ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

コリン・ウィルソン

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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現実はやっぱり夢

人生とは辛いもの・・・らしい(笑)。
徳川家康は、人生とは、坂道を重荷を背負って昇るようなものだと言ったらしいが(これに関する本当のことは知らないが)、それはなかなかしんどそうだ。しかし、多くの人は、人生の苦労はそれどころではないと感じていると思う。
イエス・キリストは、重荷は私に預けよと言ったことになっているが、「どうやって預けるか」が分からないと思う。イエスはそこまでは言わなかったが、言ったが伝わっていないかである。

ところで、今はどうか知らないが、中国人の真似をする時は薄目をするのが定番だったらしい。
これは察するに、昔の中国の圧政は想像以上で、庶民は悲惨な状況だったという歴史家の話を見た覚えがあるが、庶民が、そんな現実を文字通り「見ない」・・・実際は「あまり見ない」ために、そんなことをやり始めたのかもしれない。
ところが、芸術やオカルト、そして、科学的な研究において、薄目でものを見る、あるいは視界にまつ毛を重ねて見ることで、脳を特殊な精神状態に導くということが少し分かっていると思う。ただ、お金にならない研究なこともあり曖昧なままであるような気がする。
しかし、曖昧なままの方が良いかもしれない。このような微妙で神秘的なことを下手に合理的に解釈しない方が良い。
大雑把な言い方をすれば、薄目で見ることで、脳のなんらかの作用により、精神のモードが切り替わり、超越的な状態、霊的な状態、アルタード・ステーツ(変性意識)状態になっていくのである(個人により程度の差はある)。
それによって分かることは、世界、あるいは人生は夢と変わらないということだ。

辛いと言われる世の中、あるいは人生が夢だと分かれば、辛いとは思わず、せいぜい「面白くない」という認識に変わる。
嫌な夢を見ている時、その夢を辛いと思うかもしれないが、これが夢だと気付けば、それほど辛くないようなものだ。
そして、夢の中で、これが夢だと気付けば、夢は変化し、うまくいけば快適な状況に変わる。
現実も同じである。
古代中国に、やたら賢者が多かったのは、圧政の中で薄目で見ることが流行ったからではないかと思えるほどである。
特に荘子は、現実は全く夢だと断じていたが、荘子はそこそこの身分でありながら、何か辛い状況にあり、庶民の現実逃避法を学んで、高次の世界に目覚めたのかもしれない。

稀に分かる人がいるが、私は幼い時から、何でもいいが、何かに「さりげなく意識を集める」と、その何かから存在感が消えるのを発見し、その精神操作に夢中になったものだが、これは、夢の中特有のものの見方を現実でやったのである。
夢と現実は同じとはいえ、やや精神状態が異なることは間違いない。
この「さりげなく意識を集める」ことは、発明家のイツァク・ベントフが『ベントフ氏の超意識の物理学入門』の中で、ある種の幽体離脱とか千里眼の実験として提示しているが、やはり、超越意識の状態に導くのだろう。
私が子供の時、異常な引き寄せ能力を持っていたのも、そんなことに関係すると思う。

夢
AIアート528
「夢」
Kay


世界、あるいは人生は夢であると見なせ、薄目で見ろ、さりげなく意識を集めろ、深呼吸しろ・・・こういったことは繰り返し述べた方が良いかもしれない。
これらを公式として行うのではなく、さりげなく行ううちに、不意に閃きを呼ぶ。それは1つの悟りである。
世界は夢であり、それを作っているのは内なる神のようなものだ。
コリン・ウィルソンは『右脳の冒険』の中で、「内なる魔術師」が世界を目を向けた範囲で瞬時に作るのだと、なかなか鋭いことを述べている。
とにかく、世界は夢である。
IA(イア)とONE(オネ)のデュエットソング『Into Starlight』の歌詞が、それを美しく表現していると思う。

浮かぶ幻 私を高次元に誘うけど
目の前の今 輝き眩しすぎて
回る 陽炎 私を取り囲むように
さあ、と巡る 奏でる まるで夢見たように
~『Into Starlight』(作詞・作曲・編曲:KURIS・YUICHI NAKASE。歌:IA・ONE)より~

◆当記事と関連すると思われる書籍のご案内◆
(1)ベントフ氏の超意識の物理学入門
(2)荘子〈1〉 (中公クラシックス)
(3)右脳の冒険―内宇宙への道
(4)魂の体外旅行: 体外離脱の科学
(5)ラマナ・マハルシの教え

リアルな宇宙への潜入

現実以上にリアルな夢を見たことがある。
いや、本当は、夢の方がリアリティが高いのだが、目覚めた後の脳は、夢の印象を再現する能力に欠けるだけなのだと思う。
だから、目が覚めているのに、夢心地でいる時は、世界のリアリティが格段に上がっていることに気付くことがある。
「アラビアのロレンス」として知られるT.E.ロレンスは、その体験を自伝『知恵の七柱』に書いており、その記述が非常に重要であるとして、イギリスの作家コリン・ウィルソンが心理学的評論『右脳の冒険』に引用している。

私が夢で見た、地上付近の空中に停止した宇宙船の存在感や威圧感は圧倒的だった。
また、空に浮かんだ曼荼羅のようなイリュージョン(幻影)的な映像ほど美しいものは、見たことがない。
天使的な存在にも、少なくとも2度会ったが、いかなる人間の美少女も全く比較にならなかった。
W.B.イェイツの『まだらの鳥』で、イェイツ自身を投影した主人公マイケルが湖に浮かぶ精霊の少女に会った時の記述を見た時、あの夢で見た天使の少女のことを思い出した。
『まだらの鳥』のその場面では、空気は澄み渡り、マイケルは、精霊の少女の服のひだの1つ1つまではっきり見えたと言う。
これは、イェイツの実体験であることは間違いないと思う。
そう、リアルな世界では、空気感が全く違うのだ。

夜の9時
AIアート497
「夜の9時」
Kay


解剖学者の養老孟司さんの『唯脳論』に詳しく書かれている通り、世界は脳内の知覚というか情報処理に過ぎない。
そして、ロジャー・ペンローズの『量子脳理論』仮説によれば、意識は脳の量子的作用であるが、それは時間と場所に制約されない可能性がある。
さらにずっと論を進めると、つまるところ、世界は、我々が考える意味で存在しているわけではなく、夢のようなものであり、VR(仮想現実)であり、また、コンピューターゲームのようなシミュレーション世界とも言える。
そして、さきほどのコリン・ウィルソンによれば、現代人には世界が、まるで「噛み古したガムのように」色褪せたものに感じてしまっている。
だが、我々は、美しい世界を取り戻すことが出来る。
そして、手順さえ踏めば、その天国のような世界で自由でいることが出来るし、それをまさに天国とか極楽浄土とかエデンとか桃源郷とか言うのだろう。
その楽園の王国に入る鍵はただ1つ、深呼吸であることは疑いないと思う。
もっと正確には、その王国に入るための遺伝子のスイッチをオンにすれば良いのだが、サブシステム的な機能を発動させるスイッチがあり、その(サブシステム的な機能の)スイッチを入れる方法は、これまでも発見されたことがある。
しかし、最終スイッチは多段階構造になっていて、そのプロセスを処理する方法は深呼吸以外になさそうだ。
だが、言い換えれば、深呼吸という手順は用意されており、それが我々に組み込まれているのである。
まあ、四の五の言わず、深呼吸をしっかりやれば分かることである。
ところが、深呼吸をあまりさせないための因子も組み込まれているのだろう。
ほとんどの人が、十分な深呼吸をせず、したとしても継続しないのである。
だが、私はあえて未開の地に踏み込み、深呼吸という光線銃を使い、至高の宝を得ようと思う。

◆当記事関連書籍のご案内◆
(1)右脳の冒険―内宇宙への道
(2)砂漠の反乱 (中公文庫)
(3)自伝小説 まだらの鳥
(4)唯脳論 (ちくま学芸文庫)
(5)ペンローズの〈量子脳〉理論 ―心と意識の科学的基礎をもとめて

薄目の恐るべき効果

最近、薄目で見ることの神秘的な効果について、何度かさらりと書いたが、その重要性は本当に大きなものだ。
これに関し、情報自体は沢山あるが、説明は難しい。
私が、直感的にこのことに気付いたのは、画家のムンクが薄目で見ることの効果について語っていたものを読んだ時で、ムンクはこの世ならざるものを見たのだ。
このことについて、普通は、「まつ毛が視界に重なってぼんやり見える光景がきれいだったのだろう」と思う程度であるが、ムンクが感じていたのは、そんなレベルのことではない。
同じことについて、コリン・ウィルソンは『右脳の冒険』の第4章『幻視的意識への道』の30ページをまるまる使い、様々な興味深い資料を引いて考察している。
ムンクは初期の作品『病める子』を描く時に、薄目の効果について気付き、これが彼の作品のスタイルを作った。
そして、ムンクは石版画の技術を修得すると、その『病める子』の少女の顔をクローズアップした作品『病める少女』を改めて作ったが、この作品では薄目の効果がさらに鮮明になっている。

人は寝ないベッド
AIアート461
「人は寝ないベッド」
Kay


結論を言えば、かなりざっくり言うが、人間は薄目をすることで、外界を創造する原因を作ってしまうのである。
それに気付いたのは万人に一人の天才だが、そんな天才も、言葉で表現するのはあまりに億劫なので、ほとんど言わなかった。
難しいことはともかく、普段から薄目で見る癖をつければ自然に分かってくる。
深呼吸しながらだとなおさらだ。
それで、あなたも世界を自在に創造するようになる。
その感覚は、割と早く掴めると思う。
そして、ムンクの絵をよく見ることだ。








ふざけているように感じるが本当に叶う引き寄せ法

インドの聖者ニサルガダッタ・マハラジが言うには、目覚めてから思考が戻ってくるまでが純粋な存在の状態なのだそうだ。
この状態は、他の言い方では、純粋意識状態とか超越状態で、スピリチュアル的には、魂が輝き現れている状態、潜在意識が顕れている状態などと言うだろう。
だが、それは、少しの間・・・普通は一瞬のことだ。
だが、「アラビアのロレンス」で知られるT.E.ロレンスの『知恵の七柱』にあるように、疲れていたりで、目覚めてもなかなか思考が戻らず、上のような超越状態が続くことがあり、そんな時に見る世界は驚異の世界である。

引き寄せの教師達は、そんな超越意識状態の時に、願い事をイメージしたり、祈ったりすれば願いが叶うというが、それは難しい。
願い事のことを考えた途端、その現実的欲望により思考が戻ってきてしまうからだ。

また明日
AIアート455
「また明日」
Kay


だが、イギリスのコリン・ウィルソンもだが、極端に緊張することと弛緩することを繰り返すと、超越状態に近い疑似超越状態に入れることを発見し、その時に、なんらかの方法で願望を潜在意識に送れば叶うと言う者もいる。
しかし、そんな方法は普通はない。
そこでこうすると良いというものがあり、だいたい、それでいける。
息を十分に吸い、腹に力を入れることで呼吸を止める。
どんなふうに腹に力を入れても構わないし、なんなら、腹に力が入ったと思うだけでも良い。
少ししたら息を吐く。
そんな深呼吸を数回繰り返せば、息を止めるごとに超越状態に近くなる。
さあ、その後だ。
馬鹿みたいに簡単で拍子抜けする。
それは薄目をする・・・である。
超越状態が続いているフリをするのである。
身体や心を支配する深い心は、そんなフリに騙される。
深呼吸をしなくても、薄目をするだけでも騙されることもある。
武術の達人が戦う時、まるで眠っているように目を閉じていることがあるが、あれは薄目をして、無敵の超越状態にあると深い心を騙しているのだ。
その状態で願い事を思うのだが、あくまで超越状態にあるフリをしながら思うのが良い。
それには、これはかなり凄い呪術師に教えてもらったが、古めかしい言い方で祈ると、深い心は騙されやすい。
少し古文に馴染むとよい。








人間の目的は本当はこれだった

アニメ『ルパン三世 血の刻印 〜永遠のMermaid〜』の中で、ルパンが次元に尋ねる。
「次元、お前は何のために泥棒をしている?」
それに対し、次元は澄まして、
「美味い酒を飲むためさ」
と即答する。
フィクション、ノンフィクションを問わず、これほど単純に人生の目的を言った例はない。
まあ、どこかの空手家の「地上最強を目指す」みたいな目的は、さすがに信じられないし、実際、調べたら嘘だった。
ラマナ・マハルシは人生唯一の目的は「真我の実現」と言うが、マハルシはある時期に実現したことになっており、その後は、何の目的もなかったことになる。

ただ、もう1つ、分かり易いと思うのが、ウラジミール・ナボコフの小説『ロリータ』の主人公の中年男ハンバート・ハンバートで、彼の人生目的は、自分好みの可愛い少女を性的に享楽することであることは、まあ、間違いあるまい。

ただ、こうやって書いていたら、いろいろ重要なことが浮かんでくる。
イギリスの作家コリン・ウィルソンの人生の目的は、簡単に言えば、「人を元気にする」ことだったのだと思う。
他にも願いはあったのだろうが、彼は、本当に、人生を通じて、これを目指していた。
この目的は首尾よくいったとは言い難いが、彼はこれに関してだけは大真面目で誠実であったのだと思う。

さらに思い出す。
ラマナ・マハルシは、事実上、こう言ったのかもしれない。
「人間の本当の願いはぐっすりと眠ることだ」
そして、ぐっすりと眠ることとの類似点から、『葉隠』の、「武士道とは死ぬことと見つけたり」に至る。
武士に限らない。
人生の目的は死ぬことで、しかも、その死が「良い死」となることだ。
三島由紀夫が『葉隠』を絶賛していたのはなぜか全く知らないが、絶賛すべきものであるのだろう。
まあ、三島由紀夫が「良い死」を得たかどうかは甚だ疑わしいが。

宗教者の、人々を救うといった目的は、言っては悪いが、全部嘘と思って間違いない。
だが、まずいことに、自分ではそれが自分の目的だと思い込んでいる宗教者が多いのだと思う。
なぜ嘘だと断言するのかというと、そんな目的を本当に持っていたら、自覚は出来ないはずだからだ。
本当にそんな目的を持っている者であれば、次元のように、簡単に「美味い酒を飲むことさ」と言うはずだ。
つまり、次元は、自覚の出来ない人生の本当の目的を持っており、それが何かは自分では分からないが、それがあることを知っているのである。
そして、ルパンも同じであることを示唆した。
なかなかの脚本である。

知らない子
AIアート266
「知らない子」
Kay


さて、一部の人々は、『エイリアン・インタビュー』によって目的を得ることが出来る。
このローレンス・スペンサーの著作が事実かどうかに関わりなく、それが正しい目的になる。
その目的とは、古代に、悪の宇宙人が地球に仕掛けたマインド・コントロール装置の支配から逃れることである。
成功したのは、『エイリアン・インタビュー』によれば、固有の人物としては、釈迦、老子、ゾロアスターである。
繰り返すが、『エイリアン・インタビュー』は、そこで語られているお話が事実であるかどうかは分からない。
しかし、事実は人間に理解出来ないほど高度で複雑なので、人間に分かるようなたとえ話にしたと考えても良いと思う。
このお話から導き出される人生の目的が価値あるもので本物であることは保証出来ると思う。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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