ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

ガンマン心得十ヶ条

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

2ストライクに追い込まれてこそ強いのが一流のバッター

親に堪え性がなく、いつも急かされていた者は可哀想だ。
セカセカする癖がついた者は、能力の半分も発揮出来ない。いや、1/10以下かもしれない。
そんな親は、自己中心的で、実は、可愛いのは自分だけで、子供に対する愛情などなかったのだ。
赤か青のどちらかのボタンを押したら爆発する時だって、その親は、自分に被害がない場合は、子供に、「どっちでもいいからさっさと押しなさい!」と強要するのだ。

まあ、過ぎたことをとやかく言っても仕方がない。
あなたは落ち着いて、じっくりやることを身につけなければならない。
気持ちを込めて、丁寧にやるのだ。
毎日、飽きもせず、長時間、素振りをする一流の野球選手を見ると、1回1回、実に「気を入れて」、じっくり、丁寧に振っていることが分かる。
だが、三流以下にしかなれない者は、セカセカとせわしなく振るのである。
犬だって、じっくり、丁寧に、気を入れて頭を撫でてくれる人になつくのである。

学校の試験だって、名前を丁寧に書かない子は、採点するまでもなく成績が悪い。
傘を丁寧にたたまない、あるいは、たたむべき場所でたたみもしない者は、能力が低く、信用が出来ない。
初音ミクさんのライブでペンライトを振るのだって、素晴らしい青年や少女は、決してセカセカ振らず、1回1回、じっくり振るのである。

ジュリアーノ・ジェンマ主演のイタリア映画『怒りの荒野』で、流れ者の凄腕ガンマン、タルビーが、スコットに教えた「ガンマン心得十ヶ条(ガンマン十戒)」の中でも、「教訓の六」こそ、勝負の真髄である。
「教訓の六。危険な時ほどよく狙え(6th lesson. Right put it, right time, well aimed.)」
これは、なかなかの名訳と思う。
英語の一語一語に深い思いが込められていて、直訳では精髄が伝わらないが、つまりは、この訳の通りなのである。
一流のバッターは、2ストライクに追い込まれてからが強い。
そんな時こそ、よく狙って打つからだ。それには、普段の、丁寧な素振りが生きているのである。

腕振り運動でも、スクワットでも、腕立て伏せでも、セカセカ回数を稼ぐのではなく、1回1回、何かを確認するように、じっくり丁寧にやるようにすれば、自ずと、適切な所作が身につくだろう。
だが、相撲や剣道の「蹲踞(そんきょ)の姿勢」が最も良い。
あれは、丁寧にやらないと、バランスを崩してグラグラしたり、最悪、転ぶ。
あれを、すっと素早くやれるようになったら、心身共、かなりのものになっている。
だから、時間を見つけては、蹲踞の姿勢をとり、10秒ほど静止する練習をすると良いと思う。









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ゆっくり丁寧に

焦(あせ)るということには、何も良いところがない。
一方、落ち着けば、全てがうまくいく。

映画『怒りの荒野』の有名な「ガンマン十戒(ガンマン心得十ヶ条)」の6番は「危険な時ほどよく狙え」であるが、もちろん、危険でなくてもよく狙わなければならない。
平時によく狙わない者が、危険な時によく狙えるはずがない。
よって、いつでもよく狙わなくてはならない。
そして、よく狙うとは、やはり、落ち着いて狙うということだ。

焦り過ぎると大抵のことは失敗するという。
だが、本質的には、焦ると全て失敗する。
失敗したければ焦ると良い。
失敗したくなければ、焦ってはならない。

急がば回れと言う。
焦って回らずに行くと、落とし穴に落ちてしまう。
落ち着けば、回れば良いことが見えてくる。

落ち着くとは、丁寧にやるということで、丁寧にやるためには、ゆっくりやらないといけない。
「ゆっくりやっている暇はない。速くやれ」とよく言われてきたと思うが、落ち着いて丁寧にやった方が、結局は断然速いのである。

酒は百薬の長とか。
落ち着いて、丁寧に、ゆっくり飲む酒はそうである。
だが、焦って、せかせか飲む酒は毒でしかない。
タバコですら、丁寧にゆっくり吸えば身体に良いくらいだ。
ゆっくり丁寧にやる悪いことは、焦ってせかせかやる善行より優れているものである。

丁寧にやるとは、味わいながらやるということだ。
腕振り運動やスクワットも、1回1回、味わいながらゆっくりやれば、最大の効果が得られるが、あせってせかせかやると、効果がないばかりか、身体を痛めてしまう危険すらある。
プロスポーツ選手が練習中に身体を痛めるのだって、落ち着きがないからなのだ。

いかなる願いも、必要なことは全て自発的に行う決意を持てば叶う。
決意も、ゆっくり、丁寧に、味わうべきものだ。
決意ほど美味しいものはないのだから。
決意は、心で儀式を行うように、落ち着いて、深く、静かに、丁寧に、ゆっくりやらなければならない。
そもそも、儀式とは、決意を固めるために行うものなのだ。

そして、自分そのものが、落ち着き、丁寧で、繊細であるめたには、呼吸を丁寧にゆっくり行うことを、普段からやっておくだけで良い。
丁寧にゆっくり呼吸する者を、宇宙も丁重に扱ってくれることだろう。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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