ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

エントロピー

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

若返る原理と秘策

いつまも若く見えるのはどんな人かというと、いろいろあるだろうが、高確率なのはボンボン(裕福な家庭で甘やかされて育った男子)だろう。
ボンボンは、本当に若いうちは幼くさえ見え、苦労を知らないうちは、いつまでも若い。
なぜ若いのかというと、ストレスがないからだ。
女子の場合は、甘やかされていても案外にストレスが多いので、若さを失うことが多いが、おっとりした性格の場合は、ストレスが少なく、やはり若い。
人間は苦労をすると老ける。よって、なるべく苦労はしないに限る。

肉体的老化は、ストレスの中でも、酸化ストレスの影響が大きいと言われる。
新しいうちは金ぴかの銅貨(10円硬貨等)が、酸化して茶色くなっていくようなものだ。
食品ではカテキンを含むものが抗酸化作用があり、緑茶、ココア、赤ワイン、チョコレートあたりが良いらしい。
砂糖は、体内で酸化を起こし易いので、甘いものは老け易いが、黒砂糖はポリフェノールという抗酸化物質が含まれ、酸化を防ぐ。

以上のことは、普通によく言われることだ。
その中でも、やはり食物よりも、苦労せず、ストレスを溜めない方が重要だ。
しかし、なぜストレスが駄目かと考えると、さらに効果的なことがある。
それがエントロピーというものだが、別に難しいことではない。
エントロピーとは「無秩序さ」のことで、無秩序とは広がることだ。
たとえば、氷が解けて水になるとか、水に落としたインクが広がるといったものだ。
熱いコーヒーは熱が集まっているが、時間が経つと、熱は外に広がって、コーヒーは外気温と同じになる。
無秩序に、広がることを、「エントロピーが増大した」と言う。
ストレスというのは、意識に秩序がないこと、つまり、意識が集まっておらず、外に広がることだ。
だから、自分の呼吸に集中して意識を秩序ある集まった状態にし、外に向かわさなければ、エントロピーが減少して若返る。

「筋トレで身体を引き締める」と言うように、筋トレは身体の組織を秩序ある状態にすることで若々しくなる。逆に、身体を緩ませてばかりだと、身体組織が広がって無秩序になり老化する。
だが、過度な運動は、かえって身体組織を無秩序にしたり、酸化させたり、そもそも、ストレスになる。
運動し過ぎた人が老けているのはそのためである。
ちゃんとした歩き方で歩くことは、身体組織を秩序化するので、よく歩く人はやはり若い。

プランクという簡単な運動は、全身の筋肉の6割を刺激して引き締め、無秩序化を防ぐための新陳代謝まで高めるので、若返り効果が大きい。
しかも、一般の筋トレより長く適度に身体に意識を集中するので、精神的にも若返る。
ストレスになるほど長時間やってはいけないだろうが、身体というのは、ある程度の苦しさは、むしろストレスより集中になる。
だから、ある程度苦しい運動の後、ニコニコするのである。
それに、ある程度の苦しさを耐えて解放された時の気分を充実感と言うが、充実とは中身が満ちるという意味で、エネルギーが外に広がることの反対で内に集まるのである。
プランクは最高クラスの若返り運動で、ちょっと苦しいと思う範囲でやれば効果的だ。
私の場合、今は5分でちょっと苦しいと感じるが、それは半年に渡って鍛えたからで、地道に楽にやれる時間を伸ばしていくと、効果も高くなる。
筋トレマニアでも、プランクは嫌いと言う人は多いが、そんな人は割と老けていると思う。
また、極端に長時間のプランクをやって強いストレスを溜めていると、やはり老けるのではないかと思う。
いろいろな意味で、プランクはまさに最強トレーニングと感じるので、私は半年前から毎日欠かさず行っている。
脚を上げたり、腰をくねらせたりといった変なことをせず、普通にやることがエントロピーを減少させ、最もエネルギーを高め若返ると思う。
エントロピーや時間に関する面白い書籍を紹介しておく。若返りの役にも立つと思う。

◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)新装版 マックスウェルの悪魔(都筑 卓司)
(2)モモ(ミヒャエル・エンデ)
(3)不思議の国のトムキンス[復刻版] (ジョージ・ガモフ)

時の彼方
AIアート2359
「時の彼方」
Kay

この世の全ては「秩序」で語れる

WIRED(ワイアード)という、アメリカの優れたIT雑誌があり、その創刊者のケヴィン・ケリーは高い見識と深い洞察力のある人で、沢山の世界的な著書があり、TEDでも何度も講演している。
そのケリーが2016年に出した『インターネットの先に来るもの』という本の中でケリーは、
「60年もかかったが、私は最近になってやっとある啓示を得た」
と書いている。
その内容が大変素晴らしいと思ったのに、私は、その内容をすっかり忘れていて思い出せなかった。
何が書いてあったのだろう?
思い出せないほど難しいことか?
そうではなかった。
とてもシンプルなことだった。
では、なぜ私が覚えていなかったのかというと、その「啓示」の事例が長過ぎるのだが、いちいち良い内容なので、「啓示」だけを覚えておく訳にいかなくなり、結果、全部忘れたのだ(笑)。
そこで、その「啓示」だけ書いてみる。
2通りの書き方をしているが、最初の書き方は、やや難しい。
「どんなものも例外なく、そのままの形を維持するためには、付加的なエネルギーや秩序が必要だということだ」
解るけど、ややこしい。
そこで、2つ目の書き方を見る。
「存在するということは、主にメンテナンスをするということなのだ」
こちらはシンプルで良い。
しかし、いずれも、これらの言葉だけで真意を理解出来ないので、ケリーは、そのことについての実際の話をするのだが、それが、難しくはないが、気取り過ぎに思える。
そして、ケリーが「啓示」と言うほど重要なことでも、実感し難い世の中になっていることに気付く。

今の・・・と言うより、随分前からだが、自動車は、オーナーがほとんど手をかける必要がない。
法定点検の時に、ちゃんと点検を受ければ、ずっと良い状態で乗れる。
しかし、点検を受けずにいたら故障が起こる可能性が高くなる。
この点検が、ケリーの啓示の中にある、「付加的なエネルギーや秩序」であり、「メンテナンス」なのだ。
だが、テレビやスマートフォンとなると、買ってから、買い替えるまで、自分でメンテナンスをしたことがなく、メンテナンスサービスを受けることも滅多にない。
とはいえ、本当は、時間と共に劣化しているのだから、故障の可能性は実際には、高くなり続けている。

なぜ、機械が時間と共に故障する可能性が高まるかというと、この世界は、秩序から無秩序に向かう世界だからだ。
これを、熱力学の第二法則とか、エントロピーの法則として覚えている人もいると思うが、ウィキペディアを見ると、これらを馬鹿馬鹿しいほど難しい言葉で説明している。
まあ、「秩序」って言葉を使う時点で一般的でないかもしれない。
そこで、人間の身体と年齢の関係で、ちょっと説明する。
若い間は、多少食べ過ぎたり、あまり運動をしなくても、すらりとしたスタイルを維持し易く、体力も衰えない。
これを、身体の秩序を維持する能力が高く、メンテナンスがあまり必要ないと言う。
しかし、年齢と共に、太り易くなり、放っておくと腹が出るし、体力も落ちる。
つまり、年齢と共に、身体の秩序を維持する能力が低下するので、秩序を維持するために、メンテナンスが必要になる。
要するに、食の節制や、運動をしないと、身体がどんどん悪くなるのだ。

もっと簡単な例で言えば、熱いコーヒーを入れても、それが醒めてくるのは、熱という秩序が無秩序になっていくからだ。
テスト前に頭に詰め込んだことを、時と共に忘れていくのも、記憶の無秩序化である。
そして、こんなことがこの世の全てに当てはまることを、ケリーは「強く実感した」ということなのだ。
そんなことに60年もかかったのだが、これは、あまりに重要なことだ。

秩序ある人間の部屋は片付いている。
だから、部屋が散らかった人間は能力が低く、大したことは出来ない。
会社でも、机の上や引き出しの中が整っていない人間は、絶対に仕事が出来ない。
部長や課長の机が散らかっていたら、その部や課は会社のお荷物であると言って差し支えない。
こんなふうに、ケリーの啓示は、あらゆることに適用出来る。

上でも述べたが、人間の身体は、時間と共に秩序を失うので、40歳になっても20歳の身体をしている人は、秩序を与えるために、かなりのメンテナンスをしている。
そんな人は有能だ。
芸能界でいえば、東山紀之さんやGACKTさんがそうだろう。
特に女性芸能人で目立ってしまうが、年齢と共に容貌が衰えることを「劣化する」とか悪い言い方をするが、何が劣化するのかというと、正しくは「秩序」なのである。
メンテナンスすることで、秩序の崩壊速度を抑えることは出来ても、止めることは出来ない。
まして、逆転させる・・・つまり、若返ることは、神でもなければ不可能だ。

この世界が、秩序が低下する世界であることを知っておけば、いろいろ有利なのである。
つまり、正しい努力とは、秩序を向上させることであることが分かる。
この世の全ては秩序で語れる。
そして、秩序を向上させるものは、生命力と神であることが分かる。
本日は、ここまで。
今後、どんどん分かり易く話そうと思う。
これほど重要なことはない。
尚、アニメで、秩序(エントロピーの法則)をうまく表現しているのは『キャシャーン sins』だ。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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