムらが、この世界は、ほぼ100%の確率で、既に人工的な仮想世界(シミュレーテッド・リアリティという)であると断言していることがよく知られている。

このことを、もっと簡単に言えば、私が日頃言うように、この世界は漫画であり、我々は漫画の登場人物である。
漫画の登場人物の心は、作者の心の一部である。
哲学者や芸術家の中には、かなり昔から、それと基本的に同じようなことを感じていた人、あるいは、はっきり分かっていた人は少なくなかった。
近年では、詩人のW.B.イェイツがそうであったし、ニーチェも間違いなく分っていたと思う。
実を言えば、この私でさえ、小学4年生の時に、それに近いことにぱっと気が付いたのである。

我々の運命は、我々の意識の大本である作者次第であり、作者は神様のようなものである。
そして、ややこしいが、結局のところ、我々自身が作者なのである。
これは、昔から、一部の宗教家や神秘家が述べてきたことでもある。

その中で興味深いのは、江戸末期の神道家、黒住宗忠が、神様の開運を祈ったことだ。
普通の人には、人間が神様の開運を祈る意味が、さっぱり分からないだろう。
しかし、この世界が漫画で、自分が漫画の登場人物であり、自分の意識が、作者である神様の意識の一部だと知っていれば、それほど不思議なことではない。
作者は、自分のお気に入りの登場人物に集中し、様々な意味で、自分の調整を行おうとしたのである。
聖書や仏典に書かれた謎めいた記述も、「漫画ー作者ー登場人物」の関係で考えれば、ある程度分かると思う。

自分の意識の元を肯定することだ。
それには、自分を肯定しなくてはならない。
それには、モラルや良心が必要で、泣き言を言ってはならない。
そして、自分がそのようになろうと決意することは、既に作者が決めているのである。
自分の意識の元と言える魂の声を聞くようにすれば、神と一体なのであり、そうであれば、ただなりゆきにまかせることで、新しい世界を作り出せるだろう。








人類総モブキャラ化計画絶賛推進中

この世界は、1つの漫画のようなものであり、我々は、その漫画に登場するキャラクターだ。
まあ、昔から言われるように、この世界は1つの夢だとか、映画だとか、あるいは、今流に、映画『マトリックス』やアニメの『ソードアート・オンライン』のような仮想世界であるシミュレーテッド・リアリティだとも言えるが、漫画と言う方が当を得た部分が多いと思う。
この世界が漫画なら、作者が神様で、キャラクター達は神である作者が作り出した作者の分身で、作者の意識の一部を持っている。
漫画に喩えず、よく言われているような言い方をすれば、神様が世界を作り、人間は神様の魂を分け与えられているということになるが、それでは分かり難い(言葉では分かってもピンとこない)し、さらに、どう生きれば良いかについては、宗教的、道徳的に考えるしかないが、それは弊害が大きいことが分かっている。
しかし、この世界は漫画で、人間は漫画のキャラクターだと考えると、明確になることが多い。

ところで、では、この世界という漫画の読者は誰かというと、それは、宗教や聖典でも曖昧に語られ、人間の頭では理解し難く、最近では、量子力学を使って難しい説明をした上、下手な比喩で語って、さらに分かり難くしている者もいる。
しかし、簡単に言えば、読者は、作者やその意識の一部であるキャラクターそのものなのである。

我々、個人個人の運命がどうなるかは、神様である作者次第だ。
我々は、意識がある限り、完全なモブキャラ(雑魚キャラ、背景キャラ)ということはない。
だが、モブキャラ的な人間は多い。
我々は、主役、あるいはせめて、主要キャラ、重要キャラにならなくてはならない。
また、重要キャラとはいえ、悪魔に魂を売った闇キャラになると、もう必ず悲惨な最後となるので、光のキャラにならなければならない。

では、主要キャラになるにはどうすれば良いか?
問うまでもないと思う。
「シャンと」すれば良いだけだ。
余計な説明はすまい。ただ「シャンと」すれば良いのである。
一方、モブキャラ特有の言動はやめることだ。そんな言動をするのがモブキャラであるのだから。
モブキャラ特有の言動とは、
「いいわけをする」
「文句を言う」
「泣き言を言う」
「欲張る」
「自分のことだけ考える」
「弱い者いじめをする」
だ。
これらの特徴を備えた漫画の主要キャラなんて見たことがないはずだ。

ところで、今現在、「人類総モブキャラ化計画」が強力に推進されていることをご存じだろうか?
ん?ご存じない?
だが、上に上げたモブキャラの特徴を備えた人間がやたら多いことが分かるのではないだろうか?
自分がそうだと分かったら、すぐにキャラクターを変えないといけない。

そして、光キャラになるには、モラルを持つことだ。
悪魔に魂を売って闇キャラになると、一時的に力を得て、良い思いをする。
しかし、それは言ってみれば、悪魔や動物霊の配下になるってことで、最後は魂を吸われて終わりである。魂って、美味しいんだ(笑)。

ところで、「人類総モブキャラ化計画」のおかげで、シャンとする感覚が分からなくなっているモブキャラが多い。
漫画ってのは、顔が9割だ。
よく漫画を読んで、主要キャラの凛々しい表情を真似れば良いのである。
そう、表情が全てと心得よ。
だが今は、可愛い女の子を見たら、モブキャラらしいスケベな表情をする者が多いが、それはスケベな心を顕しているに過ぎない。まさに、モブキャラ一直線の人間だ。
なんとそんな者が多いことか!
主要キャラは、天使のような可愛い女の子を見たら、柔らかく微笑むに決まっているだろう?それを真似ることである。
ん?主要キャラにもスケベはいる?
そう言い張るなら、どうぞ、モブキャラの道を行けば良い。止めないから(笑)。
確かに、「人類総モブキャラ化計画」に加担している漫画も多く、ベストセラーの大半を占めているようである。読むなら生き残っている昔の漫画が良いかもしれない。
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世界は漫画のようなもの

小学3年生の時の書道教室から、歩いて帰る途中だった。
私は、書道をあまり熱心にやっていたわけではなかったが、1文字の中に世界があるかのように感じる、この書道を行った後であること、そして、夕陽の幻想的な光のせいであったと思う。
私は、不意に、この世の中が劇であることが「解ってしまった」。
人は皆、役者であり、世界は劇のセットだ。
演技にのめり込んでしまったせいだろうか、私は、どういうわけか、自分が役を演じている役者に過ぎないことを忘れ、役中の人物になり切ってしまっている。
いや、おそらくは、自分が役者であることを忘れるよう、催眠術か別の何らかの方法によって、自分の正体を忘れているのだろう。
なぜなら、自分が役者であると気付いた後も、自分が役者であることを忘れ勝ちなまま、今も役者を続けているからである。

では、自分の本当の姿がどのようなものであるかというと、私が子供の時に浮かんだイメージは、泥の中の1つの泡(あぶく)だった。それが何を意味するのかはいまだ分からないが、人間の正体は、何かを吐き出すもののように感じた。
ヘルメス版より古い、アトランティス人トートが著した『エメラルドタブレット』を発見・英訳したドーリル博士によれば、人間は深い地下で燃えるロウソクである。
どのように吐くか、あるいは、燃えるか・・・その微妙さが大切であるのかもしれない。

もちろん、世の中が劇であると言っても、我々が知っている劇と、どのくらい類似しているのかは分からないし、相当・・・いや、全く異なるものかもしれない。
世界が、コンピューターで作った仮想世界である「シミュレーテッド・リアリティ」であるという考え方(シミュレーション仮説)も広まっているが、シミュレーテッド・リアリティを作っているのは、あくまで「コンピューターのようなもの」で、我々が知っているコンピューターとどのくらい似ているか(あるいはさっぱり似ていないか)も分からない。
シミュレーテッド・リアリティは、見たことがない人もいると思うが、映画『マトリックス』のような世界だと言えば易いだろう。
いや、もっと分かり易いのは、我々は眠っていて、夢を見ているという考え方だ。
これは、2400年程前に実在したと言われる、中国の荘子(荘周)も考えたことで、『荘子』の中に「胡蝶の夢」として書かれている。
私としては、自分が、アニメ『地獄少女』のサード・シーズンである『地獄少女三鼎』の主要キャラクターである中学3年生の少女、御景ゆずきのような状況にあるというのが、最もピンとくる。ゆずきは可愛いからね(笑)。

そして、最も心に響いたのが、西尾維新原作の漫画『めだかボックス』で、おそらくヒロインの黒神めだかだと思うが、自分が漫画のキャラクターだと気付くという話だ。
私は、『めだかボックス』を一昨日から読み始め、もう5~6巻は読んだが、まだ、そんな場面に出くわさないが・・・

この世界が漫画だというのが、最も適切とすら思える。
世界がどうなるかは作者次第であるが、作者としては、ドラマチックなものにしたいか、あるいは、別の意図でストーリーを進行させ、そして、終結させるのだろう。
我々の意思は、作者が与えたようなもので、いわば、我々は作者の分身なのであると思う。
だから、我々は、作品の中でのことなら、知らないと設定されていることも、本当は知っている。
実際、漫画の中の人物は、知らないはずのことを知っているように振舞うことがある。何と言っても作者が知っているのだから。
いわば、作者は神である。
神である作者を通し、作品全体のことを考えて生きれば、我々も、世界である漫画の共同制作者になれるかもしれない。
そんなことを、引き寄せとか、成功哲学とか言うのだと思う。
我々の周囲にある漫画作品は、世界の設計書のお手本みたいなものだが、質の悪いものも、わざとばら撒かれているように思う。
是非、品質の高い漫画を読んで、世界のシステムについて学ぶと良い。
そうすれば、ある程度は世界を意のままに出来るかもしれない。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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