今後、日本はどんどん国力が衰えるという予想がある。
国力とは、経済のことを言っているのだろうし、それは、簡単に言えば、お金がなくなることである。
日本が経済大国になれたのは、技術力と勤勉さのおかげであるが、この両方がどんどん衰えているらしい。
加えて、世界的に、企業のビジネススキルが格段に進歩向上しているのに、日本の大半の企業のビジネスのやり方は古く、世界で通用しない(互角に戦えない)もののようだ。
ただ、ごく一部においては、日本にも、高い技術を持つ企業や人材も確かにいる。
ところが、日本の優秀な人材は、今後、海外の企業に引き抜かれる可能性が高いのだという。
将来においては、日本だアメリカだといった国境の重要性が薄れるかもしれないし、薄れるべきではあるのだが、現在においては、特に日本は、日本人というよく似た集団になっている。
その日本の大きな問題の1つが英語コンプレックスだ。
英語をやれば国際的だとか、英語ができないと国際的でないという馬鹿げた考え方をます捨てなければならない。
英語は、やりたければやれば良いし、やりたくなければ、別にやらなくて良い。
このことは、きちんと認識すべきである。
私も会社の中で、時々、外国人に英語で話しかけられることがあり、それは、用事があるというよりは、雑談の誘いである。
もちろん、用事でも雑談でも歓迎するが、ここは日本だ。
私がフランスに行けばフランス語で、インドに行けばインドの言葉で話すようになろうとするが、日本では外国人の方が日本語で話さなければならない。
もちろん、アメリカ人やイギリス人が日本に来たばかりで日本語がサッパリという場合には、誰でも最低限の英語はできるのだから、英語で話してあげる配慮も必要だが、まるで、日本人が英語を話さなければならないという態度は認める訳にはいかない。
昔、竹村健一さんが、自分は英語を武器にしてきたことを、よく強調されておられたが、彼は若い頃に留学生としてアメリカに行っていたからそれもできたが、日本にずっといる人に英語を勧めるのはちょっといただけない。
それなら、海外に出ることを勧めた方が良い。
海外に住むことになれば、嫌でも、その国の言葉の勉強に熱が入るし、そして、そこに行ってしまえば、自然にできるようになる。
しかし、日本にいる限り、英語が悪いのではないが、英語を使うと効率が悪いのである。
社内の公用語を英語にするという奇妙なことをやる企業が僅かながらあるが、重要なことは裏で日本語で決めているのであり、そんなやり方が歪みとなり、業績を落としている場合がほとんどだ。それで、企業も馬鹿ではないので、大怪我しないうちにやめているのである。
以前は、楽天やユニクロが、英語を社内公用語にしたという話がよく出ていたが、もうその話題も、あまり聞かなくなった。
多分、事実と思うが、楽天の三木谷氏は単なる英語マニアで、宋文州氏に言わせると、英語コンプレックスなのだそうだ。
ユニクロの社長はあまり出しゃばる人ではないので、私は名前も知らないが、彼自身は英語はできないらしい。
ユニクロは、別に英語で仕事をしろというのではなく、沢山の国の人が集まる機会が多いので、誰もが(日本人だけでなく、中国人もフランス人も)一応の英語ができるようになっておけという意味らしい。
国際的に活躍している人にも英語が全然できない人はいくらでもいる。
以前は、西洋の可愛い女の子と仲良くなるために英語を勉強したいという不埒者も多かったが、英語を話せるのとモテることは関係がないようだ。
英語以前にやるべきことがいくらでもあるだろう。
時々、英語の原書を、翻訳されるより早く読むメリットを上げる人がいるが、日本語の本すら、誤読すれば損害が大きいのに、英語の本なんか読んで役に立つはずがない。
日本語の本で足りないほど勉強家ではないし、分野によっては、良い本となると、むしろドイツ語やイタリア語、ロシア語のものが多いかもしれない。
英語よりは、明らかにコンピュータープログラミングを学ぶ価値が高いが、それも、必ずしも誰にでも必要な訳ではない。
明らかに、不向きな人もいると思う。それに、プログラミングといえば、すぐに、JavaだC#だ、JavascriptだRubyだと言う人がいるが、普通の人なら、ExcelとVBAを学ぶ方がずっと役に立つ。というより、専門家以外の人がJavaやC#等をやっても何の意味もない。
英語は単なる一例であるが、一部の人の利益や、誤った思い込みのために不合理なこと、非効率なことをしていては、日本の国力はどんどん衰えるだろう。
教育のあり方も、日本の学校の馬鹿馬鹿しさは堂々ナンバーワンかもしれない。
なるべく早く独学できるようになり、学校を無視できるよう努力すべきと思う。
中学2年生くらいになれば、本やインターネットを使って自分で勉強できるので、基本的に学校は不要だ。
しかし、他人と一緒に学ぶことにも大きなメリットがあるので、現在の学校とは異なる別の学校が必要である。
そんなことも実現させる必要がある。
日本のためにね。
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国力とは、経済のことを言っているのだろうし、それは、簡単に言えば、お金がなくなることである。
日本が経済大国になれたのは、技術力と勤勉さのおかげであるが、この両方がどんどん衰えているらしい。
加えて、世界的に、企業のビジネススキルが格段に進歩向上しているのに、日本の大半の企業のビジネスのやり方は古く、世界で通用しない(互角に戦えない)もののようだ。
ただ、ごく一部においては、日本にも、高い技術を持つ企業や人材も確かにいる。
ところが、日本の優秀な人材は、今後、海外の企業に引き抜かれる可能性が高いのだという。
将来においては、日本だアメリカだといった国境の重要性が薄れるかもしれないし、薄れるべきではあるのだが、現在においては、特に日本は、日本人というよく似た集団になっている。
その日本の大きな問題の1つが英語コンプレックスだ。
英語をやれば国際的だとか、英語ができないと国際的でないという馬鹿げた考え方をます捨てなければならない。
英語は、やりたければやれば良いし、やりたくなければ、別にやらなくて良い。
このことは、きちんと認識すべきである。
私も会社の中で、時々、外国人に英語で話しかけられることがあり、それは、用事があるというよりは、雑談の誘いである。
もちろん、用事でも雑談でも歓迎するが、ここは日本だ。
私がフランスに行けばフランス語で、インドに行けばインドの言葉で話すようになろうとするが、日本では外国人の方が日本語で話さなければならない。
もちろん、アメリカ人やイギリス人が日本に来たばかりで日本語がサッパリという場合には、誰でも最低限の英語はできるのだから、英語で話してあげる配慮も必要だが、まるで、日本人が英語を話さなければならないという態度は認める訳にはいかない。
昔、竹村健一さんが、自分は英語を武器にしてきたことを、よく強調されておられたが、彼は若い頃に留学生としてアメリカに行っていたからそれもできたが、日本にずっといる人に英語を勧めるのはちょっといただけない。
それなら、海外に出ることを勧めた方が良い。
海外に住むことになれば、嫌でも、その国の言葉の勉強に熱が入るし、そして、そこに行ってしまえば、自然にできるようになる。
しかし、日本にいる限り、英語が悪いのではないが、英語を使うと効率が悪いのである。
社内の公用語を英語にするという奇妙なことをやる企業が僅かながらあるが、重要なことは裏で日本語で決めているのであり、そんなやり方が歪みとなり、業績を落としている場合がほとんどだ。それで、企業も馬鹿ではないので、大怪我しないうちにやめているのである。
以前は、楽天やユニクロが、英語を社内公用語にしたという話がよく出ていたが、もうその話題も、あまり聞かなくなった。
多分、事実と思うが、楽天の三木谷氏は単なる英語マニアで、宋文州氏に言わせると、英語コンプレックスなのだそうだ。
ユニクロの社長はあまり出しゃばる人ではないので、私は名前も知らないが、彼自身は英語はできないらしい。
ユニクロは、別に英語で仕事をしろというのではなく、沢山の国の人が集まる機会が多いので、誰もが(日本人だけでなく、中国人もフランス人も)一応の英語ができるようになっておけという意味らしい。
国際的に活躍している人にも英語が全然できない人はいくらでもいる。
以前は、西洋の可愛い女の子と仲良くなるために英語を勉強したいという不埒者も多かったが、英語を話せるのとモテることは関係がないようだ。
英語以前にやるべきことがいくらでもあるだろう。
時々、英語の原書を、翻訳されるより早く読むメリットを上げる人がいるが、日本語の本すら、誤読すれば損害が大きいのに、英語の本なんか読んで役に立つはずがない。
日本語の本で足りないほど勉強家ではないし、分野によっては、良い本となると、むしろドイツ語やイタリア語、ロシア語のものが多いかもしれない。
英語よりは、明らかにコンピュータープログラミングを学ぶ価値が高いが、それも、必ずしも誰にでも必要な訳ではない。
明らかに、不向きな人もいると思う。それに、プログラミングといえば、すぐに、JavaだC#だ、JavascriptだRubyだと言う人がいるが、普通の人なら、ExcelとVBAを学ぶ方がずっと役に立つ。というより、専門家以外の人がJavaやC#等をやっても何の意味もない。
英語は単なる一例であるが、一部の人の利益や、誤った思い込みのために不合理なこと、非効率なことをしていては、日本の国力はどんどん衰えるだろう。
教育のあり方も、日本の学校の馬鹿馬鹿しさは堂々ナンバーワンかもしれない。
なるべく早く独学できるようになり、学校を無視できるよう努力すべきと思う。
中学2年生くらいになれば、本やインターネットを使って自分で勉強できるので、基本的に学校は不要だ。
しかし、他人と一緒に学ぶことにも大きなメリットがあるので、現在の学校とは異なる別の学校が必要である。
そんなことも実現させる必要がある。
日本のためにね。
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