成功法則のテクニックの中には、凄くピンと来ると感じ、しかもそれが、複数の大物教師達の間で共通に語られていることであり、また、直接言ってはいなくても、信頼ある教師達が同じことを示唆しているのだと思わせるものがある。
それが、「願いが叶った時のための準備をする」だ。
私が最初に、そのテクニックを見たのは、中国出身の女性作家で世界的な自己啓発指導者のチン・ニンチュウの著書『誰でも小さなことで大切な願いがかなえられる』の中だったが、実は、私は、その本を読むより先に、知り合いの国際ビジネスコンサルタントに、「この本にこんなことが書いてある」と教えてもらっていた。
こんな話である。
ハリウッドの大俳優バート・レイノルズが駆け出しの頃、既に大スターだったクリント・イーストウッドに、「成功するまでの間、何をしていたか?」と尋ねたら、イーストウッドは「成功するための準備をしていた」と答えたのだった。
それを聞いて、レイノルズは成功への階段を駆け上ることが出来たという。
しかし、ニンチュウの本では、これだけで、何かは感じるが、ちょっと不親切というものだろう。
だが、最近、度々取り上げる『とんでもなく全開になれば、すべてはうまくいく』の著者である、女性占星術師で神秘家のトーシャ・シルバーが崇拝する、女性画家で自己啓発分野でも極めて著名なフローレンス・スコーヴェル・シンは、このやり方を重視しており、それを、簡単な、分かり易い例で説明している。
例えば、海外旅行に行きたいがお金がない男性がいた。
シンは彼に、旅行カバンを買うことを勧めた。それが、願いが叶った時のための準備になるのは明らかだ。
男が、シンのアドバイス通り、素晴らしい旅行カバンを買うと、その後、彼は、不思議な流れで大金を掴み、実際に旅行に行くことが出来た。
シンは、いつも、このような単純な実例で示してくれるのでありがたい。
そして、シンは、このやり方は、新約聖書の「マタイによる福音書」に書かれていることであると言う。
イエスは、「良いことに備えている者」が願いを叶えると言っていると述べる。
よく知られている、イエスの願いの叶え方は、「既に叶ったと思え」である。
しかし、普通の人は、なかなか「既に叶った」とは思い難い。
けれども、叶った時の準備をするということは、願いが叶ったと思うことを示すに他ならない。
イエスの話は「5人の賢い乙女」の話として知られている。
十人の乙女が花婿を待っていたが、花婿の到着が遅くなり、乙女達が持っているランプの油が切れたが、そのうちの5人は予備の油を持っていたので大丈夫だった。
しかし、残りの5人の愚かな乙女達が油を買いに行っている間に花婿が到着し、賢い5人の乙女達だけが花嫁に迎えられた。
賢い5人の乙女達は、良いことのための準備をし、愚かな乙女達は、その準備を怠ったのである。
吉川英治の創作ではあるが、巌流島で宮本武蔵を迎え撃った佐々木小次郎は、長剣の鞘を投げ捨てた。
その時、武蔵は、
「小次郎破れたり。勝って帰る者が鞘を捨てたりはしない」
と言った。
これは、一般には、武蔵が小次郎を動揺させる作戦と思われているが、それよりも、吉川英治の天才的発想であったから、これほど有名なのだ。
つまり、小次郎は、勝った時の準備を放棄してしまったのである。
一方の武蔵はどうであろう?
小次郎を倒しても、小次郎の仲間がすんなり帰してくれないことを予測し、船を待たせ、勝った後に、その船に乗り込んで引き上げた。
つまり、勝った時の準備が万全であった。
吉川英治、さすが天才である。
それが、「願いが叶った時のための準備をする」だ。
私が最初に、そのテクニックを見たのは、中国出身の女性作家で世界的な自己啓発指導者のチン・ニンチュウの著書『誰でも小さなことで大切な願いがかなえられる』の中だったが、実は、私は、その本を読むより先に、知り合いの国際ビジネスコンサルタントに、「この本にこんなことが書いてある」と教えてもらっていた。
こんな話である。
ハリウッドの大俳優バート・レイノルズが駆け出しの頃、既に大スターだったクリント・イーストウッドに、「成功するまでの間、何をしていたか?」と尋ねたら、イーストウッドは「成功するための準備をしていた」と答えたのだった。
それを聞いて、レイノルズは成功への階段を駆け上ることが出来たという。
しかし、ニンチュウの本では、これだけで、何かは感じるが、ちょっと不親切というものだろう。
だが、最近、度々取り上げる『とんでもなく全開になれば、すべてはうまくいく』の著者である、女性占星術師で神秘家のトーシャ・シルバーが崇拝する、女性画家で自己啓発分野でも極めて著名なフローレンス・スコーヴェル・シンは、このやり方を重視しており、それを、簡単な、分かり易い例で説明している。
例えば、海外旅行に行きたいがお金がない男性がいた。
シンは彼に、旅行カバンを買うことを勧めた。それが、願いが叶った時のための準備になるのは明らかだ。
男が、シンのアドバイス通り、素晴らしい旅行カバンを買うと、その後、彼は、不思議な流れで大金を掴み、実際に旅行に行くことが出来た。
シンは、いつも、このような単純な実例で示してくれるのでありがたい。
そして、シンは、このやり方は、新約聖書の「マタイによる福音書」に書かれていることであると言う。
イエスは、「良いことに備えている者」が願いを叶えると言っていると述べる。
よく知られている、イエスの願いの叶え方は、「既に叶ったと思え」である。
しかし、普通の人は、なかなか「既に叶った」とは思い難い。
けれども、叶った時の準備をするということは、願いが叶ったと思うことを示すに他ならない。
イエスの話は「5人の賢い乙女」の話として知られている。
十人の乙女が花婿を待っていたが、花婿の到着が遅くなり、乙女達が持っているランプの油が切れたが、そのうちの5人は予備の油を持っていたので大丈夫だった。
しかし、残りの5人の愚かな乙女達が油を買いに行っている間に花婿が到着し、賢い5人の乙女達だけが花嫁に迎えられた。
賢い5人の乙女達は、良いことのための準備をし、愚かな乙女達は、その準備を怠ったのである。
吉川英治の創作ではあるが、巌流島で宮本武蔵を迎え撃った佐々木小次郎は、長剣の鞘を投げ捨てた。
その時、武蔵は、
「小次郎破れたり。勝って帰る者が鞘を捨てたりはしない」
と言った。
これは、一般には、武蔵が小次郎を動揺させる作戦と思われているが、それよりも、吉川英治の天才的発想であったから、これほど有名なのだ。
つまり、小次郎は、勝った時の準備を放棄してしまったのである。
一方の武蔵はどうであろう?
小次郎を倒しても、小次郎の仲間がすんなり帰してくれないことを予測し、船を待たせ、勝った後に、その船に乗り込んで引き上げた。
つまり、勝った時の準備が万全であった。
吉川英治、さすが天才である。

