ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

オバマ

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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あなた誰?

アメリカのオバマ前大統領のキャッチフレーズは「チェンジ」と「イエス・ウイ・キャン」だった。
現大統領のトランプは「アメリカ・ファースト」だが、大統領演説の中の「主権をワシントンから国民に返す」が本当に重要なことだろう。
言ってみれば「国民ファースト」である。
トランプは、ツイッターのフォロワー数が政治家で世界一だと思うが、ツイッターで大統領になったことが、国民ファーストを示している。
これまでは、一部のエリートがマスコミと共謀して社会を動かしていたが、これからは、インターネットのコミュニケーションによって国民が社会を動かすことになる。

ところで、オバマの「チェンジ」は、そのままでは、「変えろ」ということになるが、何を変えるのかが分からない。
「いろんな意味」と言えばその通りなのだし、オバマの意図は知らないが、「チェンジ・ミー」と考えるべきだろう。
日本語でも「自分を変える」なんてよく言うが、「自分を変える」ということは、もっとよく考えた方が良い。
「自分を変える」とは、「自分の一部を変える」ことではなく、「自分を全部変える」ということである。
自分を全部変えても、部分的には、以前の自分と似たような部分もあるかもしれないが、それはたまたまである。
つまり、「チェンジ・ミー」とは、「今までの自分を終らせ、新しい自分を始める」と言うことだ。
あるいは、「自分を滅ぼし、新たに構築する」とも言える。
それは、イエスが言った「いったん死んで新たに生きる」ということで、それが、十字架の復活に示されるキリスト教の本質なのだと思う。現在のキリスト教は、それをすっかり失くしているかもしれないがね。

「変わったね」と言われたら、それは、自分の一部が変わったということではなく、全体が変わったから、そう言われるのだろう。
つまり、以前の自分とは別人なのである。
人間は、魂は変わらないのかもしれないが、現出する姿は変わる。
ならば、以前の自分とはおさらばして、新しい自分をスタートさせよう。
復活後のイエスは、彼と親しかった人達さえ、彼がイエスとは分からなかった。
そのくらい変わった。
本当に、これがキリスト教の意義なのである。
「変わろう」ではなく、「変わった」と、自分で言うのだ。
昔の知り合いに、当時と同じような態度を取られるようでは駄目かもしれない。
いつも会っている人達さえ、初めて会う人であるように、そして、丁重に扱われる。ある意味では恐れられる。
そんなふうでなければならない。
「変わった」と言って、瞬間に過去の自分を消し去り、新しい自分を誕生させることである。









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高級料理で心が豊かになったりはしない

私は、世間に疎(うと)いという面はあるかもしれない。
今日は、可愛い甥っ子が来てくれたので、高級焼肉店に連れて行った。
私は、普段はベジタリアンなのだが、会食の時は何でも食べる。
それで、ビーフロースやフォアグラなど食べたのだが、美味しかったと思うが、シェフの技の方が見ていて面白かった。
そして、店を出て、駅まで1km程度なので、甥っ子と歩いたが、安さを売り物にする寿司屋やレストランが非常に多いことに気付く。
私が入った店は、客がほとんどいなかった。決して安いとは言えない店だ。有体に言えば高いのだろう。
ところで、その店で、少しお客さんを、失礼がない程度に眺めると、何だか懐かしい感じがした。
実は私は、若い頃は、どういう訳か、社長さんの友達しかおらず、皆、金持ちだった。
店の客の雰囲気が、あの頃、付き合っていた社長さんらとそっくりで、皆、間違いなく、裕福な人達だと分かる。
誰も立派な服なんか着ていないが、それはつまり、こんな店で食事をするのが普通なのだということで、実際、その人達は、この店に馴染んでいるようだった。
別に、一見さんお断りという固い店でもなく、私達も温かいサービスを受けたが、やっぱり私は不慣れな感じだった。

心を貧しくしないために、さらには、心を豊かにするために、たまには高級な店で食事をしろといった話を聞いたことがあると思う。
しかし、無理してまで、高級な店で食事をする必要もない。
金があっても、育ちが貧しいと、確かに最初のうちは、そんな店では落ち着かないと思う。
しかし、何度か行けば、すぐに馴染む。
だが、それで心が豊かになったという訳ではない。
まして、懐が寂しいのに、そんな店で食事をしても、絶対に何の益もないと思う。

私は、高級な店には、好んで行かず、さりとて、拒まずだ。
今日は、単に可愛い甥っ子に美味しいものを食べさせてやりたかっただけだ。
他の店が美味しいかどうか分からないが、その店は、以前に行ったことがあったので、間違いないと思った・・・それだけである。
そして、そんな理由でもなければ、ましてや、一人でそんな店に行くことは、まずないだろう。
ただし、私と同じようにすることを薦める気も全くない。
私が、高級な店で食事をしない理由を言わなかったが、単に、時間がかかるからだ。
他に理由はない。
ただ、金に余裕がないのに、「心を豊かにするため」といった、有り得ない効果を狙って、高級な店に行くことは、全く奨めない。
そんな店で毎日食事をする程度の金は、誰でも簡単に出来ると思う。
しかし、普段は質素な食事をするメリットが非常に大きい。
オバマ大統領だって、特に理由がなければ、毎晩、サーモンとブロッコリーとライスしか食べないという。
本当かどうか確認した訳ではないが、私が今も保管している『ニューズウイーク日本版』2008年11月12日号にそう書いてある。
この年の11月4日に、オバマは大統領になったのである。
ということは、オバマの任期が、改めて、後1年であると分かる。
長い7年だったと思う。
オバマ大統領の愛読書の1つ、『自己信頼』、アイゼンハワー、レーガンらの愛読書『積極的考え方の力』、ヘンリー・フォードの愛読書のトラインの著作、ビル・ゲイツが愛読していたという噂があるらしい『ザ・マスター・キー』をご紹介しておく。
それぞれに、参考になる本と思う。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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