ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

コツ

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
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コツは1つ

どんなことでも、コツが分かればうまくいく。
コツは教えることも、教わることも出来る。
コツを知っている人にコツを教われば、たちまちうまくいくのである。
コツを言い換える言葉は、極意、急所、つぼ、秘訣、要(かなめ)などである。

ところで、コツは1つである。
2つあるようなら、それはコツではない。
「大事なことは、これとあれと・・・それにこれ。ああ、これも忘れてはならない」
なんていうのは、コツでも何でもなく、聞くと酷い目に遭う。
「コツは?」
と聞かれて、
「これじゃ」
と静かに言って黙る者は本物である。
ただ、コツを知っている者でも、言葉を並べたがる者が多いので困る。
雑多な部分は、各自で違うのだから、放っておけば良いものを・・・である。
尚、コツを聞かれて黙る者も本物である。
コツを教えたくないか、大事なコツを誤解されるのを恐れてかは分からないが。

物凄くモテる男がいて、ついに、その特技を生かしてNo.1ホストになり、お客さんに外車でもマンションでも買ってもらっている。
コツは、「優しいこと」だそうだ。
自ら一流の投資家であるマックス・ギュンターが、最高と思う投資家にコツを聞いたら、「欲張らない」だった。
有名な経営コンサルタントだった船井幸雄さんは沢山の本を書き、沢山のことを教えてるが、彼の本を読んでいたら、悪いが疲れる。
ところが、彼の本の中に、自分の後継者の社長に、経営の・・・と言うより、人生のコツを教えている場面がある。
それは、「心配しないこと」だ。それで全てうまくいく。
言い換えれば、「安心すること」だ。
つまり、否定形は「心配しない」で、肯定形が「安心する」だ。これはどっちでも良い。お好きな方を。

徳川家康の天下取りのコツは、有名なデルフォイの神託と同じで、「身の程を知れ」だった。
家康は「上を見るな」という言い方も出来ると言ったらしいが、「身の程を知れ」で良いだろう。

私が思うプログラミングのコツは、恐縮ながらアインシュタインの物理学と同じだ。
「出来るだけ簡単に。だが度を越すな」
である。

さて、コツは1つであるから、好きなのを選ぼう。
まとめてみる。

●優しい
by No.1ホスト
●欲張らない
by No.1投資家
●心配しない
by 船井幸雄
●身の程を知る
by 徳川家康&デルフォイの神託
●出来るだけ簡単に。だが度を越すな
by アインシュタイン
●神を信用しろ。だが、ラクダはつないでおけ
by スーフィーの格言

1つ付け加えた。
お一つ、お持ち帰りになるが良い。
まあ、つまるところ、どれも同じである。









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最上のコツ

仕事や芸事などには、コツというものがある。
セールスの仕事、野球のバッティング、戦争、コーヒーの煎れ方・・・上手い下手があるものであれば、全てにコツがある。
そのコツを知れば、名人、達人になれるが、コツを知らずに上級者になることはない。
だが、コツは自分で会得するしかなく、教えることは出来ないと言われることがよくある。
だが本当は、教えるのが下手な名人が多いだけなのだと思う。

あまり好きな人ではないが、船井幸雄氏という、船井総研の創業者である経営コンサルタントがいた。
神とか宇宙人とか超能力といった方面に関してはともかく、極めて優秀な経営者・経営コンサルタントであったことは間違いないだろう。
その船井氏が、船井総研の社長を他の人に譲り、自分は会長になって経営トップから退く時、彼は、新しい社長に、10だったか20だったか忘れたが、経営のコツを書いて渡したようだ。
ところが、当時は電子メールもなかった時代で、新社長は毎日、深夜まで質問のFAX(ファクシミリ)を送ってくるようになった。
それで気がついた船井氏は、新社長に「すまんすまん、前に教えたのは最高のコツじゃなかった」と言って、これも3つだったか5つだったか忘れたが、もっとシンプルなコツを教えたところ、新社長はうまく経営をやれるようになり、FAXを送ってこなくなった。
船井氏でも、コツを教えるのに失敗するのである。
また、船井氏が著書の中で、「人事のコツは、昇格はあっても降格はない(降格してはならない)こと」と書かれていたのを覚えている。

名人や達人であっても、コツを教えたがらない人も少なくないだろう。
達人レスラーだったジョージ・トラゴスは、ルー・テーズにだけはダブルリストロックのコツを教え、テーズは史上最高のプロレスラーになった。
テーズが、トラゴスやレスリングに対する敬意を持っていたから、トラゴスは教えたのだと思われる。
こういうふうに、教わる方にも、教えてもらえるだけのものがなくてはならないのだろう。
そして、やはり、コツは伝授出来るのである。

プログラミングのコツは、プログラミング作法というものを、頭の良い達人プログラマーが書いてくれている。
しかし、本1冊になるということは、最高のコツではないのだろう。
最高のコツというものがあるとすれば、アインシュタインが言ったのだと思うが、「出来るだけシンプルに、だが、度を過ぎないように」で、これは、万事に通用する万能のコツである。
改めて言うと愕然とするほどだが、「出来るだけシンプルに、だが、度を過ぎないように」は、いかなることにおいても、最上最高のコツである。
ただし、人間が理解出来る範囲で言えば・・・であるが、人間が理解出来る範囲においては、これ以上のコツはない。
例えば、ダイエットのコツは「食べ過ぎないこと」と、この上なくシンプルであるが、断食となると、度を過ぎているのである。
念仏がなぜ良いかというと、仏教の最上のコツだからである。
ちなみに、生きることの最上のコツは「心を静かにする」である。
念仏は、心を静かにするための最上のコツである。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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